自分に自信を持つ方法10選。大丈夫、本当は全部うまくいく!
Date:2017.12.01
チャレンジしたいことがある。でも「自分にできるか、わからない……」。
好きな人に近づきたい。でも「自分なんてどうせ、見てもらえないから……」。
自分に自信がないと、あらゆる場面で消極的になってしまいます。本当はもっといろんなことができるかもしれないのに、自ら諦めてしまうんです。
そこで今回は、なかなか自分に自信が持てない女性に向けて、自信を持つ方法を10個、ご紹介します。
具体的に実践できて、チャレンジしているうちにいつのまにか自信がついていく。そんな方法を集めてみました。
あなたに合った方法を、ぜひ見つけてみてくださいね。では、早速見てみましょう!
【1】「自信がない」それだけで損することもある
自信がないのは、精神的につらいことですが、じつはそれだけじゃないんです。
たとえばあなたには、次のような経験はありませんか?
- 新しいことに挑戦できず、いつもチャンスを逃す
- 「できない」と思いながらやるから、失敗の確率が上がる
- 意思を主張できないから、物事が不利に運ぶ
- 思い悩んでばかりで疲れやすく、時間も足りない
- 不安な様子が伝わるのか、周囲の信頼を失いやすい
- 肯定的な言葉を受け入れられないため、親しい人が離れていく
これらは、自信がない人の多くが経験しがちなこと。逆に言うと、自信のなさが引き起こしている事態なんです。
(1)新しいことに挑戦できずチャンスを逃す
今までやったことのないことを「やってみたい」と思ったときに、自信がないとつい「でも失敗しちゃうだろうなぁ……」と考えて尻込みしがち。
実行すれば新しい世界が広がるかもしれないのに、いつだってチャンスを逃してしまいます。
(2)「できない」と思いながらやると、失敗の確率が上がる
人の脳はよくできていて、自分でイメージしている方へ物事が運ぶよう、無意識のレベルで手足を動かしているんです。
「どうせできない」と思いながらやっていると、脳が「そうか、できないんだ」と思い込んでしまい、どんなに一生懸命やっても成果が出ない、ということが起こりがち。
その結果、「ほら、やっぱりできない」とさらに自信を失うきっかけにも。これでは悪循環ですよね。
(3)意思を主張できず、物事が不利に運ぶ
グループで何かを決めようとするとき、結論はいつも、主張するのが得意な人の意見に引っ張られます。
自分としては、本当は「もっとこうしてほしい」という意見があるのに、自信がなくて言い出せないため、自分に不利な方向へ話が進みがちなのです。
(4)思い悩む体力と時間の浪費
自信がないというのは、常に「何か失敗するんじゃないか」と緊張している状態です。
これは、本来かけなくてもいい負荷(ストレス)を脳にかけてしまっている状態ですから、何をしていても過剰に疲れてしまいます。
それに加え、過ぎたことを悔やんだり、「どうしてこんなふうなんだろう」と落ち込んだり……。そうした時間も無駄に浪費してしまっているのです。
(5)不安な様子が、周囲も不安にさせてしまう
何かを依頼しようとしたときに、相手が自信がなくおどおどしていれば、人は「任せて大丈夫だろうか」とどうしても不安になるものです。
とくにビジネスの場面では、これが顕著に現れます。
どんなに実績があっても、充分な能力があっても、自信がないだけで「信用できない」という印象を与えてしまうことがあるのです。
(6)褒め言葉も受け入れられず、親しい人が離れていく
自分に自信がないと、誰かに褒めてもらったときでさえ、その褒め言葉をストレートに受け取ることができません。
大好きな人に褒めてもらっても、「本当にそう思っているのかな?」「私のことを買いかぶりすぎているのでは?」とますます不安になってしまいます。
そして、その様子は相手にもなんとなく伝わります。
そうして周囲から親しい人が離れていけば、それをきっかけにまた自信がなくなってしまう。これも悪循環ですね。
【2】自信は大きなパズル、成功体験はそのピース
こんなふうにつらい思いをしてきた人は、多いはず。
- 「こんなのは、もう嫌だ!」
- 「なんとかして自信をつけたい!」
- 「でも、自信ってどうやってつければいいの?」
あなたもきっと、そう思ったからこそ、この記事を読んでくださっているのでしょう。
自信とは、小さな成功体験の積み重ねです。だから、何かの言葉を読んだその日から急に自信満々になる、なんていう人はいません。
大きなパズルを思い浮かべてみてください。自信という大きな絵が、そのパズルには描かれています。その絵を形作る一つ一つの小さなピースが「成功体験」です。
逆に言えば、今自信がある人だって、たくさんの失敗をして、そのたびに立ち上がり、自信を積み重ねてきたのです。
だから、あなたにも必ず「自信を持つこと」はできます!
