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Date:2017.12.14
【アーモンドミルクの効果。美味しい上に、健康美人になれる!】
栄養が豊富で身体に良いといわれる牛乳。でも、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまうという方は意外と多いのではないでしょうか?
この場合、牛乳に含まれる乳糖がこの不調の原因なので、乳糖を取り除いた牛乳を飲むこともできますが、それ以外に、牛乳の代替品を使用するという方法もあります。
そこでお勧めなのが、アーモンドミルクです。アーモンドミルクは乳糖も含んでおらず、更に植物性なので、乳製品も口にしないビーガンの人にも理想的な飲み物なのです。
アーモンドミルクはとても飲みやすく、風味がいいので、好まれる方が多いと思います。しかも、美味しいだけではなく、色々な健康、美容効果が期待できるのです!
ここでは牛乳の代替品としてだけでなく、是非女性の皆さんに試して頂きたいアーモンドミルクの様々な効果をご紹介していきます。
アーモンドミルクとは?牛乳との違いは?
アーモンドミルクは名前だけ見ると、コーヒー牛乳のようにアーモンドと牛乳を混ぜたもののように思われる方もいらっしゃると思います。
しかしながら、アーモンドミルクには牛乳は入っていません。では何が原料なのでしょうか?
アーモンドミルクの材料はアーモンドと水だけ!
アーモンドミルクは、自分で手作りするのであれば、その原料はアーモンドと水だけなのです。アーモンドと水をミキサーでブレンドして液状にしたものがミルクのような仕上がりとなる為、アーモンドミルクと呼ばれるのです。
多少作り方は違いますが、似たものとしては豆乳が挙げられます。豆乳もミルクのようですが、大豆と水から作られます。
牛乳が含まれていないため、アーモンドミルクは乳製品ではなく、植物性の飲み物となります。そのために乳糖不耐症でお腹がゴロゴロしてしまう人にも飲めるのです。
ナッツの風味が漂う、さらっとしていながらコクがある味が特徴です。牛乳の臭みが苦手な方で、ナッツが好きな方なら好きなお味でしょう。
栄養たっぷり!でも牛乳とは違う栄養価
手作りした時のアーモンドミルクの栄養価は、基本、アーモンドと同じものとして考えられます。特にミキサーにかけた後に濾す作業をしなければ、アーモンドを食べているのとほぼ変わりません。
更には、アーモンドを細かく砕いて液状にするということから、吸収率が高いため、アーモンドよりも身体に栄養が行き届くとも言えます。
ただ、もしアーモンドミルクを飲むのは牛乳と同じような栄養素を摂りたいから、というのであれば、その希望は残念ながら叶えられません。
牛乳は特に
- タンパク質
- ビタミン
- カルシウム
などを効率的に摂りたい人にはとても理想的な飲み物です。でも、アーモンドミルクは、タンパク質もカルシウムも含まれますが、牛乳と比べるとどうしても少なくなります。
一方で、アーモンドミルクの大きな利点は、
- コレステロールが含まれていない
- 健康的な不飽和脂肪酸のみ含まれており、飽和脂肪酸が含まれていない
- ビタミンEが豊富
- カロリーが低い
- 乳糖が含まれていない
という点が挙げられます。これは正にダイエットをしたい人やヘルシー志向の人にはもってこいの飲み物と言えます。
そのため、栄養の点では、カルシウムやタンパク質を目的で牛乳を飲んでいるという人でなければ、アーモンドミルクを代替にするのは健康、美容の為にはかなりプラスとなると言えそうです。
ちなみに、牛乳の代替品という念頭に置いている市販のものは、アーモンドミルクにビタミンAやD、カルシウムなどを足すなどして、牛乳の栄養価に近づけているものも多くあります。
目的によっては市販品を買うのも良い手段といえますが、このような商品は言い換えれば添加物が含まれているということにもなるため、商品を選ぶ際には十分に注意して選ぶようにしましょう。
アーモンドミルクの美容・健康効果とは?
