疲労回復できる食べ物はどこでも入手可能!疲れたときこそ手軽に!
Date:2017.08.07
疲労回復できる食べ物は、と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
うなぎに焼き肉、スタミナメニュー、お野菜たっぷりのご飯…確かに、どれも食べたら元気が出そう。
いえいえ、疲れたときこそ簡単に、明日の為になる栄養素を摂りましょう。じつは手近なコンビニや居酒屋にあるものでも、選び方や食べ方をひと工夫するだけで、アレもコレも疲労回復メニューになるんです。
というわけで今回は、忙しい女性の為の、手軽に疲労回復できちゃう食べ物について調べてみました。
この記事の目次
まず、知っておきたい代表的な疲労回復メニュー
色々な食品があるなかで、疲労を回復させてくれるもの、「やっぱり頼れる!」というものがあります。
毎日の食事や、献立に迷ったときに取り入れれば、疲れを溜めない身体づくりにも効果的。まず、疲労回復のための代表的な食べ物について、紹介しますね。
やっぱり豚肉!豊富な栄養素と手軽さが魅力
疲労回復に効果がある食べ物と言えば、まず豚肉です。
- 筋肉や肌や髪を作るたんぱく質、
- 糖質・たんぱく質・脂質などをエネルギーに変える働きをしてくれるビタミンB群
が特に多く含まれるので、運動後の肉体疲労を回復するのに最適です。
また、赤身のお肉のほかに、豚レバーにも嬉しい疲労回復効果が。豚肉と同様、たんぱく質とビタミンB群が効率よく摂れるほか、運動で失いやすい鉄分と亜鉛も補給できるので、
- 運動やエクササイズなどの習慣がある
- 貧血気味で疲れやすい
そんな女性には、特におすすめの疲労回復食品といえるでしょう。
鶏むね肉の疲労回復効果に注目!お財布の疲れも取っちゃう!?
近年、サラダチキンが大人気ですね。コンビニやスーパーでも、色々な味付けがされているものが売っており、
- 献立で困ったときの1品として
- ダイエットの為の高たんぱく低カロリー食品として
と、様々な人が購入しています。
鶏のむね肉やマグロなどに多く含まれる栄養素、イミダペプチド(イミダゾールペプチド)には疲労回復効果があるとされ、毎日取り入れたい栄養素とされています。
安価でお財布にも優しいので、
- 家庭で蒸し鶏にしてパワーサラダに
- 中華の炒め物の食べごたえアップに
- ゆで汁に香味野菜を足してチキンスープに
なんて使い方ができるのも魅力です。工夫次第でパサパサさせずにしっとりといただけるので、冷蔵庫にあると安心ですね。
香りの強い野菜はバツグンの疲労回復力!たんぱく質と一緒で効果倍増
疲れたとき、気分が落ち込んで食欲がないと思っていた時、ふと台所からニンニクや玉ねぎとお肉を炒める香りが漂ってきて、知らず知らず、お腹が「グゥ~」と鳴った経験、ありませんか?