問題は、そのやり方です。苦しい日々から一日も早く脱出できるよう、自信をつけるために効果的な方法を知っておくことが大切なのです。
【3】あなたの自信をこつこつ育てる10の方法
では、自信を持つためにはいったい何をしていけば良いのでしょうか?
ここからは具体的な方法をご紹介していきましょう。
(1)自分中心に生きる
自分に自信がない、とは、つまり「自分を信用できない」ということではありませんか?
そんなあなたに今、一番はじめにしてほしいことは、自分中心の生き方をすることです。
そうではなくて、次のようなことを心がけてみてほしいのです。
- 自分にも他人にも嘘をつかない(見栄をはらない)
- 「しなきゃ」より「したい」を優先する
- 損得より気持ちを優先する
- 自分の心が喜ぶこと、興奮することを優先する
- 努力していない「ありのままの自分」も「結構いいじゃん」と好きになる
見栄を張らず、自分を偽らず、ありのまま生活してみることで、自分自身への信頼感を徐々に取り戻すことができます。
また、損得や義務感よりも「したいか、したくないか」を優先すると、自分の人生が少しずつ好きになっていきます。
そんなふうに、自分の気持ちにフォーカスして生きること。それが、自己中心の生き方です。
これを続けていくと、特別な努力をしていないときの自分、つまりありのままの自分を「案外いいじゃん」と受け入れやすくなります。
今までは、いくら歯を食いしばって頑張っても「しょせん私なんて」と思ってしまっていたかもしれません。
でもこれからは、努力しなくても、ありのままの自分を受け入れることができるのです。
それどころか、「失敗はしたけど、精一杯頑張ったじゃない」と努力を褒めることができるようになっていきます。すると、立ち直りがグンと早くなり、次のチャレンジにもやる気が出ます。
ありのままの自分で生きること、それを認めることこそが、人生がうまくいきやすくなるコツなのです。
(2)嬉しい言葉を記録して見返す
とはいえ、今自信が持てない人にとっては「ありのままの自分を好きになる」ことそのものが難しく感じるかもしれません。
そんなときは、日記でも手帳でもいいので、自分のことを褒める言葉を記録に残しましょう。
- 自分を褒めるだけの日記をつけ、自信がないとき読み返す
- 自分の「良いところ」や「強み」を20個書き出す
- 憧れの人5人を思い浮かべ、どう励ましてくれるか想像して書いてみる
などの方法がおすすめです。
「予定どおりの時刻に起きられた」とか、「トーストがちょうどよく焼けた」とか、些細なことでも思いつくことはぜひ全て、書き込んでいきましょう!
強みを書き出すときに「20個も思いつかないよ」と思ったら、逆に短所だと感じている部分をひっくり返して見てみましょう。
たとえば、
- 喋るのが苦手→黙って人の話を聞くのが得意
- せっかち→行動が速い
- 飽きっぽい→好奇心が旺盛
など。長所や短所は、どんなものでも裏返しの関係にあるのです。見る方向を変えるだけで、弱点は強みに変身します。
それでもどうしても「自分を褒める言葉が見つからない」というときは、憧れの人を5人思い浮かべてみてください。有名人や好きな作家、アニメのキャラクターでもかまいません。
そして、ここからが最も大事!
こうして書いた「嬉しい言葉」の集まりを、自分だけの「嬉しい言葉集」として、ちょくちょく読み返しましょう。
とくに、失敗して落ち込んでいるときやなんとなく元気が出ないとき、何度でも読み返してください。
自分の字で書かれた、間違いなく自分の言葉なのに、不思議なくらい元気が湧いてくるはずです。
(3)苦手の克服よりも「得意を伸ばす」を優先する
自信をつけようとするとき、つい「苦手なことを克服しなくては」と考えてしまう人も多いでしょう。
でも、どちらかといえば、苦手を克服するのは後回しにして大丈夫!
