うどんダイエットは簡単で飽きにくい!やり方と注意点
Date:2018.08.12
日本人に深くなじみのある、うどん。実は麺類の中でもダイエットに向いていることをご存知でしょうか?
うどんは炭水化物が多く「太りやすい」というイメージを持つ人もいますが、実際は炭水化物を含むご飯やそばよりも低カロリーな食材です。
そこで今回は、うどんをダイエット食材として取り入れるためのやり方、注意点などをご紹介します。
うどんダイエットは具材を工夫すれば飽きずに続けられるので、これまでダイエットが続かなかった人にもおすすめですよ!
この記事の目次
うどんがダイエットに適する理由。低カロリーで低糖質
うどんは炭水化物が多く、「食べたら太るので控えている」という人もいるかもしれません。
しかし、うどんはカロリーも糖質も低く、ダイエットに向いている食材です。他の麺類と比較し、うどんがダイエットに適している理由をもう少し詳しくお伝えしましょう。
うどんは他の麺類よりもカロリーが低く、ダイエット向き!
うどんの主な原料は小麦です。小麦はパスタやラーメンに代表されるように、カロリーが高いイメージを持つ人も多くいます。
しかし下記のように、うどんは他の麺類と比べてカロリーが低い食材です。(※全てゆでた状態100gあたりのカロリーを示しています。)
カロリー | |
---|---|
うどん | 約105kcal |
そうめん | 約127kcal |
そば | 約132kcal |
ラーメン | 約149kcal |
パスタ | 約165kcal |
主食をゆでたうどんにすればカロリーを抑えられ、ダイエットに向いていることが分かります。
うどんは炭水化物の量が少なく、他の主食よりも低糖質
小麦の大半は炭水化物が占めています。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられるので、炭水化物が多ければ必然的に糖質も多いという食材もたくさんあります。
うどんは小麦を使って作るため「糖質が多い」と思い、敬遠している人もいるでしょう。
うどんと他の主食の、100gあたりにおける炭水化物と食物繊維の量を比較しました。
炭水化物 | 食物繊維 | |
---|---|---|
うどん | 約21.6g | 約0.8g |
そば | 約26g | 約2g |
ご飯 | 約37.1g | 約0.3g |
食パン | 約46.7g | 約2.3g |
他の主食よりもうどんは炭水化物の量が少ないことが分かるかと思います。糖質を抑える、糖質制限ダイエットに取り入れるのもおすすめです。
お肉や野菜などいろいろな具材が合うため、飽きずに続けやすい
ダイエットは継続することが非常に重要です。うどんは具材を自由に変えられるので、毎日食べても飽きずに続けやすいと言えます。
うどんはお肉や魚、野菜にきのこなどいろいろな具材が合うので、レパートリーも多く、飽きずに楽しく食べられます。
具材を増やせば満腹感を得やすく、さらにダイエット向きの具材を選べば、代謝がスムーズに進むのを後押ししてくれます。
うどんはメニューが豊富で、ダイエット中でも外食を楽しめる!
うどんは自宅以外に、うどん店を始め、和食店やファミリーレストランなどでも食べることができます。幅広いメニューがあり、たくさんのお店で楽しみながらダイエットを続けられます。
ストレスをさほど感じず、友達や家族との外食も楽しめるのはうどんダイエットの嬉しいメリットですよね。
うどんダイエットの方法。1日1食うどんに置き換えるだけなので手軽
うどんでダイエットするためには、ただうどんを食べればよいということではありません。
ではどのようにうどんを食べてダイエットするのか、やり方をご紹介します。簡単なので、うどんがあればすぐに始められますよ。
主食を1日1食うどんに置き換えるだけ!夕食がおすすめ
うどんダイエットの基本は、主食を1日1食うどんに置き換えることです。
前述の通りうどんはカロリーが低いので、たくさんのカロリーを摂取しやすい夕食に取り入れると無理なくダイエットできます。
また、お昼にうどんを食べるのもおすすめです。日中の活動でカロリーを消費するため、痩せやすいというメリットが挙げられます。
うどんダイエットには讃岐うどんがぴったり!満腹感を得やすい
ダイエットにおすすめのうどんは、讃岐うどんです。コシが強く、麺が固めなので、しっかり噛むことで満腹中枢が刺激されて満腹感を得やすくなります。
満腹感が得られると食べ過ぎを防ぐことにもつながるので、讃岐うどん以外の場合もよく噛んで食べましょう。
うどんは具材を合わせやすい!ダイエットにおすすめの具材や食べ方
うどんはいろんな具材をトッピングでき、毎日食べても続けやすいのが大きな魅力です。
ここからはどのような具材がダイエットに向いているのかお伝えするので、うどんの具材選びに迷ったら参考にしてみてくださいね。
卵は脂質の代謝に関わるビタミンB1を含み、栄養バランスも良い
月見うどんに代表されるように定番の具材の1つである卵は、ダイエットにもおすすめです。
卵に含まれているビタミンB1は糖質の代謝をサポートする働きがあります。また、完全栄養食とも呼ばれるほど栄養素のバランスがよく、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富です。
卵を加熱しても栄養価に大きな変化はなく、味の面でもうどんとの相性は抜群。うどん自体の栄養バランスは決して良いとは言えないため、具材に迷ったら卵がおすすめです。
納豆は脂質の代謝に欠かせないビタミンB2が豊富
納豆にはタンパク質やカルシウム、鉄などが含まれています。脂質を代謝するために不可欠なビタミンB2を多く含んでいるのも特徴です。
ナットウキナーゼという酵素も含まれ、血管にできる血栓を溶かし、血液をサラサラにする働きがあると知られています。ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱せず、冷たいうどんに乗せて食べるのがおすすめです。
わかめは食物繊維が豊富で、便秘予防にもおすすめ
わかめは食物繊維を豊富に含み、便秘予防に効果が期待できます。食物繊維が豊富だと満腹感を得やすいので、食べる量を抑えることにもつながります。
他にも糖質の代謝をサポートするビタミンB1、脂質の代謝を促進させるビタミンB2も含まれるので、ダイエットにぴったりです。
うどんに乾燥わかめを入れると簡単に作れるため、調理が楽で続けやすいのも嬉しいですね。
食物繊維が豊富な食材は腹持ちが良く、ダイエット向き!
