好印象な話し方のポイント、ちょっとの工夫で印象アップ!
Date:2018.08.17
話をしていて「好印象が持てる」「信頼できる」と感じる人はどのような人でしょうか?人の印象を左右する要因には、「見た目」の他にも「話し方」が大きく影響します。
今回は「好印象な人の話し方の共通点」や「好印象な話し方のポイント」についてご紹介していきます!
この記事の目次
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印象の良い人には共通点がある!話し方も外せないポイント
はじめに、印象の良い人にはいくつかの共通点があります。もちろん話し方で良い印象を与える、ということには様々なメリットがあります。
しかし話し方がとても好印象でも、見た目の清潔感がなかったり雰囲気が暗かったりしてしまうと、せっかく好印象な話し方を身につけても「総合的に見て印象の良くない人」になってしまう可能性があります。
まずは相手に好印象を与えるために、話し方と一緒に意識したいポイントもチェックしていきましょう!
清潔感があり、笑顔が多い
1つ目のポイントは、「さわやかさ」です。見た目に清潔感があり、表情にも笑顔の多いさわやかさを感じさせるような人は、相手に自然と好印象を与えていることが多いです。
人に合う前に身だしなみをチェックしたり、話をする際に明るい表情を心がけたりといったことはもちろんですが、意外と自分では気が付かないことが「ニオイ」です。
ニオイは自分ではなかなか気づきにくく、周囲も指摘しにくい部分です。さらに口臭などがあると、清潔感を下げてしまう原因にもなります。
人に会う前には食事後の歯磨きや口臭エチケットケアなども意識してみると、より好印象を与えることができます。もちろん香水や香りの強い化粧品などにも注意しましょう!
挨拶や返事がしっかりできる
好印象な話し方にも通じる部分がありますが、明るくはっきりとあいさつができる人はどのような場面でも好印象を与えます。
特に初対面の人と話す際には、まず明るい表情と声でしっかり挨拶もしくは自己紹介などをする、ということを意識しましょう!
名前を呼ばれた際などの返事も同様です。話しかけた相手が暗い雰囲気であったり、不快そうな返事や表情を返されたりしてしまっては相手の話す気力を削いでしまいます。
「相手が気持ちよく話すことができる雰囲気をつくる」ということも、好印象な話し方の1つのポイントです。
言葉遣いがきれいで、平等な立場をとる
言葉遣いがよくない人や、あまりにも砕けすぎている人はあまり良い印象を持たれません。
そのためできるだけ誰にでも伝わるような言い回しや、丁寧な言葉遣いを心がけるようにしましょう。初対面の場合にはたとえ相手が年下でも、とりあえず敬語で話をした方が好印象です。
また、否定的な話が多かったり極端に偏ったような立場を取ったりすることもあまりよい印象を与えないことが多いです。もちろん、決断しなければならない場面や議論の場面などではその限りではありません。
しかし、「否定をする場合にはその代わりの提案をする」「相手方もしくは主張の良いところはしっかり認めたうえで、自分の主張をする」といった、「話している相手への心遣い」をしっかり見せるという姿勢があると、相手に対してより好印象を与えることができます。
好印象な話し方のポイント、まずはこれを押さえよう!
それではいよいよ、好印象な話し方に欠かせないポイントを見ていきましょう!
一見簡単なポイントのようにも見えますが、これらのポイントを意識するだけでも相手に与える印象がずいぶん変わってきますよ!
ポイント①:声のトーンは高めに
声のトーンをワントーン上げて話すことを意識すると、「明るく元気」というプラスの印象を与えやすくなります。
これには「声の表情」と関係があります。声にも顔と同じように表情があり、その時の気分や調子が声のトーンや話すテンポにも影響するのです。
暗いトーンでもごもごとこもったような話し方をすると、「暗い人」「機嫌がよくないのかな…?」といった印象を与えやすくなります。このような話し方をするときには、顔の表情も暗くなりがちです。
逆に、明るいトーンではきはきと前に向かって話すと「明かるく元気な人」「やる気が感じられる」といった印象になります。このような話し方を意識すると、自然と表情も明るく豊かになりやすくなりますよ!
ポイント②:聞き取りやすいスピードで話す
2つ目のポイントは「話す速さ」です。遅くすぎず速すぎず、というとなかなか掴みにくいものですが、会話をする場面では「相手の話す速さに合わせたスピード」を意識してみましょう。
面接など普通の会話よりも緊張しやすく一人でたくさん話す場面では、いつもよりも話すスピードが速くなりやすくなります。そのため通常話すスピードよりも、心なしかゆっくりと話すように意識することで、ちょうどよい速さになりやすいですよ!
