敬老の日のおすすめプレゼント。最近はデジタルグッズも喜ばれる
Date:2018.08.21
9月の第3月曜日と言えば、敬老の日。お世話になった方へ感謝の印を贈るのが恒例ですが、何をプレゼントすれば良いのか悩みどころですよね。
- お酒
- グルメ
- インテリアグッズ
- お金では買えない物
プレゼント候補はたくさんあります。この記事では、敬老の日におすすめのプレゼントを何種類かに分けてご紹介していきます。
自分がプレゼントを贈る相手のことを思い浮かべながら、相手がどんなプレゼントなら喜んでくれるか選んでみてくださいね。
この記事の目次
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まずは確認。敬老の日っていつ?何歳からお祝いするの?
敬老の日は毎年、9月の第3月曜日に制定されています。これは最近になって変えられた祝日で、以前は9月15日が敬老の日でした。
よく「敬老の日は何歳から?」という疑問が出ますが、敬老の日をお祝いする年齢に明確な決まりはありません。
還暦を迎える満60歳を敬老の日のボーダーにする人が多いですが、実際には何歳から敬老の日をお祝いしてもOKです。
あなたがお世話になった人に対して「恩返しがしたい」と感じているなら、年齢に関係なくプレゼントをしても良いでしょう。
敬老の日の王道。嗜好品にも健康にも良いお酒のプレゼント
お酒は敬老の日のプレゼントの中でも王道的な存在です。お年を召した方にはお酒をたしなむ人も多いですから、普段は自分で買わないような、ちょっとリッチなお酒をプレゼントすると喜んで貰えるようです。
- 冷えたビール
(瓶ビールなら涼しさ・高級感共に味わえておすすめ) - 焼酎
- 高級・著名な日本酒
- 何種類かのワインセット
お酒と言ってもたくさんの種類がありますから、贈り相手に適したプレゼントが見つかりやすいですよ。
お酒にはグラスや升をつけて、形の残るプレゼントとすることもできます。また、ボトルに名前を入れて記念のお酒とすることも可能。
お酒好きな人にはとても喜んでもらえるプレゼントとなるでしょう。
お菓子やグルメなど。実用的で確実性の高いプレゼント
送り相手の趣味や性格がイマイチ分からなくて、プレゼント選びに難航している…。そんな人は、食べ物系統のプレゼントはいかがでしょうか?
万人受けしやすい、お菓子やグルメのプレゼントをご紹介します。
日本人に受けがいい和菓子
敬老の日は日本特有の祝日。お祝いされる方たちも、送り主よりずっと長く日本を生きてきた方ですから、日本由来の和菓子は喜ばれやすいです。
和菓子を送るときに注意したいのは、本人の味覚や好みです。こしあん派の人に粒あんのお菓子を送ったり、甘いのが苦手な人に小豆たっぷりのぜんざいを贈るのは避けたいですよね。
- 甘さ控えめなら抹茶ベースの和菓子を
- 洋菓子もお好きな方には和菓子ベースのゼリーやカステラ
- 少食な方には小ぶりな個別包装のお菓子を
人に合わせて臨機応変な選び方ができるのも、和菓子の強みです。ちなみに敬老の日でよく選ばれている和菓子は、わらび餅や水ようかん、もなか、カステラなどです。見た目で楽しめるようなお菓子を選ぶのも良いですね。
女性受け間違いなしの洋菓子
甘くて見た目も可愛らしいスイーツは、女性を中心にとても喜ばれます。もちろん男性にも喜んでもらえますが、贈り相手が女性なら洋菓子も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
高級プリンや焼き菓子の詰め合わせ、アイスクリームなどは物珍しさもあって好評を得やすいです。特に送り相手の地元にはないブランドのお菓子だと、「新鮮だ」と言って喜んでもらえるようです。
- フィナンシェやマドレーヌ
- バウムクーヘン
- アイスクリーム
- ケーキ
- マカロン
- チョコレート
