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整理整頓 | 女性の美学
https://josei-bigaku.jp/lifestyle/tidy-up/

部屋や身の回りを整理整頓する方法と運気も上がる片付け方法

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お部屋は、あなたがいつも帰ってくる場所です。帰宅するのが楽しみになるように、早速取り掛かってみましょう。

「整理整頓」の、「整理」とは要るものと要らないものを分けることです。「整頓」とは居るものを、配置することです。分ける→捨てる→配置の三ステップが基本です。

「整理」……物を捨てる断捨離を実践しよう

物を捨てるのは勇気がいりますよね。物を捨てるときには、指先を紙の端切れで切るときと同じ痛みが、脳内で起こっているんだそうです。

それを理解していれば、一瞬の痛みだと思って我慢することで、捨てやすくなるかもしれませんね。

1.いる、いらないに分ける。

まずは全て出しましょう。必要ないと思うものを出すのではなく、片付ける場所を決めたら、そこにあるものは全て出しましょう。

例えば、タンスを片付けようと思ったら、その中に入っているものは全部出してみましょう。

・今使っていないものは、思いきって捨てましょう。
普段使っているものは、必要なものですから、もちろん捨てる必要はありません。
つまり、今使っていないものは、必要のないものなんです。
「いる・いらない」ではなく、「使う・使わない」で判断することで、仕分けしやすくなります。
・「いつか使うかも」はずっと使わないことを、覚えておきましょう。
もし、ずっと取っておいたのなら、10年に一度くらいは、使うかもしれません。
しかしそれでは、貴方のお部屋は倉庫と同じになってしまいます。
その結果、探し物の場所が分からずに、100円ショップへ出かける→物がまた増える→なんていう、
悪循環を招いてしまいかねません。
・高価だったから捨てられない物は、ガラクタと同じです。
元の値段は、本来の価値には何も関係もありません。よほど特別な背景がない限り、オークションにかけて、元の値と同じなんていうことは、まず無いでしょう。

また、ある著書では、「価格の高いものほど、捨てられずにゴミになる」という格言もあるほどです。要するに、いま使っていなかったら、ガラクタと同じなのです。

ガラクタを捨てる代わりに生まれる、貴重なスペースを有効利用しましょう。

・貰い物は、気持ちだけもらって捨てましょう。
プレゼントを贈ってくれた相手は、貴方に喜んでほしくてそうした筈です。しかしいま、貴方が捨てたいと思っているところが重要なのです。

贈り物と気持ちを切り離して考えることで、捨てましょう。気持ちだけもらって、物は捨てましょう。

罪悪感を感じる必要は、全くありません。

・書類など捨てることが難しいものは、デジタルデータ化して捨てましょう。
たまる一方の書類は、大変かさばります。データ化させることで、スッキリさせましょう。

まずは取り込むものを厳選しましょう。それから、スキャナーを利用して、データ化してしまいましょう。

このとき、要件ごとにフォルダを分け、ファイル、フォルダ名を工夫すること(日付+内容にする等)が、コツです。検索機能を使うなどして、今後の作業の効率化を図りましょう。

2.衣類の捨て方

女性で一番収納に困るのは、衣服だそうです。クローゼットに服がいっぱい詰まっているのに、「今日、着ていく服がない」なんて口にしたことはありませんか?

衣類を整理することで、毎朝、焦ることなく、さっと出かけられるようにしましょう。

各上限を決めましょう。クローゼットを空にして、自分の持っている服の量を把握し、あまりに多いようなら、

カート○枚、シャツ○枚、パンツ○枚……というように上限を決めましょう。

捨てる目安は、一年以内に着たかどうかです。恐らく、ワンシーズンで切ることがなかったものは、殆ど着ることはないでしょう。

その理由は、鏡で見たときに、貴方に似合っていなくてしっくりこなかったり、
それと良く似た服で、もっとお気に入りの服があるからでしょう。

同じデザインの物は、捨てましょう。購入するのは自分ですから、同じ好みの服を買ってしまいがちです。

恐らく、それらを並べてみると、着ていないものがあることに気がつく筈です。一番お気に入りのものだけを残して、あとは捨ててしまいましょう。

状態の良くないものは捨てましょう。当然ですが、シミ、黄ばみ、色あせ、ほずれ、虫食いなどは、処分対象です。

それらは、放っておいて良くなることはありません、寿命なのです。また、ずっと着用し続けていると自分では気づきにくいですが、目を新しくしてみると、毛玉づくしであったり、ずいぶんと伸びていたりすることに気づくこともあることでしょう。

