友達と疎遠になるありがちなきっかけ9つ。嫌われたとは限らない?
Date:2018.05.01
どんなに仲の良い友達同士でも、ふとしたきっかけで疎遠になってしまうことがあるものです。
などは、誰にでも心当たりがあるもの。
疎遠になるきっかけは、けんか別れとは限りません。今回は、友達同士が疎遠になるありがちなきっかけをご紹介します。
人生の節目に多い「友達と疎遠になるきっかけ」9つ
心置きなく何でも話せて、一緒にいると楽しかったはずの友達。
そんな友達同士の関係に距離が生まれるのは、人生の節目のタイミングが多いようです。
きっかけ(1)結婚
女性同士でよくあるのが、結婚を機に疎遠になるというパターンです。
結婚した側は、結婚相手だけでなく、その家族のことまで考える必要が出てきます。それまでのように自分の時間を持つことは難しい状況になるのです。
そんなときに独身側が「今までどおりの付き合い」を期待してしまうと、お互いに不満が生まれがち。
ライフスタイルだけでなく、悩みごとの内容や話題もやはり変化するため、疎遠になりがちです。
きっかけ(2)妊娠・出産
妊娠や出産をきっかけに疎遠になるパターンも多いです。
子どもが生まれると、生活はどうしても子ども中心になります。自由な時間は結婚当初以上に減り、友達と会ったり連絡をとったりする機会も自然と減っていきがちです。
子どもがいない側としても、その状況になんとなく気が引けて誘いづらくなることがあります。
そんなときには友人の何気ない一言がやたらと無神経に聞こえたり、独身の友人に嫉妬してしまうこともあります。
きっかけ(3)仕事
仕事に対する考え方は、人によって本当にさまざまです。
- バリバリ仕事をこなしてキャリアを積みたい人
- 最低限お金を稼ぐ手段として以外、働くことに興味がない人
- 残業も休日出勤もあるのが当たり前の人
- 毎日定時に帰宅できるのが当たり前の人
- 週休二日、土日休みの会社員
- シフト制で休みがバラバラのサービス業
など、立場や考え方の違いで会話に「え?」と違和感を抱くことも多いものです。
仕事に関しては自分でもどうにもできない部分があるため、お互い望んでいなくてもいつのまにか疎遠になるケースも。
忙しくて連絡できない日が続いたり、休みの日が重ならなくてなかなか会えない場合などは、そのまま疎遠になりがちです。
きっかけ(4)転居
人生の転機には、住む場所が変わることもあります。
- 結婚
- 就職
- 転職
- 異動・転勤
などで遠くへ引っ越すと、「離れてもちょこちょこ会おうね」とお互いに思ってはいても、実際会う機会はどうしても減ってしまいます。
こうしたイベントはただでさえ忙しく、当事者にとっては大変なもの。また、新しい土地や職場での出会いもあります。
限られた時間をそうした新しい出来事に使わざるを得なくなり、遠く離れた友達とは自然と疎遠になっていきます。
きっかけ(5)金銭感覚の違い
収入や家庭環境に大きく差があり、自由に使えるお金の幅が明らかに違うと、それが原因で疎遠になることもままあります。
双方に悪気なんてないのに、なんとなく気まずくてだんだん会う回数が減っていく……なんてことも、ありますよね。
これは何も学生と社会人に限ったことではなく、職種の異なる友人同士や夫の収入にひらきがある主婦同士など、さまざまな関係であり得ることです。
お金に対する考え方は、人生観や価値観に直結しています。
互いの立場を尊重し合い、尊敬し合うことができれば問題ないのですが、どちらかが引け目や不公平感といった悶々とした気持ちを抱えてしまうと、やはりなかなか一緒にはいられません。
きっかけ(6)距離が近くなりすぎた
ルームシェアなどごく近い距離で生活すると、それまで知らなかった相手の意外な一面が見えて驚くことがあります。
恋愛でも友情でも、近づきすぎると見たくないものが見えてしまうものです。
人間、気が合う相手には期待しすぎてしまうところがあります。
「親しき仲にも礼儀あり」の言葉どおり、物理的な距離が近づくときは、心の距離の方を程よく離しておく心構えがお互いに必要なのかもしれません。
きっかけ(7)共通の話題がなくなった
職場でできた友達同士が、どちらかの退職を機に疎遠になる。そんなこともありますよね。
一方が職場の愚痴を言っても、辞めた方は以前ほど夢中になって会話することができません。なんとなく退屈そうなその様子を見て、残った側も「あれ?」と違和感を感じます。
「退職した」「共通の趣味をやめた」など、共通の話題が1つしかない友達の場合、それがなくなったとたんに疎遠になってしまうことが多々あります。
楽しくないのに無理に会い続けようとするより、「前と違って、話が合わないな」と思ったらそっと距離を置くのも悪いことではありません。
きっかけ(8)目標ができた
叶えたい夢ができた。将来に向けてとりたい資格を見つけた。そんな素敵な人生の転機には、一気に忙しくなります。
また、他のことを考えずに一つのことに集中したいときもあります。
自分の将来の目標など、大事なことのために時間を割くには、どうしても友達と疎遠になることがあるものです。
きっかけ(9)考え方の不一致に気づいた
大きな転機がなくたって、生きているだけで人の内面は変化するものです。
昔からの友達の言動に「おや?」と思うこともありますよね。
- 自慢話が増えてきた
- 恋愛がらみで嫉妬されている気がする
- 噓をつかれることが増えた
- 上から目線でアドバイスするようになった
など、長年一緒にいるからこそ感じる違和感もあるでしょう。
こうした違和感は、正しいかもしれないし、ひょっとしたらただの誤解かもしれません。
でも、長くいれば相手も自分も変わるもの。お互い成長した結果として、価値観や人生観にズレが生じること、そのズレが大きくなることは避けられないこととも言えます。
疎遠=嫌いになった…とは限らない
友達と疎遠になったからといって、どちらかが嫌いになったとは限りません。上記のように、生活環境が変わったことが要因、というケースも多いものです。
それでも寂しさが募るときには、疎遠になるのもご縁のうちと考えると少し気持ちが楽になるでしょう。
どうしてもコンタクトをとりたい場合は、年賀状や暑中見舞いのハガキなどに「元気?また会いたいね」と一筆添えて出してみるのはいかがでしょうか?
ゆるい繋がりを保っていれば、また機会があったときにも違和感なく再会できそうです。
TwitterやFacebookなどのSNSもおすすめです。やりとりはほとんどしないけれど、お互いの近況をタイムラインで流し見している。そのくらいの距離感は、現代ならではの風流さがあり、なかなか良いのではないでしょうか。
疎遠になったからといって、それまでの関係を否定する必要もありません。
出会いで得たものは人生の一部とある意味割り切れば、これからの自分の人生をも見つめ直すチャンスに変わるかもしれません。
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