それよりも、まずは「得意なことをもっと伸ばす」ことを優先しましょう。
苦手の克服にはたくさんの時間がかかる上、苦痛を伴います。でも、得意なことなら比較的短時間で、しかも楽しくできるはず。ここがポイントなんです。
(4)実績を積み重ねて自信をつくる
小さな成功体験というピースを積み重ねることが、大きな自信というパズルを作り上げます。
そこでおすすめしたいのが、次のようなことを心がけることです。
- 自分との小さな約束を守る
- ゴールのハードルを下げる
- 理想の自分をイメージし、近づくために必要な行動リストを作る
- 作ったリストを目に見える形に書き出し、できたら潰していく
自分との小さな約束とは、「休日もいつもと同じ時間に起きる」「一日一回ありがとうと言う」など。
これは何でも良いのですが、毎日の習慣に関することなら、より自信に繋がりやすいので、おすすめです。
ハードルが高すぎると、達成が難しくなります。
ここでの目的はあくまでも「成功体験を積むこと」。それを第一に考え、これなら守れそうだな、と思えることからスタートするのがうまくいくコツです。
紙に書き出して壁に貼ったり、「こんな体型になりたい」と思う女優やモデルのポスターを目につくところに貼ったりしても良いでしょう。
そして「このイメージに近づくためには、どうすれば良いか」を考えます。
できるだけ具体的な行動を考え、行動リストを作り、それも紙に書いて貼り出しましょう(恥ずかしければ手帳にこっそりリストを作るのでもOK)。
この行動の目的は、達成感を可視化することです。
達成できたことが目に見える形で積み重なっていくと、「自分もやればできるんだ」という自信の地盤がだんだん強くなっていきます。
(5)筋トレにチャレンジ!
ダイエットしている人もそうでない人も、筋トレは自信をつけるためにうってつけなので、おすすめです。
その理由は、4つ。
- 外見に自信が持てる
- これは分かりやすいですよね。引き締まった身体は美しいもの。筋トレがうまくいくと、気になっていた体型にも自信が持てるようになり、似合う服も増えて、オシャレも楽しくなっていきます。
- 脳からの分泌物で前向きな気持ちになる
- 脳科学の観点からも、筋トレは自信をつけるのにうってつけ。
筋トレをすると分泌が活発になるものはたくさんありますが、中でもテストステロンはやる気を出したり、決断力をアップさせるのに役立ちます。また、エンドルフィンやドーパミンは幸福を感じやすくなる作用があり、ポジティブで前向きな気持ちが湧いてきます。
- 体力がつき、バイタリティがアップする
- 今まで運動不足だった人はとくに、筋トレを続けて数ヶ月もすると身体の変化に気づきます。見た目だけでなく、「疲れにくい」「長時間でも元気に動ける」という変化を実感し、仕事にも趣味にも思いきり取り組める自分に気づくでしょう。
身体と心は繋がっていて、身体が疲れているときには心も疲れやすくなっています。身体が元気いっぱいだと、同じ出来事に遭遇しても「なぜあんなに落ち込んだんだろう?」と不思議になるくらい、心も元気でいられるものです。
- 目標設定・計画立案・実行→大きな成功体験に
- 筋トレを成功させようと思ったら、まず自分なりの目標を設定し、「毎日◯回」「週▲回」といった実践計画を立てるでしょう。そしてそれを実行し、成果を出す。この一連の流れが、「目標を立て、計画し、やり遂げる」という大きな成功体験になるのです。
このような4つの理由から、自信をつけたい人にとって筋トレは最高の実践教材と言えます。
何か運動を始めたいと思っていた人は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。ただしくれぐれも、ハードルは低めに設定するのがポイントですよ!
