元気が出ない夜…一瞬でふっと心が和らぐとっておきの方法15個
Date:2017.08.07
疲れが溜まっていて、元気が出ない。せっかくのお休みなのに、何にもやる気が湧いてこない……。
そんなつらさを無理やり我慢していませんか?
それなのに、休みのたびに何もできず引きこもってしまう。寝ても覚めても元気が出ない……といった状態では、つらいですよね。
そこで今回は、「どうにもこうにも元気が出ない」というとき試してほしい、心がちょっと楽になる15のアイデアをご紹介します。
元気が出なくてしんどいとき・ちょっと心が上を向く15のアイデア
いつも元気!なんて無理。だけど、何にもやる気が出ない状態は、やっぱりつらい。
ちょっとだけ元気になりたいとき、心に効く方法をお伝えします。
(1)いつもの動作を丁寧にする
いつもは無意識にしている動作を、意識して丁寧に行います。
いつもの動作とは、たとえば、
- 歯磨き
- 洗顔
- 髪を整える
といった身支度に関することや、
- 洗濯物を干す・畳む
- お風呂掃除
- 料理で野菜を切る
- お皿を洗う
といった家事まで。あらゆる動作に効果ありです。
もちろん、
- シャンプーのときに頭皮をマッサージする
- ふくらはぎを揉みほぐす
- お風呂上がりにストレッチ
など、自分の身体を労るケアも丁寧に行うと効果的。
丁寧な動きを心がけることで、ぼんやりしていた頭が少ししゃきんとしてきます。
身の回りのことを一つ一つ丁寧に大事に行うと、自分が自分に「大事にされている」という実感も湧いてきます。
自分を大事にしてあげることが、疲れを癒す第一歩です。
(2)マッサージや銭湯に行く
身体も心も疲れきってしまったときは、マッサージや銭湯に行きましょう。
マッサージには、揉みほぐしによる疲労回復効果の他に、人の手の温もりを感じる心の癒し効果も期待できますよ。
またゆっくり入浴することも、身体の疲労回復の他に心の汚れを洗い流してスッキリさせる効果があります。
最近は、女性に人気のスーパー銭湯、オシャレなお風呂カフェなども増えてきています。
その施設内にあるマッサージを利用しても良いでしょう。たまにはゆっくり、肩の力を抜きましょう。
(3)笑顔を作り、胸をひらく
いつでもどこでも出来て手軽な方法が、「笑顔の形を作ること」。脳は、じつは筋肉の動きに騙されやすいんです。
逆に口の端をニッコリと持ち上げ、目尻を下げて笑顔の形をキープしていると、とくに楽しいことはなくてもなんとなく明るい気持ちになってきます。
つまり、楽しい気持ちになりたいときはあえて笑顔を作れば、脳が「あっ今私は楽しいんだな」と勘違いして楽しい気持ちになる物質を分泌し、本当に楽しい気持ちにさせてくれるのです。
元気が出ないときこそ、形だけでも笑顔を作っておきましょう。
そして新鮮な空気を吸いやすいよう、顔を上げて胸をひらきましょう。その姿勢を続けていると、自然と前向きな気持ちに変わってきます。
(4)子どもの頃に好きだった本やアニメを見返す
元気がないときは、難しい本を読むのも一苦労……。
そんなときは、
- 絵本
- マンガ
- アニメ
などの中から、子どもの頃に元気をもらったものを選んで見返すのがおすすめです。
子どもの頃に好きだった物語に触れると、懐かしい気持ちになりますよね。懐かしさだけでなく、それを初めて見たときに感じた「元気」や「勇気」も思い出すことができます。
大人になったからこそ分かる発見や、「この話はこういう意味だったのか」と新たに分けてもらえる勇気もあるかもしれません。
図書館や動画サイトを活用して、童心にかえりましょう。
(5)ドキドキ、ハラハラ…心を動かす
心が「気だるさ」の底に沈んでしまって動かないときは、意識的に揺らしてあげましょう。
ほんのちょっとの振動が、心の元気を復活させることがあります。
- 映画
- ドラマ
- 音楽
- 演劇
- 小説
