ジェルより簡単、シェラックネイルのやり方。セルフネイル派必見!
Date:2017.01.08
ネイルサロンへ通ったり、セルフネイルを楽しんだりと、爪のオシャレは楽しいもの。
何かと目に入るネイルが素敵だとテンションがあがって気分が明るくなります。ただ、気になるのはダメージです。
特に一度施術したら1か月ほどもつジェルネイルは、自爪への負担も大きいもの。
ヘルシー志向の方や爪が弱くなってしまった方にもおすすめの次世代ネイルです。
この記事の目次
人気続行中のジェルネイル。一方で気になるデメリットも
爪のオシャレとして年齢問わず定着したジェルネイル。
ぷっくりしたツヤ感や自由が利くデザイン、もちの良さから人気は衰えるどころか上昇する一方です。
ジェルネイルはサロンでするのが主流でしたが、最近では自宅でも簡単にできるようになり、セルフジェルネイルを楽しむ人も増えています。
こうして定番化する一方で、ジェルネイルを繰り返すほど痛感するデメリットがあるのも事実。
爪へのダメージ
ネイルサロンでジェルネイルをしてもらうと、そのときついているネイルのオフは無料でやってくれることがあります。
ジェルネイルをしていて、こんなサイクルに陥っていませんか?
↓
すぐにまたジェルネイルを塗布
このように爪を休ませることなくジェルネイルを続けると爪に変化がおきてしまうことがあります。
- 薄くなる
- ほとんどのジェルネイルは施術前にサンディング(爪を削り傷をつけること)を行います。頻繁にジェルネイルをすることでどんどん爪が削られて薄くなってしまうのです。
- 折れやすくなる
- 薄くなると同時に、折れやすくなります。サンディングによる負担に加え、ネイルオフの際に強く負荷がかかっている可能性があります。
- 緑色になる
- 爪とジェルの隙間に水分がたまり、緑膿菌という菌が繁殖して起こる症状です。グリーンネイルと呼ばれ、皮膚科での治療が必要です。
ネイルオフが大変
硬化された厚みのあるジェルネイルは長持ちする反面、オフするのも一苦労。
- ネイルサロンを利用すると?
- ネイルオフだけの施術でも、2千円から3千円かかってしまい金銭面が気になるところ。オフだけのためにサロンを訪れるのも面倒です。
- 自分でオフするなら?
- バラエティショップなどでネイルオフ用の商品は購入出来るものの、それらを使ってもスムーズにオフとはいかないもの。つい強く扱ってしまうことで、自爪が折れたり、ヒビが入ったりと、爪ダメージは大・・・
サロンでの施術は金額が高め
ネイルサロンでジェルネイルをお願いすると、1回5千円から1万円はかかります。デザインによってはそれ以上かかることもあります。
- クーポンを利用する
- 少しでも安いサロンを探す
- デザインを妥協する
- 特別な時だけ利用する
などネイルサロンを利用する場合は何かしら工夫している方も多いようです。
すっかり普及したジェルネイルは金額もある程度固定されたような印象…これ以上安くなることはなかなかなさそうですが、正直もう少し安く済ませたいのが本音ではないでしょうか?
新ジャンルのハイブリットネイル、シェラックネイルに注目
自宅で簡単に低価格で出来るマニキュア、もちが長くてデザイン性があってオシャレなジェルネイル。それぞれに良いところもあれば、もっと〇〇だったらいいのになと思うデメリットもありますよね。
シェラックネイルとはマニキュアとジェルネイルのメリットを足したような、新しいネイルなのです。
シェラックネイルとは?
シェラックネイルはアメリカのメーカーCNDによって2010年に発売され、世界65か国以上で愛用されるなど、海外での認知度が高いネイル。
日本には2012年に上陸し、ネイルサロンでの取り扱いやカラー展開も増えており、
- ポリッシュ(マニキュア)
- ジェルネイル
- スカルプチュア
- シェラック
と、新ジャンルとして定着しつつあります。
こんな人にオススメ!
シェラックネイルはどんな人にオススメかというとこちら!