うどんの具材に合う食物繊維が豊富な食材は、わかめ以外にも
- きのこ類
- 山菜
- ごぼう
などがあります。カロリーが低いものが多く、ダイエットにおすすめの具材ばかりです。
また、食物繊維は胃の中で水分を含んで膨らみ、消化のスピードも遅いため、腹持ちが良いとされています。満腹感が持続しやすいので、ダイエット中にぜひ取り入れてみてくださいね。
野菜をたっぷり食べられるサラダうどんは栄養バランス改善に◎
うどんだけでは栄養が不足しやすいため、野菜も意識的に組み合わせましょう。野菜にも食物繊維が豊富に含まれており、その他にビタミンやミネラルも含んでいます。
生の野菜には食べ物の消化や代謝をサポートする、食物酵素が多く含まれているのも特徴です。食物酵素は熱に弱いため、生野菜を食べるのがポイントとして挙げられます。
野菜は低カロリーで低糖質なので、たくさん食べても太りにくいというメリットもあります。
- レタスやサニーレタス
- キャベツ
- ニンジン
- キュウリ
などを組み合わせたサラダうどんなら、野菜をたっぷり摂取することができます。好みのドレッシングをかけ、しゃぶしゃぶ用の豚肉やツナ、ゆで卵などを組み合わせるのもおすすめです。
また、うどんとサラダを組み合わせると、血糖値が上がりにくいという研究結果も発表されました。血糖値が急激に下がると空腹を感じるため、血糖値がゆるやかに上がれば間食を防ぐことにもつながります。
卵やきのこ類を入れた、鍋焼きうどんもおすすめ!
寒い時期には鍋焼きうどんもおすすめです。具材をたくさん入れやすく、食べごたえがあります。これまでご紹介した、食物繊維が豊富な具材などを中心に選んでみましょう。
- 卵
- 油揚げ
- ネギ
- 小松菜
- 鶏肉
- きのこ類(しいたけやしめじなど)
上記の他、好きな野菜やわかめを入れても良いですね。
冬が近づくとうどん店や和食店などでも提供されるので、食べ比べて楽しみながらダイエットするのもおすすめです。
うどんダイエットの注意点。基本は1日1食で食べ過ぎは控えて
うどんダイエットは簡単で、低カロリーの具材を選べば太りにくいのも大きなメリットです。
しかし、食べ方や具材に気を付けなければ、ダイエットの失敗につながることもあります。そこでここからはうどんダイエットの注意点をお伝えします。
3食ともうどんにすると栄養バランスが偏る。1日1食まで
うどんダイエットの基本は、1日1食うどんに置き換えることです。うどんは栄養バランスが良くないため、3食ともうどんにすると栄養が偏ってしまいます。
昼食か夕食をうどんにするのがおすすめですが、どちらか1食に留めましょう。
低カロリーでも食べ過ぎは禁物。物足りない時は食物繊維を追加!
うどんは低カロリーで糖質も低いですが、食べ過ぎは禁物です。1食100gほどを目安にしましょう。
もし量が少ないと感じたら、うどんを増やすよりも具材を増やすのがおすすめです。食物繊維の豊富なきのこ類やわかめの他、野菜や納豆などをプラスしてみてくださいね。
うどん店などではおにぎりを販売しており、つい手が伸びる人もいるかもしれません。しかし摂取する糖質を増やしてしまうので、ダイエット中ならおにぎりよりもうどんの具材を増やすことを心がけましょう。
素うどんは栄養が不足しやすく飽きやすいのでNG!
具材が何も入っていない素うどんなら、すぐに痩せると考える人もいるでしょう。しかし毎日素うどんだと飽きやすいですし、人間に必要な栄養素が不足しやすくなります。
うどんに入れる具材で栄養バランスの偏りを防ぎ、味付けを工夫して続けやすいようにすることも大事なポイントです。
うどんを毎日の食事に取り入れ、ダイエットを成功させよう
うどんはカロリーも糖質も低く、さまざまな具材をトッピングしやすい食材です。卵や納豆、わかめなどを合わせれば、ダイエットをサポートしてくれます。
1日1食うどんに置き換えるだけなので、簡単なのも魅力ですよね。メニューのバリエーションも幅広いので、味付けや具材を工夫すれば続けやすいのも大きなメリットです。
ただし、低カロリーとは言え、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。物足りないと感じたら、食物繊維が豊富な具材を増やすのがおすすめです。
うどんを毎日の食事に取り入れ、ダイエットの成功を目指しましょう。
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