悪酔いを防止するコツ。つまみやドリンクで飲み過ぎをストップ!
Date:2018.03.01
お酒を飲むのは楽しいですが、悪酔いしてしまっては場の雰囲気が台無しですよね。
具合が悪くなればせっかくの飲み会を楽しめませんし、人に絡んだり迷惑をかけてしまっては、人間関係のトラブルが起きかねません。
「私は悪酔いしやすいから」と思っている人は、ちゃんと悪酔いへの対策を練っていないことがほとんどです。お酒の飲み方やおつまみの食べ方で対策をしていれば、酷い悪酔いは防ぐことができます。
この記事では、悪酔いを防止する方法をご紹介していきます。悪酔いが怖い人は、お酒を飲むときに対策を練るようにしてみましょう。
とにかく飲み過ぎないのがコツ!悪酔いを防ぐお酒の飲み方
悪酔いをしてしまう人のほとんどは、自分の身体に負担をかけてたくさん・ハイペースにお酒を飲んでしまいがちです。
悪酔いを防ぐために重要なのは、お酒の飲み過ぎを避けること。どのようにしてお酒の量をセーブしていくのか、そのコツをご紹介していきますね。
自分が飲める量を把握する
自分がどのくらいお酒を飲めるのかは把握していますか?アルコールへの耐性は人によって違います。
ちょっとのアルコールでもすぐに酔ってしまう人もいますし、いくら飲んでも酔わない酒豪タイプの人だっています。
飲み過ぎを防ぐためにも、まずは自分がどのくらいのお酒を飲めるのかを把握しましょう。大まかな目安が分かれば飲み過ぎのボーダーラインが分かるようになりますから、自分でお酒をセーブして悪酔いを防げますよ。
例えばアルコール度数7%のお酒なら、「25÷7×100=357」ということで適量が357mlだと割り出せますね。
まずは練習として、この式で計算した適量のお酒を飲んでみましょう。適量よりも少ない量で酔ってしまうのか、これよりも多い量を飲んでもまだ酔わないのか…自分の酔い加減からお酒の強さを再確認してくださいね。
実際の飲み会では、アルコール度数の確認と適量の計算を忘れないようにしましょう。
最初から飲む量を決めておく
自分に適したお酒の量を把握するのも良いですが、いっそ「今日はこれだけしか飲まない」とお酒を飲む量を決めてしまうのもおすすめです。
コップに何杯分、缶を何本分…といったように、その日に飲む量を決めておくと、お酒を飲むペースを調整しやすくなりますよ。
最初からペースを飛ばし過ぎることはなくなりますし、誰かからお酒を勧められてもブレーキをかけられます。
途中で水やドリンクも飲む
居酒屋でもレストランでも、置いてある飲み物はお酒だけではありませんよね。アルコールが回るのを防ぐためには、途中でお酒以外のドリンクを飲むのも大切です。
アルコールには利尿作用があるため、飲酒を続けると脱水症状を起こしてしまいます。また、脱水状態で飲酒を続ければ血中のアルコール濃度が高くなり、酔いが回りやすくなることも。
身体の中がアルコールで満たされないように、
- 水
- お茶
- ソフトドリンク
も小まめに摂取しましょう。むしろお酒と交互に飲むくらいの方が良いですね。
水分補給を徹底すれば、脱水を防いで悪酔いを回避できます。場の雰囲気が気になってお酒以外を飲みづらい人は、ノンアルコールのドリンクでその場をしのぐのも一つの手ですよ。
後半はノンアルコールしか飲まない
アルコールを多く摂取してしまうと、アルコールの分解をしている腎臓に負担がかかってしまいます。
摂取したアルコールが身体から抜けるのには、最低でも3時間かかります。酔いを引きずらないためにも、飲み会の後半では極力アルコールを避け、ノンアルコールのものを飲むようにしましょう。
前半はアルコールを摂取し、後半は飲んだアルコールを分解・排出する手助けをする…といった流れですね。飲み会は後半にもなると場が盛り上がってきますが、雰囲気に飲まれないようにノンアルコール縛りでいきましょう。
お酒はなるべくゆっくり飲む
飲み会ではよく一気飲みをはやし立てる場面が見られますが、悪酔いを防ぎたいならお酒の一気飲みは絶対に避けましょう。
一気にお酒を煽ってしまうと、アルコールの回りが早くなってしまいます。急性アルコール中毒を起こして倒れる危険性もあるため、お酒は少しずつ飲むように心がけてくださいね。
一口飲んだらおつまみを食べて、水を飲んで…といった具合に、他の食べ物や飲み物を間に挟みながら、チビチビと飲み進めていくのがおすすめです。
おつまみは救世主!食べ合わせ、飲み合わせで悪酔いを防ぐ方法
