顔タイプ別「ピアスの選び方」でコンプレックスを解消する方法
Date:2019.01.25
顔のすぐ横につけるアクセサリー、ピアス。
顔の大きさや表情の印象を左右する重要なポイントと言えます。
ですが実際には「自分に似合うピアスがどんなものなのか分からない」と悩む女性は多いのではないでしょうか?
上手に選べば小顔効果やコンプレックス解消にも一役買ってくれるピアス。「なんとなく」で選ぶのはもったいないかも♪
今回は自分に似合うピアスの選び方について、
- 顔の形
- ヘアスタイル
- 肌の色
- 髪の色
- 耳の厚みや形
という5つの観点からご紹介します。
この記事の目次
【1】丸顔、面長、エラ・ハチ…「顔の形」に合わせて選ぶ
ピアスは通常、顔に一番近い位置につけるアクセサリーです。
だからこそ小顔効果やイメージアップ効果が期待できるのですが、「この形なら誰でも小顔になる」というデザインは存在しません。
ピアスを選ぶときは、自分の顔の形に合わせることを意識してみてください。似合うピアスをつけると、美人度が格段にアップします。
1.丸顔さん
年齢よりも若く可愛らしい印象の、丸顔さん。
でも「なんだか太って見えちゃう」「顔が大きく見える気がする」という悩みを抱えていることも多いものです。
そんな丸顔さんに似合うのは、縦長なデザインのピアスです。華奢なチェーンピアスや、耳の下にぶら下がるタイプのピアスがとくにおすすめ。
縦長ラインを強調することで、顔がほっそり見えます。
注意が必要なのは、丸いデザインのピアス。相乗効果で顔の丸みが強調されがちです。
ぶら下がるタイプ(チェーンピアス、フリンジピアスなど)、細長いドロップ型
丸いデザイン(フープピアス、大きめパールなど)
2.面長さん
日本人に多い、面長さん。
大人っぽいメイクが似合う知的な印象のお顔ですが、反面「顔のイメージが間延びしがち」「老けて見られる」などの悩みを抱えやすくもあります。
そんな面長さんに似合うのは、丸みを帯びたデザインや、ボリュームのあるデザインのピアスです。
もともとほっそりした顔立ちをピアスの丸みやボリュームが引き立てることで、キリッと美しい小顔に見せてくれます。
注意が必要なのは、ドロップ型などの縦長デザインタイプ。とくに華奢なチェーンタイプは面長な印象を強調するため、バランスにコツが要ります。
フープピアス、パールピアス、丸いデザイン、横長・幅広なデザイン、楕円形のもの、大ぶりビジューのついたデザイン
ドロップタイプ、縦長デザイン、長くぶら下がるタイプのもの
3.ベース型(エラ張り)さん
顎の付け根の幅が広めな、ベース型(エラ張り)さん。
しっかり者で思慮深い印象を与えるお顔ですが、「顔が角ばって見える」「下膨れに見える」といった悩みを抱えがちです。
ベース型(エラ張り)さんに似合うのは、小さめのフープタイプや、丸みのあるころんとした形のモチーフ。シャープな印象を和らげ、優しげな雰囲気をつくります。
また耳の上の方に装着できるイヤーカフもおすすめ。気になるエラのラインから視線をそらす効果大です。
注意が必要なのは、スクエア型やダイヤ型など角張ったデザインのもの。とくに耳の下にボリュームが出るデザインは、エラの幅を強調して見せてしまいます。
小さめのフープピアス、丸みのあるデザイン、イヤーカフ
スクエア型やダイヤ型などの角張ったデザイン、下側にボリュームがあるデザイン
4.逆三角顔(ハチ張り)さん
顎がシュッと細い逆三角顔(ハチ張り)さん。
キリッと小さくクールな印象を与えるお顔ですが、「キツそうに見える」「ハチ回りが大きく見える」といった悩みを抱えることも多いもの。
逆三角顔(ハチ張り)さんに似合うのは、やや縦長で、かつ下に向かって広がるタイプのピアスです。
ドロップ型やタッセル型が最もおすすめ。顎のシャープな印象を押さえ、丸みのある優しい雰囲気を作ります。