(6)大きなものの力を借りる
落ち込んだときに海を見に行く。元気が出ないとき、山に登る。
そんなふうに大自然の力を借りて元気を出すことも、自信の回復・強化に繋がります。
すると、元気とともに自信も湧いてくるのです。
自信がないときというのは、他人と自分を比べてしまい「自分にはまだこれが足りない……」と思い悩んでしまいがち。でも、大自然の前にはそんな違いは些細なこと。
また、ジンクスを味方につけるのもおすすめです。
この儀式は、精神をリラックスさせ、本来の能力を100%出し切るために効果的です。
大事な用事のある日には、
- 右足から靴を履く
- 決まった色のネイルをつける
- 一番お気に入りのハンカチを持つ
など、何でも良いのです。
「これをやったから、きっとうまくいく」という気持ちを持つのが大事です。だって、「きっとうまくいく」という気持ちこそ、ズバリ自信そのものなのですから。
ぜひ、自分だけのジンクスを見つけてみてくださいね。
(7)「ダメでもともと」と考える
自信がない気持ちの裏側には、完璧主義が隠れていることがあります。
「絶対に失敗できない」「成功させなければならない」と考えてしまうと、身体も心もカチコチに緊張してしまいます。
この負の連鎖、どうしたら断ち切れるのでしょうか?
答えは簡単。「ダメでもともと」と開き直ってみてください。
何もかも完璧にできる人なんていません。新しいことならなおさら、失敗しても当たり前。
そう考えて臨むと、心身がリラックスできるので、かえって成功する確率も上がります。
(8)他人と比較するのをやめる
周りの人は、なんだかみんな仕事ができて、幸せそうに見える。それに比べて私は……と落ち込んでしまうこと、多いですよね。
くらべない、競わない。それは、最初にお話した「自分中心の生き方」の基礎になる考え方です。
他人と自分を比較してしまいそうになったら、
- 「自分」
- 「今」
- 「できること」
この3つに意識を集中するよう心がけましょう。
なぜなら、この3つこそが自分自身でコントロールできる物事だからです。
他人のことではなく、自分のことに集中する。過去の失敗や栄光ではなく、今このときに集中する。
そして、できないことばかり気にして嘆くのではなく、「できることは何か」をしっかり見つめるのです。
自分の意識をこの方向へコントロールできるようになると、地に足のついたしっかりとした自信が芽生えてきます。
(9)コンプレックスを人に明かしてしまう
自信がないときというのは、頭の中が劣等感でいっぱいです。
- 外見のこと
- 性格のこと
- 才能のこと
- お金のこと
どんなコンプレックスも、隠そうとすればするほど頭の中でどんどん膨らんでいき、爆発しそうになってしまいます。
そんなときは、いっそ誰かに打ち明けてしまった方が、楽になれるケースも多いんです。
もしかしたら、打ち明けた相手は心底びっくりするかもしれません。
コンプレックスは、隠せば隠すほど大きくなるもの。いっそオープンにしてしまった方が、かえって自信がつくのです。
(10)ネガティブの発生源から離れる
生まれたときから自信がなくて悩んでいる赤ちゃんは、いませんよね。
人が自信をなくすのは、他の人との関わりの中でです。物心がついてから大人になった今までの、何らかの出来事があなたの自信をしぼませてしまったのでしょう。
あなたの自信を奪う相手が、もし今もあなたの周囲にいるのなら、その人からできるだけ距離を置いてください。たとえば、こんな人です。
◆その人と会うと……
- いつも疲れる
- なぜか落ち込む
- 自分のことが嫌いになる
こんな相手はいませんか?また、
◆会話の中に……
- 愚痴
- 悪口
- 陰口
- うわさ話
が多い人。こんな人からも、距離を置きましょう。さらに、
◆どんなにいい人でも、性質的に……
- 怒りっぽい人
- よくわからないことで機嫌が悪くなる人
- 何かと優位に立ちたがる人
こうした人物は、知らず知らずのうちにあなたから自信を奪ってしまっているのかもしれません。
自信を取り戻すために、少し距離を置くのがおすすめです。
一つできると、どんどんうまく回りだす
自信というのは不思議なものです。一つのことで自信がつくと、他のことでも前向きにチャレンジする気が湧いてきます。
まずは小さな成功を意識して、「これもできたぞ」「あれもできたぞ」という達成感・満足感を自分の中に積み上げていってみてください。
あなたにも必ずできます。身近なこと、小さなことからチャレンジしてみましょう!
Sponsored Link