産後のお腹のたるみを解消する方法。タプタプお腹を引き締める!
Date:2018.08.24
産後はなかなか体型が元に戻らないと悩むママが多いと思います。全体的に脂肪がついてしまうこともありますが、中でも困るのがお腹のたるみです。
10ヶ月かけて大きくなったお腹は、すぐには元に戻りません。
皮膚が伸びているし、タプタプして産前の服も入りませんよね。ウエストのぴったりしたスカートやパンツなんてはけません。
この産後のお腹のたるみはいつになったら解消するのでしょうか。少しでも早くスッキリさせるための方法をご紹介します。
出来るだけ早く元の体型を取り戻せるように頑張っていきましょう!
どうして出産後お腹はすぐに元に戻らないのか
せっかく赤ちゃんを産んでお腹がスッキリした!と思ったら、お腹のたるみだけが戻らない。
それはそうです。赤ちゃんが入っていたのですからその分皮膚がかなり伸びています。これはすぐには元に戻りません。
子宮は出産直後から収縮を始めますが、元の大きさに戻るまでには1ヶ月ほどかかります。生んだ直後はまだ妊娠中期くらいのお腹の大きさではないでしょうか。
太りやすくなっていることも戻らない原因
皮膚がたるんでいる上に、出産で骨盤が開き内臓も下がり気味になっています。だからぽっこりお腹になりやすいんですね。
また、10ヶ月まともに運動できていませんから、筋肉量も減ってしまっています。
太りやすい条件が揃っているので、お腹をすぐに引き締めるのはなかなか難しいです。
でも、授乳をすることでオキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮を促します。
少々時間はかかりますが、段々とお腹のたるみは戻っていくので心配しないでください。
産後のお腹のたるみを元に戻す方法
段々たるみが戻っていくとはいっても、何もしないでいるとかなり時間がかかってしまいますし、戻りにくくなります。
ですから、体調が戻ってきたらお腹を引き締めるための運動などを始めて、シェイプアップしていきましょう。
骨盤ベルトで骨盤をしめる
出産直後から使えるのが骨盤ベルトです。これは私も病院で助産師さんに勧められました。
産後はあまり運動は出来ないので、ベルトでしっかり骨盤を締めておくことで骨盤の開きを元に戻すサポートをしてくれます。
骨盤が開きっ放しだと余計なところに脂肪がつきやすく、お腹のたるみも戻りにくいです。
骨盤ベルトで太ももの付け根の骨(大転子)をしっかり押さえておくことで少しでも早く骨盤の位置を元に戻すことが出来ますよ。
骨盤ベルトは1日中つけておいた方がいいので、ストレスを感じないように、通気性がよく肌にフィットするものを選びましょう。
産褥体操を始める
出産直後は無理して運動をしないこと。その代わり、寝たまま出来る産褥体操をやってみましょう。
- 仰向けになってゆっくり腹式呼吸をします。
- 足首をグルグル、または上下に動かします。
- お尻にきゅっと力を入れます。
最初はこの程度で十分です。まずは下半身の筋肉を少しずつ動かすことからやっていきましょう。
産後専用ガードルでウエストを作る
1ヶ月検診が終わり、悪露も落ち着いて体調も悪くなければ、産後専用ガードルを使ってみましょう。
お腹のたるみを解消して、ウエストのくびれも早く戻ってくれるかもしれません。
ただし、ガードルは骨盤ベルトと違ってお腹やお尻までしっかりと引き締めてくれるので、効果が高い分身体にも負担がかかります。
ですから、お腹に痛みがある時や悪露がひどい時には着用を避けてください。
骨盤底筋体操
お腹のたるみも同時にケアできる骨盤底筋体操もやってみましょう。
骨盤底筋はその名の通り骨盤の下にある筋肉ですが、お腹を引き締めてくれる腹横筋(ふくおうきん)と深い関わりのある筋肉です。
骨盤底筋がゆるんでしまうと腹横筋の働きも低下してしまうため、お腹がたるんでしまうのです。
<骨盤底筋体操>
- 仰向けに寝て膝を曲げて立てます。
- 膝をつけた状態で下半身を左に倒します。
- 元の位置に戻したら右に倒します。
- 左右で1回、5セット行います。
