実母からの子育ての口出しにイラつく!あなたが対処できること
Date:2018.12.05
祖父母になった両親が、孫と接する姿は、新鮮で微笑ましく、孫にとっても祖父母からの愛情は嬉しいものです。
両親と接することが増えると、子育て経験者である両親、特に母親は、自分の子育て経験からアドバイスをしてくることもあるはずです。
中でも実母は、遠慮なくアドバイスをする傾向にあるので、意見がぶつかってしまうこともあります。そのアドバイスを受けることがストレスになってしまうと、実母との親子関係まで問題が生じることも考えられます。
母と娘の親子関係が悪くなってしまうと、家族の絆にも影響することも考えられます。それを避けるためにも、問題が大きくなる前に、実母から受ける、子育ての口出しにイラついてしまわないよう対処が必要です。
この記事の目次
実母に頼ることは当たり前ではありません!慣れてしまっていませんか?
里帰り出産や、産後に実母がお手伝いに来てくれたり、と出産してから実母のサポートを受けて、その後も育児を手伝ってもらうというパターンは良くあるでしょう。
また、出産を機に、母娘の距離が縮まり、母も娘もお互いに言いたいことを言い合える仲になる傾向にあるようです。
そのように、子育てに関して頼っている部分がある場合は、出産から子育てまで1番近くで見てきて、口出ししたくなるのは当然です。
子育ては、周りの人の協力が不可欠ではありますが、実母の手助けを借りることに慣れすぎて、頼るのが当たり前になっていませんか?
頼っている立場である以上、ある程度、口出しされることを覚悟することが必要だということです。
しばらくの間、会う頻度を減らしてみたり、少し距離を置いて口出しされるシチュエーションを避けてみても良いでしょう。
実母への甘えかも!産後の不安定な気持ちをコントロールしよう
産後の気持ちの変化は、自分に自覚がないこともあるでしょう。子供が生まれて間もない時期は、子供との意思の疎通も難しく、正解がわからない育児に、戸惑っている気持ちを抱いているはずです。
手探りで、初めての経験ばかりの育児において、不安定な気持ちを抱え込んでしまう方も多くいらっしゃいます。
自分のことに精一杯で、気が付いていないかもしれませんが、産後は実母も「甘えてほしい」「力になりたい」と思ってくれています。
「娘には大変な思いをさせたくない」という思いからアドバイスを一生懸命伝えてくれているのです。
実母が子育てに協力できない家庭もありますし、実母に思われながら、恵まれた環境で子育てができているということを振り返ってみましょう。
産後の不安感は、夫や友人などに打ち明けたり、温かいお茶を飲む時間を作ってみたり、ストレスを発散することで、精神的な安定を取り戻す意識を持つことが第一歩です。
育児の方針でぶつかった時は、第3者の意見として伝えよう
育児の方針で意見が食い違い、ぶつかり合ってしまった場合、実母があなたの意見を聞き入れようとしないこともあるでしょう。
娘の意見に耳を貸さない状態になっている時には、何を言っても溝は深まるばかりです。そのような状態の時には、第3者の意見として伝えてみることも一つの手となるはずです。
- 同じ内容でも他の人の意見として伝える
-
- 今の育児は〜なんだって
- テレビでも言っていた
- 夫や子供の意思であることを強調する
-
- 夫がそう言っている
- 子供がやりたいと言っている
また、子供の意見を尊重していることを伝えれば、無理強いや反対はしづらいはずです。
実母も口出しされた経験はある!?思い出してもらおう
実母も、悩みながら子育てをしてきたはずです。同じ時期に、同じような経験をしてきたこともあるかもしれません。
問いかけてみるだけで、そのような経験のことだけでなく、子育てに悩んだ時期を思い出すきっかけになるはずです。
近い関係だからこそ口出しされる!時には受け入れよう
実母に変わってもらうことばかりが最善とは限りません。あなた自身も、実母の意見には端から耳を傾けない、という態度を取っていませんか?
近い存在であるがゆえ、感情に操られて、実母のネガティブな意見についつい反発してしまっていることもあるはずです。
しかし、あなたが我が子を思う気持ちと同じように、実母も、あなたのためを思って、アドバイスしてくれていることを忘れないようにしましょう。
近い存在でなければ、アドバイスや注意ができない場合もあるので、実母の意見は貴重だということです。
「ありがとう」は、良い関係を保つために必要不可欠な言葉
どうしても、ピリピリした雰囲気になってしまうこともあるでしょう。お互いに小さなストレスが溜まっていくと、いずれ問題が大きくなり、衝突してしまいます。
雰囲気が悪化してしまう前に、トラブルの元を解消しておくことが大切です。具体的にどうしたら良いのかというと、否定から入らず、まずは「ありがとう」と感謝の言葉を伝えます。
「ありがとう」という言葉は、言われた相手の気持ちを良くするだけでなく、発言した自分自身のことも、落ち着かせることもできる言葉です。
小さなことでも、してもらったことに対して「ありがとう」と言うことを習慣化すれば、険悪なムードになることを避けられるはずです。
実母との良好な関係は、家族にとっても大切なこと
あなたと実母の関係が悪くなってしまうと、夫や子供を巻き込んでしまうことは避けられないでしょう。
祖父母と孫の関係も、子供の成長にとって大事な人間関係であり、家族で子供の成長を見守ることは、子供にとっても掛け替えのない大切な時間となります。
人は年齢を重ねるにつれて、頭を切り替えたり、視点を変えることが難しくなります。母親も歳をとったことを忘れず、仲の良い親子であるために、あなたがリードして接してみましょう。
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