ファンデーションの色の正しい選び方、色は美人顔を作る基本!
Date:2018.09.26
あなたはファンデーションの色を正しく選べていますか?ファンデーションの色選びは大事と聞きますが、いざ選ぼうとするとよくわからない、面倒だから適当に選んでいる…という方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。ファンデーションの色選び一つで、メイクの出来は大きく変わります。
今のメイクに満足していない方は、ファンデーションの色を見直してみませんか?ポイントを押さえれば、ファンデーションの色選びは難しくありませんよ。それではこれから、あなたをもっと美人顔に見せる方法をお教えします。
この記事の目次
ファンデーションの色は、メイクの出来に大きく影響する!
普段、ファンデーションの色を適当に決めて使っている方は、まず「ファンデーションの色が合わないとどうなるか」について知りましょう。
ファンデーションの色はメイクの基本になる
「メイクした自分の顔がなんだかパッとしない…」そう思った時、あなたは何が原因だと考えますか。アイメイク、リップといったポイントメイクはたしかにちょっとした加減で良くも悪くもなりがちですが、ベースメイクはどうでしょうか?
ベースメイクはその名の通り、メイク全般を下支えしています。つまり、ベースメイクの要ともいえるファンデーションの良しあしは、全体の出来栄えに大きく影響します。
顔全体が自然で明るく見えるかどうか、またポイントメイクを効果的に見せられるかどうか、そういったものはすべて、ファンデーションの色が自分の肌と合っているかどうかにかかっているのです。
肌に合わない色のファンデーションを使うと老けて見える!?
肌に合わないファンデーションを使うと、どういう仕上がりになるのでしょうか。以下にまとめてみました。
- 自分の肌より明るい…膨張する、クマやシミが透けるので厚化粧になりがち
- 自分の肌より暗い…顔色が悪く見える
その他共通していえるのは、顔が浮いて見え、不自然になってしまうということです。また厚化粧、顔色が悪く見えるといった点は、「実年齢より老けて見える」ということにつながってしまいます。
逆に言えば、ファンデーションの色一つで実年齢より若く美しい顔に見せることも可能なのです。メイクは自分自身をより魅力的に見せるためにするものです。せっかくメイクをするなら、ファンデーションの色はしっかり選びましょう。
ファンデーションの色はこうして選ぶ!【知識編】
ファンデーションの色は、色味と明るさといった二つの面から選びます。そこで大事になってくるのが、あなたのもともとの肌の色の特徴を知ることです。
あなたの肌の色は「イエベ」?「ブルベ」?
ファッションやメイクの場面でたびたび使われるこの言葉をご存知ですか。人の肌は、イエローベース(以下イエベ)とブルーベース(以下ブルベ)の2種類に分かれ、これによって似合うメイクや服の色がわかります。
確実に判断するにはカラーセラピストの診断が必要ですが、自分でもある程度知ることが可能です。以下の表を参考に、自分はイエベかブルベかを判断してみましょう。
手首の血管の色は | 日焼けすると肌が | 瞳の色は | 白目の色は | |
イエベ | 緑色 | 小麦色になる | 茶色 | 黄色っぽい |
ブルベ | 赤か青色 | 赤みが出やすい | 黒色 | 青っぽい |
いかがでしょうか。なお、イエベとブルベの中間である「グリーンベース(以下グリべ)」というのも存在するので、「どちらにも当てはまる」と思った方もご安心ください。このあと、グリべの方に適したファンデーションの選び方も要所要所で説明していきます。
「オークル」と「ベージュ」の色の違いを覚えよう
ファンデーションの色といえば、だいたい「オークル」や「ベージュ」といった名前ですが、この二つの違いはご存知でしょうか。名前が違うだけあって、同じベージュ系でも微妙に色味が異なります。
オークルは赤み寄りの色、ベージュは黄み寄りの色です。イエベ・ブルベごとに、一般的に合うと言われているファンデーションの色は以下の通りです。
- イエベ…オークル、ベージュオークル
- ブルベ…ピンクオークル、ピンクベージュ
イエベは肌に落ち着いた色をプラスし、ブルベは肌に赤みをプラスするとちょうどいい肌の色になります。
ファンデーションの色はこうして選ぶ!【実践編】
それでは実際に、お店でファンデーションの色を選ぶときのポイントについてです。
1.テスターはここに塗って試そう!
