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宙ガールの天体観測の楽しみ方いろいろ!あなたは何で星を観る?

Date:2017.05.24

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宙ガールの天体観測の楽しみ方いろいろ!あなたは何で星を観る?|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/soragirl0902/

2012年の金環日食、2014年の皆既月食、2016年の超スーパームーンなど、近年天文におけるビッグイベントが続いたこともあり、宇宙や夜空に興味を持つ人が増えています。

天文というと小難しくて、女性にとってはわかりづらい世界でしたが、日食や月食、流星群などは、特に知識がない人でも簡単に観測することができ、単純に「きれい!」と楽しめます。

観測条件がよく、たくさんの流れ星が見える流星群などは、マスコミも取り上げてくれることが多くなり、天文世界との距離はぐんと近く感じられるようになってきました。

「もっと星のことを知りたい」、「月や星の観測をしたい」とさらなる興味を持った場合も、女性向け・初心者向けの天文グッズや、宙フェスの開催などもあり、専門知識がない人でも気軽に星空観測に出かけることができるようになりました。

今まで一度でも、「星がきれい」、「夜空を見ると癒される」と思ったことがあるあなた!

初心者にも門戸を大きく開けてくれている今、「宙ガール」デビューしてみませんか?

増える「宙ガール」人口!女性ならではの楽しみ方で夜空に親しんで

山ガール、森ガール、写ガールなど、何かに夢中になる女子の呼び名がいろいろとありますが、天文好き女子は「宙ガール」と呼ばれています。

私自身、天体望遠鏡を持っていた姉の影響で、子供の頃はちょっぴり宙ガールでしたが、当時観測会に出かけても参加しているのは大半が男の子でした。

今は女の子の姿も多く見かけます。ガイドブック片手に星を探したり、ただ夜空の美しさを楽しんだり。天文初心者や家族連れなども増え、当時と違って天文に詳しくない女性でも、気軽に天体観測を楽しむことができるようになりました。

小難しいことはとりあえず置いておいて、まずは夜空を見上げ、月や星を眺めてその美しさ・神秘さを感じてみてください。

頭であれこれ考えるより、心で感じることを得意とする女性ならではの楽しみ方で、夜空を見上げるところから始めてみましょう。

「もっと星を見たい!」そんなとき宙ガールは何で星を観る?

夜空の楽しみ方は人それぞれです。街灯などの明かりが少なく星が多く見える場所で、星座早見盤片手に肉眼で星を探すもよし。双眼鏡や天体望遠鏡を手に入れて、今まで見えていなかった星たちの世界を楽しむもよし。

自分にあった方法で、夜空と向かい合ってみてください。

まずは星座早見盤片手に夜空のきれいな場所へ

あまり元手をかけたくない、双眼鏡や天体望遠鏡など使いこなせるか自信がない、そんな人は、まずは肉眼で星や月を楽しむところから始めるとよいでしょう。

家の窓からはチラホラしか見えない星も、山や高原など、人口の明かりに邪魔されない空気のきれいな場所へ行くと、「星ってこんなにたくさんあるの?」とびっくりするくらいにたくさん見えます。

天文施設のある場所へ出かけるのもオススメです。

私は以前、8月のペルセウス座流星群が来る時期に、山のてっぺんにある天文施設での星空観測会に参加したことがあるのですが、

  • 高性能の天体望遠鏡で星を観ることができる
  • 星について詳しい先生がどんな質問にも答えてくれる
  • 観測会が終わった後は、山の上で大の字になり心ゆくまで流星観測できる

と、大満足!手ぶらで(星座早見盤さえも持たずに)気軽に参加できます。

日本全国にいろいろ有名な天文施設がありますが、私のように事前に勉強したり準備したりする気がないダメ生徒な場合は、あまり人気すぎない施設がオススメ。

私が参加した観測会は山でお泊りだったせいもあり、参加者は少なく、天体望遠鏡もゆっくり見せてもらえました。うまく見えないときも待っている人がいないので「星がどれかわかりませーん」と泣きついたり、先生に好きなだけ質問できたり。

自分が見たい星をリクエストして、天体望遠鏡で見せてもらう!なんてことも、できる場合もあります。

ネットで人気の星空観測地を探すのもよいですが、デビューしたての宙ガールには、参加者の少ない穴場的な施設も意外にオススメなんですよ!

