
1日6食ダイエットのやり方と注意点、間食の摂り方が重要!
Date:2019.05.27
ダイエットを考えた時、「食事回数や量を減らす」という考えが第一に浮かぶことが多いですが、実は食事回数や量を減らすことで逆に太りやすい身体を作ってしまう可能性があります。
しかし1日6食ダイエットでは、1日に摂取する総カロリーをコントロールする必要があったり、こまめに食事を摂ることが苦手な人には向いていなかったりといった注意点もあります。
今回は「1日6食ダイエットのやり方や注意点」などについて、
- どのような人に向いているのか
- 間食におすすめのおやつ
などと併せてご紹介していきます。
この記事の目次
自分に合った食事回数を見つけよう!1日6食が向いているのはこんな人
ダイエットのためにあえて食事回数を増やす、1日6食ダイエットですが、ダイエットのためとは言っても人によって適切な食事回数や内容などは異なります。
まずは1日6食ダイエットの基本的な考え方や、食事回数を増やすダイエットが向いている人について見ていきましょう。
必ずしも「ダイエット=食事を減らす」ではない
ダイエットでは食事量を減らすというイメージが強いですが、食事量を減らすことによってダイエットの効率を下げてしまうことがあります。
そのため「体重を減らしたいから食事量も減らす」という考えではなく、「適切な食事量とバランスに改善していく」という意識をもってダイエットに挑むようにしましょう。
体質や状況によって適切な食事回数は異なる
適切な食事量は人それぞれによってかなり異なります。これは
- 体格差
- 代謝の良さなどの体質
といった基質的な要因と、
- 日常生活での消費カロリー
- 食事を摂る時間
などの環境的要因といった主に2つの要因によって、必要となる食事からのエネルギー・栄養の摂取量が異なるためです。
このような違いがある中でも次のような人は、1日6食ダイエットのような食事回数を増やすダイエットが向いている可能性が高い人と言えます。
- まとまった食事時間を取ることが難しく、少ない回数でドカ食いしている人
- 間食が止められない人
- 食事と食事の間の時間が空きやすい人
このような状況に当てはまる人は、1日6食ダイエットを行うことでダイエット中の食事管理が行いやすくなる可能性が高いです。
あえて食事回数を増やす!1日6食ダイエットの基本の考え方
次は1日6食ダイエットで基本となる考え方について見ていきましょう。
食事回数を適切に増やすことがダイエットにつながると言われている仕組みを理解することは、自分のライフスタイルに合った食事回数を見つけるためにも役に立ちますよ!
こまめに食べてドカ食い防止
特に食事と食事の間の空腹の時間が長くなりやすい人は、1度の食事でドカ食いしてしまう可能性が高くなってしまいます。
このように一度に大量の食事を摂ることは、消化吸収などで身体に負担をかけやすくなるばかりではなく、カロリーオーバーにもつながりやすくなってしまうのです。したがってこまめに食事を摂ることで、ドカ食いを予防することが期待できます。
食事間隔の空きすぎを防ぐ
食事を摂ると血糖値が上昇しますが、食間が長くなればなるほど食後の血糖値の上昇が激しくなります。
血糖値の上昇をできるだけおだやかにして、体脂肪を蓄積させにくい状態を作るためにも、こまめに食事を摂ることが有効な方法と言われています。
基礎代謝をアップさせる
食事を摂ると代謝が上がり、エネルギーが消費される機会を増やすことができます。食事によってエネルギー消費が起こる「食事誘発性熱生産」は、日常の基礎代謝の中であまり大きい割合と言えるものではありません。
1日6食ダイエットのやり方、カロリーオーバーには要注意!
1日6食ダイエットは、主に食後の急激な血糖値の上昇を予防することによって余剰な体脂肪の蓄積を防ぐというダイエット方法です。
しかし、むやみやたらに食事回数を増やしてしまうと逆に体重増加の原因となってしまうことがあります。次は1日6食ダイエットでの注意点についてチェックしていきましょう!
