今からでも遅くない!子供をスマホ依存しないための対策
Date:2019.06.05
今や子供も携帯電話を持つ時代…便利な機能を併せ持つスマホを小学生が持っているのもおかしくない時代です。文部科学省が小中学校へのスマホの持ち込みに積極的に動いている現実は、子供を取り巻く現代社会がそうさせているのかもしれません。
しかし、携帯電話と違ってスマホはSNSやアプリゲームなど、子供の興味を引く要素が満載です。SNSのトラブルやゲーム依存など、親としては見過ごせない問題をたくさん生み出すスマホの「悪」の部分が気になりますよね。
物騒な現代には欠かせなくなってきている便利なスマホ。子供がスマホ依存にならないためにはどうしたら良いのでしょうか。
うちの子スマホ依存?今すぐスマホ依存の兆候をチェック!
電子機器がそこら中にはびこる現代社会では、子供はネットに日常茶飯事で触れており当たり前に存在するものなのです。幼いころからタブレットや親のスマホでユーチューブやアプリに触れ、それが日常生活の中に組み込まれている現代の子供たちには、スマホは衣食住と同じくらいなくてはならないものになっています。
ただ、衣食住と違うところは、キリがないというところです。溢れ出る情報、ひっきりなしの通知、世界中とのつながり…。スマホを操作するはずの人間がスマホに操作されてしまうようになったらスマホ依存の始まりです。
ここでは、スマホ依存とはどういう状況のことか、自分の子供は当てはまっているのか、そうならないためにも、スマホ依存の兆候や症状について具体的に見ていきましょう。
- 周りに流されやすいタイプ
- 自信がないタイプ
- 人間関係が苦手なタイプ
- 家庭環境に問題があるタイプ
- 両親が不仲
- 親が子供に無関心
- 友達がいない
- 孤独
スマホを片時も離さない
ご飯を食べている時もテレビを見ている時も、常にスマホを持ち歩き片時も離さない状態になります。何も用がないのにアプリを開いたり、通知が来たら即返信、手元にないと落ち着かないのでトイレにも持って入るほどいつも一緒。
メールでは複数の対象と同時進行に会話をこなし、ツイッターやインスタグラムからの情報は常にチェックしないと気持ちが悪い、という片時もスマホを離すことができない状況は、スマホ依存です。
生活に支障が出始める
食事や睡眠よりもスマホに夢中になってしまいます。学校や勉強にも意欲がわかず、生活において本来やるべきこと全てに意欲がなくなってしまいます。スマホ中心の生活になり、遅刻や欠席も多くなり通常の生活が営めなくなってしまうのです。
また、スマホを触っていないとイライラしたり落ち着かなく、何をやっていても集中できずその他のことがないがしろになり始め、お風呂にも入れなくなったり家族との会話さえもままならなくなったりと日常生活に支障が出始めます。
自分の意思でスマホから離れることができない
スマホが自分の一部、自分自身の延長ととらえてしまう傾向があり、「スマホ=自分自身」と言う感覚になり、離れることができなくなってしまうのです。
気持ちの上では、「やめなくちゃいけない」「絶対に良くない」とわかっているもののやめられない状態が続き、親にも隠れてスマホをいじったりウソをついてまでスマホをやることに精力を注いでしまいます。結局一日中ダラダラとスマホをいじり離れることができない状態はスマホ依存です。
スマホがないと不安になる
スマホが手元にないと、落ち着かなくなったり、気分が沈んだり、キレたりするようになります。情報が入らないと、誰かとつながっていないと、不安で不安で仕方なくなるのです。何をするにも手につかないくらい気になってしまうのですね。
スマホでやりたいことがあるということよりも、ただただスマホを持つことで安心感を得られるようになってしまうのです。
体への影響も
ブルーライトによる目への影響や、前のめりになる姿勢が長時間続くことでの体への悪影響が問題視されています。
- 視力の低下
- 眼精疲労
- 姿勢への悪影響(猫背、スマホ首など)
- 不眠症
子供がスマホ依存になる前に!スマホにばかり頼らない対策を!
