バドミントンはダイエットスポーツ!大人趣味にもおすすめ!
Date:2017.12.24
ここのところ、じわじわとバドミントンが人気です。子供の習い事やクラブ活動の場も盛り上がりを見せていますが、大人の趣味として、ダイエットスポーツとしても人気があるようです。
ダイエットスポーツ?と不思議に思う人もいるかもしれませんね。バドミントンに子供の遊び、羽根つき的イメージを持っている人だと、ポーンポーンと羽根を打ち合うだけで痩せるの?と思いますよね。
でも、実は、バドミントンはダイエットにおすすめのスポーツなのです。思った以上の運動量で、筋トレ効果もあります。
「1日たったの5分〇〇するだけ」的なダイエットが続かなかった人にもオススメ!運動嫌いの筆者をも虜にするバドミントンの魅力と、ダイエット効果について紹介します!
この記事の目次
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バドミントンは楽しく続けられるダイエットスポーツ!
軽い気持ちでバドミントンを始めてみたら夢中に!夢中になってやっていたら、いつの間にか痩せていた!という話は珍しくありません。
私自身もそうです。バドミントンを習い始めた娘のために、夏休みに週2~3日、朝練につきあっていたら、
「ぽっちゃり体型の娘がちょっとスリムになってる!」
「あれ?私も背中とお腹がすっきりしてきた!」
という、うれしい変化が!
自分にあった運動強度で無理なく続けられる!
バドミントンの試合を見たことがあるでしょうか。競技としてのバドミントンは、レジャーで楽しむものとはまるで別物!動く範囲もスピードも、シャトルの威力もすごいです。バドミントンは運動量の多いスポーツだと言われるのも頷けます。
一方で、レジャー感覚で、おしゃべりしながら、笑いながら、ラリーを続ける楽しみ方もあります。
競技バドミントンのような勝負の楽しさはありませんが、こちらはこちらで、シャトルを追いかけ、ラリーを続ける楽しさに夢中になります。
テニスだってゆるい感じにできるのでは?と思うかもしれませんが、テニスのラケットとバドミントンのラケットでは、テニスのラケットの方が重く、グリップも太く、ボールもシャトルより打ち返すのに力が要ります。
握力が一般女子に比べてかなり弱い私は、テニスだと普通に打ち合うだけでも、すぐにラケットを握る力がなくなってしまい、楽しいけど続けられないという悔しい思いをしました。
そんな私でも、バドミントンなら1時間半くらい娘と打ち合いますが平気です。
調子にのって2時間くらい本気で打ち合うと手が震えることもありますが、テニスのようにラケットが握れなくなることはありません。
握力だけでなく、体力・腕力・脚力も人並み以下の私でも続けることができる、運動とは無縁な人にもやさしいスポーツなのです。
とにかく楽しい!飽きずに続けられる!
ダイエットが失敗するパターンとしてよくあるのが、
- 食事制限など、即効性のあるダイエットで痩せてもリバウンドで余計に太る
- リバウンドのない長期的なダイエットだと、結果が出る前に挫折してしまう
というもの。
バドミントンダイエットは、そんなに即効性のあるダイエットではありません。
やってみるとわかりますが、とにかく楽しいのです!ただシャトルを追いかけて打ち返す、それだけでも楽しいですし、正しいフォームを覚えて、きれいに打てるようになると、さらに楽しく爽快です!
時間を忘れて夢中になります。ダイエットを忘れて夢中になります。
体重計に乗ることも忘れて、純粋にバドミントンを楽しんでいるうちに、気づくと周囲から「スッキリしてきたね」とか「スラリとしてきたね」と言われて喜ぶ!みたいなことになったりします!
バドミントンダイエットのやり方・効果・注意点
バドミントンは、消費カロリーが大きいスポーツです。10分間で75キロカロリー程度、卓球やテニスよりも大きいと言われています。泳法によっては水泳よりもカロリー消費できるとか。
ただ、バドミントンはやり方によって運動強度が変わります。消費カロリーも変わります。そして、ダイエットの効果にも差が出てきます。
体重を落としたいのか、スタイルをよくしたいのか。自分の求めるダイエットに合わせて、バドミントンの取り組み方を考えましょう。
ゆるゆるやって脂肪燃焼ダイエット!
