簡単で素敵!ペーパークイリングは大人女性におすすめの趣味
Date:2018.12.15
大人の塗り絵に大人の折り紙、大人ピアノと、大人になってから始める趣味にもいろいろありますが、ここのところ密かに人気上昇中なのがペーパークイリング!
細長くカットされたカラフルな紙をくるくる巻いたり、指でつまんだりしながら形を作っていくペーパークラフトなのですが、くるくる巻かれた形や曲線がかわいくて、華やかで、とても素敵なのです。
作品の繊細な美しさに、「私にはムリかも」「作るのが難しそう」と思う人も多いようですが、ひとつひとつの作業はとてもシンプル。道具も身近なもので代用できるので、気軽に始めることができます。
大人女性の趣味としてオススメ!ペーパークイリングについて紹介します。
簡単なのにとってもきれい!ペーパークイリングの魅力とは?
ペーパークイリングは、とにかく作品がきれいです。素敵です。その繊細な美しさに心奪われる人も多いと思いますが、ペーパークイリングが大人の趣味としておすすめなのは、それだけではありません。
くるくる巻いて!つまんで!作業はとてもシンプル
色画用紙と爪楊枝があるなら、とりあえず、くるくる巻いてみてください。「あれ?私でもできそう!」そんな風に思えるのもペーパークイリングの魅力のひとつです。
ペーパークイリング作家さんのようにアートな作品を作るのは、構図や色の組み合わせのセンスなども必要で、誰もがたやすくできることではありませんが、そこそこかわいく、見栄えするものというレベルであれば、意外と簡単に作ることができます。
くるくる巻いて、指でつまんで、作ったパーツを貼り合わせる。それだけでも、お花など、そこそこ見栄えのするものができますよ!
お金をかけなくてもできる!
ペーパークイリングは専用の道具をいくつか使いますが、お金をかけたくなければ、爪楊枝など、家にあるものを使って始めることもできます。
紙も、ペーパークイリング用に細長くカットされた専用ペーパーが販売されていますが、専用のものはお値段もそこそこするので、お金をかけたくないのであれば、自分で紙を細長くカットして使うこともできます。
私はペーパークイリングを始めるにあたり、紙も道具もセットになったスターターキットを購入したのですが、安いキットだったからか紙の質感にばらつきがありました。
薄い色はペラっとした柔らかい紙が多く、巻きづらいし、仕上がりも弱弱しいし、模様も形づくりにくかったのです。
安物でも、道具にはさほど不便さは感じませんでしたが、紙は作品の仕上がりに差が出るかな、と。高級な専用ペーパーはカットされた面の発色もよくて、仕上がりが美しいです!
デコって描いて!小さなものから大作まで作品もいろいろ!
ペーパークイリング作家さんの作品はアートの域。ひとつひとつが絵画のように美しいですが、ペーパークイリングは大きく一面に描いても、ほんのワンポイント使いでも、素敵な作品に仕上げることができます。
- ウェルカムボードに
- ウォールデコ・ウォールアートに
- グリーティングカードに
- 祝儀袋に
- 栞やクリップなどに
- アクセサリーに
さまざまなものを、場所を、ペーパークイリングで彩ることができます!
これは、娘の突然のハロウィンリクエストに応えて、大慌てで作ったもの!家にあったカチューシャと、バザー用に買ってあった指輪の台座に、ペーパークイリングで作ったカボチャのお化けとコウモリを貼りつけました。
こちらは立体クイリング!ペーパークイリングは絵を描くようにパーツを平らに貼りつけていくものと思っていましたが、立体に組み立てることもできるのです。頑張れば、ドールハウスも作れそうですね。
興味が湧いたらやってみよう!ペーパークイリングの始め方
ペーパークイリングをやってみたい!そう思った人は、すぐにでも始めてみてください。準備も簡単!気軽に始められますよ。
ペーパークイリングに必要なもの
必要な道具は、
- クイリングバー(または、爪楊枝などそれに代わるもの)
- クイリングペーパー(または、細長く切った色画用紙)
- はさみ
- ボンド
基本は、これだけです。
この中で馴染みのない道具はクイリングバーくらいですね。クイリングバーは、紙をくるくる巻きつける道具です。
先端に紙の巻き始めの部分を挟むことができるように、スリットが入っています。これがあるとないとでは、紙の巻きやすさが全然違います。
爪楊枝を代用する場合も、爪楊枝の先を少し折って、そこにカッターなどでスリットを入れるとグンと巻きやすくなります。
ただ、ひっかけるスリットがあると、ひっかけたところが少し折れ曲がってしまいます。美しさを追い求める人は、巻くのが大変でも、スリットのない先がとがったニードルや待ち針などを使うことも。
ペーパークイリングの学び方
ペーパークイリングでは、紙をくるくると巻いたり、巻いたものを指でつまんだり、形を整えたりしてパーツを作ります。基本パーツがいくつかあるので、よく使うパーツの作り方を覚えます。
ペーパークイリング作家さんや、クイリング用品を扱うショップのサイトなどに作り方を載せてくれている場合もありますし、Youtubeなどで検索すれば、丁寧なハウツー動画がたくさんヒットします。
ペーパークイリングの書籍もいくつか販売されていますし、ペーパークイリング作家さんが開く教室に通うという手もあります。自分に合った学び方を見つけるとよいでしょう。
ひとつひとつの作業はそう複雑ではないので、動画などを参考に、見様見真似で取り組んでいる方も多いと思いますよ。独学でクイリング作家さんになられた方もいるようです!
あると便利なクイリング専用ツール
基本となるペーパークイリングの専用ツールはクイリングバーだけですが、あると便利な道具がほかにもいくつかあります。
私は、スターターキットを購入したので、クイリングバーやニードル以外にも、
- ピンセット(パーツの形成に使ったり、小さなパーツをつまんだり)
- 待ち針(パーツを固定するのにコルクボードに刺して使います)
- テンプレートボード(パーツの大きさを揃えるのに便利!)
- モールド(立体的なドーム型の形成に)
- クリンパー(紙を波型に加工する便利な道具!)
- クイリング・コーム(櫛の歯にひっかけて紙を巻いていきます)
あると便利なツールがそこそこ揃っています。
専用ツールをいろいろ持っていると便利だし、楽しいですよ!
クイリングペーパーは細くて長くて何色もあるので収納に困りますが、ストローを使うとスッキリ!これなら、並べて収納しやすいし、ペーパーも折れにくい!紙を扱う際のストレスが減りますね。
素敵な作品をたくさん見てみて!くるくる巻いてみて!
私がペーパークイリングをやりたい!と思ったのは、たまたまテレビでクイリング作家さんの作品を目にし、一目で夢中になったからです。
私はまだペーパークイリングを始めたばかりで、パーツの模様も均一でなく、もともとの性格も雑な上に、色彩センスもなし!それっぽく見える写真をいくつか載せましたが、ペーパークイリングって本当はもっともっと素敵です!
ネットで検索すると、画像でも動画でも、それはそれは素敵なクイリング作品がたくさんヒットします。本物の作品をたくさん見てみてくださいね。
そして、素敵だな、やってみたいなと思ったら、ぜひ始めてみてください。くるくる巻いて素敵な作品を作ってみてくださいね!
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