ここまでご紹介してきて、アーモンドミルクは身体に良さそうというだということを噛んとなく感じていただけたのではないかと思います。
では実際、アーモンドミルクは私たちにどのような効果をもたらしてくれるのかをご紹介していきます。
心疾患のリスクを軽減して健康な心臓に
アーモンドミルクは牛乳同様脂肪が含まれます。でも、脂肪の種類が違い、それがアーモンドミルクをより健康な飲み物としてくれているのです。
アーモンドミルクに含まれる脂肪は、一価不飽和脂肪酸です。この脂肪酸はダイエットに良いことで知られています。
また、アメリカ心臓協会は、牛乳などに含まれる飽和脂肪酸の摂取を、アーモンドミルクなどで不飽和脂肪酸に置き換えることは心臓の健康に役立つということを発表しているのです。
更には、1999年のアテローム性動脈硬化のレポートを取り扱ったジャーナル紙でも、飽和脂肪酸の代わりにナッツを摂取することで、心臓病の罹患率を45%ほど減らす見込みがあるとも発表がされています。
このようにアーモンドミルクを牛乳の代わりに摂取することで、心疾患のリスクを減らすことになると言えます。
カロリーが低めでダイエットに最適
体重が気になる人にとっては、カロリー摂取は出来る限り抑えたいものです。牛乳は1カップ当たり146キロカロリーに対し、アーモンドミルクは1カップ当たり30-60キロカロリーと低カロリー(手作りやメーカーなどで違う)なのです。
また、アーモンドミルクにはリボフラビン(ビタミンB2)が含まれます。アメリカ国立衛生研究所によると、リボフラビンは、赤血球を作る助けをして食事として摂取した炭水化物からエネルギーを放出する助けをするといわれています。
つまり、身体に余分なエネルギーを溜め込みにくくなり、痩身効果が期待できる、ということになるのです。
更に、アーモンドミルクは不飽和脂肪酸が多く含まれています。この不飽和脂肪酸は、代謝の働きを高めるため、ダイエットに最適なのです。
血糖値に響きにくい!糖尿病予防にも
砂糖など甘味料や添加物が含まれていないアーモンドミルクは、炭水化物含有量が少ないです。そのため、血糖値に響きにくく、糖尿病の予防にも効果があり、糖尿病を患っている人にも優しい飲み物と言えます。
更には、GI値が低いため、炭水化物が変換されてエネルギーになりやすく、糖質が脂肪として体内に蓄積されにくいのも嬉しいところです。
抗酸化作用あり!美肌作りやアンチエイジングに
アーモンドは50g(約50粒)で16㎎程度のビタミンEが含まれています。この含有量は、他の食品と比べてもとび抜けていると言えます。
しかも、アーモンドを液状で摂ることが出来るアーモンドミルクは、アーモンドをそのまま食べるよりも、ビタミンEをはじめとした栄養素を効率よく吸収することが出来るのです。
ビタミンEは「若返りのビタミン」という呼び名を持つほど、その抗酸化作用の強さには定評があります。
この作用により、アーモンドミルクを飲むことで、身体が酸化して錆びてしまうのを防ぎ、身体を若々しく保ってくれる効果が期待できるのです。
また、ビタミンEは血流促進効果があるため、新陳代謝が活発化されます。その結果、肌のかさつきに効果を発揮したり、肌に潤いやハリを与えてくれるといった、美肌効果も大いに期待できるのです。
更年期障害やホルモンバランスの崩れに
アーモンドに含まれるビタミンEには、更には、ホルモンの代謝に関わっており、女性ホルモンの生成や分泌にも影響を与えています。また、ビタミンEは、黄体ホルモンの材料の一つともなっています。
そのため、ビタミンEを摂ることにより、女性ホルモンのバランス崩れによって引き起こされる障害、具体的には
- 月経前症候群(PMS)
- 生理不順
- 生理痛
- 更年期障害
- 更年期、生理前・中などの不安障害
などの予防に期待が出来るのです。
女性ホルモンのバランス崩れの症状が気になる人は、1日グラス1杯程度のアーモンドミルクを続けて摂ってみると良いでしょう。
簡単!アーモンドミルクの作り方
アーモンドミルクは市販で手にすることもできますが、手作りもできます。添加物が気になるという方には、手作りが安心です。
ここでは簡単な作り方をご紹介します。
- 生アーモンド:1カップ
- 水(浄水器でろ過した水):2カップ
作り方:
- 生のアーモンドをボールに入れ、水(分量外、浄水器でろ過したものが理想)をひたひたになるくらいまで入れ、布やラップでカバーをし、冷蔵庫で一晩~最大2日まで浸します。12時間以上がお勧めです。
- 浸したアーモンドをざるに空け、流水で洗います。この時アーモンドは水を含んで少しぐにゃっとしていればOKです。なお、浸した水は使用せず、捨ててください。
- ミキサーに2のアーモンドと水を入れ、粒が細かく、滑らかになるまで回します。最大出力で2分程度が目安ですが、様子を見ながら行ってください。
- ボールの上にざるを置き、綺麗なガーゼやふきんをかぶせ、そこに3を流し込みます。
- ふきんをぎゅっと絞り、ミルクをしっかりと絞り出します。
- 綺麗な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。飲むときには蜂蜜やメープルシロップなどお好みで甘さを付けてください。
アーモンドミルクの副作用や摂取の注意
アーモンドミルクは健康にも美容にも良さそうで、女性の強い味方になってくれそうです。でも、何事もほどほどが大切。アーモンドミルクも飲めば飲むほど良いというわけではなさそうです。
ではアーモンドミルクを飲むにあたっての注意点や副作用はどのようなものなのでしょうか?
