服を断捨離するコツ。1年着ない服はずっと着ないので捨てよう
Date:2018.07.03
収入に余裕があるときや、お店で一目惚れした服を見つけたときなど…ついつい手持ちの服を増やしてしまいますよね。
服が増え続けると収納できるスペースが狭くなってしまいますし、浪費の原因にもなります。ですから、要らない服は捨ててしまうに限るのです。
とは言え、服を捨てるのって勇気が要ることですよね。この記事では、服を断捨離するコツについてご説明していきます。家にもう着ない服が溜まっていると言う人は、これを機に思い切って断捨離してしまいましょう。
この記事の目次
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断捨離の下準備。まず最初にやるべきこと
服を断捨離すると言っても、何から始めたら良いのか分からない人も多いかと思います。まずは服を断捨離するにあたって、最初にやっておきたい下準備を見ていきましょう。
どんな服を残すのか決める
どんな服を残し、どんな服を捨てるか…それを決める大きな要因になるのが、着る本人の趣味です。まずは断捨離の前に、
- どんな服が好きで着たいのか
- どんな服が似合うと思うのか
- どんなイメージでいきたいのか
をあらかじめ決めておきましょう。
残しておくべき服のイメージが掴めたら、後はそれ以外のものに的を絞って捨てていくだけです。
残しておいても着ないような服は捨ててしまうべき。漠然としたイメージで断捨離を始めずに、まずは捨てる服と残す服のイメージを決めておきましょう。
持っている服を全部見ておく
タンスやクローゼットに入っている服の一つ一つに目を通しておきましょう。時間や場所に余裕があるのであれば、全部を一か所に出してみるのもおすすめ。
自分が持っている服を把握することで初めて、「残しておくべき服」とそうでない服の優先順位がつけられるのです。
また、中には持っていることすら忘れていた服もあるはず。存在を忘れるような服であれば、捨てても何ら問題はありませんよね。自分が持っている服を全部把握するだけでも、断捨離のスタートがスムーズになりますよ。
どんな服を捨てていく?断捨離時の捨てる服の決め方
「この服はデザインが好きだから…」「この服には思い入れがあるから…」こんな理由でなかなか断捨離が進められない人も多いのではないでしょうか?「いつか着るかも」と取っておいた服もあるでしょう。
服の断捨離をするときは、「捨てるor捨てない」の境界線を決めておくのがおすすめ。どんな服なら捨てるのか、そのボーダーとなる基準は次の通り。
1年着ていない服は二度と着ない
持っている服を見てみると、丸1年以上も着ていない服があることでしょう。「今年は着なかっただけ」「来年は着るかもしれない」そんな風に思って取っておく服もあるかもしれません。
ですが、1年間も着ていなかった服はほぼ二度と着ることはありません。時が経つほど流行も体型も趣味も変わり、着る機会は失われていくばかりです。
冠婚葬祭などで着る服を除いて、1年以上着ていない服は捨てる候補にしておきましょう。
その服を「着たい」と思うか
実はそんなに趣味ではない服を持っていること、きっと多くの人にあるでしょう。セールで安かったから買っただけ、人から貰ったから持っているだけ…。また、その当時の流行に乗せられて買っただけの服もあるはず。
持っている服を見てみて、「着たいかどうか」を自分の胸に問いかけてみましょう。着たいと思うのなら取っておけば良いし、「そこまで着たいわけでも…」とあまり気乗りしないようなら捨ててしまってOK。
買った当時と趣味が変わったということもあるでしょうから、必ず「別にもう着たくはないな」と思える服は出てきますよ。
サイズや機能性の問題はないか
どんなに好きなデザインの服だったとしても、物理的に着られない服であれば持っていても意味がありません。
- サイズがもう合わなくなっている
- ボタンやフック、ファスナーなどが取れている
- 糸のほつれや穴がある
- もう落ちないシミや汚れがある
こんな服は流石に着られませんよね。残念ですが捨てる他ありません。
ちょっと怪しいなと思う服は、一度実際に着てみるのが吉。実際に着てみると、パッと見ただけでは分からないような汚れ、ほころびに気づけます。
「好き」という理由だけで何年も取っておいたような服は、一度着てみてサイズや機能性をしっかり確認してみてくださいね。
実際に着た回数を思い出す
今手元にある服を見て、実際に着たことがあるか、何回くらい着たことがあるのかをよく思い出してみてください。
買ってから1度、2度しか着ていないような服であれば、今後もそんなに頻繁に着ることはありません。「買ったから1度くらい着ておこう」くらいの気持ちで数回しか着なかった服は、残しておいてもあまり意味はないのです。
買ったばかりの服は除外ですが、それ以外で長いこと残しているのに数回しか着なかった服はもう手放してしまいましょう。
実際に似合うかどうか
どんなに好きな服でも、似合うor似合わないは人それぞれです。似合わない服を持ち続けていても着る機会は少ないですし、似合う服を着た方が本人の魅力はアップします。
試しに1度、鏡の前で着てみましょう。それをみてもし「似合わないな」とげんなりするようであれば、手放す候補に入れてください。
色やデザイン、露出度などをよくチェックして決めていきましょう。着てみると案外露出が多い服もありますし、逆に「似合わない」と思っていた服でも、着てみると意外と馴染むことだってありますよ。
似たような服がないか
