疲れ顔を解消して気持ちも明るく!早めの対処で慢性化を防ぐ
Date:2018.09.11
暗い雰囲気を出してしまったり、周囲に気を遣わせてしまったりすることもある「疲れ顔」、顔にまで疲れが出てしまっていると、鏡を見るたびに気分も落ち込んでしまいますよね。
今回は疲れ顔の解消方法について、疲れ顔を招いてしまう原因と併せてご紹介していきます!
疲れ顔に見えるのはなぜ?疲れ顔の特徴とは
疲れ顔を解消するためには、疲れ顔に見えてしまう原因を知ることも重要なポイントです。
まずはどうして疲れ顔に見えてしまうのか、疲れているように見える原因や特徴を見ていきましょう!
特徴①:顔色がよくない、むくんでいる
まず一つ目は顔全体に関する「顔色」と「むくみ」です。
顔色についてはひとえに「顔色が悪い」と言ってしまいがちですが、青白く血色感がないような肌色や黄色っぽくくすんだような肌色が特に疲れ顔に見えやすくなります。
またむくみについて顔がパンパンにむくんでいると、疲れが溜まっていたり生活が乱れていたりといった印象を与えてしまうだけではなく、自分自身も重だるい気分になりやすくなります。
このように気分が落ち込んでしまうと雰囲気からもお疲れモードが漂ってしまい、余計に疲れ顔に見られてしまうのです。
特徴②:クマや充血のある目元
目元のクマは疲れ顔に見える原因の代表格です。クマが少しあるだけで「寝不足」「疲労が蓄積している」といった印象を与えてしまいます。
実はクマには「茶クマ」「黒クマ」「青クマ」と色によって3つの種類があり、それぞれ原因が異なります。
その中でも特に疲れが原因となりやすいのが、むくみやたるみによる「黒クマ」と疲労や睡眠不足からくる「青クマ」になります。
「茶クマ」に関しては外部刺激などによる色素沈着が主な原因となりますが、色に関わらずクマがあることで疲れ顔に見えてしまうことに変わりはありません。目元は顔の中でも特に疲れが表れやすい部位なので、日頃からしっかりケアをしておくことが大切です。
特徴③:表情がない・暗い
どんなに顔色や肌の調子が良くても、表情が落ち込んでいたり暗い雰囲気を醸したりしている場合、疲れた顔に見えてしまいます。
また表情の変化があまりない状態が続いていると、顔の血行が悪くなったり表情筋が衰えたりする原因となり、顔のむくみを引き起こしてしまう原因にもなります。
表情が動くことによってメンタル面に良い影響を与えることができ、気分や調子が少し上がってくるといった効果も期待できますよ!
生活習慣とストレスに要注意!疲れ顔を招く原因とは?
疲れ顔に見られてしまう代表的な特徴について紹介してきましたが、それらを引き起こしてしまっている根本的な原因は一体どこにあるのでしょうか?
疲れ顔を根本から解決するためには改善が不可欠な要因について、心当たりがないかしっかりチェックしていきましょう!
睡眠不足など生活習慣の乱れ
第一に挙げられるのはやはり、生活習慣の乱れによる疲れです。中でも睡眠不足などが原因となると、疲れ顔の大きな特徴である「むくみ」や「クマ」の原因となってしまうのです。
また睡眠や食事といった生活習慣が乱れていると、むくみやクマだけではなく肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすこともあり、肌荒れも疲れ顔に見えてしまう原因となり得ます。
栄養と睡眠をしっかりとり、疲労の回復に努めることが疲れ顔解消の第一歩です。ただし、疲れたからと言っても「寝すぎ、食べすぎ」は逆に身体に負担をかけてしまいます。
睡眠に関しては7時間が理想の睡眠時間の目安です。さらに朝起きたらしっかりと朝日を浴びることで、身体のスイッチが入りすっきりした目覚めを迎えることができます。
より質の良い睡眠にするためには、寝る前のスマホやPCも極力控えるようにしましょう。
日々のストレスの積み重ね
身体は元気でも、精神的なストレスが積み重なっている状態だと顔にも疲れが表れやすくなります。
またストレスが原因となっている疲れ顔では、無意識のうちに疲れた顔や暗い表情になってしまうことも多いです。
ストレスが溜まることによって先ほどのような生活習慣の乱れが起こることも多く、疲れ顔以外にも様々な不調を引き起こしやすくなります。これらを防ぐためには自分に合ったストレス発散方法を持ち、適度に休養を取ることが必要です。
血行不良や肌トラブル
肩こりや姿勢などが原因で血行が悪くなってしまっているような場合にも疲れ顔に見られやすくなります。これは血行不良が原因で顔色が悪くなってしまったり、むくみを引き起こしたりしやすくなってしまうためです。
さらに「姿勢が悪い」という状態も、ハリがなく疲れたような雰囲気を出してしまう原因となります。また、姿勢が悪いことが肩こりの原因となっていることも多いです。
姿勢の改善には日頃の意識が必要不可欠です。特にデスクワークが中心の方は、作業中の姿勢改善を意識すると疲れ顔の解消にも役立ちます。正しい姿勢は座っている間も疲労しにくく、集中力も高めることができます。ぜひ実践してみましょう!