脂肪燃焼効果をねらってダイエットする場合、試合形式などの競技バドミントンではなく、ゆったりとラリーを続ける、運動強度の低いやり方がおすすめです。
おしゃべりしながら、笑い合いながらのラリーですので、消費カロリー自体は落ちてしまいますが、長く続けることで有酸素運動として脂肪を燃焼する効果が得られます。
ただ黙々とウォーキングしたりジョギングしたりだと、30分もすれば嫌になってしまいますが、楽しく打ち合うバドミントンなら、夢中になってシャトルを拾い続けているうちに、あっという間に1時間、2時間経ってしまいます。
ガッツリやれば消費カロリー大!全身の筋トレも
試合形式で打ち合ったり、同等のハードさで本格的に競技としてのバドミントンを練習したりすれば、カロリー消費は大きくなります。
ただ、競技バドミントンは反射的・瞬発的に筋肉を使う動きが多い無酸素運動。
筋肉は鍛えられますが、直接的に脂肪を燃焼する運動ではないため、体重の減少という形でのダイエット効果を得るには時間を要します。
全身の筋肉が鍛えられていけば代謝能力もアップし、カロリーが消費されやすい体質に。
バドミントンでは、
- 背筋
- 太ももの筋肉
など、全身の中でも大きな筋肉を鍛えることができるため、全身の筋肉量をアップしやすいのです。
全身の筋肉を鍛えてスリムボディに!
バドミントンは全身運動です。腕だけでなく背中から腕の先まで伸ばしてシャトルを打ったり、前後左右に素早く動いたり、高く上がったシャトルを飛んだり跳ねたりして打ったり、遠くのシャトルを大股で踏み込んで拾ったり。
さまざまな姿勢でシャトルを拾うため、腹筋と背筋はかなりしっかり鍛えられます。すっきりとした背中や、引き締まった二の腕になり、上半身がスッキリしてきます。
ただ、夢中になって激しい練習をしすぎると、肩に筋肉がついて、がっしりたくましくなったり、太ももの筋肉が鍛えられすぎて足が太くなったりすることも。
引き締まる程度の負荷であれば、どんどんスリムになって、見た目にスラリと美しい体型を手に入れることができますが、鍛え上げすぎるとがっしり体型になる心配があるため、やりすぎには注意しましょう。
スマッシュをたくさん打てばバストアップ効果も?
スマッシュを打つなど、オーバーヘッドストローク(高く上がったシャトルを上から打つ)を練習に多く取り入れると、大胸筋が鍛えられます。
大胸筋は胸を支えてくれる筋肉。この胸の土台をしっかり鍛えることで、
- 胸が垂れ下がるのを防ぐ
- 胸の形がよくなる
- 胸の見た目のサイズを大きく見せることができる
などの効果があります。
また、背中がスッキリしたり、腕が細くなったり、お腹周りが引き締まったりと、胸の周辺が細くなることで胸が強調され、大きく見えるという効果も!
姿勢が悪い人や、日ごろ上半身を動かす機会が少ない人は、肩甲骨が固まって血流やリンパの流れが悪くなっている場合もあります。美しいバストをつくるには血液とリンパが不可欠!
大人趣味としても人気のスポーツ!バドミントンの始め方
バドミントンを始めたい!と思った場合、いくつか準備が必要になります。
ラケット・シャトル・シューズを準備!