注意が必要なのは、まん丸なデザインのもの。あまりに丸すぎるデザインは、かえってお顔のシャープな印象を際立たせてしまいます。
またハート型などの先端に向かって細くなるデザインも顎の細さを強調させるため、避けた方が無難です。
ドロップ型、タッセル型、オーバル型、顎の下まで長くぶら下がるデザイン
まん丸なもの(パールピアスなど)、ハート型、逆三角形のデザイン
5.四角顔さん
エラとハチの輪郭がはっきりしている、四角顔さん。
意志の強さと大人の女性らしい包容力を印象づける顔立ちですが、「顔が大きく見える」「華奢に見せたい」と悩む方も多いです。
四角顔さんに似合うのは、思いきり丸みを帯びたデザインのピアス。
ころんと丸い輪郭を耳たぶに配置することで、気になるエラやハチから視線をそらし、顔全体を卵型の印象に近づけます。
注意が必要なのは、スクエア型や、長く垂れ下がるもの。角ばった印象を与えるものや顔の下側にボリュームを与えるデザインは輪郭を強調してしまいます。
また耳たぶからはみ出すほど大きなビジューなども、お顔を大きく見せてしまうので避けた方が無難です。
フープピアス、パールピアス、コロンと丸い小さめのドロップタイプ、下に向かって細くなるタイプのデザイン
スクエア型、大きくて平べったいもの、耳たぶよりも大きいもの、ぶら下がるデザイン
6.卵型さん
程よく丸みを帯びた頬から、ゆるいラインで細くなる顎が美しい、卵型さん。
輪郭の中でも最も理想的と言われる形です。
卵型さんは、基本的にどんなデザインのピアスでも上手に使いこなすことができます。
最もおすすめなのは、小ぶりな一粒ピアス。ごく小さなジュエリーでも映えるお顔立ちなので、ダイアモンドやピンクサファイアなどの高級なピアスをつけると上品な女性らしさが引き立ちます。
シンプルな一粒ジュエリーから、個性的な大ぶりデザインのものまで、オールマイティに何でも似合います。
とくにありません。
【2】ショート、ロング…「ヘアスタイル」で選ぶ
ピアスを選ぶ際、顔の形の次に重視したいのが、ヘアスタイルです。
髪型とピアスのバランスは意外と重要。バランスが悪いと顔が大きな印象を与えてしまったり、せっかくのピアスが全く見えなくなってしまうこともあります。
ヘアスタイル別に似合うピアスを簡単に把握しておきましょう。
1.ショートヘア
ショートヘアは耳が見えているため、ピアスの魅力が一番引き立つヘアスタイルです。
なんとなく顔周りが寂しいな、というときにも、ピアスがアクセントになり印象を引き締めてくれます。
ショートヘアの方におすすめなのは、ややボリュームののあるデザイン。顔周りにちょっとだけボリュームを置くことで、目線を上に誘導し、全身のスタイルアップに繋がります。
ゴテゴテしたビジューなどの個性的なデザインピアスもおすすめです。またピアスの重ね付けもショートヘアなら綺麗にきまりやすいです。
大ぶりビジューなどボリュームのあるデザイン、フープピアス、ハンギングタイプのピアス、ピアスの重ね付け
2.ボブヘア、ミディアムヘア
ボブヘア、ミディアムヘアの方には、動きのあるピアスがおすすめです。
フープピアスやぶら下がるハンギングタイプのピアスなら、髪のスキマからチラチラと揺れる様子が目に止まり、魅力的に視線を奪います。
ピアスを買うときには必ず耳に当てて鏡を覗き、髪の毛を含めたシルエットとのバランスが良いものを選びましょう。
動きがあるもの(フープピアス、ハンギングタイプなど)、キラキラと光を反射するタイプのデザイン
3.ロングヘア
ロングヘアに似合うピアスは、アップスタイルかダウンスタイルかで変わります。
普段する機会の多い髪型に合わせてピアスを揃えるのも良いですし、反対にピアスに合わせて髪型を変えるのもロングヘアならではの楽しさですね。
お団子ヘアやポニーテールなどのアップスタイルのときは、ショートヘアと同様、ボリュームのあるデザインがおすすめです(詳しくは「ショートヘア」の項目を参照してください)。
