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Date:2018.12.25
【顔の産毛を処理する正しい方法と注意点。自己流では肌トラブルも】
お顔の産毛の処理、正しいやり方でできていますか?
いつもむき出しである分、手足やワキより隠しにくい「顔の産毛」。産毛が伸びてくるとメイクのノリが悪くなりますし、ヒゲのような鼻の下の産毛はとくに気になりますよね。
顔の産毛を正しいやり方で処理すると、
- 肌がワントーン明るくなる
- メイクのノリや発色が良くなり、崩れにくくなる
- ニキビや吹き出物ができにくくなる
といった美容に嬉しいメリットが得られます。
ただし間違ったやり方は禁物です。
カミソリを毛流れと逆方向へ動かしてしまったり、行ってはいけないタイミングで処理を行ったり。
そうした間違ったやり方で処理してしまうと、かえって産毛が目立つ結果になってしまったり、シミやシワといった肌トラブルを引き起こしてしまったりします。
そこで今回は、顔の産毛を正しく処理する方法やポイントをご紹介します。
この記事の目次
【1】日本人はとくに目立つ?産毛処理が必要なワケ
顔の産毛は、手足やワキのムダ毛に比べると「処理している」という人の割合自体が少ないでしょう。
でも口の周りや額にはえている産毛って、他人から見ると結構気になるものですよね。
日本の女性は顔の産毛が目立ちやすい
とくに日本人は「肌の色は白に近いのに毛の色は茶色〜黒」という、産毛がとても目立ちやすい体質を持っています。
また女性ホルモンのバランスが崩れることで、体毛は黒黒と太く、濃くなります。女性ホルモンのバランスを崩してしまう原因は、
- ストレス
- 不規則な生活
- 偏った食事
といったもの。現代日本の女性は、まさにこうした状況に陥りやすい状況にあります。ホルモンバランスの崩れから体毛が濃くなりやすい傾向にあるのです。
色白の人やお肌が乾燥しやすい人は、とくに産毛が目立つため、こまめな処理を心がけたいところです。
とくに気になる鼻の下…幻滅する男性も
とくに気になるのが、鼻の下の産毛です。自分でも朝メイクのときに鏡を見て「あっ、はえてる」と気づいてしまうことがあるのではないでしょうか。
そうなると、もう一日中鼻の下が気になって仕事に集中できない……ということもあるかもしれません。人と近くで会話するときには、「見られているのではないか」と不安になってしまいますよね。
キスするときにも注目される口元、常に美しく保ちたいですよね。
【2】顔の産毛をきちんと処理する5つのメリット
気になるお顔の産毛。正しく処理する習慣を身につけると、次のようなメリットが得られます♪
1.美白効果
産毛を取り除くことで、お肌の色がワントーン明るくなります。
産毛は1本1本は目に見えにくいものですが、集まってびっしりとはえることで顔色をくすませてしまっています。
それを処理することで、まるで皮膚を一枚脱ぎ捨てるように明るい肌色になり、透明感のあるお肌を手に入れることができます。
光の反射率も上がるので、つやつやと輝くお肌にも♪
2.メイクのノリが良くなる
産毛によって生まれる無数の凹凸は、ファンデーションやチークの邪魔をし、化粧ムラやメイクノリの悪さの原因となっています。
産毛を処理することでお肌がつるんと平らになり、メイクの密着率が上がってお肌にしっかりフィット。ムラが出にくくなるだけでなく、ヨレを抑えることになり、化粧の持ちも良くなります。
チークの発色も抜群に良くなりますよ♪
3.化粧水が浸透しやすくなる
どれだけ効果の高い美容液を使っても、産毛がびっしりはえていてはお肌の内側にまで浸透していきません。
凸凹がなくなることで化粧水や美容液の成分がすっとお肌に入っていくようになり、内側からも美肌効果がアップします。
4.肌トラブルを予防・改善
ニキビや吹き出物といった肌トラブルは、肌表面に付着した雑菌や余分な皮脂が毛穴に詰まってしまうことにより引き起こされます。
雑菌や皮脂は、じつは伸びっぱなしの産毛に絡まって、余計に溜まってしまうことも多いのです。
産毛を処理してつるつるのお肌を保つことで、とくに炎症をともなうニキビや吹き出物といった肌トラブルを予防・改善できます。
5.ピーリング効果もアリ
ピーリングとは、古い角質を取り除くことで肌細胞の新陳代謝を促し、新しく綺麗なお肌を手に入れる美容法のこと。
古い角質を肌表面に溜め込んでしまうと、
- ごわつき
- 乾燥
- くすみ
- 毛穴の開き・黒ずみ
- ニキビ
- シミ
- たるみ
- シワ
……といった肌トラブルを引き起こします。これらのトラブルを予防・改善するためには、一定の周期でピーリングを行うことが良いと言われています。
産毛処理のためにカミソリやパックを利用すると、産毛と一緒に古い角質を取り除くことができます。定期的な産毛処理は、ピーリングと同様の効果をもたらしてくれるのです。
このように、さまざまなメリットが得られる産毛処理。次の章からいよいよ、正しい処理方法を見ていきましょう!
