あのママなんで荷物少ないの?ミニマリストのママのバッグの中身
Date:2019.11.15
ママになってライフスタイルも大きく変わりますが、分かりやすい変化といえばおしゃれ。
小さな子どもがいると靴はヒールなし、バッグは大きく傷や汚れがついてもいいもの、服も自宅で洗えるものなどファッションに与える影響は大。
赤ちゃんがミルクを飲んでいるうちは授乳ケープや調乳セットがあるので大荷物も免れませんが、ある程度成長したらそろそろ小さなバッグを解禁したくありませんか?
今日はそんなママのバッグをコンパクトにする方法について考えていきましょう。
この記事の目次
子連れ外出、何があるか分からないという不安が大荷物の原因
子どもが授乳を必要としなくなれば授乳ケープやミルクの持ち歩きはなくなりますし、オムツ替えの頻度も落ち着いてきますよね。
それでも結構みなさんバギーにはマザーズバッグを下げたりリュックを背負ったりと大荷物です。
いったいあの大きなバッグには何が入っているのでしょうか。
ママバッグの基本的な中身
これからママになる方はびっくりされるかもしれませんが、子どもを連れての外出(ただしスーパーなど近所を除く)となると基本的にこんなものを持ち歩くことになります。
- オムツポーチ
- おしりふき
- 食事用エプロン
- 着替え
- お絵かきセットなどのおもちゃ
- おやつ
- ハンドタオル
- 子ども用水筒
- 絆創膏
- ゴミ入れ用ビニル袋
- ペーパー石鹸や除菌シート
- 財布
- 携帯
- メイク用品
列挙してみてママの荷物が最後になってしまうのが悲しいところですが。
ママたちは公共の場で子どもが退屈してぐずると周りの人に迷惑じゃないかとものすごく気を遣うのです。
そんなときにおもちゃやお菓子を与えてなんとか静かにしてほしいというのが切実な願いなのでそれに備えて荷物もどんどん増えてしまいます。
子連れ外出あるある、不測の事態
絆創膏はもしかすると必要ないかもしれない、着替えもしなくて済むかもしれない、けれど子どもを連れての外出って予測がつきませんよね。
- 行った公園にたまたま噴水があって濡れた
- 転んで血が出て絆創膏が必要になった
- アイスクリームを食べて手が汚れウエットティッシュが必要になった
など、もしかしたら持って行ったほうがいいかもと考え始めるとキリがありません。
ママたちはそんな不足の事態に備えて「あったほうがかも」と思ったモノをバッグに詰めずにはいられないのです。
バッグを小さくするならモノの移動、代用、削減がポイント
しかしいわゆるマザーズバッグといった大型のバッグを肩掛けして持ち歩くのも大変ですし、たまには小さいバッグのおしゃれも楽しみたいですよね。
そんなママはこんな風に工夫してみてはいかがでしょうか。
- バギーの荷物入れに収納する
- 子どもの持ち物は子どものリュックに入れて持たせる
- 荷物そのものを減らす
バギーの収納もどんどん利用して
お子さんがまだバギーに乗る時期でしたら、バギーの座席下にある収納を利用しない手はありません。
オムツや水筒、着替えなど嵩張るもの、重たいものはバギーの下に入れてしまいましょう。
筆者は上記に加えて着替えなど緊急で取り出す必要のないものはすべてバギーに収納しています。
ちなみにパスケースやお財布、ハンドタオルなどさっと取り出したいものは小さなトートバッグに入れてバギーのハンドルにかけていました。
子どもの荷物は子ども用のリュックに入れて
一番自分自身の荷物を減らせるのはやはり子どもに自分の荷物を持たせるという方法ではないでしょうか。
途中からママが子どものリュックを持たされる可能性は大きいですが、ママ自身は小さいバッグのおしゃれを解禁することができます!
嵩張る荷物は子どものリュックへ、ママは小さなハンドバッグ1つ-これも一つの賢い方法だと思います。
荷物そのものを減らす方法
荷物を減らすなんて簡単に言ってしまいましたが、あれだけ不測の事態が起きる子連れの外出にどうやって荷物を減らせるの?と不安になられる方もいるかもしれません。
ですが、実際にさきほど挙げたような事態が発生する可能性は結構低くて、必要なときは代用したり現地調達したり、案外なくても乗り切れることがあります。
代用できるもの
- お手拭きはおしりふきで代用
- クロックスで外出させる(水遊びしたあともそのまま履いて帰れる)
- ママの持ち物(パスケースなど)をおもちゃとして遊んでもらう
現地調達できるもの、なくても案外平気なもの
- 着替え(明らかに必要なときを除く。)
- 絆創膏や除菌ジェル
- オムツも子どものリズムが整ってきたら1,2枚ジップロックに入れるだけ
オムツはポーチからジップロックに変えるだけでもスリムになりますし、着替えに関してはどうしても急に必要になって買いに走ったことが5年の中で4回だけあります。
除菌シートやジェルは持ち歩いていませんでしたが、特にそのことが原因で病気をしたり風邪をひきやすかったり、ということはありませんでした。(インフルエンザの時期はちょっと意識してましたが)
筆者はいつも最低限の荷物だけ持ってお散歩していたので大体
- オムツ1枚
- おしりふき
- お財布
- 携帯
- ハンドタオル
この5点さえあれば数時間くらいの外出はできていました。
完璧な環境でなくても子どもには知恵を絞る訓練になる
いまは周りの大人にも気を遣うし、ママも子どがいたずらしないか、奇声を発するのではないかとハラハラしながら外出しています。
道具(スマホ、おもちゃ、お菓子)に頼らずに子どもをなだめすかすというのも本当に忍耐と労力のいることです。
けれど、子どもにとって困ったときはすぐにママが何でも出してくれる便利な環境でなくとも少々不便したほうが一緒に考えたり新たな冒険ができたりして、それはそれで面白いと筆者は考えています。
ミニマム荷物の筆者でも困った話
先日、息子が公園の滝に落ちてずぶぬれになり着替えを持ってくればよかったと後悔したことがありました。
そこから近場のユニクロを探して歩いて向かったのですが、子どもを連れて20分ほどかかり少し大変でした。
その道中息子には濡れた服と下着で気持ち悪い思いをさせてしまいましたが、着替えがないときにうっかり濡れるとどういうことになるか知る経験になりました。
無事お店で着替えを新調し、たまたまそのお店の近くでソフトクリームまで食べることができて「服が増えたしソフトクリームも食べられて、なんだか水に落ちて逆にラッキーだったね」と冗談を言い合ったのもいい思い出になりました。
息子はあの一日のハプニングで面白い学びがあったのではと思います。
持って行きたいものすべてを持ち歩いてことなきを得るのも良いですが、不便益という言葉もあります。
ないときはないなりに知恵を絞ったりユーモアで乗り切る知恵や機転も必要なのではないでしょうか。
小さいバッグ解禁は子育てが1つステップアップした証拠かも
ちょっとリスキーで何でも備えておきたいママにとっては少々思い切った方法もあったでしょう。
けれどそろそろ勇気を出して小さなバッグでのお出かけ、まずはご近所からしてみませんか?
未就園児の頃はなかなか子育ての達成感や区切りを感じにくくて、同じ毎日が続くようでうんざりすることもあります。
そんなときに大きなバッグを持っていた自分を過去にすることで、ちょっとだけ「私これまで結構頑張ったんだな」と心新たにすることができるかもしれません。
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