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後悔しない生き方をするための呪文「今日が最後」の唱え方

Date:2018.10.11

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後悔しない生き方をするための呪文「今日が最後」の唱え方|女性の美学
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あなたの毎日は充実していますか?あなたは自分の生き方に納得していますか?

たった一度の人生です。後悔しない生き方を、充実した人生を送りたいものですが、実際には、時間に追われたり、怠け心が勝ったり、モチベーションを維持できなかったりで、思うような人生を送ることができていない人も多いはず。

私も実はそのひとりです。中途半端な意志の強さしか持ち合わせていない、私の人生は当然ながら中途半端。でも、諦めが悪いので自分の人生がこのままでよいとは思えずに、あがき続けています!

そんな私が目標を見失ったとき、やる気をなくしたとき、道に迷ったときに唱える言葉が「今日が最後」です。今日が最後だと思って生きようという考え方ですが、この「最後」には2つの意味が存在します。

悔いのない生き方をするためのカギとなる「今日が最後」という言葉の、2つの意味と考え方について紹介したいと思います。


「今日が最後」と唱えるときに考えるべき2つの「最後」

「今日が最後」と唱えるとき、心に浮かぶのは異なる視点から見る2つの「最後」です。

  • 今日が自分の人生「最後」の日
  • 今日の私がみんなの記憶に残る「最後」の姿

ひとつ目は、今日が最後だと思って生きよう、今日で人生が終わっても悔いのないように生きよう、毎日を、一瞬一瞬を全力で生きようという考え方です。

もうひとつは、人生を終える瞬間の自分ではなく、残された人たちの記憶の中に生き続ける自分に着目したもの。

今日が人生最後の日なら、今日の私がみんなの目に映る最後の姿なのだということ。みんなの記憶の中にどんな自分を残したいのかを考える、そういう視点もあるのだと、私自身、最近になって気づきました。

自分の気持ちに焦点を当てるのか、残された人の心に焦点を当てるのか。どちらが心に響くのかは人それぞれですが、この2つの「最後」を意識することによって、人生をいかに悔いなく生きるかを考えてみましょう。

今日が自分の人生最後の日…「今日が最後」の唱え方

もし今日で人生が終わってしまっても、明日が2度と来なくても、悔いのないように今日を生きよう。そう考えるための「今日が最後」という呪文は、毎日唱える必要はありません。また、この呪文自体を必要としない人もいます。

「今日が人生最後の日」と唱える必要がある人・ない人

何がそんなにあなたの心を駆り立てるの?と思うほど、あれもしなきゃ!これもするぞ!と毎日をいっぱいいっぱいな感じで生きている人もいますが、もともと頑張り屋な人や生き急いでいるような人には、この呪文は必要ありません。

「今日が人生最後の日」そう言って自分に向き合う必要があるのは、

  • 仕事や家事・育児に追われて自分のことを後回しにしてしまう人
  • 怠け癖がついていて、やりたいことがあるのについダラダラしてしまう人
  • 心の中が乱雑で、生きる道筋を見失っている人
  • 年末が来ると「あー!また何もしないうちに1年が過ぎてしまった!」と嘆く人
  • やらなきゃと思いつつ何年も放置していることがある人

など。自分の生き方について、自分自身が納得していない人です。生きたいように生きられていないようなモヤモヤした気持ちを抱えている人です。

「明日でいいか」「そのうちね」そう思ったときが唱えどき!

「明日でいいか」「そのうちね」そうやって先送りにしている案件はありませんか?やるべきことがあるのに先送りにしてしまう人は、「今日が最後」と唱えてみて。「今日が最後でも、やらないまま終わるの?」と自分の心に聞いてみて。

明日は来ないかもしれない、そのうちなど永遠にやって来ないかもしれない。そう考えたときに、先送りにしたその案件は諦めがつくことですか?

「いつかは、どうしてもやらなければ!」そう思うことであれば、今日できることであれば、今日のうちに。

できないままに終わっても「まあ、いいか」ですむ案件ならば、先送りではなく「やらない」と結論付けることも検討してみては?

ToDoリストが蓄積されれば、ストレスも溜まっていきます。自分の人生に焦りを感じたり、ちゃんとできない自分に不満を感じたり、自信をなくしたりしてよくありません。

何度も先送りしているようなことなら、もうリストから外すことを考えましょう!

やりたいことが後回しに!そんなときも唱えどき!

仕事や家事、育児などに追われて、自分の時間がとれない多忙な女性も多いことでしょう。完璧主義であれば、なおさら、自分の時間を犠牲にしてでも、仕事や家庭を優先してしまいます。

そんなときも「今日が最後」と唱えてみて。やりたいことを後回しにしてばかりの人生で本当によいのでしょうか。

たとえ、明日がいつも通りに繰り返しやってきても、今のままでは、定年を迎えるまで、子供が結婚して家を出ていくまで、自分の時間がとれないのでは?