スマホ依存を断ち切るには、スマホを取り上げて使わせなければ良いのではないかと考えがちですが、それは逆効果です。
スマホ依存している子供にはスマホが全てであり、目の前からスマホが急になくなったら依存するものがなくなってしまい果てしない不安に襲われることになり、スマホを取り上げることは正解とは言えないのです。
よって、スマホを取り上げるというのは根本的な解決にはつながらないでしょう。今からの時代にはスマホがなくなることはないので、「スマホとうまく付き合う」ことを前提にスマホ依存にならないための対策を立てなければならないのです。
ルール作りをする
ルールを理解しない友達は本当の友達になれないということを悟らせることも大切です。以下のように家庭に合わせたルール作りをしましょう。
- メールのやり取りは22時まで
- 食事、テレビ、勉強中はスマホを見ない
- 使用時間は一日合計2時間まで
- ネットの中だけの知り合いを作らない
- SNSのやり取りは、親が確認する
- 人とは面と向かって対話することを心がけること
- 人の前で言えないことをSNSで発信しないこと など
スマホの使用制限をかける
新しいアプリをダウンロードするには親の承認がいるように設定したり、ゲームや動画を使用する際には制限をかけるなど、ある程度は親が管理するようにしましょう。もちろん課金などはできないようにロックをかけておくべきです。
また、「通信データ量は2ギガまでだから容量が大きいことは家のWi-Fiを使いなさい。」と容量制限があることを理解させておくことも必要です。使い放題など無制限にダラダラと使用できる環境ではなく、決められた制限の中でうまくセレクトして時間を使うことを学習すべきなのです。
自分の部屋に持って行かない
スマホを家の中で使う場合は、リビングのみでしか使ってはいけないことにしましょう。隠れて使用することを防ぎ、親の目が届く範囲なので使う回数を減らすことができます。
また、置き場所も決めておくと良いでしょう。使い終わったら戻す場所を作っておくと、区切りをつけやすくメリハリを持つことができます。
家族の会話を増やす
親が家にいない、いつも忙しそう、と親子の会話が減っていませんか?誰かと対話したくてスマホ依存になってしまうこともあります。
スマホではすることができない生きた日常の家族の会話をするようにしましょう。誰かとつながっていたいという欲を家族の日常で埋めることができるのですよ。
スマホ以外に夢中になれるものを見つける
スマホ以外に夢中になれる趣味や部活で一生懸命になる時間を作れば、自然とスマホから離れられることができます。スマホよりも優先できる夢中になれるものがあれば、スマホに最初から依存することはないでしょう。
定期的にデジタルデトックスを!
自分で「スマホ依存」に勝てるマインドを持てるようにしなければいけません。スマホにコントロールされるのではなく、スマホをコントロールできるようにきちんと子供自身がセルフコントロール力をつけることが大切です。
そのためには、定期的にデジタルデトックスを行うことをおすすめします。一切スマホの使用をやめて数日間旅行に行ったり一日使わないと決めて過ごしたりと、デジタルから子供を離してデトックスしましょう。
スマホばかりを見ていた視野が今までいかに狭かったか、顔を上げた世界にはステキな景色が広がっていることに気づくこと、スマホで検索せずに自分で考えて物事を決めることが自己肯定感を育てることにつながるのです。
デジタルデトックスを始める前には「この期間は連絡取れないよ」と周囲に連絡しておきましょう。定期的に連絡が取れなくなる人という認識を持ってもらうことも良いことです。
友達との信頼関係を作る
「この時間はスマホしない時間だから」「テスト期間中はスマホをあまり見ないから」と友達に伝えても関係が悪くならないような友達関係を普段から作っておきましょう。
上っ面のイイね友達は、長続きしない関係です。普段からスマホとの付き合い方を同じように考えている友達とお付き合いできるようにしておきましょう。
親の管理次第で子供はスマホに左右されない自律した人間になれる!
スマホ依存であると自覚していない人は多く、スマホ依存症の4割だと言われています。自分がスマホ依存症だと自覚がなくスマホに支配されていることに気づいていないことが、スマホ依存の恐ろしい症状の一つなのです。
子供がスマホ依存症になったら、スマホに執着するあまり勉強がおろそかになったり、体調を崩したりと他人事ではありませんよね。四六時中スマホの使用を監視しているわけにもいかず、対人関係も広くなってくると親が立ち入るのにはなかなか難しくなります。
子供がスマホ依存症にならないためには、スマホを利用するルールを明確に定めて曖昧なものにせず、しっかりと親が管理することが大切です。
使用制限をかけることで子供が友達関係に支障をきたすのではと危惧してしまうこともあるかと思いますが、子供にルールを守らせることは子供を守るためだと両者が納得するまで話し合いましょう。
スマホはうまく使えば便利で楽しいデジタルですが、使い方を間違うとスマホに振り回され生活に支障が出るばかりでなく、人生が台無しになってしまう可能性があるということを肝に銘じて、子供とスマホの関りを真剣に話し合うことを強くおすすめします。
Sponsored Link