- お尻を持ち上げて肛門に力を入れて20秒静止します。
または、トイレに行ったとき、尿を途中で止める練習をします。朝一番がいいですね。
尿を1秒ほど出したところできゅっと止めてみてください。
骨盤底筋がゆるんでいるとなかなか止まらないのですが、毎日鍛えていると段々止まりやすくなりますよ。
骨盤底筋を鍛えておくことは、お腹のたるみの改善の他に、将来の尿漏れを予防するという効果が期待できます。
昼寝の前にドローイン
眠っている赤ちゃんの横でも出来るエクササイズです。寝る前にやってもいいですね。
- 仰向けになって膝を立てます。
- 口からゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませていきます。
- もうこれ以上は吐けないというところまで息を吐いてお腹がぺたんこになったところでキープ。
- お腹を引っ込めたまま浅い呼吸を繰り返します。
- 10秒キープしたら力を抜きます。
最初は10秒でもきついと思いますが、慣れてきたら時間をどんどん伸ばしていきましょう。
動けるようになったら積極的に足を使おう
下半身を積極的に動かすことでお腹のたるみも解消されていきます。1ヶ月検診を過ぎて体調に問題なければ、昼間はなるべく動くようにしましょう。
エレベーターを使わずに階段を使うなど、ちょっとしたことでも筋トレになります。
足パカダイエットもおすすめですよ。お腹と同時に足の引き締めにも有効なんです。
ただし、決して無理をしないように。疲れている時は無理に動かないでください。
整体などで骨盤矯正をしてもらう
骨盤の開きを整えたい時は、整体などで施術してもらうのもおすすめです。
私も3人目を産んだあとに整体で骨盤を整えてもらいましたが、ベルトの穴が2つ縮まりました。
整体に行くと骨盤矯正だけでなく、筋肉もほぐしてくれますから、産後の疲れも取れてリフレッシュできますよ。
必ず、産後であるということは整体師さんに伝えるようにしましょう。
お腹のマッサージで血行を良くする
皮膚のたるみを改善するには皮膚を柔らかくして新陳代謝を高めることも大事です。
保湿効果の高いボディークリームを使ってお腹のマッサージをします。妊婦さんの時に使っていた妊娠線予防クリームをそのまま使っている人も多いですね。
肌が乾燥していると新陳代謝が悪くなるので、ボディケアも怠らず、お肌にしっかり潤いを与えましょう。
お風呂上がりの肌が柔らかくなっている時に塗って、毎日ケアしてくことが大切です。
食べ過ぎない!バランスの良い食事を
産後は骨盤が開いているのでお腹周りに脂肪がつきやすいです。疲れるとちょっと甘いものをつまみたくなってしまいますが、お菓子はなるべく我慢。
食べ過ぎはやはり「肥満」につながります。太りやすい時期でもあるので、間食やつまみ食いには注意して。
自分の世話をしている余裕はありませんが、栄養バランスに気をつけてタンパク質をしっかり摂りましょう。
疲れたら休む。産褥期は無理をしないこと
産後6〜8週間を産褥期といいます。この間は、とにかく身体を休ませることが重要。決して無理をしてはいけない期間です。
赤ちゃんを産むという大仕事を終えたばかりなのです。体型が元に戻るかどうか気になるとは思いますが、育児には休みがありません。
ママの体調が悪くなってしまったら、赤ちゃんも寂しいでしょう。
笑顔で少しでも楽しく育児が出来るように、今出来ることだけに取り組むようにしてください。
お腹のたるみを解消するには時間がかかる。体調優先でゆっくりいこう
10ヶ月もかけてゆっくり伸びてきたのですから、急に元に戻すのは難しいんです。
でも、戻らないわけじゃない。何人出産しても、ガンバってスリムなお腹に戻している人はたくさんいます。
だから、焦らないでゆっくりとお腹を元に戻していけばいいのです。
ストレスがあると食べ過ぎにもつながりますから、育児を楽しみつつ、おなかのシェイプアップもがんばっていきましょう。
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