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子供の学費や老後の資金のために!新時代の賢いお金の蓄え方

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子供の学費や老後の資金のために!新時代の賢いお金の蓄え方

雇用が不安定で高齢化も進む今、子供の進学や老後の資金に不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

何をするにも、やっぱり先立つものは大事。将来に備えてしっかりと貯蓄するには、どんなことを心がければいいのでしょう。

今回は誰もが気になるお金の話をご紹介します。

人生にかかるコストは約2億円!意外に高額でびっくり!

人の一生にはどのぐらいのお金が必要なのでしょうか。

もちろん子供の有無や各家庭の生活レベルにより支出額は違いますが、今回は平均的な数値をもとに算出してみたいと思います。

人生の3大支出「教育・住宅・老後」の支出額はいくらぐらい?

まずは教育費について。

子供1人当たりの小学校から大学までの進学にかかる費用は、すべて公立でも約830万円、オール私立だと2000万円以上かかります。

さらに子供が複数いる場合は、この数倍の費用がかかることになります。

住宅の購入費用の平均額は約3700万円。さらにローンの利息や維持費、税金などで2800万円程度の費用が別途かかります。

ずっと賃貸だったとしても、月々の家賃に加え駐車場代や管理費がかかるので、同程度の出費があると考えた方がよいでしょう。

さらに老後の生活ですが、毎月必要な費用を30万円、定年が60歳で80歳まで生きると仮定して計算すると、なんと7200万円ものお金が必要であることが分かります。

食費や光熱費などの生活費を加えるとどうなる?

先ほどの計算には60歳までの光熱費や食費など最低限の生活費が含まれていないので、さらにその費用も加算してみましょう。

光熱費や食費などの支出が月々10万円として計算すると、30歳から60歳までで3600万円が必要になります。

これらをすべて合算すると、子供一人の教育費(最低額)830万円+住宅費6500万円+老後資金7200万円+生活費3600万円で、ざっくりと計算して1億8130万円にも上ることが判明!

子供が2人以上いる場合や私立に通わせる場合はもっと高額になりますし、旅行や遊興費、衣類や装飾品などにかける費用を加算すると、2億円以上は必要だという結論に至ります。

一生で稼ぐ額はどのくらい?生涯賃金を知っておこう!

人の一生に多額のお金が必要なことはよく分かりました。対して、人は生涯でどのくらいお金を稼ぐことができるのでしょうか。労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2013」によると、学歴・男女別生涯賃金は以下の通りです。

  中卒 高卒 高専・短大卒 大卒
男性 1億7710万円 1億9520万円 2億410万円 2億5410万円
女性 1億1140万円 1億2620万円 1億6010万円 1億9800万円
こうして見ると、共働きの場合は別ですが、片方が家計を支える場合、上手くやりくりをしないと、必要な費用が賄えないおそれがあることが分かります。

お金が貯まる人がやっている、貯蓄のコツ3か条

特に浪費をしているわけではないのに、なぜかお金が貯まらないという人はいませんか?しっかり貯蓄計画を立てていないと、お金は何となく出ていってしまうもの。

お金がたくさん貯まる人が実行している工夫をご紹介しましょう。

生活費の口座と貯蓄用の口座は分けるのが鉄則!

あなたは生活費を引き出す口座と貯金の口座を一緒にしていませんか。

それでは口座の残額が多くなったり少なくなったりするので、正確にどの程度お金が貯まっているのか把握することができません。

貯蓄額を把握するためにも、まずは貯蓄専用の口座を作ることをおすすめします。

残ったお金を貯蓄に回すのではなく〝先取り貯金〟が正解

あなたの貯蓄方法は、月々に残ったお金を預金に回す〝成行き貯蓄〟ではありませんか?

それだと月々の貯蓄の額もまちまちな上、口座に残高があるとつい使ってしまうため、なかなかお金が貯まりません。

お金を貯めたいなら、先に貯蓄に回す額を貯蓄用口座に入れ、残った額で生活する〝先取り貯蓄〟がおすすめです。毎月自分で口座に積み立てるのが面倒な人は、会社の「財形貯蓄」や銀行の「自動積立預金」、信用金庫の「定期積金」などを利用するとよいでしょう。

貯蓄型保険を活用して将来に備える

貯蓄と保険、別々に積み立てるのは大変だと思う人は、貯蓄型保険を活用するという選択肢もあります。

貯蓄型保険には、満期が来た時に満期保険金が受け取れる「養老保険」や、年金として受け取れる「個人年金保険」、子供の入学前のタイミングで保険金が受け取れる「学資保険」などがあります。

まとまったお金が必要な時に保険金を受け取れるのが魅力の貯蓄型保険ですが、もし途中で解約してしまった場合、返戻金がこれまで支払った額より少ない額しかない場合もあるので、注意が必要です。