- 座面に対して骨盤を90度に立てるようなイメージで座る。
- 足は床にきちんとつき、膝・足首の角度は90度になるように。
- 脚組み・頬杖などはNG!
また顔に肌荒れやニキビのような肌トラブルが多く見られる場合にも、生活習慣の乱れや疲れを感じさせる原因となります。反対にハリがありキメの整った肌だと、元気でいきいきとした印象を与えられます。
肌トラブルは生活習慣やストレスが素になってることも多いです。根本から解決するためにそれらの改善やスキンケアはもちろんですが、メイクなどで一時的に隠すという手もあります。
生活習慣の見直しと緊急対処がカギ!疲れ顔の解消方法
疲れ顔を招く原因について見てきましたが、心あたりのあるポイントはありましたか?
次は疲れ顔の解消方法について、疲れ顔を隠したい時におすすめのメイク方法なども含めて見ていきましょう!
根本的な解消は生活習慣の改善が一番!
ここまでで何度も出てきているように、疲れ顔を根本から解消するためには原因となっている「疲れ」や「ストレス」を解消することが一番です。
簡単ストレッチとマッサージで疲れ顔を解消!
疲れ顔の解消にはストレッチやマッサージを行うことも有効です。
またストレッチなどのための時間をわざわざ取らなくても、気が付いたときに軽く目を見開いて見たり頬を動かしてみたり、といったことも筋肉の凝りや血行を改善することに役立ち疲れ顔の解消に効果的です。
疲れ顔の解消に役立つストレッチをいくつかご紹介します。
- 口を閉じる。
- 舌をぐるぐる回すようにして口の中で大きく動かす。
- 首を右に倒し、右手で頭の上からこめかみ部分を押さえる。
- 左側の首が伸びている感覚を確認する。
- 舌を左側に突き出すようにして5秒ほどキープする。
- 反対側も同様に行う。
この他にも、目元やこめかみのあたりを手で軽くぐるぐるマッサージしたり、耳たぶを揉んだりすることでも顔の疲れを緩和することができます。
どれもデスクワークの途中に簡単にできるものなので、ぜひやってみましょう!
緊急対処にはメイクも有効活用
クマや顔色の悪さが目立つ場合には、メイクで隠してしまうことが有効です。クマにはコンシーラー、顔色の悪さには血色感のあるメイクがおすすめです。
クマを隠すメイクでは、まず次のようにして自分のクマのタイプをチェックしましょう。
クマの下に指をあてて、軽く引っ張る。
- クマが薄くなる…青クマ
- クマの色が変わらない…茶クマ
- クマがたるみなどによってできる影だった…黒クマ
自分のクマのタイプは分かりましたか?クマはコンシーラーを使って隠すことができ、それぞれのクマに適したコンシーラーと塗り方は次のようになります。
- 青クマ…オレンジやピンクなどの色味を持つ、血色感を与えられるもの。
- 茶クマ…肌の色に近いイエロー系で、クマの色味をカバーできるもの。
- 黒クマ…ベージュやオークルなど肌馴染みが良いカラーで、肌よりワントーン明るいもの。
- 隠したい部分にコンシーラーを乗せる。
- 隠さなくても良い部分との境目を指やスポンジで馴染ませていく。この時、クマの真上の部分はあまりいじらない。
- パウダーなどで仕上げる。
クマを隠す場合には、クリーム系でテクスチャーが柔らかいコンシーラーがおすすめです。また、ファンデーションがリキッドの場合はコンシーラーをその後に、パウダーの場合には先に塗るようにするとよりきれいに仕上がります。
また顔色が気になる場合には、血色感を活かしたメイクがおすすめです。
顔色を良く見せたいからと言って、ファンデーションを厚塗りにしてしまったり、全体的に濃い化粧をしてしまったりすると、逆に印象が悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。
チークやリップで血色感を出すためのポイントを見ていきましょう!
- クリームタイプのチークを指に取る。
- 頬の高いところから、底辺が大きめの逆三角形を描くようにしてチークをのせる。
- その指のまま、あごの一番先と耳たぶの柔らかいところにもチークを軽くつける。
- 肌馴染みの良いベージュ系のリップを薄く塗る。
- 落ち着いたレッド系のリップを軽く上に重ねる。
- ツヤ感が欲しい場合には、仕上げにクリアカラーを重ねることもおすすめ!
自然な血色感を出すためには、肌馴染みの良いカラーを選ぶことがポイントです。またもっと顔色を良く見せたい場合には、ベースメイクをしっかり行っておくと一段とキレイな肌に見せてくれるので、疲れ顔の印象を飛ばすことができます!
根本的な原因を解消して疲れ顔を卒業しよう!
疲れ顔の原因と解消方法についてご紹介してきました。
疲れ顔に見えてしまう「クマ」や「顔色」はメイクで一時的に隠したり、マッサージなどでコリを緩和することはいつでも手軽にできるケア方法です。
しかし生活習慣や睡眠不足といった根本の原因を解消しない限りは、疲れ顔のループから抜け出せないばかりではなく、どんどん疲れが蓄積されていってしまいます。
疲れ顔が気になったら、身体や心が休養を欲しているサインです。早めの対処で根本からしっかり疲れ顔をケアしていきましょう!
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