ハーフアップやツイストアレンジなど、髪はゆるくおろしつつ耳を見せるヘアスタイルなら、フープピアスやハンギングタイプなど、動きのあるピアスがおすすめです(詳しくは「ボブ、ミディアムヘア」の項目を参照してください)。
髪をおろすスタイルのときは、縦長で揺れるデザインのピアスがおすすめです。ピアスホールに細いチェーンを通すタイプのアメリカンピアスは、ダウンスタイルのロングヘアによく似合います。大きめフープもおすすめです。
両耳につけると印象が重たくなるという場合には、片耳だけつけるのもオシャレに決まります。
片耳付けのときは、ピアスと反対側で髪の毛をまとめても可愛いですね。
アップスタイル:ショートヘアと同様
ハーフアップ、ゆるくまとめる:ボブ、ミディアムと同様
ダウンスタイル:縦長で揺れるデザイン、アメリカンピアス、大きめフープ
【3】色白さん、小麦肌さん…「肌の色」で選ぶ
さて、次は肌の色でピアスを選んでみましょう。
1.肌の色が白い人(色白さん)
肌が色白の方は、華奢で小ぶりなデザインや、淡い色合いのピアスがよく似合います。
クリア系の透き通ったモチーフも色白さんの柔らかい印象にピッタリ。ローズクオーツやアクアマリンなど淡い色合いの天然石もおすすめです。
シルバー、ホワイトゴールド、クリア系、ほか淡い色合いのモチーフ、華奢なデザインのもの
2.肌の色が深い人(やや色黒の人、小麦肌さんなど)
どちらかといえば肌の色が深い方には、大胆なデザインや鮮やかな色合いのピアスがよく似合います。
ブラックやゴールドといったコントラストの強い色味は、小麦肌さんにピッタリです。また大きめのモチーフや個性的なデザインのピアスも、バランス良く使いこなせます。
ルビーやラピスラズリといった鮮やかな色合いのジュエリーピアスもおすすめです。
ブラック、ゴールド、黄色の強いアンティークゴールド、赤・青・緑などコントラストの鮮やかな色、大きめのモチーフ、個性的なデザイン
3.どんな肌もきれいに見せてくれるのは?
ピアスは顔のすぐ近くにつけるので、顔色や表情を明るく補正する効果も期待できます。
肌の色合いを問わず、血色の良い顔、きれいな肌を印象づけてくれるのは、なんといってもローズゴールド(ピンクゴールド)のピアスです。
ローズゴールド(ピンクゴールド)は日本人の肌と色馴染みがよく、肌の色を健康的に美しく見せてくれます。
上品かつ明るい印象を与えるので、仕事にもデートにも幅広く使えておすすめです。
【4】明るめ、暗め…「髪の色」で選ぶ
ヘアスタイルや肌だけでなく、髪の毛の色合いもピアス選びに大事な要素の1つです。
髪色が明るめの人、暗めの人、それぞれに似合うピアスを見てみましょう。
1.髪色が明るめな人
髪色が明るく柔らかい印象なら、ゴールドやピンクなどの暖色系のピアスを選ぶとよく馴染みます。
流行中のファーピアスなら、浅めのブラウンかシックな黒がおすすめです。黒はデザインにもよりますが、髪の色とのコントラストでハッと目を引く美しい印象を与えてくれます。
ゴールド、赤、ピンク、オレンジ、淡い色、浅めのブラウン、黒
2.髪色が暗めな人
髪色が暗めな人は、シルバー系や、ややくすんだ色合いのシックなピアスがよく似合います。
垢抜けたオシャレな雰囲気を演出しやすく、デザイン次第で大人っぽくも可愛らしくもなります。
ファーピアスならグレーやベージュといった中間色を選ぶと、髪色と馴染みつつもピアスが引き立ち、おすすめです。
シルバー、グレー、ホワイト、ベージュ、カーキ、ピンクゴールド、アッシュ系、ややくすんだ色合い
【5】福耳さん、小さめ耳さん…「耳の厚みや形」で選ぶ
最後に、耳の厚みや形ごとに似合うピアスもご紹介しておきましょう。
耳の厚みや形は他人にはさほど気になりませんが、自分自身にとっては「結構コンプレックスなんだよね……」と悩んでいる方も多いものです。
耳の見た目に関するコンプレックスも、ピアスである程度補正し、緩和することができますよ!