香りの強い野菜には、それだけで滋養強壮・食欲増進の効果があり、疲れた時の食事に取り入れるだけで元気が出ます。
- にんにく
- 玉ねぎ
- ニラ
- ネギ
上記はどれも香りの強い野菜ですが、疲労回復効果は抜群。にんにくに含まれる成分「アリシン」は、ビタミンB1の吸収を高めてくれる働きがあります。
ネギ類に含まれる「硫化アリル」にも同様の効果が期待できます。スライスして生食にしたり、食べる直前に調理する・水にさらし過ぎないのが栄養を逃さず頂くコツです。
どれも、豚肉やレバー、マグロやカツオといった優れた疲労回復食品と高相性。ビタミンの吸収を助けてくれるので、一緒に食べれば美味しさも効果も倍増で嬉しいことづくめ。
疲労回復にうなぎ、実はそれってもう古い!?食べる際の注意点
疲労回復のため、特に夏場は夏バテ防止にうなぎ、というのが世間一般の常識と考えられてきました。
確かにうなぎには、ビタミンAやビタミンB1などが豊富に含まれていますが、脂質も多いため、逆に疲労で弱った胃腸に負担をかけてしまうとのこと。
ですので、好きな人はもちろん構いませんが、特にムリしてうなぎにこだわる必要はないみたいですね。疲れた胃腸とお財布にも負担をかけては意味がないですからね。
今日は何もしたくない!コンビニで買える、疲労回復メニューは
お仕事に、遊びに学びに、運動に。一生懸命取り組んだ日はお疲れモード。というか、料理をする気力もない…。そんな日も、もちろんありますよね。
だからと言ってカップラーメンと缶ビールををかごに入れるのはちょっと待った!明日に疲れを持ち越さないためにも、疲れを取ってくれる食べ物を選んでおきたいものですね。
先ほど紹介したサラダチキンのほかにも、
- 豚しゃぶサラダ
- とろろ蕎麦
- 納豆巻き
- オクラなどのネバネバ食材の入ったサラダ
などがオススメです。特に、納豆やとろろ、オクラやメカブなどのネバネバ食材の成分ムチンには、滋養強壮効果、粘膜の保護効果、血液をサラサラにし、血糖値の上昇を抑えてくれる効果も。
どうしても食欲がない時は、栄養ドリンクよりも甘酒を
「飲む点滴」と言われて、近年よくニュースでも取り上げられるようになった甘酒。有名な酒蔵の商品は、店頭から消えたりもするほどの人気商品となりましたね。
ご存知の方も多いと思いますが、甘酒には疲労回復に必要なビタミンB群やアミノ酸が豊富に含まれています。「食欲がない」「夜遅くて何か食べるのはちょっと…」というときのお助けドリンクとしては最適です。
また、腸内細菌に嬉しい栄養素
- 食物繊維
- オリゴ糖
なども含むので、食が細い時の便秘予防効果も期待できます。
「甘酒が良いのなら、市販の栄養ドリンクのほうが疲れに効くんじゃない?」そんな声も聞こえてきますが、健康の基本は食事でカロリーや栄養素を摂ること。噛んで消化、というプロセスを踏むことで、脳や内臓への刺激となり、身体全体が元気に活発になります。
実は居酒屋こそ疲労回復メニュー選び放題!お酒はほどほどに…
イベントの打ち上げや接待など、疲れた日の締めくくりが居酒屋、なんてこともあるでしょう。連日続くともうゲンナリ、かもしれません。
前述したスタミナメニューやネバネバ食材も、居酒屋ならお手のもの。
- やきとり
- マグロの山かけ
- カツオのたたき
- 枝豆
- 山芋のたんざく切り
- そら豆
- ニンニク焼き
- 冷やしトマト
- 柑橘系の生絞りサワー
など、食材そのものをいかした単品メニューがズラリ。ソースやチーズで脂質とカロリーが多くなりがちな洋風居酒屋よりも、和風や海鮮居酒屋のほうが、日本人の胃腸には優しいメニューが多いですね。
特に、お酒の分解を助けてくれる枝豆・そら豆などの豆類は、二日酔いの予防だけでなく女性に嬉しい効果がたくさん。
- エネルギー代謝を助けるビタミンB群が豊富
- カリウムによるむくみ防止効果
- 豊富な鉄分・葉酸で貧血予防、栄養補給に
お酒を選ぶ時も、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の生絞りサワーを選べば、クエン酸が摂れるので気分もスッキリします。
とはいえ、クエン酸の疲労回復効果が否定されたわけじゃありません。疲れた時に梅干しや、レモンのハチミツ漬け、ビネガードリンクで元気になった!というのは多くの人が実証済みですよね。
身体に優しく、甘やかさず!食事上手は疲労回復上手
疲労を感じると、作るのも食べるのもおっくうになって、ついつい簡単なものに流れがちですよね。そんな時は、手軽に摂れる甘酒や果物ジュース、ビネガードリンクなどの準備があると安心です。
また、忙しくてどうしても食事が外食、コンビニ、居酒屋が続くなんて人は、逆に「疲労回復メニュー選び放題!」と心得て。
選択肢が多い現代だからこそ、身体に優しく、でも甘やかさない食べ物を選んで疲労回復上手になりましょう。
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