といった物語は、感動の涙やハラハラするストーリー展開で心を動かしてくれます。
また、
- 芸術作品
- 美しい装飾品
- 可愛い小物
- 大好きな食べ物
- 好きなブランドの新製品
など、自分の美的感覚を刺激してくれるものたちも、心を動かしてくれます。
いつも見るお気に入りのものに触れるのもいいですが、初めて見るものに触れる方が、心が大きく動くかも。
まだ見たことのない感動を見つけてみてください。
(6)フィクションの世界にひたる
心を動かしてくれる物語の中でも、ファンタジーやSFなどのフィクションはとくにおすすめです。
それらはあなたを「今いる現実とは別の世界」へ連れていってくれるからです。
フィクションの世界で、主人公やその仲間たちと一緒に新鮮な体験をすることで、あなたの視野は確実に広がります。
フィクションを見るときのコツは、のめり込むこと。
全身全霊その世界に浸ることで、現実のあなた自身にも道が開けるヒントがハッと訪れたり、気分転換して心がスッキリしたりといった効果を味わうことができますよ。
(7)単純作業に没頭する
疲れているのに嫌なことがモヤモヤ頭を巡って落ち着かないとき、何も考えたくないときは、単純作業に没頭することにしましょう。
- 皿洗い
- ゴミ集め
- 草取り
- ハンドメイド
- 塗り絵
- ボールペン字の練習
- パズル遊び
- クロスワード
- レシートを家計簿に貼る
- 要らない書類を細かく破る
など、慣れた作業や、失敗してもあまり害がないことを選んで黙々とやります。
一時的にでも追い出すことに成功すると、たいていのモヤモヤはそのままどこかへ消えてくれるものです。
(8)丁寧な字で「ワクワクすること」を書き出す
きれいなデザインのノートまたは手帳と、書きやすいペンを用意しましょう。
快適な温度の部屋に座って、心地よいBGMをかけます。
準備ができたらノートや手帳に、
- 楽しいこと
- 好きなもの
- いつかは行ってみたい場所
- 時間やお金が自由になったらやりたいこと
- 将来の夢
など、心がワクワク・ウキウキすることを、丁寧な字で書き付けていきましょう。
今は何にもやる気が起きないけれど、自分の好きなことは心の中にこんなに眠っている。それを宝物を扱うように、大切に書き込んでいくのです。
その中から「あ、これは今すぐにでも欲しいな。やりたいな」と思えるものが見つかるかもしれません。
そうしたら、「今日がそのとき」と思いきって手に入れてみる、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
(9)スマホの電源を切り、ボーッとする時間を作る
仕事や家事で忙しい日々。通勤中の電車の中でも、ひたすらスマホに目を落とし……。私たちは常に無数の情報に晒され、そのせいで疲弊しています。
何もせず、何も考えず、ただぼんやり過ごす時間はもう、しばらく取っていないのではないでしょうか?
ぼんやりすることはなんとなく勿体ない、時間の無駄遣いと思ってしまいがちですよね。
でもじつは脳科学では、ぼんやりしているときにしか働かない部分が脳にある、ということが分かってきています。
それは、脳の中の情報の整理をする、という働き。
それと同じで、脳の中にも情報が放り込まれるばかりでは、動きが鈍くなってしまうんです。
脳に情報が詰め込まれすぎて起きるのが、
- 記憶力の低下
- 集中力の低下
- 決断力の低下
- イライラ感
- 倦怠感
などの症状。
あなたのやる気が失われているのも、脳の情報過多のせいかもしれません。
スマホやパソコンの電源を落として、あえて「何もしない時間」を確保しましょう。窓辺に座ってぼんやり景色を見ているだけの時間が、頭をスッキリさせてくれます。
(10)大好きな場所に行く
その場所のことを考えると、なんとなく幸せな気持ちになれる場所。そこに行くと、理由もなくほっと落ち着ける場所。
あなたには、そんな場所がありますか?
