「怖い」と言われる…印象を変えて損をしない自分になる方法
Date:2019.02.25
「怒ってる?」「機嫌悪い?」「怖い人だと思ってた」…と、よく言われるあなた!「怖い」と思われていることで、損をしていることに気がついていますか?!
怖そうな人には、話しかけにくい・誘いにくい・頼みにくい。怖そうに見えるというだけで、多くのチャンスを逃して、損をしています。
あなたは、人より少し不器用なだけ!
自分の印象は、とても重要です。「自分をどう見せたいか」セルフプロデュースができる人は、雰囲気が良く、人との出逢いや、チャンスにも恵まれています。商売も上手で営業の成績なども優秀です。
自分を大きく見せない!無理のない心がけで、あなたの印象をより良く変える方法を紹介します。
「怖い」と言われる自分を変えて、損をしない恵まれた日々を送りましょう!
この記事の目次
私のどこが「怖い」の?「怖い」と言われる人の原因と特徴
自分ではそんなつもりは全くないのに、どうして「怖い」と言われるのでしょうか?「怖い」と言われる人の原因と特徴を考えます。
見た目が怖い人の特徴
- 髪型、髪の色が奇抜過ぎる
- メイクが濃い
- 服装が奇抜過ぎる
- アクセサリーが大きい(多過ぎる)
- タトゥーを常に見せている
服装や髪型、ピアスの数や大きさ、タトゥーなど…、好みは個々の自由です。ただ、自分では普通だと思っているファッションが、周囲の人にとっては(見た目で差別をするという意味ではなく)奇抜に見えて「怖そう」「話しかけにくい」という印象を与えている場合もよくあります。
見た目で、誤解をされて「怖い」と思われているなら、あなたのセンスや個性が仇となっています。TPO(時、場所、場合)を考えることは、とても大切です。
表情が怖い人の特徴
- 笑わない(常に無表情)
- 眉間にしわを寄せている
- 口角が下がり過ぎている
- 嫌な気持ちだけ表情に出す
仕事に集中している時や黙っている時など、眉間にしわを寄せている人をよく見かけます。一日のうちで黙っている時間は意外と多いものです、眉間にしわを寄せる表情が癖になっている人は、いつも不機嫌そうで怖い顔だと思われているでしょう。
特に職場は、家とは違って周囲は他人だらけです。いつ話しかけても表情ひとつ変えない人は、それが自分にとっては真顔(普通)でも無表情で怖がられます。
話し方が怖い人の特徴
- 言葉が汚い(威圧的な話し方)
- 初対面でタメ口
- 丁寧語や敬語の知識がない
- 挨拶をしない(声が小さすぎる)
- 返事が暗い(怒っているようなトーン)
- 悪口や文句、愚痴ばかり言っている
大人の社会は学校生活とは違います。幅広い世代の人と交わり働きながら、日常生活を送っているので、世代ごとに常識・非常識の線の引き方も違います。
丁寧さに欠ける気遣いのない言葉や、タメ口で会話をしていると先輩からの印象が悪いだけではなく、後輩からも怖がられ避けられるようになるでしょう。また、言葉づかいが丁寧でも、威圧的な言い方や表情が怖いと同じことになります。
悪口や文句、愚痴ばかりを言っている人も怖がられ、嫌われます。悪口の過ぎる人は、顔の相も悪くなります。
言葉づかいは、最低限の丁寧さと気遣いが必要です。お互いに誤解を招かないようにしたいものですね。会話だけではなく、メモやメールなどの文面にも気遣いは必要です。
「怖い」と言われる人の不器用さ
「怖い」と言われる人の特徴を見ると、コミュニケーションをとることや、自分を表現することが苦手という、不器用な人が多いことがわかります。
苦手なことへの諦めが早く、自分のことにしか関心がもてない傾向が強いようです。その結果、周囲への気遣いが不足しがちです。
他にも、過去の人間関係にトラウマがあるなど、自分のコンプレックスや自信の無さから思うように周囲と交われない人もいるでしょう。
いずれにしても、怖くないのに「怖い」と言われることは、損をすることがあっても、得をすることはありません。
