スマホブスの症状と対策方法、世の中の女性の多くが予備軍かも!
Date:2018.09.18
電話やメール以外にも情報検索や支払い機能などスマートフォンは私たちの生活には欠かせないツールの1つです。ですが、スマホに夢中でずっとうつむいて画面を眺めていたり、だらりとした姿勢で使用し続けていると、いわゆる「スマホブス」という状態になってしまいます。
また、目には見えないところで女性たちを「スマホブス」にしてしまうブルーライトなど隠れたスマホブスの原因にも注意が必要です。
今回は誰でもなる可能性のあるスマホブスの症状と対策についてご紹介していきます。ちょっとした工夫やアイテムを取り入れるだけでスマホブスを避けられるので、スマホを頻繁に使用するという方は要チェックです!
この記事の目次
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よく聞くワード「スマホブス」とは何か
世代を問わずスマホが浸透している今、特に女性たちの間で「スマホブス」という状態に陥っている人が目立ちます。このスマホブスという症状には以下のようなものが挙げられます。
- 太ったわけでもないのに二重アゴになってきた
- 最近顔のたるみが気になる
- なんだかほうれい線が目立つようになってきた
- 眼精疲労で肩こりや頭痛といった症状がある
- 今まで気にならなかったのに首のシワが目立ってきた
スマホを使用しているときは前傾姿勢で画面を覗き込むようにうつむいてしまいます。また、無表情で口角が下がり、重さで垂れ下がってしまいます。さらに、前傾姿勢のままでいることで肩こりになり、血行が悪くなることで顔がくすんで見えてしまいます。
このようにスマホを使用し続けることによって「たるみ」や「シワ」など老け顔になってしまった状態を「スマホブス」と言います。綺麗になれる情報を検索していたのに、その姿勢のせいで老け顔になっているなんてショックです!
スマホの長時間使用がもたらす弊害
スマホを長時間使用することでスマホブスになってしまうことと同様に様々な弊害が生じます。
前傾姿勢で画面を見続けることで肩こりやスマホ首に
背中が丸まった前傾姿勢でスマホ画面を見続けていると、その姿勢を保ち続けてしまうので肩こりになります。
肩こりは酷くなると頭痛や耳鳴りなどの症状を引き起こします。
また、前傾姿勢で首を伸ばして前に突き出した姿勢でいると「スマホ首」や「ストローネック」という症状になり、首の骨のS字が失われた状態になってしまいます。
眼精疲労によって頭痛や肩こりを引き起こし、目にはクマも出現!
スマホを長時間使用し続けると目が疲れてしまいます。その疲れが蓄積されると眼精疲労となり、頭痛や肩こりといった目とは違う部分にも影響を及ぼします。
また、眼精疲労は目の周りの血流を悪くしてしまうので、目元にクマが出来てしまい顔色も悪く見えてしまいます。
目に見えないけれど確実にスマホブスを作り出すブルーライト
スマホブスは姿勢によってのみ作られるのではなく、スマホそのものから発せられるブルーライトからも影響を受けます。
ブルーライトは活性酸素の生成を促し、「第3の紫外線」と言われるほど肌の奥に入り込み、シミや色素沈着を引き起こします。
また、睡眠に関係するメラトニンというホルモンを低下させるので睡眠の質が悪くなります。
睡眠の質が落ちることで肌のターンオーバーが滞るなど肌にも影響が及びます。
スマホブスから脱却するために気をつけたいスマホの使い方
つい夢中になって見てしまうスマホですが、先述したような弊害があると思うと使用を控えたいという気持ちも生まれます。
急に使用時間を減らすというのは難しいですが、スマホブスから脱却するためにスマホを使用する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
スマホの画面を見る時は視線を高く!