女子向け双眼鏡を購入して気分はすっかり宙ガール!

肉眼では物足りない!宙ガールデビューするからには、もっと夜空を近くに感じたい!という人におすすめしたいのが双眼鏡です。

天体観測というと天体望遠鏡というイメージがありますが、双眼鏡でも十分夜空を楽しむことができます。

天体望遠鏡よりは身近な存在の双眼鏡ですが、販売されている双眼鏡には随分多くの種類があり、かなり調べないとどの双眼鏡がよいか決めるのが難しいほどです。

でも、大丈夫!「難しいことはわからない!」という迷える宙ガールのために、天体望遠鏡や双眼鏡で有名な株式会社ビクセンさんは、宙ガールシリーズ商品を作り、女子仕様のかわいい双眼鏡を販売してくれています。

「オシャレにかわいく宇宙を楽しむ」がコンセプトの「ソラプティLite H8x21WP」は双眼鏡やコンパスを収納できるポーチ、星空が描かれたファイバークロス、双眼鏡を使いこなすためのハンドブックなどがついて、1万円しないお手頃価格!

ただ、こちらは女性向けに「コンパクトで軽くて持ち運びに便利&かわいい」を売りにしているもの。お値段や重量がLiteな分、性能面に期待しすぎは禁物です。(月のクレーターは見えるはずですが)

「ソラプティLite H8x21WP」より少し値段も性能も上のレベルの「ソラプティ Z8×24Night スターパーティセット」は、月のクレーターや星の色の違いなどをかなり楽しめます。

ソラプティLiteよりも少し大きく少し重いですが、星空観測に用いられるもっと本格的な双眼鏡に比べればまだ軽い方。

青空(ライトブルー)と夜空(ネイビーブルー)のツートンカラーが落ち着きありつつもかわいくて素敵な上に、惑星や星座、流れ星、月などのデコレーションシールもついていて、自分好みにデコレーションすることもできますよ!

双眼鏡同様、昼と夜の宙色をした付属の収納バッグは、双眼鏡・コンパス以外にも星座早見盤やライトなど、星を観るのに役立つグッズも収納できるサイズで便利です。

  • 夜空の星々を気軽に楽しむなら「ソラプティLite H8x21WP」
  • もう少し本格的にというなら「ソラプティ Z8×24Night スターパーティセット」

がおすすめです。

さらにハイパフォーマンスなものがほしい場合は、本格的な双眼鏡を単体で購入することになります。

カラーは黒で特にかわいくはないですが、お気に入りの布やシールでデコレーションされている方もいて、それはそれでかわいいですよ。

土星の輪っかが見たい人は天体望遠鏡に挑戦!

無数の星を観るだけでは物足りなくなった人、土星の輪っかや木星の縞模様などが見たい人は天体望遠鏡が必要になります。

ただ、天体望遠鏡は双眼鏡よりもはるかに難しいです。天体望遠鏡選びも悩むことが多くなります。

天体望遠鏡の値段はピンキリですが、入門用としてお金をかけてもムダではないと言われるレベルは5万円くらいというのがよく見られる意見ですね。

ビクセンの「ポルタII A80Mf」辺りが初心者用としては人気なようです。

でも、ある程度見える性能があったとしても、見る技術がまた少々難しいのです。天体望遠鏡は土星の輪っかなどが見えることから想像できるように、かなりの倍率で星を観ます。

