レモン白湯は白湯とは桁違い!毎朝1杯で寝起きも腸内もスッキリ
Date:2018.09.06
白湯のダイエット効果や美容効果がよく紹介されていますが、その白湯にレモンをプラスするだけで、嬉しい効果が一気に増えることが最近注目されています。
なかなか疲れが取れない人や、便秘に悩まされている人、ダイエットが成功しない人には特に、レモン白湯は心強い味方になってくれるでしょう。
毎朝1杯飲み続けるだけで着実に体質が変化する、レモン白湯の効果や魅力、作り方をくまなくチェックしていきましょう。
この記事の目次
ダイエット効果や美肌効果、心身の疲労を回復する効果
身体を温めることで多方面へと効果をあらわす白湯ですが、ここにレモンをプラスするだけでさらに効果の幅は広がります。
身体の健康と見た目の美容、加えて心身の疲れにも作用するレモン白湯の効果は次の通り。
レモンが腸に働きかけて便秘を解消
白湯が便通の解消に役立つのは有名ですよね。温かいお湯が優しく胃腸に働きかけて、腸のぜん動運動を改善するというものです。そんな白湯にレモンを加えると、更に便通の解消に役立つことが分かっています。
レモンに含まれている食物繊維やクエン酸は、腸に刺激を与えてぜん動運動を促し、お通じを良くする効果が期待できるのです。
- 胃腸を温め、血流を良くする
- 優しく胃腸の動きを促す
- 刺激を与えてぜん動運動を促す
白湯にレモンを加えるだけで、これだけの便秘解消効果が得られるというわけですね。もしも白湯だけで思うような便秘解消効果が得られなかったという人は、ぜひ次からはレモンを足してみてください。
ダイエットのサポート効果
レモン白湯はダイエット効果があるとしても知られています。もちろん「飲むだけで痩せる」という都合の良いものではなく、「飲み続けると痩せやすい体質になる」というもの。
レモン白湯には、次のような効果があることからダイエットに向いているのです。
- 脂肪が蓄積されにくくなる
- レモンに含まれているクエン酸は、身体の代謝機能を促して血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあります。血糖値の急上昇は脂肪を蓄積しやすくさせるため、食前にレモン白湯を飲むと脂肪がつきにくくなりますね。
- 食欲を抑える
- レモン特有のあの香りは、「リモネン」という成分によるもの。リモネンには食欲抑制効果があるので、レモン白湯を飲むときはレモンの香りも楽しむようにすると、食べ過ぎを防ぎますよ。
- 善玉菌ホルモンの濃度が高くなる
- 日頃からレモンを摂取している人とそうでない人を比べると、前者は血中の善玉菌濃度が高いという傾向が分かりました。善玉菌は血糖値をコントロールして、脂肪の蓄積を防いでくれます。
ビタミンCによる美肌効果
ビタミンCは美肌成分としてあまりにも有名。そんなビタミンCがレモンにたっぷり含まれていることも、美容に敏感な人なら知っていますよね。
白湯にレモンを加えると、レモンに含まれるビタミンCも同時に摂取できます。
- 殺菌作用で肌トラブルを解消する
- 抗酸化作用で肌の老化を防ぐ(アンチエイジング作用)
- メラニン色素の生成を抑え、美白効果を促す
- 肌の免疫力を上げ、肌トラブルを防ぐ
…ちなみにこれらは、レモン単体で見たときの美肌効果に過ぎません。
白湯自体にも血流促進や腸内環境の改善といった美肌に繋がる効果があるため、これにレモンが加わることで更なる美肌効果が期待できるというわけです。
きめ細やかで美しい素肌を手に入れたい女性にとって、いわばレモンと白湯の組み合わせは鉄板とも言える心強い味方になるでしょう。
冷え性体質を改善する
温かい白湯を飲むと、身体が内側から温められて冷え性体質が改善されていきます。内臓から血流が促進することによって、じんわりと身体の外側にまで血流が促され、芯からポカポカと温まるのです。
レモンの成分であるクエン酸には、代謝を上げて体温の上昇を促す効果が期待できます。つまり白湯とレモンの相乗効果により、ずっと効率的に冷え性を解消させられるのです。
冷え性が改善されると、むくみや便秘、体調不良といった悩みごとを一気に快方に導くことができますよ。
ポリフェノールで血液をサラサラにする
レモンに含まれているポリフェノールの「エリオシトリン」は、狭くなった血管を広げて、血液をドロドロ状態からサラサラ状態に導くことができます。
血液がサラサラになることで、
- 動脈硬化
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
と言った生活習慣病の数々を防ぐ健康効果を期待できますよ。生活習慣に不安のある人は、レモン白湯で健康のサポートをすると安心ですね。
心身をリラックスさせ、疲労回復を促す