それでも絶対に残しておきたい服は、お直し屋に持っていった方がいいです。家にはおかない事です。

体型が合わないものは捨てましょう。痩せたら着れるから……思う服は、捨てましょう。

それを見てモチベーションが上がるなら別ですが、そうでない場合は、ダイエットした暁に、ご褒美に新しい服を買いましょう。

3、捨てると運気がやってくる。

「断捨離」という言葉をご存知でしょうか。物を捨てて生まれたスペースに、運気がやってくるという考え方です。

昔から、掃除や整理整頓が運気に関わってくるというの伝わっており、ダスキンのサイトでさえ、「運気アップ」という言葉を使っているほどです。

では、実際にどのような効果があるのかみてみましょう。調査によると、断捨離をした多くの方が、以下の効果を実感しています。

「心がスッキリした」……これは、モノに宿った、不要な感情も一緒に捨てることができるからだそうです。

物を捨てるということは、執着を手放すことでもあるのです。

「本当に必要なものだけ買うようになった」……捨てることに苦労した分、モノを買うときに、慎重になるからだそうです。

差ほど使わなかったものを捨てる時に、(なぜ、これを買ったのだろう……)と、本当に必要なものが分かるようになります。

同時に、捨てられない原因が分かったり、捨てられないと思っていたものが捨てられるようになったりするそうで、自分を見直すいい機会にもなりそうです。

これらは、衝動買いを防いだり、お金の使い方に慎重になるので、倹約に繋がるでしょう。

「仕事運が上がった」……仕事というものは、デスク回りの環境がとても重要です。
ホコリの無いデスクはやる気も出てきますし、また整った引き出し・棚からは、欲しいしいと思う資料をすぐに取り出すことができます。

仕事を辞めて部屋を掃除したら、好条件の仕事が見つかった事例もあります。

「運気があがった」……その他にも、人間関係の向上や、恋人ができたりということがあるそうです。

それは、心にゆとりができることで、周囲に優しくなれるので、必然と返ってくるのでしょう。

一見非科学的なことではありますが、最近物事がいまいちうまく行かない、と悩んでいる方は、ぜひ、断捨離をして、新しい運気を呼び込んでしまうのは、ひとつの手段です。

必要なものだけ残したら、いよいよ整頓

整頓の仕方ひとつで、その空間は大分違ってきます。効率的な整頓方法で、気持ちの良い生活を送りましょう。

4.配置場所の鉄則を守ってみましょう。

「同じ物でも、頻繁に使うものは、取り出しやすい場所へ配置する」ことにより、物の散乱を防ぐことができます。使用頻度の高いもの程、近くに配置しましょう。

「使うものは、使う場所へ配置する」ことにより、所定の位置に戻すのが面倒、という事態を防ぐことができます。

文房具は机のそばへ、調味料類はキッチンのそばへ置くなど、何をするときに使うものなのか、いまいちど見直してみましょう。すぐに必要なものを見つけられるようになるので、一石二鳥です。

また、ときめく収納の「こんまり流クローゼット収納」によると、服をポールに掛けるときに、「服の裾の丈が、右へ行くにつれて上がるようにする」と、心がウキウキするそうです。