- 元々爪が弱い
- 爪に負荷がかかるようなネイルはしたくない
- ネイルにかける時間もコストも抑えたい
- シンプルなデザインが好き
- ジェルネイルのツヤ感が好き
- ネイルオフは自宅で簡単にしたい
- セルフネイルが好き、または興味がある
いかがでしょうか。当てはまる項目があったらシェラックネイルを試してみる価値があるかもしれませんよ。
どう良いの?シェラックネイルのメリット、デメリットとは
ここからはシェラックネイルをもっと詳しく分析していきます。
シェラックネイルのメリット
まずはメリットから紹介していきますね。これを見れば、マニキュアとジェルネイルのハイブリット感がわかるはず!
- 簡単に出来る
- マニキュアのような容器で、ハケで塗るタイプなので塗りやすくて簡単!マニキュアを塗り慣れている方やセルフネイル派には嬉しい手軽さですね。
- ツヤのある仕上がり
- 塗るのは簡単なのに、見ためはまるでジェルネイルのようなツヤツヤの仕上がりです。
- 硬化時間が短い
- 完全に乾くまでは気が抜けないマニキュア。ジェルネイルもすべての作業が終わるのに1時間以上はかかりますよね。対して、シェラックネイルは塗るのが簡単なうえに、硬化時間も短いので、ジェルネイルの半分程度で完成しますよ!
- 長持ちする
- マニキュアはすぐに跡がついたり、削れたり剥がれ落ちたりしますが、シェラックはジェルネイルのように硬化するので剥がれおちにくく、長持ちします。生活スタイルなどにもよりますが、2週間から3週間は安心してデザインを楽しむことが出来ます。
- サンディング要らずで爪ダメージが少ない
- ほとんどのジェルネイルでするサンディングですが、シェラックネイルの場合はありません。爪を削ることによる爪ダメージがないので、爪が弱い人でも安心です。
- ネイルオフが簡単に出来る
- ジェルネイルでは自分でするにもサロンに行くのも面倒なネイルオフですが、シェラックネイルならサンディングせずに、ぺりっとはがすようにオフ出来ます!これはネイルのオフに頭を抱えてきた方には嬉しいポイントですよね。
- 低価格
- サロンやデザインにもよりますが、ジェルネイルに比べたら低価格!一例ですがジェルが1万円するとしたら、シェラックは6000円前後、サロンによっては半額程度のところもあります。大きな理由としては、時間も手間もジェルよりかからないということのようです。
シェラックネイルのデメリット
- 長さは出せない
- ジェルを使えば、短い爪や折れてしまった爪に長さを出すことが出来ますが、シェラックネイルはジェルほど強度がないため、長さは出せません。
- 複雑なアートは出来ない
- シェラックネイルはマニキュアのように薄づきです。ジェルネイルのように厚みが必要なデザインや3Dアートアートは出来ません。
長さ出しをしたい場合や厚みが必要なデザインのネイルをしたい場合はシェラックネイルではなく、ジェルネイルを選びましょう。
キットを使えばトライしやすい!セルフでシェラックネイル
ジェルネイルほど時間もかからないので、シェラックネイルはセルフネイル派にもオススメです。
シェラックネイル専用の商品が必要になるので、初期費用はかかってしまいますが、長期的にみると節約につながることがあります。
シェラックネイルに必要なもの
ネイルケア用品を除いて、シェラックネイルをするのに必要なものはこちら。
- シェラックUVベースコート
- シェラックUVトップコート
- シェラックカラーコート
- アセトンフリーの除光液
- UVランプ
使用するランプはUVランプを使います。シェラックネイルはLEDランプでは硬化しないので気を付けましょう。
ケア用品、UVライト以外のシェラックネイルに必要なキットはこちらでも購入できますよ。
http://www.nailtat.com/tatweb/item/65/ItemDetail.do?id=65373
ステップ1.準備
ネイルをするなら、爪の準備をしっかりしておくことが大切です。手抜きせずに爪の処理をしておくことで、ネイルが長持ちしますし、ネイルそのものの仕上がりだけでなく手や指を綺麗に見せてくれますよ。
処理するポイントは
- 爪の長さ
- 爪の形
- 甘皮の除去
- 油分の除去
など。油分の拭き取りは専用の商品か、消毒用エタノールを使います。
ステップ2.ベースコート
まずはベースコートから塗っていきます。このときエッジまでしっかる塗ると長持ちするのでぜひ忘れずに塗ってくださいね。
→硬化時間:10秒間
ステップ3.カラーコート
続いてカラーコートを爪全体に塗っていきましょう。
→硬化時間:2分間
カラーコートを塗って硬化するこの手順は2回繰り返します。より発色して美しい仕上がりに。
ステップ4.トップコート
最後にシェラックネイルのトップコートを塗ります。
→硬化時間:2分間
ステップ5.未硬化の拭き取り
アセトンフリーの除光液をコットンに染み込ませ、未硬化を拭き取ったら、完成!