【3】産毛処理(1)自宅でできるシェービング
最も一般的で手軽な産毛の処理方法は、フェイス用のカミソリや電動シェーバーを使うやり方です。
カミソリやシェーバーは刃物ですから、一歩間違うとお肌を傷め、肌荒れやカミソリ負けを引き起こしてしまう恐れがあります。
肌への負担を最小限に抑えるポイントを把握しておきましょう!
ポイント1「カミソリ、シェーバーの選び方」
使う道具を選ぶことがまず大切です。
身体の中でもお顔の皮膚はとくにデリケート。また細かいカーブや高低の多い立体的なお顔を剃るには、必ずフェイス専用のカミソリや電動シェーバーを使いましょう。
- ◆フェイス用カミソリ
- T字型よりもI字型(L字型)カミソリの方が、お顔を剃るのには適しています。ただし、顔剃りの初心者でI字型を持ち慣れておらず「T字型の方が安心」という方は、フェイス用の小ぶりなT字型を使うと良いでしょう。
- ◆フェイス用電動シェーバー
- 女性用の電動シェーバーは、I字型カミソリを電動にしたような細長い形が主流です。カミソリとは異なり、刃が直接触れない設計になっている電動シェーバーもあり、こちらは肌への負担をより小さく抑えられます。
使い方はほぼカミソリと同じですが、使い心地がマイルドな分剃り心地も浅めになるので、やや頻度を高くこまめにケアすることが大事です。
電動シェーバーは意外と安価で、1,000円前後から購入できます。より肌への負担を抑えるならば、刺激の少ない電動シェーバーの方がおすすめです。
ポイント2「正しい手順」
カミソリや電動シェーバーでお手入れする場合は、簡単な事前準備と丁寧なアフターケアを怠らないことがポイントです。
次の手順を守って行いましょう。
●1.洗顔
普通に過ごしていてもお肌の表面には雑菌や古くなった皮脂が付着しています。洗顔せずにカミソリをあててしまうと、それらの異物や雑菌が肌の奥へ入り込み、肌トラブルの原因になってしまいます。
メイクしているときはもちろん、すっぴんのときでも必ず産毛処理の前に洗顔を行いましょう。
●2.蒸しタオル
濡れタオルをレンジで1分チンすると、程よい蒸しタオルが出来上がります。その蒸しタオルを1〜2分顔に当て、下準備をしましょう。
蒸しタオルをあてると肌が柔らかくなり、毛穴がしっかり開きます。毛穴がひらくと産毛がまっすぐ立つため、カミソリを優しく滑らせるだけで綺麗に剃ることができます。
蒸しタオルをする変わりに入浴後に処理をするのもOKです。
●3.乳液やクリームを塗る
お肌の滑りを良くするために、乳液やクリームをお顔にたっぷり塗りましょう。何もつけないままカミソリをあてると、摩擦で肌が大ダメージを受けてしまいます。また石鹸や洗顔フォームは長時間つけっぱなしにすると肌を乾燥させる上、肌に必要な油分まで奪ってしまいますので、クリームの代わりにするのはNGです。必ず乳液やクリームを使いましょう。
●4.毛の流れに沿って、丁寧に剃る
カミソリをお顔にあてたら、力を入れずに優しく肌の上を滑らせ、クリームをカミソリの刃で撫でて取るような感覚で、毛の流れに沿ってゆっくりと丁寧に剃っていきましょう。
毛の流れに逆らってしまうと毛の断面が目立ちやすくなり、伸びてきたときに余計に産毛が濃くなったように感じてしまいます。お肌への負担も大きくなるため、毛の流れには逆らわずに剃りましょう。
ちなみに、剃り残しがないよう全体をお手入れするためには、次の順番がおすすめです。
◆ シェービングする順序◆
- おでこ(生え際から眉上へ)
- 眉の下(まぶた)
- こめかみ
- 頬
- 小鼻(鼻の丸みの外側)
- 鼻の下
- 鼻筋(優しく一撫でする感覚で)
- フェイスライン
- 唇の下
- 顎
このように、顔の上から下へ向かうイメージで、片側ずつ順番に剃っていくと良いでしょう。
●5.洗顔
産毛を剃り終えたら、水かぬるま湯で軽く洗顔し、剃った毛や剥がれ落ちた角質を洗い流します。
●6.冷却、保湿
刺激を受けたお肌は、必ずクールダウン&保湿ケアしてあげましょう。
冷蔵庫で冷やした化粧水や濡れタオルなどで、お肌をまずクールダウンさせます。冷やすことで赤みや痛みを防ぐことができます。その後、化粧水やパックなどでしっかり保湿し、最後にクリームや乳液を塗って潤いに蓋をしましょう。
ポイント3「6つの約束を守る」