レモンの香りって独特ですよね。このレモンの香りには「レモリン」という成分が含まれていて、気持ちを落ち着けてリラックスさせる効果を持っているのです。
レモンの香りを嗅ぎながらレモン白湯を飲めば、気分を落ち着けてリラックスできますよ。温かい飲み物は身体の緊張をほぐす効果も期待できますから、心身共に穏やかな気分になれるでしょう。
思い立ったらすぐ作れる。レモン白湯の簡単な作り方
レモン白湯の作り方は、基本さえ覚えておけば簡単です。しっかり効果を得るためのポイントを押さえながら、レモン白湯の作り方を覚えていきましょう。
基本のレモン白湯の作り方
レモンを白湯に加えるのがレモン白湯です。とは言え、もちろん適当に混ぜ合わせるだけでは効果は薄いですから、具体的な作り方をよくチェックしていきましょう。
- やかんで水を沸騰させ、お湯を作る
- 沸騰したら少し冷まして、カップ1杯分の白湯を用意する
- レモン汁を5滴ほど垂らしてよく混ぜ合わせる
- 直接果物を使う場合は、輪切りにしたレモンを1枚白湯に加えて混ぜ合わせる
レモンは果汁と果物のどちらを使っても構いませんが、レモンの香りや成分をより楽しみたければ、果物を輪切りにして作ってみてくださいね。
ちなみにやかんでお湯を沸かすのが面倒な場合は、電子レンジで白湯を作ってもOKです。その場合はカップに水を注ぎ、1分30秒~3分程度の間で好みの温度に温めてください。
レモン白湯に入れるとおいしいもの
レモンと白湯だけだと飲みにくい、味が苦手だと言う人は、他の材料を加えてもOKです。むしろ他の材料を加えることで、また新たな効果が得られますよ。
- ハチミツ
…甘くなって飲みやすくなる。殺菌、美容作用もあり - 生姜(チューブやジンジャーパウダーでも可)
…身体がポカポカと温まりやすい。味にメリハリが出る - シナモン
…脂肪細胞が高まり、ダイエット効果が増す - 塩
…ミネラルが加わり、デトックス作用が増す
レモン以外の材料を加えるデメリットは、少しだけカロリーが高くなる程度です。
きっちりカロリー制限をするタイプのダイエット中には避けた方が良いかもしれませんが、レモン白湯のアレンジは飲みやすくなる以外のメリットがたくさんあるのでおすすめです。
タイミングや量で効果が変化する。レモン白湯の正しい飲み方
どんなものにも適量がありますから、やみくもに飲んだからと言って効果が高まるわけではありません。また、飲むタイミングにも気をつけたいところ。
レモン白湯の効果を引き出す、正しい飲み方をチェックしておきましょう。
寝起きに1杯飲むのが基本
レモン白湯の効果を最も引き出すのが、朝ご飯を食べる前の寝起きの時間です。目が覚めたらトイレに立つついでに、お湯を沸かすことを習慣にすると良いですね。
寝起きのレモン白湯は、体内を温めて内臓から覚醒を促すのと同時に、胃腸の動きを刺激して排泄を促してくれます。また、単純に睡眠時の水分不足を補うこともできますね。
夜に眠たくなるように、体内時計で朝は排泄の時間とされています。その朝にレモン白湯を飲めば、朝から快調なお通じを迎えられますよ。
ダイエット中は運動後に飲むのもOK
痩せるためのレモン白湯なら、運動した後の水分補給として1杯飲むのもおすすめです。別に激しい運動ではなく、軽い散歩の後でもOKです。
運動の後にレモン白湯を飲むと、代謝をアップさせるのと同時に消化を促す効果が期待できます。
レモン白湯は消化を促すため、できれば食前よりも食後の運動をした後に1杯飲むのが良いですね。代謝が上がって老廃物が排出されれば、運動の効果が感じられてモチベーションも上がります。
1日1杯。多くても2杯まで
レモン白湯は飲みすぎ厳禁です。基本は1日に1杯として、後はレモンなしのただの白湯を飲むようにしてください。多くても1日2杯までは理想。
レモン果汁は胃腸に刺激を与えやすいので、あまり摂取しすぎると胃腸が弱ってしまいます。お腹を下したり消化不良を起こしたりして、便通をむしろ悪化させることになり兼ねません。
そのためレモン白湯は基本的に1日1杯と覚えておいてください。もしも通常のレモン白湯ですら刺激が強いようなら、レモンの量を減らしてもOKですよ。
毎朝1杯の習慣が体質を着実に変えていく
ただの白湯とレモン白湯にはどんな違いがあるのか、お分かりいただけましたでしょうか?必要なものは水とレモン果汁だけですから、手軽に試しやすいですよね。
レモン白湯の効果を引き出す一番のコツは、毎日欠かさずに飲み続けることです。お通じの改善も心身の疲労回復も、体質を少しずつ改善していくからこそ得られる効果です。
レモン果汁を毎朝の習慣にすれば、あなたの悩みを解消する心強い味方になってくれるはずですよ。
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