人間関係は、第一印象で決まるとも言われています。話しかけやすい印象かどうかで人生の重要なポイントを左右することも多々あります。
社会には、あなた以外にも「自分は不器用だ」と感じている人が多くいます。それを心に留めておいて下さい。日々、同じようなことで悩みながら、改善する努力をしています。自分の出し方(交わり方)を少しずつ改善し、「怖い」印象を変えていきましょう。
あなたの心がけ次第で、必ず変えることできます。
日々の自分を振り返ろう!印象を「どう変えたいのか」を明確にする
口下手で明るくないからといって全員が「怖い」と言われているわけではありません。
不器用な性格が、控えめで可愛い・憎めないと周囲から愛され、人気がある人もいます。数少ない言葉や、たまに見せる笑顔、日常の振る舞いから気配りや優しさ <人としての魅力(その人らしさ)> が、自然と周囲へ伝わっているのです。
逆に、話上手でよく笑う人であっても、自分の話ばかりする人や、不自然に明る過ぎる人、大げさに笑い過ぎる人などは、周囲には不快で嫌な印象を与えています。
「怖い」と言われる人の特徴を見て、今の自分に当てはまる原因を考えてください。客観的に自分を振り返り、日常の言動を見つめ直してみましょう。
モヤモヤと一人で思い悩んでいるだけでは、現状を変えることはできません。どう変えたいのかを具体的に思い描いて、「印象を変えたい!」という明確な意志をもって下さい。
印象を変えるために、心がけること!注意すること!
自分と周囲への心がけ次第で、印象は大きく変えることができます。心がけることと、注意することについてまとめます。
自分への心がけ
- 「怖い」と言われる自分の原因を忘れない
- 印象をどう変えたいのかを明確にする
- 改善に向けて前向きに取り組む(落ち込み過ぎない)
現状の自分を客観的に振り返りながら、これらの事を自分自身へ心がけておくようにしましょう。
自分への心がけが無いと、中途半端に終わってしまい、何も変えることはできません。
周囲(相手)への心がけ
- 気遣いを忘れない
- 気配りをする
- 思いやりをもつ
周囲(相手)への心がけることとして、この三点を今まで以上に意識して周囲(相手)へ働きかけるようにして下さい。
周囲(相手)もあなたに対して、気遣いや気配りをしながら接しています。
改善を始める時に注意すべきこと
- ある日突然、大げさにやり過ぎない(不信がられる、印象を落とす)
- 無理をし過ぎない(自分が疲弊してしまう)
印象を変える取り組みは、一人で行うダイエットやトレーニングではありません。意欲に燃えてやり過ぎてしまうと、突然豹変した変な人で終わってしまいます。
周囲へ気を遣い過ぎることも、逆効果になるので注意しましょう。
必要なことは、現状よりももう少しだけ周囲へ意識を向けて <気遣い・気配り・思いやり> を心がけながら、勇気を出して <自分らしさ> を(無理なく、やり過ぎないように)伝えていくことです。
不器用な人は、一旦努力を始めると、人一倍ストイックに自分を追い込む傾向があります。気長に、気軽に、楽しんで取り組む気持ちも大切にして下さいね。
「怖い」と言わせない!印象で損をしないための実践方法
印象で損をしないために、自分にできることから無理なく取り組みましょう。今日からすぐに始められる実践方法を紹介します。
挨拶と返答は、はっきりと明るく!
- 「おはようございます」
- 「お疲れさまです」
- 「お先に失礼します」
- 「はい」
挨拶や返答を、大きな声で、はっきりと、明るくすることは心がけ次第で、今日からでも取り組めることです。はっきりと明るく声を出すと顔の表情も連動します。
挨拶を交わす相手の気持ちをほんの少し考えるだけで、ワントーン明るい挨拶ができ、自然な表情で返答ができるようになるでしょう。
相手が暗い挨拶をしてきても、自分は明るい挨拶を心がけましょう!