カミソリや電動シェーバーで顔を剃るときには、次の6つのポイントを意識すると安心です。
(1)上から下へ剃る
顔の皮膚を剃るときは、剃りやすいように皮膚を片手で引っ張りながら、毛の流れに従って「上から下へ」カミソリを動かすのが基本です。
また同じ場所を何度も行ったり来たり剃ってしまうと、お肌への負担が大きくなります。カミソリをあてるのはできるだけ各部分1回ずつに留めましょう。
(2)頻度は2〜3週間に1回
顔の皮膚は、身体の中でもとくにデリケートです。あまり頻繁にカミソリをあててしまうと、産毛処理のメリットよりも肌荒れのリスクの方が大きくなってしまいます。
産毛が生え揃う周期は、個人差はあるもののだいたい20日前後です。
ですから、産毛処理は2〜3週間に1回程度を目安に行えば充分でしょう。目立ちやすい鼻の下も、最多でも1週間に1回程度にとどめておきましょう。
(3)清潔で切れ味のよいかみそりを使う
刃が欠けたカミソリや切れ味の悪いカミソリは、肌を無駄に傷つけてしまいます。また前回使ったまま放置されたカミソリなどは雑菌が繁殖しており、清潔とは言えません。
使ったあとは道具のケアをきちんとし、切れ味と清潔を保ちましょう。
カミソリやシェーバーの刃は消耗品です。切れ味が悪くなってきたら、新しいものに取り替えましょう。
(4)ピンセット、毛抜きはNG
顔の産毛処理には、ピンセットや毛抜きは不向きです。これらの道具は毛を無理やり引っ張って皮膚ごと抜いてしまったり、道具の先で肌を傷つけてしまう恐れが高いのです。
目には見えない小さな傷でも、雑菌が入り込んで肌トラブルを引き起こしたりします。ピンセットや毛抜きはお顔の産毛処理には使わないようにしましょう。
(5)生理中、病気のときは避ける
生理前や生理中は、お肌が敏感になっています。風邪など病気にかかっているときや、日焼けした直後も同様です。
肌が敏感な時期にカミソリを当てると、肌トラブルの原因になります。これらの時期に産毛処理を行うことは避けましょう。
反対に、生理の直後は肌も元気なので、産毛処理におすすめの時期です。
(6)入浴後はOK、入浴中はNG
お風呂の後は肌が柔らかくなり、毛穴がひらいています。これは蒸しタオルを使ったときと同じように産毛のお手入れに向いている状態と言えます。
その後紫外線を浴びることも少なく、肌に受けたダメージも睡眠でじっくり補修できるため、入浴後に産毛の処理をすることはおすすめです。
ただし入浴中にバスルームで行うことは衛生上NGです。湯気の中にいる雑菌や、体内から出る汗などの異物が肌トラブルの原因となる恐れがあります。
お風呂の後はOKですが、お風呂に入っている最中の産毛処理は避けましょう。
【4】産毛処理(2)自宅でできるその他の方法
産毛処理というとカミソリやシェーバーを使って顔を剃る、というイメージがありますが、じつは他にもたくさん産毛処理の方法はあるのです。
(1)抑毛クリーム、ローション
抑毛クリーム(ローション)とは、産毛がはえるスピードを遅くし、はえてくる毛を細くする効果のあるアイテムです。
除毛クリームのように毛を溶かす方法ではなく、肌や毛穴に作用して産毛がはえる働きを抑えるものです。
即効性はありませんが、ある程度の期間使い続けるうちにだんだんと産毛がはえなくなり、処理が必要なくなっていきます。
カミソリやシェーバーでシェービング処理をした後に塗る、という使い方がおすすめです。
美肌成分が配合されているものも多く、シェービングによる肌への負担を軽減する効果も期待できます。
(2)脱毛パック、ワックスシート
脱毛パックやワックスシートは、粘着質のパックやシートを貼って剥がすことで、毛根から産毛を抜くためのアイテムです。
ワックスシートというと足のスネなどに使うものでかなり痛い、というイメージがあるかもしれませんが、フェイス用のワックスシートは痛みが軽減されているものがほとんどです。
シェービングとは異なり毛根から除去することができるため、産毛のないつるつるのお肌が長持ちします。また角栓も一緒に除去できるため、毛穴の黒ずみやひらきが気になる方には便利な商品です。
ただし細かい部分は処理しづらいこと、剥がすときにやはり若干の痛みがあることは要注意。TPOに合わせて使いましょう。
(3)家庭用脱毛器