同じお菓子でも、味や色の違いで何種類かの詰め合わせにできるのが洋菓子の魅力。送り相手の好きそうな味のものを、いくつかアソートにして贈ってみましょう。
特産品などのグルメギフト
相手が食にこだわりを持つ人だったり、美味しいもので喜んでくれる人だったりする場合は、グルメギフトをプレゼントするのがおすすめ。送り相手があまり食べたことのない特産品や、ちょっとお高めの厳選グルメを見てみましょう。
- ウナギや干物などの魚介類
- ステーキ肉、しゃぶしゃぶ用などの肉類
- 旬の果物や野菜
- 高級品のお米
- 缶詰などの加工食品
特に人気があるのはウナギの蒲焼や焼き肉・しゃぶしゃぶ用のお肉などですね。親戚が集まったときに一緒に食べられるようなグルメだと、家族団らんの時間も一緒にプレゼントできます。
敬老の日はちょうど”食欲の秋”でもあります。見ているだけで思わずお腹が空いてくるようなギフトで、贈り相手の食欲を満たしてあげたいですね。
相手の好みに合わせたお茶セット
お茶ばかりは貰ってもあまり困ることがありません。元々お茶好きな人なら喜んでくれるでしょうし、ちょっと休憩するときやお客様にお出しするときなど…お茶はいろんな場面で活躍してくれます。
緑茶や抹茶などの日本茶もあれば、海外由来の紅茶やハーブティー、健康茶などたくさんの種類があります。贈り相手の好みに合わせてお茶を選んでいきましょう。
- 日本茶(緑茶、抹茶、ほうじ茶、玄米茶など)
…和菓子や和食と相性が良い。食事のお供にも最適 - 紅茶(ダージリン、アッサム、アールグレイ、フレーバーティなど)
…洋菓子や洋食と相性が良い。寝起きや休憩時におすすめ - 健康茶(よもぎ茶、どくだみ茶、杜仲茶、烏龍茶など)
…内臓疾患や高血圧など、身体に悩みがある人向き - ハーブティー(ミント、ラベンダー、レモングラス、カモミールなど)
…アロマなどが好きな人、気分を落ち着かせたてリラックスしたい人向き
いろんな種類のお茶を詰め合わせで贈るのでも良いですし、日本茶や紅茶を中心に様々な茶葉を詰合せて贈るのでも良いですね。
茶葉は日持ちする上、他のお菓子やグルメギフトとも相性が良いため、贈られて喜ぶ方が多いようです。ティーセットと一緒に贈る方法もアリですよ。
お祝いごとの定番。綺麗なお花をプレゼントする
お花はどんなイベント事にも通用する、いわばオールマイティーな贈り物です。もちろん敬老の日にだって十分使えます。
敬老の日に上げるお花は、めでたさを表す華やかなものや、贈り相手の誕生日や記念日、花言葉にちなんだ花を選ぶのがおすすめです。
- 胡蝶蘭(お祝いごとの定番の花。花言葉は「幸福が飛んでくる」)
- カスミソウ(花言葉は「感謝」)
- 白いバラ(花言葉は「尊敬」)
- サルビア(花言葉は「家族愛」)
- リンドウ(9月が旬。花言葉は「愛情」)
これらの花は、敬老の日によく選ばれていますね。
可愛くラッピングしたブーケでも良いですが、長く眺めて楽しみたい方にはブリザードフラワーも人気です。ガーデニングの趣味がある方には、いっそ苗を贈っても良いでしょう。
形に残る、使い続けられる。敬老の日に喜ばれるグッズ
贈り相手の今後のことを考えると、実用的で今後も使って貰えそうなプレゼントも捨てがたいですよね。「敬老の日に貰った○○が便利で、今も使っている」と語る方も少なくありません。
敬老の日に貰って喜ぶ、素敵なグッズをいくつかチェックしてみましょう。
厳選したデジタルグッズ
電子機器が普及したのは最近の話です。そのため、お年を召した方々はまだデジタルグッズに上手く対応できていないことも珍しくありません。
どんなものがどんな風に便利なのか分からない方にこそ、自ら厳選してプレゼントするデジタルグッズは重宝されます。「自分ではデジタルのことがよく分からないから、選んでもらって良かった」と語る方もいるようです。
- デジタルフォトフレーム
- 電子書籍の端末
- デジタルカメラ
- スマートフォンやタブレット端末
こんなデジタルグッズがポピュラー。