手持ちの服を見渡してみると、似たようなデザイン・柄・色の服が何着か見つかりませんか?「これは被ってるな」「同じようなやつが何着もある」と感じるものがあれば、思い切って断捨離しましょう。
似ている服は何着も要りませんし、「似たものを買うクセがある」と自覚できないと、今後もまた似た服をたくさん買い込んでしまいます。
似た服の中で最も着心地の良いものやお気に入りのものを1着だけ残したら、後の似た服たちは処分してしまってください。
やっぱり愛着があって捨てられない?断捨離時のコツ
「捨てるぞ!」と決めても、いざ服を手にしてみると「やっぱりもったいないかも」と思いとどまってしまうこと…よくあることです。
ですが、ここで思いとどまってしまえば断捨離は永遠にできません。愛着や未練を振り切って服を手放すための、断捨離時のちょっとしたコツをご紹介していきます。
写真に撮って残しておく
もしも愛着のある服や、デザインが好きで捨てにくくなっている服があれば、写真に残しておきましょう。服だけの写真を撮るのでも良いですし、実際に着てみた写真を撮っておくのもおすすめ。
着ない服を眺めるだけの目的で取っておくなら、写真に残して眺めるだけでも同じことです。写真ならいつでも見返せますし、データ形式なのでスペースを取ることもありませんよね。
捨てるのが惜しい服は、写真撮影会をして別れの挨拶としましょう。
寄付する・リサイクルに出す
服を捨てることに抵抗がある人は、寄付に出してみてはいかがでしょうか?古着の回収業者に頼むこともできますし、普通の服屋さんでも古着を回収してくれることがありますよ。
衣料店によっては、古着回収に服を出すことで割引クーポンを貰えることもあります。
また、以下のようなサービスに着なくなった衣類を寄付することで、世界中の子どもたちに向けた社会貢献ができますよ。
- 日本救援衣料センター
- グッドネーバーズ・ジャパン
- 古着deワクチン
思い入れのある服だと、ただ捨てるだけなのは忍びないですよね。「何かに役立てて欲しい」と言うときは、古着の回収や寄付に出してみるのもおすすめですよ。
誰かに売ってお金に変える
あまり価値が内容に思う人もいるかもしれませんが、実は古着って意外と需要があるのです。古くてもブランド物なら欲しがる人がいるかもしれませんし、デザインを気に入ってくれる人がいるかもしれません。
- 古着屋さんに査定に出す
- フリマアプリで出品する
- 地元のフリーマーケットで出店する
など、古着を売りに出してみてはいかがでしょうか?
誰かに譲る形なら、自分の手元から離れただけでその服は今後も活躍し続けます。捨てることに抵抗のある人なら、手放しやすい方法ではないでしょうか?
服を売ってちょっとお小遣いが手に入れば、「断捨離した甲斐があった」とポジティブに考えられますよ。
断捨離後は服の買い方にも気を付けて
着ない服・要らない服を捨てたらそれで終わり…というわけではありません。どんなに服を捨てたとしても、その後でまた新たに服を溜め込んでは意味がないのです。
断捨離をした後は、今後要らない服を増やさないために、服の買い方を見直していきましょう。
一着買ったら一着捨てる
服が溜まってしまうのは、買ってばかりいて全然捨てていないからです。断捨離後はその教訓を活かして、「買ったら捨てる」を心がけてみてください。
シャツを買ったらシャツを、スカートを買ったらスカートを…と言ったように、新しい1着を迎えたら古い1着を手放していきましょう。
このルールを決めておけば服がむやみに増えることはなくなりますし、「1着捨てることが前提」になるため新しい服を衝動買いすることもなくなります。
1シーズンごとに服を見直す
季節の変わり目には衣替えをしますよね。この時期に、衣替えと一緒に手持ちの服を見直す習慣もつけておきましょう。
この季節で着なかった服は次の季節で着るのかどうか、この季節ですでに廃れた流行物の服はないかをよくチェックしてみてください。
人によっては1シーズンで体型が変化することもあるでしょう。「1年間着なかったものを捨てる」と前述しましたが、1シーズン着なかった服を捨てるのでもOKですよ。
外から見えやすいように収納
タンスやクローゼットには、どのようにして服を仕舞っていますか?上から重ねていくよりも、本棚のように服の一部が見える形で並べていくのがおすすめです。
タンスやクローゼットを開けたときに、一目でどんな服を持っているのかが分かるように収納していきましょう。
ハンガーにかけておくのも良いですね。自分がどんな服を持っているのかを自覚しやすくなれば、似たような服を新しく買う心配はなくなります。服を取り出しやすくなるというメリットも出てきますよ。
服の断捨離でコスト・スペースの節約。必要なのは少量
実は1シーズンに必要な服は、20~30着とされています。夏物と冬物で合計するなら、合計で40~60着で事足りる…ということになりますね。ところが成人女性が持っている服の平均枚数は、約200~300着。ちょっと多すます…。
服が少ないと一見不便に思えるかもしれませんが、衣類代の節約になったり、収納スペースが減ったり…むしろメリットだらけです。
「少ししか服を持たない」ということは、「常に古い服と新しい服を入れ替える」ということを意味します。どうせなら、古い服を着続けるよりは新しい服を着ていたいものです。
服の断捨離を習慣づけて、いつでも身軽に新しいファッションを楽しみましょう。服は少なくても着回しや組み合わせ次第では、十分素敵な着こなしができますよ。
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