家庭用脱毛器とは、クリニックやサロンで使われている脱毛器を家庭用に改良したものです。最近は小ぶりで手軽な価格のものが増え、買い求めやすくなってきました。
照射レベルを高くしすぎないようにさえ気をつければ、肌へのダメージは比較的少なく、カミソリを使うよりも優しく産毛処理ができます。
家庭用脱毛器にもさまざまな種類があり、手足やワキのムダ毛には向いているけれど、顔には不向きな場合もあります。購入の際は「顔の産毛処理を推奨しているもの」を選ぶよう注意しましょう。
【5】産毛処理(3)クリニックやサロンでプロにお任せ
お肌が弱い方や肌荒れが気になる方は、クリニックやサロンでプロにお手入れしてもらうのがおすすめです。
プロの手による産毛処理は、なんといっても仕上がりが綺麗。またシェービングなどは国家資格を持っていないとできない行為なので、自分で行うよりも安心感があります。
プロにお願いできる産毛処理の方法は、主に次のようなものです。
(1)レディースシェービング
美容院やサロンなどで受けられる、女性向けのシェービングです。
ウェディングの前に花嫁が受けるサービスとしても人気が高く、エステサロンや美容室で行われる他、レディースシェービング専門サロンも生まれています。
お店によっては、顔だけでなく、
- 襟足
- 背中
- デコルテ
なども一緒にシェービングしてもらえるコースもあります。
(2)ワックス脱毛
家庭用の脱毛ワックスシートよりやや強力なのが、サロンで行うワックス脱毛です。
カミソリでのシェービングとは異なり産毛を毛根から除去できるので、時間が経っても毛の断面が目立つこともなく、2〜3週間は快適なつるつる素肌を保てます。
ただ永久脱毛というわけではないので、お肌の状態を常にキープするためには定期的にサロンに通う必要があります。
(3)医療レーザー脱毛
皮膚科や美容クリニックなどの医療機関でのみ受けられるのが、医療レーザーです。毛根にダメージを与え、産毛がはえてくる働きを鈍らせます。
1回で永久脱毛というわけにはいきませんが、10回程度通うと半永久的な脱毛状態となり、その後の産毛処理が不要になる人が多いのが特徴です。
医療レーザー脱毛は、さまざまな脱毛手段の中でも一段と効果が高く、その分肌への刺激も大きい方法です。
医師による監修のため安心感はありますが、施術直後にはどうしても赤みや肌トラブルが起きやすくなります。医療脱毛を検討する際にはその点も踏まえて、まずは皮膚科や美容クリニックでカウンセリングを受けましょう。
(4)フラッシュ脱毛(光脱毛)
医療レーザー脱毛を、効果や刺激をやや弱くして、医療従事者以外にも使用できるようにしたものが「フラッシュ脱毛(光脱毛)」です。
脱毛サロンやエステサロンの脱毛コースで使われるのは、このフラッシュ脱毛がほとんどです。
医療レーザーよりも刺激が少なく、赤みや肌トラブルの心配も比較的少ないと言えます。その分、半永久的に自己処理が要らない状態にするためには、多くの回数を通う必要があります。
(5)フォトフェイシャル
フォトフェイシャルとは、美容クリニックなどで受けられる美肌治療です。
IPL(インテンス・パルス・ライト)という特殊な光を肌に照射することで、肌トラブルの原因となる色素などのターゲットを破壊し、同時に肌を活性化させてターンオーバーを促します。
医療レーザーとは異なり、痛みを感じる心配はほぼありません。肌にダメージを与えることも少なく、むしろお肌のケアとして行うクリニックがほとんどです。
このフォトフェイシャルには脱毛効果もあるため、肌のケアと同時に産毛処理も行いたいという人にはピッタリです。ただしあくまでも目的は美容効果であるため、価格設定は高めです。
【まとめ】正しい産毛処理で印象すっきり!美肌になろう♪
顔の産毛を処理する正しいやり方をご紹介してきました。
自分で行うも良し、プロにお任せするも良し。お肌の状態や目的によって、適した方法を選ぶことが大切です。
素肌感のあるメイクには、産毛の処理が欠かせません。
お顔の印象をぼんやりから「すっきり」に変え、異性との接触にも自信を持たせてくれる、産毛処理。ダメージの少ないやり方で行なっていきましょう!

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