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自己中を直す方法。人の気持ちを考えて行動することから!

Date:2018.05.01

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自己中を直す方法。人の気持ちを考えて行動することから!|女性の美学
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無自覚な自己中さんほどたちの悪いものはありません。しかしわがままで自己中心的な考えは、本人が自覚しない間にわいてくるもの。

もちろん自分の自己中を自覚し、「直したい」と悩んでいる人もいるでしょう。ですが本人の自覚がないだけで、自己中に陥っている人も多くいます。

自己中を直すにはどうするのがベストなのでしょうか?この記事では、自己中を直す方法をチェックしていきます。


あなたは大丈夫?まずは自己中を自覚するのが大切

そもそもあなたは自己中を自覚していますか?「自分に限ってそんなこと」と思っている人の中にも、自己中心的な人はたくさんいます。

また、「私はここが自己中」と思っているところが的外れで、実は思いもよらぬところで自己中を発揮してしまっていることも珍しくありません。

自己中を直すためには、自分がどんな風に自己中なのかを知ることが大切です。

自己中さんのチェックリスト

まずは自分がどれだけ自己中なのかをチェックしていきましょう。深刻度によっては、取るべき対策方法も変わります。

自己中の特徴

  • 思ったことをすぐ口にする
  • 人の気持ちを考えない
  • 自分に甘く他人に厳しい
  • 自分の失敗を認めない
  • すぐ誰かのせいにしようとする
  • 自分の気まぐれで周囲を振り回す
  • 負けず嫌いでプライドが高い
  • 絶対に自分から謝らない
  • 人の話を最後まで聞かない
  • 我慢や遠慮をしない、するのが苦手

…心当たりはありましたか?当てはまるものが多ければ多いほど、自己中は深刻なものになります。

自己中な人のほとんどが、自分の考え方や行動が自己中心的だと気づいていません。

自分の日頃の言動や行動をよく振り返ってみてくださいね。

自己中とマイペースってどう違う?

周りの雰囲気に押し流されず、自分のペースで淡々と物事をこなしていくマイペースな人っていますよね。一見「自己中」と似ているように思えますが、この2つは全然別のものです。

周囲の意見もしっかり吟味した上で自分の意思を貫き通すのが「マイペース」。周囲の意見に一切耳を貸すことなく、自分のやりたいようにやるのが「自己中」です。

似ているようで全然違うことですよね。

例えば、ある事柄をA案で進めていたとします。このとき「B案の方が良いんじゃないの?」と言われて、

  1. 「B案のここも捨てがたいけど、A案にはこれがあるからA案で進めます」
  2. 「最初からA案って決めてるんだから邪魔しないで!B案なんて論外!」

1の反応を返す人はマイペース、2の反応なら自己中になります。

同じように自分の意見を貫き通していても、それがマイペースな人なら”芯の強さ”として、自己中な人なら”ただのワガママ”として捉えられてしまいます。

どうせ同じことをするのなら、自己中ではなくマイペースだと思われたいものですね。

些細な心掛けでブレーキを。自己中を直していく方法

自己中と言われる人たちは、自分の思うままに行動しがちな面があります。「口より先に手が出る」といった感じですね。

口を開いたり手を動かす前に、一度自分の考えにブレーキをかけることが自己中を防ぎます。

自分の自己中が気になる人は、以下のポイントに気を付けて過ごしてみましょう。

想像力を身に着ける・鍛える

自己中な人は総じて想像力が欠けている傾向にあります。

  • 自分の発言で相手がどんな気持ちになるか
  • 自分の行動でどんな結果が起きるか
  • どんな行動が周りの迷惑に繋がるか
  • 今の状況で困っている人はいないか

こんなことを考えて行動・発言すれば、自然と自己中ではなくなっていきます。

まずは何かをする前に、今の状況で周りがどんな気持ちでいるか、自分のこれからの動き方で周りにどんな影響が与えられるのかを想像するクセをつけてみましょう。

「こうしたいけど、これだとあの人が困るかもしれないな」という想像までできれば、自己中な行動は自ずと回避できますよ。

想像力に自信がない人は、読書や映画鑑賞など…何かのストーリーに触れてみるのがおすすめです。登場人物や状況の展開を眺めるうちに、想像力が高まりますよ。

プライドを低く設定する

自己中な人のほとんどがプライドの高い人です。負けず嫌いで自分の非を認められなかったり、自分のプライドを満たすために他の人へ心無い言動をしてしまうことが珍しくありません。

自分でも気づかない間に高くしすぎているプライドを、ちょっと低めの位置に持っていくようにしてみましょう。

  • 自分に自信を持つ
  • 現状で満足できる点を見つける
  • 完ぺきを求めすぎない
  • 失敗を恐れない
  • 人を頼ることを避けない

プライドの高さは自身のなさをあらわす、とよく言われます。自分に自信のない人ほど背伸びをして見栄を張ろうとするからですね。

まずは自分に自信を持って、堂々と過ごすように気を付けてみましょう。「私は私のままで良い」と思えるようになれたら、プライドを抑えることができますよ。

他人の短所より長所を意識する

自己中な人ほど、他人を意味もなく批判したがります。人の悪いところばかりが目について、それを心ない言葉で指摘したくなるのです。

誰かと出会ったら、まず一番にその人の良いところを探してみましょう。悪いところを探すのは二の次です。

  • 言葉遣いが丁寧
  • 服装のセンスが良い
  • 字が綺麗で読みやすい
  • 優しい声で話す

どんな人にだって、良いところが必ず1つは見つかるはずです。

悪いところよりも良いところを先に見つけて、他人を批判したり悪く思うクセをなくしましょう。

言った人でなく言葉に注目

人から何かを言われたとき、ついカッとなってそれに反論していませんか?