いくらお酒を飲むペースに気を使ったとしても、飲み会の雰囲気にあてられてつい飲み過ぎてしまうこともあるでしょう。また、予想外に度の強いお酒を飲んでしまうことも少なくありませんよね。
食べ物や飲み物を駆使しながら悪酔いを防ぐ方法についてご紹介します。
油っぽい食べ物を最初に食べる
悪酔いしてしまうのは、アルコールの血中濃度が高くなってしまうことが理由。つまりアルコールが吸収されるスピードを緩やかにすれば、酔いが回るのも遅らせられるということです。
お酒を飲む前に、まずは油っぽい食べ物を胃の中に入れておきましょう。油は胃の中に長く滞在するため、その後から入ってきたアルコールの吸収速度を遅らせることができます。
- 揚げ物
- 肉類
- マヨネーズの使われた料理
- オリーブオイル
- 刺身
…など、油っぽい食べ物を飲酒前に胃に敷いておくのがポイント。油を先に摂取して悪酔いを防ぐこの方法は、「オイルファースト」という名前で知られています。
ただし油分の多い食べ物はカロリーが高いため、食べ過ぎには注意してくださいね。
飲酒の前にサプリメントを飲む
よく二日酔いに「しじみが良い」と言われていますよね。これは、しじみに含まれている「オルニチン」という成分が理由です。
オルニチンには肝臓の働きを向上させる作用があります。肝臓はアルコールの分解を担う臓器ですから、飲み会の前にはオルニチンを摂取して肝機能を高めておきましょう。
しじみなどの食材から摂取する方法もありますが、サプリメントが一番手軽で確実です。
肝臓が弱ってしまうと、分解されなかったアルコールの血中濃度が高くなってしまいます。事前にオルニチンのサプリメントを服用しておけば、お酒を飲み過ぎたとしても悪酔いを緩和できますよ。
飲み会の最中or後にウコンを摂取
二日酔いの解消などでも有名なウコンは、お酒を飲んでいる最中で悪酔いを防止する働きも持っています。
ウコンの摂取は飲み会の最中でも後でも構いません。アルコールを積極的に排出する働きがあるため、いつ飲んでもお酒に酔うのを妨げてくれますよ。
もちろん飲酒前に予防として飲んでも良いですし、飲酒中や飲酒後に飲んで身体の負担を軽減させるのもOK。とにかくお酒が回ってきて、身体に不調を感じたときにすぐ飲めるよう、飲み会にはウコンを持って行くと安心です。
飲み物を利用して悪酔いを防ぐ
お酒と一緒に飲むソフトドリンクで悪酔いを防ぐ方法もあります。悪酔いを防ぐなら、次の飲み物がおすすめです。
- 牛乳
- 牛乳にはたんぱく質が豊富に含まれています。胃はたんぱく質を優先して吸収する働きがあるため、一緒に摂取しているアルコールの吸収を遅らせることができます。
お酒と交互に牛乳を飲むことで、アルコールが回って悪酔いするのを防ぐことができますよ。
- トマトジュース
- アルコールが分解されるとき、有害物質のアセトアルデヒドが発生します。トマトジュースに含まれているリコピンには、アセトアルデヒドを抑制して悪酔いの症状を抑える効果があるのです。
また、トマトジュースにはミネラルやカリウムもあり、アルコールを排出する働きに一役買ってくれますよ。お酒と交互に飲んだり、お酒のチェイサーにしたりしてトマトジュースを活用してみてください。
- グレープフルーツジュース
- お酒の合間にグレープフルーツジュースを飲むのもおすすめです。アルコールを分解するときにはビタミン類が多く消費されるため、グレープフルーツジュースでビタミンを補うことで、悪酔いしてしまうのを防ぐ効果が期待できます。
また、グレープフルーツに含まれているクエン酸は、肝機能を高めたり解毒作用を促す働きもありますよ。
コンビニでも揃えられる!悪酔いの対策を練って楽しく飲もう
せっかくの飲み会も悪酔いしてしまうと楽しさ半減です。忘年会や新歓、送別会など…せっかくの楽しい場面を台無しにしてしまいます。
悪酔いは事前の対策で防止することができます。雰囲気にあてられてお酒を飲み過ぎないよう、自分で自分に厳しくできれば悪酔いはしません。
基本はお酒をハイペースに飲み過ぎないようにするだけですから、そんなに難しいことではありませんよね。
悪酔い対策のジュースやサプリ、ドリンクなどはコンビニでも手軽にそろえられます。急な飲みのお誘いには、必ず対策を練ってから臨むようにしましょう。
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