特にお孫さんのいる方などには、離れていても写真を共有できるデジタルフォトフレームは人気です。他にも拡大機能で本が読める電子書籍をプレゼントしたり、スマートフォンをプレゼントして操作を教えたりする敬老の日の過ごし方もありますよ。
実用的な普段使いのグッズ
実用性を重視して、普段からよく使う機会のある物をプレゼントに選ぶ人も多くいます。
- 食器
- ペン・万年筆
- メガネケース
- 腕時計
は中でも人気商品。名前を入れたりオーダーメイドにしたりすることで、手軽ながらも特別なプレゼントにできますね。
ただしお箸や湯飲みなどはあまりにポピュラーで、他の人や過去の貰い物と被る怖れもあります。贈り相手が今、どんなものを欲しているのかを考えるのがカギとなるでしょう。
身体を配慮した健康グッズ
誰だって健康は維持したいですよね。特に身体に不調が出やすいご年配の方には、健康を重視したプレゼントもよく選ばれています。
- 座布団
- マッサージクッション
- マッサージ機
- 入浴剤
- 健康靴
- ステッキ
いつまでも健康で長生きしてほしい、という気持ちがよく伝わるでしょう。ただし気遣いが裏目に出れば、「年寄り扱いするな」と怒りを買うこともあります。
身体の不調を訴えているような方には喜んでもらえますが、心が若々しい方には注意したいプレゼントですね。
思い出はプライスレス。親しい人にこそできるプレゼント
単純にお世話になった人ではなく、家族や親戚だからこそ敬老の日に何かプレゼントをする…ということもあるでしょう。親しい人へ贈る敬老の日のプレゼントは、既製品では手に入らない特別なものを用意してみるのもおすすめ。
旅行や食事に誘ってみる
「敬老の日には何もしなくていい」と言う人や、「まだそんな年じゃない」と言い張る人もいるでしょう。そんな人への常套手段が、思い出のプレゼントです。
家族ぐるみの旅行や食事にお誘いすることで、一生心に残る素敵な思い出をプレゼントすることができます。お年寄り扱いしている、という印象を持たれることも少ないですよ。
ちょっと高めの料亭やレストランにご招待したり、温泉旅行や小旅行に出かけるなどしてみましょう。普段会う機会の少ない人には特に、喜んでもらえるプレゼントになります。
孫の手作りプレゼント
敬老の日と言えば、「おじいちゃんorおばあちゃん」にお礼をするイベントでもありますよね。もしあなたのご両親にとって孫となる存在がいるのなら、ぜひ孫の力を発揮してもらいましょう。
孫が描いた似顔絵や手作りのプレゼントは、祖父母にとってかけがえのないプレゼントになります。
もちろん子どもに任せて大人が何もしないわけにはいきませんから、
- 孫の描いた絵を加工してバッグやマグカップにプリントする
- 孫のプレゼントと一緒に他のプレゼントも渡す
こんな形で子どものプレゼントに関わっていくと良いですね。また、孫の写真をフォトフレームに収めてプレゼントにするアイデアもあります。
世界にたった一人の孫が手ずからくれたプレゼントなら、祖父母も喜んでくれるに違いありません。
日頃の感謝の気持ちを込めたプレゼントなら喜んでもらえるはず
敬老の日をお祝いするのは、あくまで「日頃の感謝の気持ちを示す」のが目的です。それを前面に出していれば、「年寄り扱いしている」と反感を抱かれることもないでしょう。
重視されるのは高級度よりも、相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを選んだ気持ちです。自分のことを考えて選んでくれたプレゼントなら、誰だって喜んでくれますよ。
実用性を重視する人なのか、思い出を重視する人なのか…。贈り相手のことをよく考えながら、あなたの思う最善のプレゼントを贈ってください。贈り相手のことを知る他の人に相談してみると、良いヒントが貰えることもありますよ。
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