ビタミンEの過剰摂取
アーモンドミルクは基本、副作用はありません。しかしながら、ただ、もしビタミンEのサプリメントを大量に摂った上で、アーモンドミルクも併用した場合、過剰摂取が引き起こされる場合もあります。
その症状としては
- 下痢
- 吐き気
- 筋力の低下
- 肝機能障害
といったことが挙げられるほか、長期的には骨粗しょう症のリスクを上げることも考えられます。
更には、ワーファリンといった血栓症予防・治療の薬を飲んでいる方も、ビタミンEを過剰に摂取することで血が止まらなくなるといったこともあります。
ただ、普通にアーモンドミルクを摂るだけであれば、まずビタミンE過剰症にはかかりませんし、ビタミンE過剰症自体が稀です。
とはいえ、やはりがぶ飲みするのは控えておきましょう。
ナッツアレルギーに注意
アーモンドにもアレルギー症状が出ることがあります。これは、子供の頃に発症していなくとも、大人になってから発症するというケースもあるので注意です。
その症状としては
- 口腔内の腫れ
- 口腔内のかゆみ
- アナフィラキシーショック
などが挙げられます。今のところ症状がなくとも、沢山飲み続けるうちに発症する可能性も否めないので、少しでも身体に異常が出てきたら、控えるか、医師に相談することをお勧めします。
赤ちゃんや幼児には注意!
身体に良さそう、ということで、お母さんが子供にアーモンドミルクを与える家庭もあるかもしれません。ただ、これには危険性が伴うことが分かっています。
- タンパク・熱量不足栄養障害
- 低アルブミン症
- 鉄欠乏性貧血
など、数多くの症状を引き起こしたとの報告がされています。
そのため、基本はアーモンドミルクは幼児に与えない方が良いでしょう。
もしアーモンドミルクを子供に与えたいという際には、一度医師と相談してからにしましょう。
カラギーナンを避けよう
手作りのアーモンドミルクなら問題はありませんが、市販のものを購入する際にはそこに含まれている添加物の中にカラギーナン(カラギナン)といったものが含まれていることがあります。
これは藻から抽出された成分で、主に増粘剤や乳化安定剤として用いられます。少量である分には問題ないとされていますが、危険性も謳われています。
その例としては
- 発がん
- 大腸障害(炎症など)
といったものです。食品に少し入っている分を口にするところで大きな影響はないと思われますが、妊娠中や授乳中は避けた方が無難と言えます。
美味しく続けて健康美人に
アーモンドミルクは自分でも簡単に作ることが出来る上に、色々な健康、美容効果が期待できる飲み物です。
気が向いたときに飲むのもいいのですが、アーモンドミルクの素晴らしい効果を手にするには、毎日グラス1杯程度を続けて飲むことをお勧めします。
手作りで甘みを付けていないものは、そのままではちょっと味気ないので、シリアルにかけてみたり、果物などと一緒にスムージーにしてみるのもお勧めです。
そのまま飲む際には、蜂蜜を少量と、アクセントでシナモンを入れたり、バニラエッセンスなどを入れると美味しくいただけますよ。
是非試してみてくださいね。

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