自分に似合っていると思うものを、試してみてください。

5、基本は縦収納です。本、CD等、平積みにしてしまうと、一番下のものを取り出すときに、崩れてしまいます。

その際に、仕切り板を上手に活用し、見やすく整えましょう。必要なものがすぐに目に入るようになります。

作業の効率化につながります。また、ラックなどを使うと、新たなスペースを確保できます。小さなラックは縦置きに使うことにより、奥行を確保できます。

これらは、百均のもので構いません。

6.吊るして、空間を有効活用しましょう。

例えば、ストールやベルト等を吊るせば、一目で分かりやすくなります。こちらも、百均で売られているS字フック等がお勧めです。見た目にもオシャレです。

キッチンのフライパンやヘラ等は、全てフックやワイヤーで吊るせば、広い作業台に変わります。

また、一本のポールを使えば、吊るしタイプの収納ができあがります。手を伸ばせば届く範囲にそれらがあるのは、非常に便利です。

タオル等は、突っ張り棒を活かし、その上に畳んで奥と良いでしょう。その他にも、壁に吊るしたカバンの中に小物入れたり、ハンモックをぶら下げて人形入れにしたりなど、楽しいアイディアは沢山あります。自分なりの工夫を拵えてみましょう。

7.ルールを決めてみましょう。

片付け終わったら、満足せずに、自分なりのルールを決めてみましょう。「取り出したら、元の位置に戻す」「床には置かないようにする」等のルールがおすすめです。

更に、「寝る前には片付ける」というルールを作れば、一日の終わりにはスッキリ元通りになるので、翌日、気持ちのよい朝を迎えることができます。

また、「新しい物を買ったら、何かひとつ捨てる」ようにすることで、物が増えることを抑えられます。

8、インテリア感覚で楽しみましょう。

片付けや整頓は、自分好みのインテリアにするための基本でもあります。インテリアを取り入れてみると、デザインすることが楽しくなって、お片づけが好きになるかもしれませんよ。

例えばどんな方法があるかというと、

・色、高さを意識して並べる……労力がない割に、それだけで、グッとオシャレになります。

・ある程度のゆとりをもたせる……どこかに意識的に余白をもたせることで、空間が引き立ります。

例えば、二箇所にまとめていた書類を、一箇所に積み上げることで、新たな空間が生まれます。掃除がしやすくなるので、綺麗に保てる、という利点もあります。

・ケースの色や素材を統一する……色が人に与える影響は、とても大きいです。
例えば、信号機が「赤」なのは、その色に「警告・危険」という効果があるからですね。

「グリーン」が安らぎの印象を与えるのは、実際に緑豊かな自然を連想させるからなのでしょう。

このように、効果のある色を統一させるだけで、驚くほどに、お部屋の雰囲気がガラリと変わります。

「白」は、清潔感や、純粋なイメージを与える色です。広さを感じさせることもできます。
「黄」は、人に喜びや希望を与え、楽天的な色です。会話をスムーズにさせる効果も期待されている色なので、来客が多い方にお勧めの色です。
「橙」は、暖かさや、親しみやすさをもたらあす、カジュアルな色です。カフェに使われることが多いです。
緊張やストレスを和らげる効果があります。
「桃」は、愛情や、幸せを象徴する色です。女性ホルモンの分泌を促す色でもあります。
恋愛中の女性におすすめの色です。
「青」は、冷静さや、知的さ、落ち着きをもたらす色です。
涼しさを感じさせ、実際に体感温度を下げる効果があるので、夏にはお勧めです。
「モノトーン」は、緊張感があり、モダンなイメージを与えます。都会的な印象を与えたい時にお勧めです。

また、色だけでなく、素材にもこだわってみることにより、相乗効果が期待できるでしょう。例えば、「木材」は、ナチュラルで、温かいイメージを与え、「アンティーク」は、レトロで落ち着いたイメージを与えます。

友人やお客さんを招待したときに、「お洒落なお部屋ね」なんて言われたら嬉しいですね。

ぜひ、自分好みのお部屋に飾り付けてみてくださいね。

9、守れるルールの範囲内で習慣化しましょう。

何事も、三ヶ月続けると習慣化されるというそうです。整理整頓の場合は、一ヶ月続けることで習慣になるそうです。決めたルールのうち一つでもいいので、出来るところから始めてみましょう。

お部屋は、感情を映し出す鏡だといいます。室内がぐちゃぐちゃだという人は、それは心の状態が良くないサインかもしれません。お部屋を綺麗にすることで、おのずと心の中もスッキリするかもしれませんよ。

「性格は顔に出る、部屋は身体に出る」という言葉もありますから、健康的でいるためにも必要なことなのでしょう。

ぜひ、日頃から整理整頓を心がけて、快適ライフを送ってくださいね。

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