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生理前の肌荒れ対策。ホルモン周期に合わせたお手入れ方法

Date:2018.12.20

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生理前の肌荒れ対策。ホルモン周期に合わせたお手入れ方法|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/seirimaehadaare1122/

皆さんは、生理前に体調不良となったりイライラ・モヤモヤした気分になることはありますか?

個人により程度の差はあれ、多くの女性が生理前に何らかの不調や変化を感じているものです。

その中でも、特に悩まされるのが肌荒れなどの生理前のお肌の不調。

  • ニキビや吹き出物ができる
  • クマやくすみで顔色がくすんで見える
  • 顔全体がむくんでいる
  • シミやそばかすなどが濃く目立つ
  • お肌が皮脂でべたついて、メイクが崩れやすい
  • お肌が乾燥して、メイクのりが悪い

など、いつもと同じケアをしているだけなのに、生理前の肌荒れが起きてしまい鏡を見るのも嫌になってしまいますよね。

今回の記事では、生理前の肌荒れの原因となるホルモン周期を知ることで、肌荒れを事前に防ぐ方法をご紹介します。ホルモン周期と上手に付き合うことで、いつでも美肌キープを目指しましょう。


生理前の肌荒れの原因となるホルモンの働き

生理前の肌荒れには、ホルモンの働きが関係しています。1ヶ月の間に分泌されるホルモンの周期を知ることで、生理前の肌荒れが起こりそうな時期に、肌荒れ対策をできるようにしましょう。

お肌の状態を変化させる2つのホルモン。エストロゲンとプロゲステン

生理前の肌荒れの原因は、生理周期と女性ホルモンに深い関わりがあります。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵包ホルモン)とプロゲステン(黄体ホルモン)があり、月経と連動して1ヶ月の間に分泌される、2つのホルモンのバランスがお肌に影響を与えているのです。

エストロゲン(卵包ホルモン)
女性らしい体づくりや、美肌を司るホルモン。肌や髪のハリやうるおいを守ってくれたり、骨の密度を保ったり、自律神経に作用したりと女性の心身に大きく影響します。生理後から増加し、次の生理前には急激に減少します。
プロゲステン(黄体ホルモン)
生理前の女性の体に変化を与えるホルモン。基礎体温を上昇させたり、子宮内膜を整えたり、受精卵の着床や妊娠維持に活躍するホルモンです。生理前のむくみや胸のハリは、このホルモンの影響によるものです。排卵後から生理前まで分泌されます。
生理前は2つのホルモンがどちらとも減少してゆく時期にあたります。
ホルモンバランスが乱れることで、自立神経が乱れ、血液循環が悪くなって冷えてしまったり、体温が上がりほてってしまったり、皮脂の分泌量が変化し、ニキビや吹き出物ができてしまったりと、肌荒れが起こりやすくなるのです。

肌荒れしにくいお肌を目指す!生理前のお肌のお手入れ方法

生理前のお肌は黄体ホルモンの影響で不安定になっています。皮脂分泌が増え、ニキビや吹き出物ができやすくなったり、逆に乾燥でカサついてしまったりと、肌荒れが起こりやすい時期です。