- 「ありがとうございます」
- 「すみません(申し訳ございません)」
- 「お願いします」
よく使うこの三つの言葉に、自分の気持ち(真心)を込めて伝えましょう。気遣いや優しさ、心からの気持ちが伝わります。
毎回確実にできなくても構いません、意識をしていくことが大切です。
「ありがとうございます、助かりました」と、もう一言「…助かりました」や「…嬉しいです」など、自分の気持ちを言葉として付け加えると、わかりやすくなります。あなたの為に行動してくれた相手も「お互いさまだから」「この程度のこと…」と思ってくれます。
お礼やお詫びを丁寧に伝えてくれたあなたへの印象が、大きく変わるのです。
不用意な発言は、印象と関係を悪化させてしまいます。
共通の話題が無い相手にも、定番の話題で話しかけてみる!
- 「今日も寒い(暑い)ですね」
- 「昨日(休み)は、何をしていましたか?」
- 「体調悪そうですよ、大丈夫ですか?」
- 「昨日(残業・作業)は、何時までかかりましたか?」
天気や気温の話題は定番中の定番です。共通の話題がない相手への気配りとして、挨拶に加えると会話へ繋げることも、切り上げることもできるので、とても便利な話題です。
体調が悪そうな人へは「大丈夫ですか?」と尋ねて、自分なりの心配りを見せましょう。
仕事や作業が残っている日に先に帰らせてもらった場合、作業は遅くまでかかったのか、どんな状況だったかなど、尋ねるようにしてください。気にかけていたことを、さり気なく伝えることができます。
職場などで、困っている人を見かけた時は「どうしましたか?」「わかりますか?」と、自分から声をかけてみましょう。
声をかけているのに、素っ気ない対応をされる場合もあるでしょう。それでも落ち込まないでください。
素っ気ない人を見た時こそ、「怖い」と言われる自分の言動を振り返るようにしましょう。
自分の行った気遣いや優しさは、必ず誰かから自分へ返って来ます。
自分のことを、積極的に話す!
「怖い」という言葉は、冗談で使うこともありますが、「どういう人(性格)なのか、わからない」という意味で使われていることも多いでしょう。
それは、あなたが周囲の人に対して、自分のことを話していない(教えていない)ということです。自分の性格や趣味、ライフスタイルなどが周囲に認知されていないというだけです。
「話すタイミングがないから…」と、よく言われますが、「単に、面倒臭いだけ」「苦手だから」ではありませんか?
「私の話などしても、仕方がない」「どうせ、わからないだろう」と、話す前から、周囲の人と自分自身に見切りをつけて、諦めないで下さい。
うまく交れない人がいても、他の部署やグループの人などと少しずつコミュニケーションをとりながら、自分の性格や趣味の話など最低限の自分を出せるように心がけましょう。
筆者にも経験がありますが、何度か会話に入ろうと試みて入れなかった時、面倒になり「挨拶だけしておけば良いか…」と、会話を諦めた結果 <無口な謎の人> という印象をもたれていたことがあります。
その場を去る頃に、色々な人と話すことになり「印象が全然違う!」と驚かれ「もっと早くに仲良くなりたかった」と言ってもらえることがありました。
会話することを諦めて、自分のことを何も話さなかった結果、出逢える人の縁を逃しました。
言いたくないことまで言う必要はありませんが、自分を出せるようになると、笑顔で対応できることも増えます。少なくとも「怖い」とは言われなくなります。
話題作りのために、嘘をついたり、現実ばなれをした自慢話などはやめておきましょう。等身大の自分でいられる方が、無理なく分かり合える人と出逢うことができます。
口角を上げて、明るい表情を身につける!