1日のカロリー摂取目安を把握する
1日6食ダイエットを成功させるための肝ともいえるポイントが、「総カロリー量の管理」です。
そのため1日6食ダイエットを行う場合には、「3回の食事と3回の間食を取る」というイメージで食事を摂るようにしましょう。
摂取カロリーの内訳としては、
- 間食1回当たり100kcalを摂取する
- 朝食・昼食のウェイトを多めに
- 夕食は軽めに
といった3つのポイントを意識して目安となるカロリーを設定していきましょう。
食べる時間を決める
食事回数を増やしてよいとは言っても、際限なく好きな時に好きなものを食べてよいわけではありません。
食事を摂るタイミングを決めておくことで、それ以外の時間の間食を意識的に抑えやすくなります。また規則正しく食事を摂れるようになるため、生活習慣を整えることにつながるという相乗効果も期待できます。
ダイエット効果をアップさせる!1日6食ダイエットでのポイント
1日6食ダイエットの基本の考え方や注意点が分かったところで、ダイエットをより成功に近づけるためのワンポイントについても見ていきましょう。
これらの項目を意識することによってより結果につながりやすくなるため、ぜひプラスで実践してみてくださいね!
「何を食べるか」にも気を配る
1日6食ダイエットに限らず、ダイエット中の食事では「量よりも質」の考え方が重要となります。
- 野菜をほとんど食べない
- 甘いものや清涼飲料水をよく摂取する
- 炭水化物中心の食事
このような食生活を送っている方は、特に食事内容の見直しが必要です。
間食では次のようなものを選ぶことによって、メインの食事だけでは不足してしまいがちな栄養素を補うことで、より食事のバランスが整いやすくなります。
- 素材系のスナック
- チーズやゆで卵などのタンパク質
- ナッツ類のような良質な脂肪分
身体を動かす意識も持つ
ダイエットをする上で食事内容の改善はもっとも重要な項目ですが、もっと早く体重を落としたい場合や、見た目の引き締めを行いたい場合には適度な運動も取り入れた方が効果的です。
ダイエットのために運動をするというと、ジョギングやスポーツジムのような本格的なものを連想することが多いですが、
- 一駅分多く歩くようにする
- 積極的に階段を使う
- 1時間に1回はトイレまで歩く
といったような、日常の運動量を増やせる程度の活動でも、消費カロリーを少しずつアップさせることができます。
無理に食事回数を増やす必要はない
1日6食ダイエットは万人に適したダイエット方法ではありません。
そのため1日6食を試して少しでもストレスや負担を感じるようであれば、元の食事回数に戻すなど6食にこだわらず自分に合った食事回数を探してみましょう。
1日6食ダイエットにおすすめの間食!1回100キロカロリーを目安に
1日6食ダイエットで重要なポイントとなるのが、間食の摂り方です。
間食は1回につき100kcal程度が目安となります。最後におすすめのおやつとポイントをご紹介していきます。
ナッツ類
ダイエット中のおやつでは定番ともなっているナッツ類には、良質な油分や脂肪分が含まれています。
しかしその分カロリーは少し高めとなっているので、食べる際にはカロリーなどに注意して量を調節するようにしましょう。ドライフルーツや塩が加えられたものよりも、素焼きなどの余計なものを含まないタイプがおすすめです。
チーズ
タンパク質は普段の食事で不足してしまいがちな栄養の1つです。チーズはタンパク質を豊富に含んでいる食材で手軽に食べることができるので、ダイエット中のおやつにもピッタリです。
しかしチーズには脂肪分も多く含まれているため、食べすぎには注意しましょう。
素材系スナック
野菜チップスなどをはじめとして唐辛子スナックやほしいもなど、素材そのままを活かしたおやつなども手軽に購入することができます。
ただし野菜系スナックで根菜類は炭水化物の量が多めになっているため、糖質量などにも気を遣いたい場合には注意しましょう。
カロリー管理が最重要!1日6食ダイエットでダイエット中も間食OK
今回は「1日6食ダイエットのやり方やメリット」などについてご紹介してきました。
1日6食ダイエットは、
- まとまった食事時間の確保が難しい方
- 間食がなかなかやめられない人
などには特におすすめの方法です。
またダイエットをする上では、6食にとらわれず自分に合った食事回数を見つけることの方が重要なポイントでもあるので、1日6食ダイエットで基本となる考え方も参考にしつつ、自分にぴったりの食事スタイルを作っていってくださいね!

Sponsored Link