大切なのは”誰に言われたのか”ではなくて”何を言われたのか”です。どんな言葉を言われたとしても、それを口にした人よりも言葉の中身に注目してください。

自己中さんによくあるのが、「あんたなんかに言われたくない!」という反論。この言い方だと、まるで相手によって態度を変えているように見えます。この人には言われていいけど、この人には嫌だ…なんて、ちょっと感じが悪いですよね。

もちろん発言する相手によっては屈辱を感じる場面もあるかと思いますが、まずは発言している相手の顔は見ないようにし、”何を言われたのか”をじっくり考えてみてくださいね。

質問する前提で話を聞く

人の話をろくに聞こうとしないのは、自己中にありがちな特徴。そこで、人の話を聞くときは「必ず1つは質問をする」という目標を持ってみましょう。

質問する気で話を聞いていれば、人の話をおざなりな態度で聞くことはなくなります。また、話に質問することで、相手に「この人は話をしっかり聞いてくれたんだな」と思って貰えます。

人の話を聞かないタイプの自己中さんにおすすめの方法ですよ。

最低限の挨拶を欠かさない

自己中を直すと言っても、急に”優しく思いやりのある人”と目指すのは難しいことです。まずは必要最低限の挨拶ができる人を目指してみましょう。

単に「挨拶」と言っても、種類はたくさんあります。

  • 時間の挨拶(おはよう、こんにちは、おやすみ…など)
  • 相手を労う挨拶(お疲れ様、お世話になってます…など)
  • お礼の挨拶(ありがとう、感謝します…など)
  • 謝罪の挨拶(ごめんなさい、すみません…など)

挨拶は人のことを思いやり、人に興味を示すときに使われる言葉です。つまり挨拶を繰り返している内に、自己中な考え方を改められるということ。

相手との親しさには関係なく、挨拶を習慣づけるように気を付けてみましょう。

人の話を最後まで丁寧に聞く

人の話を途中で遮ったり、興味をなくして適当に聞き流すのは自己中のすることです。

人の話は必ず最後まで聞き、その人が話し終えるのを待ってから発言するように注意してください。

自己中な人に限って、自分でも気づかない内に人の話を遮りがちです。相手が話し終えて、一拍置いたくらいで自分の話を始めてくださいね。

発言や行動を一旦我慢してみる

思いついた端からすぐに発言・行動していませんか?あなたが我先にと何かをしていると、周りの人が思うように発言・行動できずに我慢しているかもしれません。

何かを思いついたときはすぐにそれを実行するのではなく、一度我慢して周囲を見渡すクセをつけてください。

一度立ち止まってみたら、周りに何かをしたくてうずうずしている人が見つかるかもしれません。もしそんな人が見つかれば、発言権や行動の順番を相手に譲ったり、話し合ってみたりできますよね。

あなたが「言いたい」「やりたい」と思ったことは、同じようにやりたがっている人がいるかもしれないのです。そのことを前提に、一度立ち止まって自分の欲望を我慢する習慣をつけてみましょう。

相手の立場に立って考える

何かを言ったりしたりする前に相手の立場になって考えてみれば、「今は言わないorしない方が良いな…」と自己中な言動にブレーキをかけられます。

また、誰かと同じ空間にいるときに相手の立場に立つのも、自己中を直す良い方法です。相手の立場が分かれば、その人の助けになる行動や自分がやるべきことが分かるようになりますよ。

誰かを見て「もしも自分があの人の立場なら、こうして貰えると嬉しいな」と感じたことは、積極的に試してみましょう。自己中から思いやりのある人に変われますよ。

理解してもらえなくて当然

「十人十色」の言葉通り、一人一人で考えることや行うことは違います。ですから自分の言うこと・やることは理解してもらえなくて当然。

どんな考えを持つにしても、それを人から理解されないことを前提に行動しましょう。もちろん説明すれば分かってくれるかもしれませんが、説明したところでも分かって貰えないことだってあります。

あなたと全く同じ考え方をする人はほぼいません。ですから「どうして分からないの!」と誰かに怒るのはお門違いなのです。

「運が良ければ理解してもらえるかも」くらいの気持ちでいた方が、自分の考えを押し付けるばかりの自己中にならずに済みますよ。

周りの人の気持ちを考えるクセがつけば自己中は直せる!

自己中な人は嫌われやすいですし、人付き合いがあまり上手くいかないし…良いことはありません。

自分が中心にならず、他の人の気持ちや立場を考えて行動していれば、自己中は直すことができます。

「あれ?今の私、自己中かも…」と不安になったときは、一度自分の手を止めて周りの人の気持ちを考えてみましょう。それさえできれば、自己中にはなりません。

人の気持ちを考えた上での行動なら、自己中というよりはマイペースな方に近づいていけますよ。

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ライター:箸屋

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