仕事も家庭も大切ですが、手を抜いても大丈夫なことは上手に手を抜くなどして、少しくらいは自分のための時間を。今日で人生が終わっても悔いが残らないように、少しずつでもやりたいことに手を伸ばしましょう。

「今日が最後」と唱えても、仕事や家庭の方が大切と思うならば、やりたいことリストに無駄に並ぶ項目は一度クリアして。やりたいのにできない。そのストレスがあなたの人生を不満だらけのものにしてしまいます。

何かに迷っている…そんなときも唱えどき

本当はどこかで迷っているのに気づかないふりをしていたり、答えを出せずに保留したままになっている案件がある人。「今日が最後」と唱えてみてください。

  • 迷ったまま、答えを出さないままで後悔しませんか?
  • 今の状態があなたの選んだ答えだと思われたままで悔しくないですか?
  • はっきりと答えを出さないことで、悲しい思いをさせている人はいませんか?
  • 自分の心はモヤモヤしていませんか?

迷うということは、どちらも手放したくない、どちらも手にしたくない、など、決心できない理由が存在しますが、今日が最後だと思って、覚悟のファイナルアンサーを出してみては?

じっくりと迷うことも大切ですが、ダラダラと迷い続けていると、人生の好機を逃してしまうこともあります。

今日の私がみんなの目に映る最後の姿…最後の私のあるべき姿とは

今日が人生最後の日なら、今日の私の言動が、立ち振る舞いが、印象が、みんなの記憶に残る最後の私。愛する人の、家族の、我が子の目に映る最後の私。

そんな風に考えたことはありますか?最後を迎える本人は、そこで人生が終わりますが、残された人の人生はまだまだ続きます。

残された人たちの記憶にどう残りたいか。一度、考えてみてください。

みんなの記憶に残る最後の自分に望むこと

愛する人、家族、友人など、あなたを取り巻く人たちに、最後にどんな姿を覚えておいてほしいですか?

笑顔の自分?楽しそうな姿?活き活きと走り回る姿?強くたくましく生きる姿?

理想の自分像が人によって違うように、周囲の人にどんな人だったと思われたいかも、人それぞれです。みんなの目にどんな自分を映したいのか、どんな記憶を残したいのか、考えてみましょう。

そして、気合が入らない日の朝、だらけた気分になったときなど、「今日が最後」と唱えることで、「こうありたい」と思う姿を思い出してください。

愛する人には「愛されていた」という記憶を残して

直接の知人ではありませんが、朝喧嘩をして「いってらっしゃい」を言わずに送り出したご主人を、そのまま事故で亡くしてしまった人がいます。仲直りをせずに「いってらっしゃい」も言えずに送り出したことを、とても後悔したと。

愛する人と喧嘩をしたときは「今日が最後」と唱えてください。

残された側はずっと忘れません。互いに不機嫌な顔をし合ったそのシーンを、何度も思い返すことになります。

愛する人と喧嘩したまま人生を終えることがないように、怒った顔を彼の目に映る最後の姿にしないように、喧嘩はその場で仲直りを。

子供をきつく叱ったときも「今日が最後」と唱えてください。

子供を叱ったまま学校に送り出すことのないように、子供が泣いたまま眠りにつくことがないように。子供の記憶に残る最後の姿が怒った顔ではないように。

「ママは自分を許していない」「ママに嫌われたままサヨナラした」そんな風に、愛する我が子を悲しませないように、叱ったあとはちゃんとハグしてください。最後は褒めて認めてあげてください。愛ある姿を残すようにしてください。

明日が来る保証はない!素敵な姿で悔いなく生きて

今日が最後と思って生きる。それは簡単なことではありません。生死をさまよったことがない人にとっては、リアルに想像することができない設定だからです。

でも、豪雨被害や震災など、自然が猛威を振るう今、ある日突然「最後の日」を迎えることも人ごとではなくなりつつあります。

みんな当たり前のように明日は来るものと思っていますが、そんな保証はどこにもありません。本当に今日が最後かもしれないのです。

朝、玄関で送り出すとき、デートの終わりにさよならするとき、夜おやすみなさいを言って一日を終えるとき。もしかしたら、今会話をしているこの時も。これが愛する人の目にうつる最後のあなたかもしれないのです。

愛する人の記憶にも、あなたの記憶にも、幸せでやさしい満ち足りた思い出が残るように、生きてみるのはどうでしょう。

びっくりするほど長生きして「『今日が最後』も何回目よ!」とツッコミを入れたくなる日がくるかもしれませんが、その日その時、一瞬一瞬を大切に生きた人の人生は、誰よりも充実した人生であるに違いありません。

今、この瞬間の私が、最後の私。そう、呪文のように唱えながら、限りある人生を素敵に生き抜いてください!

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ライター:iroha

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