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首と比べて顔だけ白すぎ!メイク後に白浮きする原因と対策

Date:2019.03.05

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首と比べて顔だけ白すぎ!メイク後に白浮きする原因と対策|女性の美学
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メイクが仕上がった後、顔だけが白くぬぼーっとお化けのようになっている「白浮き」。首と顔の肌色が全然違っていて、不自然で厚化粧な印象を与えてしまいます。

化粧品の選び方やメイクのやり方など…白浮きしてしまう原因は人それぞれ。

この記事では、メイクの後に顔が白浮きしてしまう原因と、その対策方法についてご紹介していきます。

下地やファンデの選び方には特に注意しておきましょう。


顔が白浮きしてしまう原因。パール感や日焼け止めにも注意

どうして顔だけが白く浮いてしまって、首やデコルテ部分との差が開いてしまったのでしょうか?化粧品のチョイスや、メイクの手順、やり方…白浮きのトリガーは人それぞれで異なります。

いつも自分がやっているメイク手順と、使っているアイテムを思い返しながらチェックしていきましょう。

下地の色が合っていない

BBクリームやCCクリームなどの「化粧下地」、メイクの土台づくりとして重要なアイテムです。土台づくりということは、その後のメイクの仕上がりそのものを左右するということ。

肌の色味や毛穴の調子を直接左右するからこそ、下地の色が明るすぎるとメイク全体が白浮きしてしまうのです。

「コントロールカラー」と言って、下地には肌の質感を細かくコントロールする作用がありますよね。もしファンデやパウダー、チークの色が肌と合っていったとしても、最初のコントロールカラーが間違っていれば、メイク全体でのバランスが崩れ、不自然に白浮きします。

ファンデの色が合っていない

下地の後に塗るファンデーションは、リキッドタイプやパウダータイプなど様々。こちらもやはり、色が肌の色と合っていないと白浮きの原因になります。

肌の色より明るめのものを選びがちですが、むしろ少し暗めのものを選ばないと、簡単に白浮きします。

ファンデーションを塗る前には、すでに下地で肌の色が整っています。下地で肌が少し明るくなっているのに、さらにファンデまで明るい色なら、白浮きは酷くなる一方。「見せたい色」ではなく「自分の肌と近い色」を見極めることが重要です。

全体に均等に塗っている

メイクの塗り残しはとっても恥ずかしいですが、「万遍なく塗らなきゃ」という意識で均等に塗っていませんか?

ファンデや下地は、部分ごとにメリハリをつけてぬらないと、「厚塗り状態」になって白浮きします。

頬骨や鼻筋など…色をコントロールしたい箇所だけ集中的に、後はうっすらと塗ってメリハリをつけるのが正解。全体に均等に塗ろうとすると、メリハリがなくなって不自然になり、白浮きも目立ちます。

特に指で塗ろうとすると、厚塗り感が増しやすくなります。クリーム状の下地やリキッドファンデなどは注意したいですね。

日焼け止めが白浮きを強調させる

メイクの最初に使う日焼け止めですが、実はこれが顔の白浮きを招く要因になったり、白浮きを強調させてしまう要因になってしまいます。

日焼け止めに含まれている「紫外線散乱剤」は文字通り光を反射させるため、顔が白く見えてしまいやすいのです。

日焼け止め自体が「塗ると白く見える」という特徴を持っているので、メイクの最初に塗ることで余計に顔が白く見えてしまいがち。

日焼け止めの時点で顔が少し白くなっているので、この上から下地やファンデを重ねていくと、さらに肌は白く浮いていきやすくなります。

厚塗りメイクをしている

「肌を明るくしたい」「毛穴を消したい」「血色を良く見せたい」…こんな理想を全部叶えようとするあまり、メイクが厚塗りになっていませんか?

厚化粧は光を反射しやすくなり、素肌の色も隠れ、テカリやすくなることで白浮きします。

メイクが厚くなればなるほど、不自然さがより増して、白浮きが悪目立ちするばかりです。特に厚塗りは写真に写そうとすると、フラッシュが反射して顔が余計に白く見えてしまいます。

パール系のメイクは反射する

細かな粒子が上品なパール系の化粧品ですが、「光を反射する」「顔を明るく見せる」というのは白浮きを助長させるデメリットでもあります。

必要以上に光を集めて反射するため、光沢感のあるメイクは下地の色が合っていても、白浮きしやすいです。

パール系と同様にラメ系の入った化粧品も、光を集めて白浮きを目立たせる一因。ツヤ感を重視しすぎるメイクが、白浮きに繋がってしまうのです。

白浮きしないメイクのやり方。塗りすぎ・明るすぎに注意

メイクの白浮きの原因が分かったところで、次に対策方法をご紹介していきます。もちろん化粧品を買い替えるのも良い対策方法ですが、塗り方一つで白浮きしにくくなりますよ。