肉眼では点のようにしか見えない星を、かなりの大きさに拾うわけです。広い夜空からピンポイントで星を見つけることは初心者にはかなり大変なのです。

コツコツやり方を勉強すればよいのですが、女性の方の多くは苦手な作業かと…。子供の頃の私もそのうちの一人で、自力で土星を見つけることがどうしてもできず、姉に全部面倒な部分をやってもらって、私はレンズを覗いただけです。

でも、実際に輪っかが見えると、かなり感動します!天体望遠鏡に挑戦する気持ちがある人にはぜひ頑張ってほしいです。

気になる!天体望遠鏡用アプリ「星どこナビ」

天体望遠鏡で自力でお目当ての星を探すのに自信のない私が、ちょっと気になるアプリがあります。

その名も「星どこナビ」

「天体望遠鏡用アプリ 星どこナビ」
http://www.raymay.co.jp/hoshidokonavi/

天体望遠鏡の鏡筒にスマートフォン専用ケースを巻き付けて固定した状態で、このアプリを使うと、見たい星の方角にナビゲートしてくれるという、子供の頃の私が聞いたら大喜びしそうなアプリです。

と言っても、スマートフォンのGPSや電子コンパス、傾きセンサーなどを用いるため、その精度や周囲の環境に左右され、ピタリと正しい位置を示すとは限らないようですね。

結局は天体望遠鏡のファインダーで最終的な位置合わせを行わなくてはならないようですが、だいたいの位置を示してくれるだけでも、随分助かるイメージです!

この「星どこナビ」はレイメイ藤井という会社が無料アプリとして提供してくれています。

レイメイでは、スマートフォンを固定できる専用ケースがついた「星どこナビ」対応の天体望遠鏡も販売されています。

ただ、このレイメイの天体望遠鏡はかなり低価格の初心者用。天体観測に詳しい方たちに言わせるとお勧めできないレベルなのだそう。

この「星どこナビ」自体は、しっかり固定さえできればどの天体望遠鏡でも使えるアプリのようなので、レイメイ製品が不安な方は、そこそこの性能の天体望遠鏡を探し、スマートフォンを固定するケースを自作してアプリを使用するとよいかもしれません。

スマートフォンを固定するといえば、ビクセンでは天体写真をスマートフォンできれいに撮影するための、スマートフォン用カメラアダプターも販売しています。

ただ、お値段が1万円と少々高め。このアダプターなしでも撮影することは可能なので、予算に余裕がある人、楽に撮影したい人におすすめです。

宙ガールはかわいいもの、きれいなものが好き!

天文好きというと、ひとりで山や高原に出かけて行って、黙々と夜空を観測する、というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、宙ガールが登場してからは、「かわいいものが好き!」、「きれいなものが好き!」という女性の気持ちを満たす楽しみ方もできるようになっています。

かわいい!きれい!宙グッズいろいろ!

ビクセンでは、双眼鏡だけでなく、女性向けにかわいい天体観測グッズも販売しています。

  • 寝ころびながら星空を観測するのに便利なクッションシート「宙シート」
  • フリース素材の座布団「ソラザブ」
  • 色やイラストがかわいい宙ガール仕様・スターパーティー仕様の星座早見盤

など。

いざ!星空観測!となったときにも、双眼鏡を始めとする、かわいいお気に入りグッズを手に出かければ、楽しさ倍増です。

また、星空観測に出かけるときだけでなく、日常にも宙グッズを取り入れる宙ガールもたくさんいます。

  • 月齢柄・惑星柄・星座柄のデコレーションテープ「デコラッシュ」
  • 太陽系の惑星柄のポイント付箋
  • 土星や星型のインデックスクリップ
  • 宙をモチーフとしたメモや定規

など。宙をモチーフにしたステーショナリーに、星座の星の並びや星の明るさなどの表現にこだわった、星座や天体をモチーフにした「宙ジュエリー」など。

普段使いできる宙グッズ、身につけられる宙アクセサリもいろいろと登場してきています。見ているだけでかわいくて、きれいでワクワクしますよ!