1度肌荒れしてしまうと、治るまでに時間がかかってしまいますよね。生理前1週間はお肌の状態に合わせながら、やさしくケアすることが必要です。

生理前のお肌は常に清潔に保つことが大切

生理前1週間はお化粧や汚れをしっかり取り除き、お肌を清潔に保つことを心がけましょう。とは言っても、何度も過剰に洗顔するのは禁物です。

お肌は外部刺激にも敏感になっている時期なので、ゴシゴシと強くこすったりしないよう、いつもよりソフトに優しく洗うよう心がけましょう。

すすぎは丁寧に行い、お肌の乾燥が気になる方は、皮脂を流しすぎないようにお湯ではなく水で洗うのもおすすめです。

いつもの洗顔料でお肌に刺激を感じる時は、生理前のみ、敏感肌用の洗顔料を使用するのも良いでしょう。

シンプルケアでしっかり保湿!お肌のバリア機能を補おう

生理前の乾燥したお肌はもちろんですが、皮脂分泌が増えているお肌でも、しっかりと保湿することが大切です。

あれこれ色々塗るのではなく、化粧水による保湿中心のシンプルケアを心がけ、いつもより化粧水をたっぷりと使って、お肌にうるおいを与えましょう。

乳液やクリームなどの油分の多いものは、お肌の状態を見て使用量を調整します。
化粧水のみで十分保湿されていると感じたら、無理に使用する必要はありません。

生理前にお肌の乾燥が気になる方は、保湿パックなどのスペシャルケアをプラスしても良いでしょう。いつものスキンケア用品だとお肌の不調を感じる場合は、敏感肌用のスキンケア用品を使ってみるのもおすすめです。

過剰なメイクは肌荒れの原因!生理前のメイクは負担の軽いものを使おう

生理前のお肌はバリア機能が衰えるため、メイクやメイク時に使用するパフやブラシなどの、メイク用品による外部刺激にも敏感になっています。

とは言っても、働く女性の多くはノーメイクで過ごすわけにはいきませんから、普段よりも軽めのメイクにしたり、お肌の負担にならないような下地やパウダーを使用するなど、なるべくお肌への刺激を軽減するよう心がけましょう。

くすみをカバーするために、塗って隠すよりも、チークやリップなど、血色を良く見せるポイントメイクを上手に利用するのも良いですね。

お肌に降り注ぐ紫外線も、肌荒れの原因となる刺激の1つですので、紫外線対策もしっかりと行いましょう。生理前はお化粧のりが悪くなりがちなので、ついついお化粧のりを良くするために、ムダ毛のシェービングを行いたくなりますが、お肌の刺激となるようなお手入れは避けたほうがベターです。

生理前のくすみ肌を解消!血行を良くするホットタオル

生理前から生理中にかけては、黄体ホルモンの影響により自律神経が乱れ、体温が下がり血流が悪くなります。お肌がいつもよりどんよりとくすんでみえたり、目の下のクマががいつもより濃く目立って見えるのも生理前の血流の悪さが原因です。

そんな時は、手軽に行える「ホットタオル」で血行を良くして、気になるくすみ顔を解消しましょう。

ホットタオルの作りかた

手軽に作れるホットタオルは、くすみだけでなく生理前の気になるお悩みの1つでもある、顔のむくみも軽減してくれますし、温めることによるリラックス効果も期待できます。

  1. 厚めのハンドタオルをぬるま湯に浸してよく絞る。
  2. ロールケーキのようにくるくると丸める。
  3. 500Wのレンジで1分加熱する。
  4. 使用前にタオルを広げて熱を逃がし、適温と感じたら顔に乗せる。
レンジから取り出す際やタオルを広げる際には、やけどに注意しましよう。

ホルモン周期を整える生活習慣

ホルモン周期と女性の心身の状態は深くつながっています。生理前だけではなく普段からホルモン周期が乱れないよう、体に良い生活習慣を続けることが大切です。

  • バランスの良い食事
  • 良質な睡眠
  • 適度な運動の習慣
  • ストレスケア

など、忙しくてなかなかできない!と後回しにせずに、できる範囲で実行するようにしましょう。とくに、ホルモン周期を大きく乱す原因となるストレスについては、リフレッシュして発散したり、リラックスして休むなど早めにケアするよう心がけましょう。

ホルモン周期に合わせたケアで美肌をキープ

生理前の肌荒れは憂鬱なものですが、普段の生活習慣やちょっとしたスキンケアの工夫を積み重ねることによって、改善することが可能です。

ホルモン周期と上手に付き合い、自分のお肌の状態に合わせてケアすることで、生理前の肌荒れとは無縁の美肌をキープしましょう。

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生理前の肌荒れ対策。ホルモン周期に合わせたお手入れ方法|【女性の美学】
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ライター:松元あみ

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