
「ライン」を制してお洒落に着痩せ!体型別細見えコーデ
Date:2017.01.27
いつもスッキリ細見え、着痩せ上手なあの人のファッションをこっそりマネしてみても、なんだか細く見えないし、お洒落に見えない…そんな経験はありませんか?
それもそのはず、体型が違えば着痩せポイントも人それぞれ違います。
また、着痩せの失敗としてやってしまいがちなのが
- 足を細く見せたい
- ウエストを細くみせたい
- お腹をすっきり見せたい
といった様に、ついつい痩せたい部分をパーツで考えてしまう事。
実は、着痩せで大切なのは、全身のシルエットという事を知っているでしょうか。
そしてそのシルエットのキーワードになってくるのが、3つの着痩せライン。シルエットを近づける事で、様々な体型の着痩せが叶う言わば神ラインです。
本日はこの着痩せラインと、体型別着痩せテクニックについて紹介します。
この記事の目次
着痩せ神ライン「I・X・A」
着痩せの基本となるシルエットラインは3つ。
それぞれ「Iライン」「Xライン」「Aライン」と呼ばれます。
この3つのラインにシルエットを近づける事が、着痩せで重要な事なのですが、体型によって最も似合うシルエットが異なります。
ここではそれぞれのラインと、似合う体型について説明していきます。
すっきり縦長 Iライン
アルファベットのIのように、縦に長いラインを強調して、全体のシルエットをスッキリ見せる。
似合う体型は次の通り
- お腹にボリュームのあるぽっちゃりタイプ
- 胸もお尻もボリュームのない寸胴タイプ
全身ぽっちゃりか、くびれのない寸胴といった、身体全体に凹凸の差があまりない体型。
メリハリが女性らしい Xライン
アルファベットのXのように、くびれを強調して、メリハリのある女性らしいシルエットに見せる。
似合う体型は次の通り
- 胸のボリュームが目立つグラマラスタイプ
- 肩幅が目立つ上半身がっちりタイプ
ウエスト周りは気にならないけれど、胸や肩といった上半身にボリュームがある体型。ここが当てはまれば、下半身のボリュームは気になってもならなくてもXラインが似合うタイプ。
華奢な上半身で下半身をカバー Aライン
アルファベットのAのように、下に向かって広がるシルエット。上半身のコンパクトさが強調されるため、下半身の悩みが隠せる。
似合う体型は次の通り
- 上半身は肉が付きにくいけれど、お尻や太ももが気になる下半身太めタイプ
いわゆる洋ナシ体型と呼ばれ、日本人女性に最も多い体型。
着痩せ成功の秘訣 似合うラインの見つけた方
3つのシルエットラインを紹介しましたが、この中から自分に最も似合うものを見つける事がとても重要です。
ここでは、自分に似合うラインの選び方を紹介していきます。
1.簡単になれるラインを選ぶこと
お気づきかもしれませんが、それぞれのラインに似合う体型とは、それぞれのラインに近づけやすい体型と言えます。ここを無視して、自分の好みのラインを選んでしまうと、着痩せ失敗なんてことも。
例えば、Iラインに近い寸胴タイプの人が、ウエストを細く見せたくて、Xラインシルエットを作ろうとします。ベルトでマークしてほっそりウエストを作る事は可能ですが、胸とお尻にある程度ボリュームを出せないと、メリハリが生まれません。
Xラインにおいては、このメリハリが重要なポイントとなるため、ウエストだけを細く見せても中途半端な着痩せ効果しか生まれないのです。
それよりも、ウエストのくびれを考慮しなくてもよいIラインに合わせ、身幅をコンパクトなトップスとボトムスにして、視覚的に縦長効果のあるロングカーディガン等を合わせると、着痩せ効果が格段にアップします。
2.コンプレックスを味方につける
先にも書きましたが、ついつい自分の気になる部分はパーツで切り取って考えてしまいがち。
しかし、着痩せに必要なのは全体のシルエットラインです。
寸胴タイプはすっきりIライン、胸もお尻もぽっちゃりタイプはメリハリXライン、下半身ぽっちゃりタイプは華奢で女性らしいAラインを作りやすい。
パーツで切り取るとコンプレックスになってしまう事も、そう考えると利用しない手はない気がしてきませんか?