単色塗りもフレンチも!初心者でも出来る簡単デザイン
シェラックネイルは硬化するので、マニキュアで出来るようなデザインなら乾く時間を気にせずに出来ちゃいます!初心者におすすめの簡単デザインなら、例えばこのようなものはいかがでしょうか。
【パーツを使ってアレンジ】
- 爪の根本にストーンを置く。
- ホログラムやラメをのせてキラキラに。
【2色使いでアレンジ】
- 薬指だけを違った色にする。例えばベースは薄ピンク、ポイントに濃いピンクなど。
- 爪の先の2分の1や3分の1だけを違った色にして、簡単フレンチネイル!
最初は上手に出来なくても、慣れてしまえばこんなネイルまで出来ちゃいます!
【慣れたらこんなデザインも!】
- ハート型などの変形フレンチネイル
- 大人っぽいべっ甲ネイル
- 春らしい色を使ったキュートなマーブル模様
- 秋冬にしたくなるブリティッシュなチェック柄
厚みがなくても柄のデザインなら出来るので、幅広いアレンジが可能です!
ネイルオフは自分で出来る!シェラックネイルのオフの方法
シェラックネイルはネイルオフも簡単!ジェルネイルのようなサンディングは不要なので、すぐに除去の手順に入ることが出来ます。
ネイルオフに使うもの
- コットン
- アルミホイル
- 甘皮処理用のプッシャーかウッドスティック
- 専用のリムーバー
コットンは爪のサイズで十分なのでカットしておきましょう。アルミホイルは指先に巻き付けて使うので、10㎝×10㎝程度にカットしておきます。また、専用のリムーバーではなくても、ジェルネイルのオフに使うアセトンなどでも可能です。
ステップ1.リムーバー
爪のサイズにカットしたコットンにリムーバーを湿らせます。
ステップ2.アルミホイルで包む
リムーバーが付いたコットンを爪に乗せ、アルミホイルで指先ごと包んで固定しましょう。
このままの状態で10分から15分待ちます。
ステップ3.除去
アルミホイル、コットンを剥がします。浮いたシェラックネイルをプッシャーやウッドスティックを使って取り除けば完了です!
アセトンを使った後は念入りにケアを!
ネイルオフなどでアセトン入りのリムーバーを使うことがありますが、アセトンを使うと油分が失われるので乾燥しがち。
- 爪が割れやすくなる
- 二枚爪になりやすくなる
などトラブルの元。爪の表面はもちろん、爪の周りや指先など、念入りな保湿ケアを忘れずにしましょうね。
シェラックを上手に取り入れてヘルシーにネイルを楽しんで
近年、肌や体に優しいものが注目され、無添加の商品やオーガニック食品が人気ですよね。
ネイルも同じで、ジェルネイルが浸透しきった今、爪へのダメージが抑えられるシェラックネイルは新ジャンルとして注目されています。
無理にどちらかに絞らなくても
- セルフではシェラック、サロンではジェルネイル
- 普段はシェラック、特別なときにジェルネイル
など使い分けることで、楽しみもヘルシーさも手に入れることが出来ます。自爪も健康的に綺麗にキープしながら、ネイルのオシャレを楽しみたいものですね。
Sponsored Link