スマホブスになってしまう大きな原因は画面を見る時のうつむいた姿勢です。
そこで、顔が垂れ下がってしまわないよう、スマホを視線の高さまで待ってくるようにしましょう。
視線の高さまで待ってくるのは初めは辛く感じますが、首への負担も軽くなるので、スマホ首を防ぐこともできます。
への字はやめて口角をあげて画面を見ましょう
スマホ画面を眺めているときは真顔で口の形もへの字になっている人が多く見られます。
意識的に口角をあげて頬と口元が垂れ下がらないようにしましょう。
テーブルに置いて見ることを避け、姿勢を正しましょう
自宅やカフェなどでやりがちですが、テーブルにスマホを置いて眺める姿はまさにスマホブスを後押しするような行動です。
前傾姿勢なだけでなく、座っているうちに脚を組んだり体の片方に重心をかけたりすれば、さらに体のバランスが悪くなり血行が悪くなってしまいます。
テーブルに置いてダラダラと見ることをやめ、目線の高さまでスマホを持ってくるようにしましょう。
寝る前のスマホの使用は避けましょう
先述したように、ブルーライトには睡眠の質を低下させてしまう働きがあり、寝つきが悪くなるだけでなく、睡眠障害を引き起こす可能性もあります。
睡眠不足は健康面ではもちろん肌のターンオーバーにも影響を及ぼすため、寝室にはできる限りスマホを持ち込まないようにしましょう。
その肩こり、二重アゴもスマホが原因かも!スマホブス解消ストレッチ
スマホの長時間使用による肩こりや、スマホブスの症状の1つでもある二重アゴは毎日のストレッチやエクササイズで解消できます。
すぐに治すことは難しいですが、毎日コツコツすることで改善できるので、なか
なか治らないと悩んでいた人も試してみてくださいね!
スマホブスを引き起こす肩こりは肩甲骨周りをほぐして解消!
肩こりによる血行不良は健康面にはもちろん、美容にも良くありません。
肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで肩こりが解消されるだけでなく、血行も良くなり、顔のたるみにも効果があるので、スマホの長時間使用で凝っている体にはぴったりです。
【肩甲骨まわりをほぐす肩甲骨ストレッチ】
- 両手をそれぞれ左右の肩に当て、そのままグルグルと回します。これを前後5回ずつ行います。
- 肩幅に脚を開き、息を吸いながら両手を上に引き上げ、手の平を内側に向けて合わせます。次に手の平を外側に向けながら、肘を後ろに少し引いて胸の位置まで下ろし、背中の中心を引き締めます。これを10回行ってください。
太ったせいじゃない!スマホブスの特徴である二重アゴを撃退するエクササイズ
太ったわけでもないのに急にできてしまった二重アゴ。それはスマホの長時間使用のせいかもしれません。
その「スマホ二重アゴ」解消のためには表情筋を動かしたエクササイズがおすすめです。
入浴中やちょっとした空き時間にできる簡単なものなので、ぜひ取り入れてみてください。
【スマホ二重アゴ引き締めエクササイズ】
- 背筋をまっすぐにし、苦しくない程度にグッとアゴを引き上げて天井を見ます。
- ゆっくりと「あ・い・う・え・お」と五十音を2回言います。
気になるほうれい線を薄くする簡単エクササイズ
いつの間にか深くなったほうれい線もスマホの長時間使用が積み重なった結果かもしれません。ですが、難しい動きは一切なく、寝起きでもできちゃう簡単エクササイズで薄くすることができます。
【年齢問わず勧めたい舌グルグルエクササイズ】
- 歯の表面を上の前歯からスタートしてグルっとなぞるように一周します。
- 1の動作を左右20回行います。
舌をグルグル回すことで口周りの筋肉を鍛えるだけでなく、唾液が分泌されることで「パチロン」という若返りのホルモンと言われる成長ホルモンも排出されます。パチロンには血管の老化を防いだり、代謝を良くしてくれる働きがあるのでアンチエイジングにぴったりの成分です。
スマホブスからの脱却を助けるおすすめアイテム
スマホの使い方やエクササイズなど日頃のちょっとした工夫でスマホブスから脱却することができます。ここからはその日頃の工夫を傍で支えるおすすめアイテムをご紹介します。
肌の老化を招くブルーライトカットシート
スマホの画面を保護するためのシートにもブルーライトカットのものが豊富に販売されています。
肌に直接塗ってブルーライトをカットするUVクリーム
通常の紫外線以外にも肌の色素沈着を引き起こすブルーライトもカットしてくれるUVクリームがおすすめです。
日頃、仕事でスマホをはじめパソコンなどの電子機器を使用する方には特におすすめしたいアイテムです。
しっかり肩甲骨周りをほぐせるストレッチポール
ストレッチポールはその上に寝転がるだけで背骨を正しいラインに整えてくれ、筋肉も緩みやすくなるアイテムです。
美容情報もスマホから収集!でも長時間使用はスマホブスの原因になるので要注意!
今回この記事をスマホで読んでくださった方もいらっしゃるでしょう。
もしかしたら、口角の下がった無表情で猫背の自分が映っているかもしれません。
情報検索やメールのやり取りに夢中になっていると、つい姿勢や表情は二の次になりがちです。
そのため、気がついたらスマホブスの仲間入りをしていたなんて事のないように、日頃からスマホを使用する姿勢や時間などに気を配ることで、鏡に映った自分を後悔しない使い方をしたいですね!
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