食べたい!買いたい!体験したい!欲張り女子は「宙フェス」へ

宙を観る、宙グッズを揃える、身につける。楽しみ方は人それぞれですが、それらを一度に楽しめる場「宙フェス」も、宙ガールなら一度は行ってみたいところ!

2016年は10月、京都嵐山法輪寺の境内で開催された宙フェス。2014年に始まり、年に1度のペースで行われているようです。

  • 星や宇宙に関するトークイベント
  • 宇宙や星空をモチーフとした食べ物や雑貨やアクセサリのマーケット
  • 宙ネイル
  • 宙アロマ
  • 宙ボディジュエリーのコーナー

など、女性ならではの星空の楽しみ方満載です!

夜になれば、もちろん、天体望遠鏡で星を観たり。いろんな楽しみ方ができる宙フェス。

若い女性やカップルなども多く、星に詳しくなくても気軽に参加することができそうです。

今後の開催は未定ですが、年に1度、これからも続けて行ってほしいですね!

月や星は好きだけど…出無精・インドア派のあなたには

星たちに興味はあるけれど、天体観測に出かけるのはちょっと…というインドア派の人でも、星空を楽しむ方法はありますよ。

ホームプラネタリウム

値段も性能もさまざまなものが販売されています。安いものは2~3千円からと気軽に楽しめるのでお勧めです。

タイマー機能がついたものを寝室で使えば、星空を見ながら眠りにつくこともできます。

自分で組み立てて作る手づくりプラネタリウムの工作キットなどもあります。「大人の科学」2013年7月25日発売号の付録「新型ピンホール式プラネタリウム」は、プラネタリウムクリエイター大平貴之監修のもの。

自分で作ったと思えないくらいの素晴らしい星空に、感動してしまうレベルです。このバックナンバーはなかなか手に入らず、Amazonではプレミアがついて少々お高くなっていますが、手に入れる機会に恵まれた方はぜひ!

3D写真集

「星がとびだす星座写真(伊中 明/著)」は、3D特殊レンズがセットになった星空の3D写真集です。

夜空の星たちは遠すぎて、星と星との間に遠近感はありませんが、この本の中の世界では、星と星の間に奥行きがあり、星たちが立体で迫ってくる感じが素晴らしいです。

とても小さな星空ですが、家にいて目の前に宇宙が広がる感じが楽しめます。

プラネタリウム

インドア派の人も、ちょっと足を延ばしてプラネタリウムへ。

日本はプラネタリウム大国だって知っていました?全国各地に数多くのプラネタリウムがありますし、名古屋市科学館のドームの大きさは世界一!

世界2位は中国ですが、3位も4位も7位まですべて日本のプラネタリウムです。

プラネタリウムによって個性もさまざま。

学芸員さんの解説が面白かったり、肉眼では見えない星を見えないまま投影し(貸し出してくれる双眼鏡で見るとちゃんとある!)ありのままの星空を体験できるプラネタリウムもあったり、CGを取り入れた迫力ある映像に驚かされる施設も。

まるで宇宙の中を浮遊している感覚になれたり、テーマパークのアトラクションを楽しんでいるかのような気分になれたりするものもありますよ。

宙ガールは実にさまざま!自分らしい星の楽しみ方を見つけて

今まで地味で男性向きなものばかりだった天文の世界も、宙ガールの登場で随分と変わりました。かわいいもの好き女子でも、きっとお気に入りの宙グッズが見つかるはずです。

昔ながらの天文ファンの男性からすれば、「そんなの天文好きとは言えない」、「勉強が足りない」と言われるかもしれませんが、夜空の楽しみ方にルールはありません(マナーはありますよ!)

アプローチの仕方は違っても、神秘的な宇宙に心惹かれる気持ちは同じ!ぜひ、自分に合った星や夜空の楽しみ方を見つけてくださいね!

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宙ガールの天体観測の楽しみ方いろいろ!あなたは何で星を観る?|【女性の美学】
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ライター:iroha

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