首の肌色に合わせた化粧品選び

首と顔の色が浮いて見えるのが「白浮き」なら、首と顔の色を近づければ良いということ。

下地やファンデ選びの際は、顔ではなく首の肌の色に近いものを探してみましょう。

手の甲や顔でチェックすると、顔に塗ったとき首とのギャップで白浮きしがち。化粧品を買うときは必ずテスターを使い、首やフェイスラインの境につけてみて、白浮きしないかチェックしてみてください。

ワントーン暗めの色を選ぶ

首の肌色に合わせて選ぶ方法の他に、「肌の色よりワントーン暗め」を基準にして化粧品を選ぶ方法があります。肌と全く同じ色にしないのがポイント。

下地やファンデーションの他にも様々な化粧品を重ねるなら、肌は予想以上に明るくなります。

前述の通り、日焼け止めを塗るだけで肌は白くなりますし、シャドウやチークにも肌を明るく見せる作用があります。これらを見通しておけば、素肌の色よりもワントーン暗い下地・ファンデを選んだ方が、白浮きは防げます。

パール系・ラメ系はシャドウやチークに含まれているなら、ファンデーションやフェイスパウダーはマット系のものを選んだ方が白浮きしにくいですよ。

メイクの前によく保湿する

下地やファンデーションをしっかり肌に密着させ、馴染ませることができれば、肌と化粧品の色によるギャップはマシになります。

メイクの前は化粧水や乳液でよく保湿をしてから、下地やファンデを馴染ませましょう。

化粧水が肌に馴染めば厚塗りも防げますから、白浮きの予防策としては手軽かつ効果的。無理に化粧品を買い替えなくても、メイクがナチュラルに馴染みやすくなります。

スポンジやパフ・ブラシを使う

手や指を使ってメイクをすると、均等に塗ってしまったり厚塗りになってしまいがち。下地やファンデはスポンジ・パフを使って塗るようにしましょう。

スポンジやパフは指と違って、薄く確実に化粧品を伸ばすことができます。つまり厚塗りを防ぎ、白浮きしにくくなるというわけです。

リキッドファンデーションやクリーム状の下地でも、スポンジやパフに取って塗るようにしてください。ブラシでもOKです。

部分別にメリハリをつけて塗る

最も肌を綺麗に見せたい部分はどこでしょうか?鼻や頬、毛穴が開いている場所など…「ここ」という部分が必ずあるはずです。

肌を綺麗に見せたい部分以外は薄く塗るようにして、化粧の厚さにメリハリをつけましょう。

全体の厚さが均等にならないように注意するだけで、肌の質感がナチュラルに見え、白浮きが目立ちにくくなります。

最初にフェイスラインから薄っすら塗っていくと、全体的に薄づきの、ナチュラルなメイクに仕上がりますよ。

日焼け止めの色にも注意する

「塗ると白くなる」という悩みを解消するために、肌の色味をコントロールする日焼け止めも販売されています。

ラベンダーカラーなど、少し暗めの色をした日焼け止めを最初に塗れば、その後の白浮きを予防できます。

パープル系は白浮きを防ぎますが、ピンク系の日焼け止めは血色を良くしてくれます。メイク下地の前に日焼け止めを塗るなら、メイク時専用に色補正作用を持つ日焼け止めを準備しておくと安心です。

デコルテにも化粧品を塗る

顔と首とのギャップで白浮きするなら、いっそ首の色をメイク後の顔色に近づけるという方法もあります。

  1. デコルテ部分に日焼け止めを塗る
  2. デコルテ部分に薄っすら化粧下地を塗る

簡単に実践できるのは1の方法ですが、顔色と首の色を近づけたいなら2の方法でもOK。

デコルテに下地やパウダーを塗るなら、本当に薄っすらと塗るのがコツです。ベビーパウダーなどをはたくのもおすすめ。

あくまでメイクは顔に行うものですから、首やデコルテに厚くメイクを施すと余計に不自然になるので注意してくださいね。

自分の肌色に合ったメイクが一番綺麗に見える

せっかく気合を入れてメイクしたのに「顔色悪くない?」と言われたら悲しいですよね。頑張りどころを間違えると、「綺麗」どころか「不気味」になってしまいます…。

メイクの目的は「肌を白く見せる」ことではなく、「肌を綺麗に見せる」ことです。

白い・明るい化粧品を選ぶのではなく、あくまで自分の素肌に合ったものを選んで、くすみやシミといったコンプレックスを隠していきましょう。自分の素肌と調和の取れたメイクは白浮きすることもなく、あなただけの魅力のブースターになってくれますよ。

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ライター:箸屋

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