割れてしまった爪の補修方法、身近にあるものでも簡単に!
Date:2018.08.08
どこかにぶつけてしまったのか、引っ掛けてしまったのか…。「気が付いたら爪が割れてしまっていた!」という時、ありますよね。
割れてしまったのが爪の先だけだったり、浅かったりといった場合にはそのまま放置することも多いものですが、服などへの引っ掛かりや割れの悪化が気になるときには割れた爪を自分で補修することもできます。
今回は爪が割れてしまう原因や予防方法、割れてしまった時の補修方法についてご紹介します!
この記事の目次
栄養不足も原因に!?爪が割れてしまうのはどうして?
爪はどのような時に割れてしまう、もしくは割れやすい状態になってしまうのでしょうか?
爪が割れてしまうのには、大きく分けて「外部刺激が原因となる場合」と「体調面が原因となる場合」の2つの状況が考えられます。さっそくこれらについて具体的に見ていきましょう!
外部刺激により爪が衰弱
爪が割れる原因として第一に考えられるのは「外部刺激による損傷」です。
例えば何かに指を挟んでしまったり、爪を強くぶつけてしまったりといった刺激によって爪が割れてしまいます。
このように外部刺激によって爪が割れてしまった場合、傷ついたのが爪だけであれば自分で爪を補修する方法で十分処置できますが、爪が割れて出血してしまったり痛みがひどかったりする場合には病院を受診した方が安心です。
栄養不足により爪がもろくなる
栄養不足などで身体が弱っていると、爪ももろくなってしまうことがあります。
爪の大部分は「ケラチン」というタンパク質からできていて、このケラチンは皮膚が角質化したものです。そのため、栄養が不足していたり体調がよくなかったりする時に肌トラブルが起こりやすくなるように、爪にもトラブルが起こりやすくなることがあります。
特に爪の不調と栄養不足との関係は深く、爪の状態と不足している栄養素には次のような関係があると言われています。
爪の状態 | 不足している栄養 |
---|---|
もろくなる、うねる | ビタミンB、葉酸、ナイアシン、パントテン酸 |
反り返り | 鉄分 |
白い斑点模様 | 亜鉛 |
乾燥、黒ずみ | ビタミンB12 |
当てはまる症状はありましたか?これらのように爪に何らかの不調が現れている状態だと、健康な爪と比べて爪が割れるなどのトラブルも起こりやすくなってしまうのです。
爪の不調を改善するためには、上記の表を参考に不足していると思われる栄養などを中心にバランスの良い食生活を心がけてみましょう。
放置はNG?爪が割れた時の対処の必要性とは
爪が割れてしまった時、「いずれ伸びてくるから」と言って放置してしまうことも多いかと思います。
次は割れた爪を補修することに、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう!
放置すると悪化する可能性も
爪を補修することの一番の目的は、初めに割れた部分を筆頭にもっと深く割れてしまうことを防いだり、爪がはがれてしまわないようにしたりといった「悪化を防ぐ」というものがあります。
このような場合には速やかに皮膚科、もしくは形成外科を受診するようにしましょう。
爪が割れることで起こる二次被害にも注意!
爪が割れて鋭くなっていると、洋服やカバンに爪をひっかけてしまったり肌を傷つけてしまったりといった「二次被害」が起こることが考えられます。
このような二次被害を防ぐためには、割れた爪を補修してなるべく引っ掛かりのない状態にしておくことが必要です。
また手や爪が美しく保たれていると、若々しくてきちんとした印象を与えます。爪が割れてしまった時にもしっかり補修をしておくことで、美しい好印象な手元をキープすることができますよ!
身近なアイテムも使える!爪が割れた時の補修方法
次はいよいよ爪の補修方法について見ていきましょう。爪が割れやすい方などは、ポーチの中に爪補修用のアイテムを忍ばせておくと、すぐに処置ができるのでおすすめです。
爪の補修というと、ネイルサロンで行ってもらうイメージや専用の道具がないとできないと思ってしまいますが、実は身近にあるもので代用することも可能なんですよ!
市販の爪補修キットを使用する
爪の補修方法には様々な方法がありますが、割れてしまった爪を補修するためのキットも市販されています。
爪補修用キットの内容としては、次のようなものが含まれているものが多いです。
- 接着剤
- ネイルファイル
- ピンセット
- シルクラップ
価格も1,000円前後とお手軽なので、よく爪が割れてしまう方や爪が弱い方などは一つ持っておくと安心です。
このキットにもよく含まれている「シルクラップ」は、爪の補修によく使われるアイテムで、このシルクラップを持っているだけでも爪の補修をぐんと楽に行うことができます。
一体どのようなアイテムなのか、次の項で見てみましょう!