表情だけを変えようとしても、引きつった不自然な表情になります。表情は、毎日少しずつ練習するつもりで、自然な表情が出せるように慣れていきましょう。
寝る前やお風呂で鏡を見ながら、今日から気軽に始めましょう!
- 口を「イ」の発音の形にします。
- 口角を思い切り上げて10秒保ち、表情を緩める。(3回行う)
- 1のまま口角を上げ、目を思いきり見開き10秒保ち、表情を緩める。(3回行う)
- 1のまま口角を上げ、「イ〜イ〜イ〜イ〜イ〜」と声をしっかりと発し、表情を緩める。(3回行う)
- 4と同時に、目を思い切り見開き、表情を緩める。(3回行う)
口角を上げることや声を出すことに慣れていくと、柔らかい表情と明るい声で自然な応対ができるようになります。
表情において、明確な改善には時間が必要ですが、日々の積み重ねによる変化を自覚できる瞬間が必ずあります。顔の筋肉を緩めることは、頭や首のコリの解消にもなります。ぜひ、一日の終わりの習慣にしてください!
表情は、会話の内容によっても変化させることができます。好きなことや楽しいことを話していると自然と明るい表情や笑顔が多くなり、悪口や愚痴の多い人は暗く怒った表情になります。
表情を良くするためにも、人の悪口や愚痴などは言わないように心がけましょう。
「怖い」と言われることを、最強のコミュニケーションツールとして利用する!
最も早く効果を出す方法は「怖い」と言われることを利用して、会話の中で自分から誤解を解いていくことです。あれこれ努力をしなくても、手っ取り早く「怖い」という印象を変えることができます。同時に、相手との距離をぐっと縮めることができて、一石二鳥です!
「怖い」と言われる欠点が、最強のコミュニケーションツールに早変わりします。欠点を生かす最強の方法です。
「私、『怖い』って言われること多いんですよね〜」と、話題に出します。すると、「そんなことないよ」「確かに、黙ってると怖そうに見えるよ」など、周囲の人の本心やアドバイスを聞くことができます。
本心を聞いて落ち込むのではなく、前向きにとらえて前項の実践方法を参考に改善に取り組みましょう。相手が本心を話してくれた時点で、あなたのことを「怖い」と思わなくなっているのです!
どうしても腑に落ちない意見は、聞き流しておけば良いのです。話した相手にも何かしらの問題があるのかもしれません。自分が話す相手を間違えたと思えば良いだけです。
少々のことで落ち込んだり、諦めないでください。諦めると、変化は起こりません。
セルフプロデュースを楽しんで、幸せが集まる生き方に変える!
「人からどう思われていても良い」という言葉を使う著名人や成功者も多くいます。そう言う人こそ、常に自分の印象を気にかけています。また、周囲への気配りを心がけ、自然に振る舞えるように努力をしています。
「自分をどう見せるか」を常に考えながら、「自分をより良く見せる」「自分らしさを出す」ためのセルフプロデュースをする力を日々鍛えています。日々、自分(印象)を磨いているのです。
どう変わりたいのかをしっかりと意識して、セルフプロデュースをするような感覚で、気軽にできることから始めてください!
あなたの意識が変われば、行動が変わり、周囲へ与える印象が変わります。損をすることも減少していきます。人生に笑顔が増え、明るく過ごすことができるので、あなたの周りには人が集まってきます。
恋人が欲しい人や友達を増やしたい人も、「怖い」印象のままでは想いを叶えることは困難です。自分らしさを出せるようになると「怖い」とは言われなくなり、想いを伝えることも、叶えられることも増えます!
人はいつでも変わることができます。「変えたい!」「変わりたい!」と、思った瞬間から変わり始めているのです。
「明るい人」「楽しい人」「幸せそうな人」…あなたの印象をより良く変えて、損をしない生き方で、幸せが集まる人生を送リましょう!
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