低金利時代に賢くお金を運用して、資産を増やす

昔と違い、超低金利時代の今、定期預金に預けていてもほとんど利息は望めません。

そのため、銀行などでも多数の投資商品を扱うようになり、自分で資産を運用する人も増えています。

もちろん元本割れのリスクはありますが、余裕のあるお金で賢く運用すれば、資産を増やすチャンスかもしれません。ここでは、様々な投資方法をご紹介します。

プロに任せられるのが魅力。根強い人気の「投資信託」

金融会社の投資商品として、最もポピュラーなのが「投資信託」です。

投資信託とは、投資家から預かったお金を、専門家がまとめて株式や債券などで運用し、その利益を投資家に分配する投資商品です。

銀行や証券会社、郵便局などで販売されており、少額からでも投資できます。プロに運用を任せられるのが魅力ですが、損失が出た場合の負担も分散されるので、元本割れのリスクがあります。

リスクを低くするためには、株式や債券など分散して投資することをおすすめします。

最近では、株式などと同じように証券取引所で取引される投資信託「ETF」も注目を浴びています。ETFの価格は株価指数などの指標に連動します。投資信託に比べ手数料が安く取引もシンプルで、リアルタイムで価格が変動するため、株式のように1日で利益を出すことができるのも人気の理由です。

高い金利とレート変動でお金を増やす「外貨預金」

超低金利時代に、定期預金に替わって利用が増えているのが外貨預金です。

外貨預金とはその名の通り、ドルなど海外の通貨で預金をすることで、金利もその国のものに準ずるので、円で預けるより高い金利が期待できます。

また、円高時に為替を買い、円安時に売ることで差額の利益を得ることもできます。ただし、投資信託と同じで、為替レートが買った時よりも悪くなれば、元本割れのリスクもあります。

円と同じく普通預金・定期預金の2種類があり、定期預金の方が金利が高くなります。

また銀行によっては2週間や1ヶ月など短期で満期を迎える定期預金を扱っているところもあります。

低リスクで投資するなら、元金が戻る「債券」が魅力

国や地方自治体、企業などが投資家からお金を借りるために発行する有価証券を「債券」と言います。代表的なものは、国が発行している「国債」でしょう。

国債は最近、銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行など様々な金融機関で扱われています。

債券は満期時に投資した額がすべて返金されるため、低リスクなのが特徴。

一般の定期預金に比べ金利が高いので、安定性の高い投資と言えるでしょう。

ただし、途中で解約する場合は市場価格で売却されるため、元本割れのリスクがあります。また発行元の財政状況が危機に瀕すると、元本や利息が支払われなくなるおそれもあります。

債券は円で支払われるものばかりではありません。外貨建ての債券を買った場合は、レートによる元本割れのリスクがある一方、円に換金するときに利益が生じることも期待できます。

年金も自分で運用する時代!? 「確定拠出年金」とは?

将来の大切な備えである年金。しかし高齢化や国の財政状況などを考えると、将来自分が払った分よりも受け取る額がだいぶ減ってしまうのではないかと、不安を覚える人もいるのではないでしょうか。

そんな中、将来受け取る年金の一部を自分で運用する「確定拠出年金」の制度を利用する人が増えています。

「確定拠出年金」の掛け金は、年金機構ではなく自分専用の口座に積み立てられ、自己責任で運用します。

個人型と企業型の2種類あり、企業型の場合は所属する企業が掛金を拠出し、個人型の場合は自分で掛金を拠出するので、主婦や自営業の人でも利用することができます。

また、転職や退職などで環境が変わった場合でも、企業型と個人型を移管することが可能です。

確定拠出年金のメリットは、節税効果が高いことです。掛金には所得税がかからず、さらに運用益も非課税になります。

また、年金給付の際にも雑所得として公的年金の控除が受けられます。

一方デメリットとしては、

  • 運用により拠出額より給付額が少なくなる可能性があること
  • 原則60歳になるまで解約が不可能であること
  • 口座管理等に各種手数料がかかること

これらの3つが挙げられます。

もっとアクティブに運用したいなら、積極的な投資も!

先にご紹介した投資は長期的な運用を見込んだもので、短期的にはさほどの利益は期待できません。

もし短期間で多くの利益を得たいならば、株など積極的な投資を行うのも一つの選択肢です。

最もポピュラーな投資「株」!まずは基礎知識を理解しよう

投資といってまず思い付くのは株式投資ではないでしょうか。

これは将来有望な企業の株を買い、値段が上がった時に売却して利益を得る投資法です。

国内株式と外国株式があり、外国株式では値段の差額の利益のほか、為替レートの差額による利益も期待できます。

取引方法もさまざまで、投資家の資金の範囲内で取引を行う「現物取引」のほか、購入資金を証券会社などから借り入れる「信用取引」や投資のリスクを回避するために開発された「デリバティブ取引」などがあります。

現物取引以外はリスクが高かったり、取引が複雑だったりするので、初心者はまずシンプルな現物取引を行うことをおすすめします。

国内株式や投資信託では年間120万円未満の少額投資が非課税になるNISAという口座が人気です。

今話題のFXって?興味はあるけど難しいの?

最近、ネットなどでよく広告を見かけるFX。興味はあっても、難しそうとかリスクが高そうと思い敬遠している人も多いのでは?