1.耳たぶが大きい人、厚い人
耳たぶが大きい、厚い、という場合、小粒のジュエリーピアスなどの小さめデザインを選んでしまうと、ピアスが耳に埋もれてしまい、厚みや大きさが目立ってしまうことがあります。
少し大きめのデザインを選ぶと耳とのバランスがとりやすいので、おすすめです。
華奢なデザインを取り入れたい場合は、全体は大ぶりでも優美な細い曲線で構成されたデザインピアスや、ゆらゆら揺れるハンギングタイプを選びましょう。
大きめのデザインピアス、ハンギングタイプ
2.耳たぶが小さい人、薄い人
耳たぶが小さい、薄いという場合、ある程度華奢なデザインのピアスを選ぶのがポイントです。
大粒パールなどあまりに大きなモチーフを選んでしまうと、耳たぶとのバランスが悪くなってしまいます。
また揺れるタイプの長めのチェーンピアスなら、視線を耳たぶからそらすことができ、コンプレックス緩和に役立ちます。
そして耳たぶの小さい人にこそおすすめなのが、デザインキャッチタイプのピアスです。
デザインキャッチとはその名のとおり、耳たぶの裏側でピアスを固定する「キャッチ」がオシャレにデザインされているタイプ。
これは耳たぶが小さめな耳にこそ映えるピアスで、顔全体の印象をシュッと整え、華やかで洗練された雰囲気を作ってくれます。
華奢なデザイン、チェーンピアスなど垂れ下がって揺れるタイプ、デザインキャッチタイプ
3.耳全体が大きい人
耳全体の大きさが気になる人には、耳たぶからはみ出さないサイズ感のモチーフがおすすめ。
耳たぶからはみ出すほど大きなピアスは、耳の大きさを強調してしまいます。
小さすぎてもピアスの印象が埋もれてしまうので、鏡の前でたくさん試してみて、「埋もれない、でもはみ出さない」適度なサイズ感を見極めましょう。
耳たぶからはみ出さず、小さすぎない、中くらいのサイズ感のもの
4.耳全体が小さい人
耳全体が小さい人は、「耳たぶが小さい人、薄い人」でもご紹介したデザインキャッチタイプや、大きめのフープタイプがおすすめです。
華やかで少し目立つピアスをつけることで、耳が小さいという印象を和らげ、顔のバランスをアップしてくれます。
フープピアス、デザインキャッチタイプ、やや大ぶりで華やかなモチーフのもの
5.耳が寝ている人
耳が寝ていて正面から見えにくいという人には、立体的なピアスがおすすめです。
小さくてピタッと耳にくっつくタイプや小粒のジュエリータイプなどは、せっかくつけてもあまり目立たなくなる傾向があります。
らせん型のモチーフや、まん丸なパールなど、横から見ても前から見ても形がふっくら目立つものがおすすめです。また、ピアスホールにチェーンを通すアメリカンピアスも綺麗にきまります。
立体的なデザイン、ふっくらしたデザイン、パールピアス、アメリカンピアス
6.耳が立っている人
耳が立ちぎみで正面からよく見える人には、どちらかといえば小ぶりなピアスや淡い色合いのピアスがおすすめです。
耳の印象が強めであることがコンプレックスである場合、大ぶりで目立つデザインのピアスはそれを助長してしまうリスクがあります。
小さくて可愛らしい小粒ピアスや、華奢なチェーンタイプなど、ピアス自体の印象が強くないものを選ぶとバランスを取りやすくなります。
一粒ジュエリータイプ、華奢なチェーンタイプ、淡い色合いのピアス
7.耳が上の方についている人
耳がお顔の上の方についていることが気になっている人には、顎のラインまで垂れ下がる長めのチェーンタイプがおすすめです。
チェーンの先にジュエリーやモチーフが付いているものなら、耳から視線を下に誘導できて、コンプレックスが気になりづらくなります。
長めのチェーンタイプ(とくにチェーンの先にモチーフが付いているもの)、ハンギングタイプ、フープピアス
8.耳が下の方についている人
耳がお顔の下の方についていることが気になっているならば、耳にぴたっとフィットするピアスがおすすめです。
垂れ下がるタイプのチェーンピアスやハンギングピアスは、耳の位置を余計に下に見せてしまいます。印象をさらに補正したいときは、耳の上側にイヤーカフをつけるのも良いですよ。
耳にフィットするタイプ、パールピアス、スタッドピアス、イヤーカフ
【まとめ】「なりたい自分」はピアス選びで叶う♪
最近は、「耳に穴を開けるのは怖い」と感じている人でも装着できる、貼るタイプのピアスや、ノンホールピアスといった便利なものが続々登場しています。
ますます楽しみやすくなったピアス。好きなものをつけるのがもちろんベストですが、迷ったときやコンプレックスを解消したいときには、自分に似合うものを選んで自信をもらうのも良いですね。
ファッションや気分に合わせて簡単に付け替えられるのが、ピアスの何よりの長所です。お気に入りを見つけて、オシャレをもっともっと楽しんでください♪
Sponsored Link