- カフェ、レストラン
- 図書館、本屋さん
- 大好きなブランドのショップ
- 公園
- 動物園や水族館
などなど……。人によってその場所はさまざまに異なります。
自分のお気に入りの「パワースポット」を見つけ、元気がなくなったらそこへ行ってみてください。きっと肩の力が抜けて、少しだけ気持ちが上向きになるのを感じられますよ。
(11)大好きな人に会う
ほっとできるのは、場所だけとは限りません。
どんなコンディションでも、会うとなぜかほっとする人、いつも元気をもらえる相手……。そんな相手がいるあなたは、ぜひその人にコンタクトをとってみてください。
たいしたことを話さなくてもいいんです。他愛のない会話でも、きっとバイバイまたねと手を振る頃には、ほっこり元気をもらっていることでしょう。
その効能は、あなたが一番よく知っているはずです。
(12)「やりたくないこと」を見つけて、やめる
やりたいことが分からなくなるほど元気がなくなっているのは、「やりたくないこと」に翻弄されすぎて消耗してしまっているからかもしれません。
日常の行動の中で、やりたくないのにやっていることを見つけ、思いきって「やらない」と決めてみてください。
それだけで、驚くほど元気が回復することがあります。
そうは言ってもやめられないことだってある。そう感じるかもしれません。それは後回しにしてOKです。今は考えないようにしましょう。
そのかわり、もっと小さなことで「これならやめても大丈夫かも」と思えることを見つけましょう。
どんなに些細なことであっても、やりたくないことをやめるとそこにはスペースができます。そのスペースは、心の余裕そのものです。
自分を疲弊させている「やりたくないこと」を見つけて、1つずつやめてみましょう。
(13)自然に触れる、空を眺める
大自然に触れると、自分の悩みが小さなことのように思えるもの。いつの時代もそんな心理は変わりません。
疲れきって元気が出ないときは、地球そのもの、自然そのものに元気を分けてもらいましょう。
どうしても出かける気力が湧かないなら、窓から空を眺めるだけでも効果アリ。
人間の事情なんかおかまいなしにゆっくりと変化していく大空を見ていると、不思議と「まあ、なんとかなるさ」と思えてきます。
(14)好きな色のネイルカラーを塗る
オシャレする気力がないときでも、ネイルカラーを指先に塗るだけなら、そんなに手間はかかりません。
お気に入りの飲み物をそばに用意して、ゆっくり塗るのがおすすめです。
最近は、ビビッドな色から透け感のある色まで、じつにさまざまな色合いのネイルが手頃な価格で手に入ります。
トップコートも、クリアで綺麗なだけでなく、面白い質感のものが続々発売されていますね。
どんな作業をしていても自分の手の爪はちょくちょく目に入るものなので、そこに好きな色が塗られていれば、やっぱり気分が上がりますよね。
「落ち込んでいても、ちゃんと身の回りに気を配ることができている」という小さな自信にも繋がります。
手軽な気分転換として、ぜひネイルカラーを楽しんでみてください。
(15)一人カラオケで好きなように声を出す
言いたいことがあってもなかなか言えず、飲み込むことも多いのが大人の社会……。
飲み込みすぎてうんざりしてしまっているなら、思いきって声を出しましょう!
一人カラオケなら、どんな歌でも歌えます。
誰かと行くと「こんな暗い歌引かれちゃうかも」と空気を読んだり、「下手だから歌いたくないな」と嫌な思いをしたりするかもしれません。
でも、一人カラオケなら誰にも気兼ねは要りません。暗い歌もよし!サビだけ歌って次の曲に行くもよし!なんでもアリです。
今は一人でカラオケに行く女性も珍しくない時代になりました。店員さんだって、お客さんの事情なんか気にしません。
まだチャレンジしたことのない方も、ぜひ一人カラオケならではの爽快感を味わってみてください。
焦らないことが大切。少しずつ元気になっていこう
元気がないときは、消耗したパワーを充電しているときでもあります。
「早く復活しなきゃ」と焦ることで、余計にパワーを消耗してしまい、チャージが遅れてしまうこともあるんです。
だから、焦らないことが大切です。上記のようなアイデアをちょっとずつ試してみながら、マイペースに一歩一歩回復していきましょう。
いつも元気でいる必要はありません。あなた自身が心地よいと思えるなら、ゆっくりまったりするのもよしです。
自分の心の声を大事に、肩の荷を降ろしていってくださいね。
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