自分の体型を利用すれば、なりやすいラインにコーディネートのシルエットを作ることが出来、簡単に着痩せ効果を得る事ができるのです。
コンプレックスを味方につけましょう。
3. アイテムでの調整も視野に入れよう
Xラインを作る際に、肩幅が広い、胸が大きいといったように上半身のみのボリュームが気になる場合は、広がるシルエットのスカートにトップスをインする事で、メリハリのあるXラインを作れます。
このように、アイテムでの調整も視野に入れて、最も自分の体型が近づけやすいラインを見つけましょう。
Iラインの着痩せテクニック
縦長のシルエットを作るために、トップスとボトムスともに身幅がすっきりとしたものを選びましょう。
トップスはロング丈が縦長シルエット作りに役立ちます。ワントーンコーデも、統一感が縦長効果を生みます。
おすすめアイテム
ロング丈のコンビネゾンやセットアップ(上下同色)
ペンシルスカート ロングスカート
テーパードパンツ
おすすめコーディネート
Xラインの着痩せテクニック
ウエストのくびれを強調するために、ボリュームのあるボトムスにトップスをインしたり、太めのベルトでウエストマークをする。
シャツやカーディガンを腰に巻いてもくびれが強調されてメリハリが生まれます。
おすすめアイテム
フレアースカート
ギャザースカート
ブラウジングワンピース
ワイドパンツ(ハイウエストタイプ)
おすすめコーディネート
Aラインの着痩せテクニック
徐々に下半身にボリュームが広がるデザインがマスト。
このラインの着痩せポイントは、下半身のボリュームで際立つ上半身の女性らしい華奢さなので、必ず上半身はコンパクトなシルエットを選ぶこと。
Aラインのワンピースでも、切り替えのないものより、アンダーバストやハイウエストの辺りで切り替えのあるものが着痩せ効果あり。
おすすめアイテム
膝下丈スカート(ロングは下半身に重みが出るので避けた方が良い)
裾広がりのチュニック
ガウチョパンツ
おすすめコーディネート
他にもあります!着痩せポイント
着痩せの基本テクニックは、3つのシルエットラインに合わせてスタイルを作る事でしたが、その他小技も基本のスタイルにぜひ取り入れてみてください。
3首見せ
首、手首、足首の3ヵ所を出す。
身体の各部分において最も細い箇所を見せる事で、すっきりと、また女性らしく見せる事ができます。
- 首はVネックや開きの広いシャツで、鎖骨を見せると小顔効果も生まれます
- 手首は、5~7分丈のものか、長袖の袖はまくって。
- 足首は、長い丈のものはロールアップして。ボーイフレンドデニムやスカンツ等の裾がゆったりしているものは、コントラストが生まれて足首ほっそり効果が特に高くなる
小顔にはVが効く
小顔に見せたい時は、縦ラインを意識させるアルファベットのV字を首下に取り入れて。Vネックのトップスの他に、V字の襟付きシャツもおすすめ。Uネックのトップスの時でも付け襟などでV字を強調すると、ほっそり見せる事ができます。
ネックレスは、短めよりもロングネックレスがおすすめ。深いV字になるシルエットが顔を小さく見せます。
色&柄
黒をはじめ、ネイビー・ブラウン・カーキが引き締め色として挙げられます。
ただし、これらの色のみでコーディネートしてしまうと重たいイメージになります。
上半身が気になる場合はトップスを黒でボトムスを白、セットアップで全身ネイビーの際にはノースリーブのものを選んで肌の出し方で調節する等、コントラストを作る感覚で取り入れるのが着痩せ成功のコツです。
柄は「ストライプ柄」が断然おすすめ。特に、ダークカラーの細いストライプがすっきり縦長に見せてくれます。
素材
太ももやお尻が気になる際には、パンツもスカートもしっかりとハリのある素材を選びましょう。
ハリのある素材は、ボディラインを拾いにくいだけでなく、形状を保ってくれるので好みのシルエットを作りやすい=着痩せに取り入れやすいアイテムです。
ストール&スカーフの使い方
羽織ったり首に巻いたりする小物類も、使い方によっては役立つ着痩せアイテムに。シルエットを左右するアイテムなので、ラインごとに異なるスタイリングになります。
Iライン
Xライン
Aライン
体型と向き合って、着痩せもお洒落も手に入れよう
以上着痩せテクニックについて紹介して参りましたが、いかがでしょうか?
自分の体型に合うコーディネートをするという事は、着痩せが成功するだけでなく、自分に似合うスタイルを知る事に繋がります。
しかし、つい真似して着痩せテクニックを取り入れても、いまいち細くもお洒落にも見えなかったのなら、それは全体のシルエットラインがあなたの体型に合っていなかったから。
これからは自分の体型と向き合って、ぴったりのシルエットラインを見つけて、ほっそり着痩せとお洒落をぜひ手に入れて!

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