爪の補修の定番!シルクシートとは?
シルクラップは「シルクシート」とも呼ばれていて、その名前の通りシルクで爪をカバーすることで割れてしまった爪や弱くなっている爪を補強するアイテムです。
これらに対して、シルクラップはとても爪に優しい補修方法です。爪への負担が少なく、必要な道具なども手軽に揃えやすいため、セルフでも安全・簡単に爪を補修することができます。
シルクラップは爪への負担が少ないことから、ネイルサロンでも根強い人気がある補修方法です。
シルクラップはおおよそ200~300円程度で手に入ることが多く、100円ショップでも取り扱っていることがあります。
シルクラップで爪を補修する際には、次のような手順で行います。
- シルクラップ
- グルー (ネイル用)
- ネイルファイル
補修方法
- 爪の割れた部分よりも少し大きめにシルクラップをカットする。
- 爪に貼る面にグルーを塗る。
- 補修したい部分にシルクラップを貼り付ける。
- 貼り付けたシルクラップの上にグルーを塗る。
- グルーを完全に乾かす。
- ネイルファイルを使って、爪の形や表面を整える。
お好みでシルクラップの上からネイルを行うことも可能です。
シルクラップを落としたい場合には通常のネイルリムーバーで落とすことができます。シルクラップを落とさずに、ネイルだけを落としたい場合には「アセトンフリー」のリムーバーを使用すると、ネイルだけを落とすことが可能です。
作業をする際にはピンセットなどがあると、細かい部分も補修がしやすくなります。さらにシルクラップにはあらかじめ粘着剤がついてるシールタイプのものも販売されており、より手軽にケアをしたい方にはそちらがおすすめです。
またネイルファイルは、爪の形を整えるための「エメリーボード」、表面を整える「スポンジバッファー」、爪のツヤを出すための「シャイナー」の3種類があると便利ですよ!
ティッシュも使える!家にあるもので代用してみよう
「わざわざ道具をそろえずに補修したい!」「応急処置をしたい!」という場合には、家にある身近なものを代用して、割れた爪の補修をすることもできます。
補修方法としては先ほどのシルクラップを使用する際の方法を同じで、シルクラップを他の物で代用します。シルクラップの代用品として使われるアイテムには、次のようなものがあります。
- ティッシュ
- 不織布 (ナプキンやおりものシートの包み紙など)
- 絆創膏
- ティーバッグ
- メイク用のコットン (はがして使う)
なんと身近にあるあんなものやこんなものが、シルクラップの代用品として使われています。これらのうち、どれか1つは自宅にあるのではないでしょうか?
また、ネイル用グルーは接着剤やトップコートなどで代用することができます。ただし、工作用ボンドや強力接着剤などは人体用ではなく、爪へのダメージも大きくなってしまうため、なるべくネイル用やメイク用のグルーを使うようにしましょう。
爪割れは防げる!普段からできる予防方法とは?
ここまでで爪が割れてしまった時の補修方法について紹介してきました。一度爪が割れてしまったということは、少なからず爪にダメージが与えられたり弱ってしまったりしている状態になります。
そこで、「爪が割れることを予防する」というのも重要なポイントです。爪が割れてしまった人はこれをきっかけに、割れたことのない方でも美しい手元を保つために、爪割れの予防方法もチェックしておきましょう!
爪が割れるのを防ぐためには、次のような方法が効果的です。
- タンパク質をしっかり!栄養の偏りを防ぐ。
- 爪を保護するアイテムを使用する。
- 爪の保湿をしっかり行う。
どれも手軽に試すことのできる方法なので、爪が割れやすい方などはぜひ一度試してみましょう!
爪割れの補修方法をマスターして、きれいな手元をキープしよう!
今回は爪が割れてしまったときの原因や補修方法についてご紹介してきました。
爪の補修は身近にあるものを使用して、セルフでも簡単に行うことができます。また、健康で美しい手元を保つためには、日頃のケアやバランスの良い食事が大切なポイントです。
もし爪が割れてしまった時にも、身近にあるものを活用すればセルフで補修をすることができます。ケアと補修をマスターして、きれいな爪をキープしていきましょう!
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