バドミントンをするにあたり、最低限必要なものとして、ラケット・シャトル・シューズを用意しなければなりません。
- ラケット
- 競技用のものからレジャー用のものまで、種類も値段もいろいろです。ゆくゆくは試合に出ることを目指し、本格的に競技バドミントンを始めようと思うのであれば、スポーツショップに売っている競技用ラケットを買う必要があります。
ただダイエットしたいだけであれば、いきなり高額な競技用ラケットを買う必要はありませんが、100均のものはあまりおすすめではありません。シャトルが思うように飛ばないもの、壊れやすいもの、ラケットが重いものなど、楽しくラリーするに至らないものも多いからです。
おすすめなのはスポーツメーカーがレジャー用として販売しているもの。値段がさほど高くなく、つくりはある程度しっかりしていてシャトルもきれいに飛びますよ。
写真両端はヨネックスのレジャー用ラケット。Amazonで2本セット3000円くらいで購入したもの。真ん中は娘がスクール入会時にもらった5000円くらいのものです。
- シャトル
- バドミントン用のシャトルは水鳥の羽が使われているものと、ナイロン製の羽のものとがあります。値段もいろいろ、種類もいろいろあって、飛び方なども違います。
初心者の場合、うまくコルクの部分を打てないことが多く、水鳥の羽のものを使うと、羽部分を叩いてしまってあっという間にダメになるので、ナイロン製のものをおすすめします。
ナイロン製のものでも水鳥の羽のものと同じくらい値段のするものもありますが、高いものはきれいに飛びます。
娘の練習用に使っているものは、ヨネックスのナイロン製のものの中でも値段がするもの。耐久性もよく、シャトルもよく飛びます。
- シューズ
- 体育館で行う場合は室内用のシューズが必要です。競技用のバドミントンを本格的に始める場合は、バドミントン専用シューズを用意した方がよいです。激しい動きに対応できるように作られているので、怪我をしないためにも専用シューズがおすすめです。
公園などでゆるく行う場合は、動きやすいスニーカーでよいでしょう。私は娘との練習が屋外なのでテニス用のシューズを使っています。普通のスニーカーより、クッションがきいていて前後左右に動きやすいです。
バドミントンができる場所・仲間を見つける!
バドミントンは本来屋内競技ですので、体育館で行います。近くに一般利用者への貸し出しを行ってくれている体育館があれば、利用するのがよいでしょう。
ただ、公園など屋外でもできることはできます。私は家の近くに体育館がないため、娘との練習は公園でするしかないのですが、できなくはないです。レジャーで行う場合はたいてい屋外ですし、ダイエット目的であれば公園でもよいです。
それと、バドミントンはひとりではできないので、一緒にやってくれる仲間を探す必要があります。家族や友人とするのもよいですし、家の近くにサークルやバドミントンチームがないか探してみるのもよいです。
探してみると、意外にたくさんバドミントンチームがあったりします。規模もいろいろ、雰囲気や目的もさまざまです。
初心者を受け入れてくれるかどうか、志が同じかどうか(楽しく和気あいあいとしているチームもあれば、試合で勝つことを目的にした本気モードのチームもあります)を調べて、参加できそうなチームがないか探してみるとよいでしょう。
基本をしっかり学びたい人はスクールがおすすめです。バドミントンスクールはテニスなどに比べるとまだまだ数少ないですが、人気が出てきたこともあり、少しずつ増えてきているようです。
基本の打ち方を覚える!
ダイエット目的でゆるゆるバドミントンをする場合も、基本の打ち方、正しいフォームを学ぶことをおすすめします。正しいフォームで打つのと、腕だけで打つのとでは、使われる筋肉もずいぶんと違うからです。
スクールに通わなくても、教本を買わなくても、今はYouTubeなどでレッスン動画を観て学ぶこともできます。元オリンピック選手のレッスン動画など、とてもわかりやすいですよ。
やるとハマる?バドミントンの魅力を知って楽しく健康生活!
とにかく楽しい!という声が多いバドミントン。「ちょっとやってみようかな」と軽い気持ちで始めたら、すっかりハマってしまったという人も多いようです。
私も娘の練習に渋々つきあうつもりでしたが、純粋に楽しく、週末の練習が待ち遠しくて仕方がありません。
天候が崩れると腹立たしくて仕方がないほどです!運動嫌いの私がハマるくらいなので、もともとスポーツ好きな人は夢中になること間違いなしです!
自分の体力に合わせて運動強度を変えられるので、結構年配の方もやっているのを見かけます。生涯スポーツにもおすすめとのこと。生活の一部として、ずっと続けて、ずっとスリムな体型を維持しながら健康に過ごしたいですね!
ただ、ひとつ注意してほしいのは、バドミントンは怪我の多いスポーツでもあるということ。
足関節捻挫や肉離れなど軽いものから、アキレス腱断裂、膝靭帯損傷などの大けがをするケースも。
ウォーミングアップやクールダウンは、しっかりと行うようにしてくださいね。
- アキレス腱
- 足首
- 肩
などのストレッチを入念に。寒い季節など体が硬くなっているときは、特にしっかりと体をほぐしてから始めるようにしてくださいね。
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