スプレーファンデーションの魅力とは?種類別で使い方を変えよう!
Date:2018.07.22
短時間メイクなのにカバー力が高くナチュラルに仕上がることで人気の「スプレーファンデーション」。
夏に特化した商品や、ドラッグストア・100円ショップなどで気軽に購入できることもあり、注目している人も多いと思います。
一方、これまでパウダーやリキッドタイプのファンデーションを使ってきた人には、メリットやデメリットなどが気になりますよね。
スプレーファンデーションには、さまざまな種類があります。
それぞれのメイク方法を知り、その用途を使い分けると、スプレーファンデーションのもっと奥深い魅力に気づくことができます。
では、スプレーファンデーションの魅力に迫っていきましょう!
この記事の目次
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スプレーと一言で括るべからず!その歴史と種類を楽しもう
液体を霧状にして吹き付ける「スプレー」。
例えば、アート制作にスプレーを使用すると想像してみて下さい。
スプレーと一口に言っても、缶の中に入ったガスで噴射する缶スプレーや、電動ポンプなどを使った電動スプレー、空気圧を利用したエアースプレーなど、その仕組みはさまざま。
また、仕組みによって「仕上がり」が違うため、出来上がりを考えてスプレーのタイプを選ばなければなりません。
「スプレーファンデーション」も同じです。
現在、注目されているスプレーファンデーションは、「スプレー缶」タイプと「エアー」タイプがあります。
それぞれが誕生した経緯や違いを見ていきましょう。
スプレーファンデーションのはじまり
アメリカ・ハリウッドがはじまりと言われる「エアーメイク」。ファンデーションを霧状にして顔に吹き付けていくメイクスタイルです。
その仕上がりの美しさが高く評価され、日本でも一部の専門店やプロのメイクアップアーティストが使用を始めました。
そして、海外の化粧品ブランドが「スプレー缶タイプ(ボトル)」のファンデーションを発売。
個人でも自宅で手軽にメイクが出来るようになり、その様子が世界中のYouTuberたちによって広まり、大人気となりました。
今では、50代以上の女性の悩みに合わせたスプレーファンデーションも発売されるようになっています。
スプレーにもタイプあり!「スプレー缶」と「エアー」の違い
さて、スプレーファンデーションには2つのタイプがあります。「スプレー缶」タイプと「エアー」タイプです。
両方とも、リキッドファンデーション(液体)を霧状にして吹き付けますが、その仕組みや商品によって、効果が違います。
- 「スプレー缶」タイプとは
- 缶の中に液体のファンデーションが入っている。ヘアスプレー缶と仕組みは同じ。ただし、直接、顔に吹き付けない。
- 「エアー」タイプとは
- 電動スプレー。超微粒子のファンデーションを顔に直接吹き付ける。
こうして見ると、一口に「スプレー」と言っても違いがあるのがわかりますね。
タイプ別「使い方」を伝授!正しいやり方で仕上がり美しく
続いて、「使い方」について詳しく見ていきましょう。
「スプレー」と聞くと、直接、吹き付けるイメージがありますが、必ずしもそうではありません。スプレーファンデーションはタイプによってメイク方法が決められているのです。
使い方が決められているのには、理由があります。それは、仕上がりが美しくなり、商品の効果も実感できるからです。
ぜひ、商品パッケージに書かれた使用方法を守ってくださいね。
では、「スプレー缶」タイプと「エアー」タイプのそれぞれのメイク方法を説明します。
「スプレー缶」タイプの使い方
- 缶を上下によく振る。
- パフ(スポンジ)と缶を垂直にして約2cm離す。
- パフにスプレーを吹き付ける。
- パフに付けたファンデーションを顔全体にのばす。
「エアー」タイプの使い方
- リキッドファンデーション適量を容器に入れる。
- スプレーボタンを押し、ティッシュなどにスプレーを試す。
- 顔から約10cm離し、直接、顔全体に円を描くようにスプレーする。
- 約1~3分程度、そのままの状態で乾かす。
- シミなど特に隠したい部分には、約3cm離して再度スプレーする。
メイク方法を間違っていた人はすぐに直すべし!正しい使い方でしっかりきれいになりましょう!
スプレーファンデーションのメリット・デメリット
では、実際に使用した時の長所と短所を、タイプ別にご紹介します。
長所と短所をあらかじめ知っておくと、自分に合ったものが選べますし、「こんなはずじゃなかった!」というのを防げますよね。
「スプレー缶」タイプのメリット・デメリット
まず、「スプレー缶」タイプの長所・短所を見ていきましょう。
【メリット】
- 肌につけた時、ひんやりしている。夏向け。
- フィット感がありながらナチュラルに仕上がる。
- 価格が安く、ドラッグストアや100円ショップなどで入手しやすい。
- パフで塗っていくため、手が汚れない。
【デメリット】
- パフへの噴射にコツがいる。
- パフに付けてから顔に塗るので、均一にのばすコツがいる。
- カバー力が物足りない、という声もあり。
- 肌の弱い人はひんやり感の刺激に注意。
「エアー」タイプのメリット・デメリット
続いて、「エアー」タイプの長所・短所です。
【メリット】
- 短時間でムラなく均一につけることができる。
- 手が汚れず、パフなどのグッズも不要。
- 毛穴をきれいにカバーし、長時間、化粧崩れしない。
- 手やパフなどで触れないので、肌への摩擦がない。
【デメリット】
- 持ち運びに不便な容器もある。
- スプレー缶タイプに比べて価格が高い。
- 使い捨てではないため、容器の手入れが面倒。
- 塗り方のコツを掴むのに時間がかかる。
長所・短所は、個人の肌質や悩みによっても違いが出てきます。
「やってみたいけど…」と迷っている人は、百聞は一見にしかず!まずは試してみることをお勧めします。そして、自分に合ったスプレーファンデーションを見つけてくださいね。
代表的なスプレーファンデーションを紹介!
スプレーファンデーションは、スプレー缶タイプ・エアータイプともに様々な商品が出回っています。
同じタイプでも、商品によって特徴や価格はさまざま。その違いを楽しむのも面白いかもしれません。
「スプレー缶」タイプの代表商品
資生堂 「プリオール クール美つやBBスプレーUV50」
50g 2,484円(税込)
SPF50+ PA++++ / 2色(ライト、ナチュラル)
コーセー 「エスプリーク ひんやりタッチBBスプレーUV50 S」
60g 2,100円(税抜)
SPF50+ PA++++ / 2色(明るめの肌色、標準の肌色)
ザ・ダイソー 「エスポルール BBファンデーションスプレー」
30g 300円(税抜)
SPF50+ PA++++ / 3色(ベージュ、ナチュラル、オークル)
パルガントン 「クーリングCCスプレー」
60g 1,944円(税込)
SPF50+ PA++++ / 1色のみ(標準的な肌色)
「エアー」タイプの代表商品
ヤーマン 「ミネラルエアーファンデーション」
スターターセット 19,000円(税抜)
※電動容器、リキッドファンデーション15ml (1色を選択)
SPF30 PA+++ / 3色(オークル、ライトオークル、ライトベージュ)
スプレーファンデーションの魅力を活かそう!
ファンデーションは女性にとって毎日欠かさず使う大切なアイテム。だからこそ妥協はできません。
自分の肌で確かめて、自分に合ったものを選ぶことがとても大切です。
スプレーファンデーションには、パウダーやリキッドファンデーションにはない魅力がたくさんあります。
正しいメイク方法と用途で、自分だけのキレイをぜひ見つけてくださいね!
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