ポイント③:結論から先に話す
話し方の中で意外と重要なものが、「話の構成」です。一番伝えたいこと、結論の部分を相手に伝えてからその経緯や理由を説明することで、伝えるべきことを簡潔に確実に相手に伝えることができます。
また「事実」なのか「自分の考え」なのかも混在させずに、はっきりと区別して伝える必要があります。
これらのポイントは、特に仕事などで報告や会議を行うときなどに意識すると、「分かりやすい」「仕事ができる人」といった好印象を与えることに繋がります。
話すときの仕草も印象を左右する!話す時に心がけたいこと
相手に好印象を与えるために話し方と併せて意識したいことが、「話す時の仕草や振る舞い」です。
話し方と併せて意識することで、プラスアルファの好印象につながります。さっそくポイントをチェックしていきましょう!
相手の目を見て話す
昔からよく「人の目を見て話しなさい」という言葉はよく聞きますが、やはり会話をする場面で人の目を見て話すことは効果的です。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあるように、こちらの話に興味を持っているか否か、不快に感じさせていないかなどが目の動きに表われやすいのです。
そして目に表れやすいということは、話し手の自分も同じです。熱意や強さのあるまなざしで、相手の目を見ながら話しをすることで説得力が上がったり感情を伝えやすくなったりします。
相手の目を見て話すことはこのように、「より場の空気を察しやすくなる」「自分の話が伝わりやすくなる」という点で印象を上げることに役立ちます。
ただし会話中ずっとそらさずに相手の目を見続けることは、威圧感を与えてしまうため逆効果です。話の重要なポイントや相手の反応をしっかり確認したいポイントで、相手の目をしっかり見て話すということが、目を見て話すコツになります。
自信を持って堂々と話す
どんなに良い内容の話をしていても、自信がなくおどおどとした話し方では印象がよくありません。
姿勢よくはきはきと自信を持って話をする、誠実な態度をとるということで、多少つたない話だとしても相手に好印象を与えることができます。
自信がある話し方では、「姿勢」「声のトーン」「話すスピード」「視線」といった、ここまでで紹介したポイントを取り入れることで、自信があるように見せることができます。
口癖は自分では気づいていない場合もあるので、気になる場合には一度自分の話を録音して聞いてみる、ということもおすすめです。
相手が話している時には「相づち」を打つ
どんなに印象の良い話し方をしても、相手のターンになった時に話を聞く態度が悪かったり、関心がないようなそぶりを見せてしまったりしては、せっかくの好印象が台無しになってしまいます。
相手の話を聞くときには、「相づち」で相手の話への興味関心と「きちんと話を聞いています」という態度を示すと、相手も気持ちよく話すことができ好印象です。
しかし、とにかくずっとうなずいているだけ、「あー、はいはい」「ふーん」といった興味がないような相づちなどは、相手の話に興味がないように感じさせてしまうこともあります。
自分が話していなくても、表情で相手の話への興味を示すように意識することが、相づちのポイントです。
好印象な話し方がもたらすメリットとは?第一印象にも影響
印象の良い話し方の人は、周囲に対してどのような印象を与えるのでしょうか?相手に好印象を与える話し方は、第一印象を上げることにも役立ちます。
好印象な話し方を身につけることで得られるメリットについて見ていきましょう!
良い第一印象を与えることができる
第一印象は、相手とのその後の関係におけるイメージや評価にも強く影響してくるため、好印象を残すことに越したことはありません。そして、第一印象を下げてしまう要因として「話し方」というポイントは大きな割合を占めています。
表情や清潔感と比べると与える影響は少なくなりますが、いくら笑顔が素敵で清潔感があるスタイルでも、話し方で不快感を与えてしまうと第一印象全体を下げてしまうことになるのです。
特に、コミュニケーションに苦手意識を持っている方などは、初対面の人に良い第一印象を与えることを意識してみると、その後の人間関係がスムーズに進みやすくなる可能性がありますよ。
相手にストレスを感じさせない
好印象な話し方は相手に余計なストレスを感じさせず、気持ちよく会話をすることができます。
話していて不快感があったり、ストレスを感じてしまったりするような相手とはまた話したいとは誰しもが思いません。話し方で好印象を与えるためには、インパクトは強くなくても、「また話したいな」と思ってもらえる心地よさが必要です。
また会話や人間関係がスムーズに進むことで、自分のストレスも軽減されるという点も好印象な話し方がもたらす大きなメリットになります。
説得力や分かりやすさが向上する
好印象な話し方は、相手に余計なストレスを与えたり情報が煩雑になったりしにくいため、必要なことが正確に伝わりやすくなります。
さらに話し方の印象が良いことで、「信頼できる人」という印象が付きやすくなるため、相手を説得しやすい状況になりやすいのです。
会議や交渉の場面では特に、好印象な話し方をぜひ意識してみましょう!
好印象な話し方をマスターして、説得力や好感度を上げよう!
今回は好印象な話し方のポイントやテクニックについてご紹介してきました。
好印象な話し方は、仕事や人間関係をはじめとして様々な良い影響を与えます。さらに話し方の印象がよくなることで、自分にもっと自信を持つきっかけともなりコミュニケーション力の向上も期待できます。
ぜひ一度、自分の話し方を客観的に見直してより好印象な話し方を身につけましょう!
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