皆さんはファンデーションの色を確かめるとき、テスターをどこに塗りますか?手の甲も首筋も、顔の肌の色と完全に同じではありません。また、首筋は顔の影によって暗めに見えるので、きちんと判断することができません。
ファンデーションの色を確かめるのに一番適しているのは、フェイスラインです。耳の下からあごにかけてのあたりは首との境目になるので、自然に顔と首の色が馴染むファンデーションの色を選ぶことができます。
なお、テスターを塗る部分だけでもクレンジングをし、同時に2〜3色塗って比べるとより確実な判断ができます。
2.明るい自然光の下で選ぶ
お店の照明は色が付いていることがあるので、普段使う時とは違って見えてしまいます。
お店の中だけでなく、外の自然光の下でも確認するようにしましょう。購入していざ使おうというとき、「こんなはずじゃなかった!」となるのを防げます。
3.少し時間を置けば、なおさらわかりやすい!
これは余裕がある場合でかまいませんが、テスターをつけっぱなしにし、時間の経過とともに状態の変化を見るとより確実に選ぶことができます。
ファンデーションは数時間から半日ほどつけっぱなしにするものですから、つけた直後の様子だけで全てを判断することはできません。ファンデーションは、時間がたってから色がくすまないかどうかも大事になってきます。
時間がたっても肌になじんでいるようであれば、本当に自分の肌に合った色を選べていることになります。
4.リキッドファンデを混ぜて自分好みの色を作ってもOK!
自分に合うファンデーションの色がわかりづらい方や、TPOによってファンデーションの色を使い分けたい方などは、色の異なるリキッドファンデーションを複数持っておいて混ぜて使ってもOKです。
混ぜてみて状態が変化するなどといったことがなければ、同じメーカーのものでなくてもかまいません。また、自由に色味を調節できるので、グリべの方にもおすすめです。
より理想の肌になるファンデーションの色選び
ここまでお伝えしたのは、ファンデーションの色の基本的な選び方です。ここからは肌のお悩みや、見せたい質感にあった選び方をお伝えしていきます。
肌の悩みに合わせた、ファンデーションの色の選び方
- シミ・そばかすをカバーしたい
- シミ・そばかすのカバーには、自分の肌よりやや暗めの色を選ぶと効果的です。しかし、ただ塗っただけでは顔全体が暗くなり、透明感が失われてしまいます。コンシーラーやルースパウダーを使ってメリハリをつけましょう。
- 赤みを消したい
- 肌の赤みは、オークル系の色で黄色みを足しましょう。ピンクが入ったものは、赤みをより強調してしまうので逆効果です。
- くすみをカバーしたい
- くすみのカバーには赤みを足すと効果的なので、ピンクベージュなどを選びましょう。黄み寄りのファンデーションは逆効果です。
もっと美人顔に見せる、ファンデーションの色の選び方
- 小顔に見せたい
- 小顔に見せるには、首と同じ色のファンデーションを選びましょう。こちらもくすんだり暗く見えたりしないように、コンシーラーやルースパウダーでメリハリをつけ、立体感を出します。
- フォーマルの場に合わせた肌を作りたい
- フォーマルの場では明るい色の服を着ることが多いので、ファンデーションの色も少し明るめにすると全身のバランスが整います。ただし、ファンデーションだけで色を明るくしようとせず、コンシーラーやルースパウダーで微調整しましょう。
自分に合う色のファンデーションで、美人顔になろう!
ファンデーション一つでメイクの出来が決まってしまうといっても過言ではないほど、ファンデーションの色選びは大事なものです。
自分に合った色を選ぶことは一見難しく思えますが、ご紹介したポイントを抑えて選んでいただければ自分でも正しく選ぶことは十分可能です。
また、ファンデーションの色によっては肌の悩みを上手にカバーしてくれますので、ぜひ自分に合う色のファンデーションを見つけてみてください。より美人顔になって、日々のメイクを楽しんでくださいね。
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