FXとは外貨為替証拠金取引のことで、少額の資金を元手に外貨を買い、大きなリターンが得られる取引です。

レバレッジを利用することで、自己資金を証拠金に数倍から数十倍の取引を行うことができます。

FXの利益としては、金利の低い通貨を売って高い通貨を買うことで生じる金利差(スワップ金利)と、為替レートの変動による差額の利益があります。

メリットとしては

  • 手数料が安いこと
  • 24時間取引ができること
  • 株に比べ少額からトライでき、買える通貨の種類も限られているので選びやすい
  • 通貨なので倒産などの心配がなく株に比べて低リスク

などが挙げられます。しかし、レバレッジで大きなリターンが期待できる分、損失も大きくなるので、初心者は無理のない倍率から始めましょう。

資金がたくさんあるのなら、不動産投資という選択肢も

もしたくさん資産がある人なら、土地やマンションなどの不動産に投資する方法もあるでしょう。

マンションを所有していれば、家賃収入を得ることも可能です。また、マイホーム購入も広義では不動産投資に含まれます。

不動産投資は株やFXに比べ多額の資本が必要ですが、投資信託などを利用すれば少額でも投資することが可能です。

会社員や主婦でもできる、いまどきのプチ副業とは?

投資もいいけど、もっと堅実にお金を増やしたいという人は、副業という選択肢もあります。

ネットの普及で、副業を禁止されているサラリーマンや、子育てや介護に忙しい主婦でも、空いた時間でできるプチ副業の選択肢が増えています。以下に主なものをまとめました。

アフィリエイト
自分のホームページやブログに広告を貼りつけ、そのサイトにアクセスがあったり、商品が売れれば成功報酬が得られます。人気サイトになると多額の広告収入が期待できますが、毎月高い収入を得るのはなかなか難しいようです。
ユーチューブ
ユーチューブの動画に掲載した広告を閲覧者にクリックしてもらうことで収入が得られます。最近は「ユーチューバ―」という言葉ができるほど、多くの人が参入しています。
クラウドソーシング
アウトソーシングサイトを通じて企業や個人が単発で仕事を依頼したり、請け負ったりします。イラストやホームページ作成など専門性が求められる仕事から、データ入力やアンケート回答など簡単なものまで、様々な仕事が掲載されています。空いた時間を利用して仕事ができますが、相対的に単価が安く、仕事相手と直接会わないので、コミュニケーションが取りにくいなどのデメリットがあります。
ブログライター
自分のブログに企業の商品紹介や口コミを書くことで収入が得られます。空いた時間に気軽に始められますが、1記事(300字)で60円~80円程度なので、それなりの収入を得るためにはかなりの記事を書かなければいけません。
ハンドメイドや写真などの販売サイト
最近、ネットを利用して自分で作ったハンドメイドや写真などを販売する人が増えています。ハンドメイドなら「creema」や「minnne」、写真なら「PIXTA」や「フォトライブラリー」などが有名です。サイトを通じて、遠方の人にも作品を販売できるのが魅力で、人気作家になると月に何十万の収入が期待できますが、まとまった収入が得られる作家はごくわずかなようです。
フリーマーケットやオークションサイト
やハンドメイド作品、中古品などをネットをで販売することができます。欲しい人がいれば衣類や家電などをリサイクルショップより高く売ることが可能ですが、自分で出品、発送する手間があり、商品によってはなかなか買い手がつかない場合があります。
商品モニター・治験
企業の商品を利用し、その感想を報告したりアンケートに答えることで報酬をもらいます。商品は食べ物や化粧品から医薬品まで様々。医薬品(治験)の場合は報酬が高くなりますが、副作用のおそれがあったり、長期の宿泊が必要な場合もあるので、納得した上で行ってください。
お小遣いサイトの利用
アプリのダウンロードやアンケートへの回答などでポイントが稼げ、それを換金できるのが、お小遣いサイトやポイントサイトと呼ばれているものです。「モッピー」や「お財布.com」など多数のサイトがあり、誰でも空いた時間で手軽にできるので人気です。

今は自分の力でお金を増やす時代。計画的な資産形成で明るい未来を

いかがでしたか?今は昔のように、定期預金に預けていれば自然にお金が増える時代ではありませんが、別に悲観することはありません。

記事を読んでいただければ分かるように、資産運用にはたくさんの選択肢があり、さらにネットの普及で様々な方法でお金を稼ぐことができます。

工夫と努力次第で、将来貯金を2倍、3倍に増やすことも夢ではないのです。

しかし運用にはリスクが付きもの。特に株やFXといったギャンブル性の高い運用法は、損をするとそれを取り返そうとして投資額を増やし、さらに損失が膨らむという悪循環に陥る恐れもあります。

あくまで投資に回すのは、すぐに使う予定のない貯金の枠内に留めておくことが大切です。

子供や老後に備えるためにも、自分たちの生活や性格に合った方法を選んで、計画的に貯蓄を増やしていってくださいね。

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