白い服の黄ばみやシミなどの汚れを綺麗に落として真っ白にする方法
Date:2018.07.30
白というのは何だか特別感のある色。清潔感もありますし、ファッションをシンプルかつ清楚にまとめたい時には、白のトップスを着る人も多いのではないでしょうか。
でも気になるのは、シミや黄ばみ。白い服は汚れがとても目立ちます。
パスタのトマトソースなんてはねてしまったらもう大変!急いで落とさないと落ちなくなってしまいますね。
今回は、うっかり汚してしまったときの対処法から、時間が経っている汚れの落とし方まで詳しくご紹介します。
この服着たいけど、シミや黄ばみが気になって…と諦めている服があったら、是非試してみてください!
この記事の目次
白い服についてしまった食べ物のシミなどを落とす方法
まずはシミの落とし方です。一番気になるのは食べ物のシミだと思います。
うっかり食事中にしみが付いてしまったときなどの対処法をご紹介します。
食事をしていてしみが付いてしまった時の応急処置
あとで洗濯をしっかりするとして、とりあえず応急処置をしておけば少しでもシミが残るのを防ぐことが出来ます。
- ◆水溶性のシミ
- 醤油、焼き肉のタレ、ワイン、コーヒーなど。ハンカチを水で濡らして汚れをつまみ、吸い取るようにします。その後に乾いたハンカチもしくはティッシュで水分を吸い取ります。
- ◆油溶性の汚れ
- チョコレート、パスタソース、カレーなど。乾いたハンカチもしくはティッシュで油分を吸い取ります。帰ったらすぐに漂白剤で染み抜きします。
どちらの汚れも、汚れがついたところをこすらないようにするのがポイント。
こすると余計にしみ込んでしまうので、汚れを吸い取るようにして取ります。
泥はねして汚れた時
雨の日などに泥が跳ねてしまった場合、泥はとても落ちにくいので急いで洗わないといけません。
泥汚れがついたまま水につけてしまうと余計に汚れがしみ込んでしまうからです。
まずは洗剤を直接つけてコーティングしてから先学をするとキレイに落ちます。
襟などに化粧品がついてしまったときは
メイクをしてから服を着た時に、うっかりファンデーションや口紅がついてしまうことがありますね。
メイクの汚れは油溶性なので、そのまま洗っても落ちないことがほとんどです。
泥はねと同じように、まずは洗剤を直接汚れに塗り込んで、それから水洗いします。
口紅など部分的な汚れであれば洗剤を塗ったあとに少しこすっておくといいでしょう。
もしも水洗いできない衣類に化粧品がついてしまったら、メイクを落とすときと同じようにクレンジングを使います。
- クレンジングと中性洗剤を1:1で混ぜたものを作ります。
- 乾いたタオルの上に服を置いて広げます。
- シミの上に作った洗剤を塗ります。使っていない歯ブラシなどを使うと便利です。
- シミを広げないようにして軽く叩き、タオルに汚れを移していきます。
- だいたい汚れが落ちたところで歯ブラシに水をつけて軽く叩きます。
- 仕上げにドライヤーを当てて乾かせば終了。
お湯を使うと汚れが定着してしまうため、必ず水を使ってください。
汚れが広がらないように上からピンポインとでポンポンと叩くのがコツです。
時間が経ってしまったシミへの対処法
うっかり染みを放置して、普通に洗濯をしただけでは落ちなくなってしまった場合はどうすれば良いでしょうか。
もしそれでも落ちなければ、お湯を使って漂白します。
漂白剤は温度が高いほど効果が高まるので、お鍋にお湯を沸かして50〜60度くらいのお湯を作ります。
そこに酸素系漂白剤と洗濯物を入れて20分以上放置します。そのあとは普通に洗濯をしてみてください。
シミだけでなく黄ばみもスッキリ落ちるでしょう。ただし、水洗いできる丈夫な素材に限ります。
繊細な化繊などは向いていない方法なので、注意してください。
白い服の襟や袖の気になる黄ばみを綺麗に落とす方法
長く着ていると、着るたびに洗濯をしてもどうしても黄ばみが出てきてしまいます。襟や袖は汚れがつきやすいところなので気になりますね。
そんな時の洗濯の仕方です。
タンパク質分解酵素が入った洗剤を使う
黄ばみの元は皮脂などのタンパク質。ですから普通の洗剤よりもタンパク質分解酵素が入った洗剤の方がスッキリ汚れを落とせます。
タンパク質は40〜50度くらいの温度になると分解されやすくなるので、お湯で漬けおきをします。
- バケツなどに熱めのお湯を入れ、そこに洗剤を入れます。
- 洗濯物を入れて2〜3時間漬けおきしてください。
- その後は普通に洗濯をします。
ちょっとした手間ですがこれで格段に黄ばみがスッキリしますよ。
アルカリ性洗剤を使う
黄ばみの範囲が狭いのであれば、アルカリ性洗剤で部分洗いをするのもおすすめ。
石けん素地やアルカリウォッシュなどのアルカリ性洗剤はタンパク質をよく落としてくれます。
洗濯物をお湯につけながら気になる黄ばみのところに洗剤をつけてもみ洗いをします。それから普通に洗濯機で洗います。
煮洗いをする
もみ洗いしたくらいでは落ちない黄ばみは、煮洗いを試してみましょう。
鍋にお湯を沸かして洗剤を入れ、その中でグツグツと洗濯物を煮て洗う方法です。
- 大きめの鍋にお湯を沸かします。
- 粉石鹸を入れて服を煮ます。
- 20分ほど煮たら火を止め、中身を洗濯機に移します。
- 洗剤なしコースで普通に洗います。
繊維の奥に染み込んだ黄ばみまをとってくれる上に、臭いまでとってくれるので、買ったばかりのように白さが蘇ります。
こうすれば大丈夫!白い服をキレイなままで着る工夫
出来れば汚れないようにしたいものですが、それも難しいですね。
でも、出来るだけシミや黄ばみがつかないように工夫することは出来るんです。
防水スプレーをかけておく
絶対汚したくない!と思ったら、衣類用の防水スプレーをかけておきましょう。
大事な服であればクリーニング店に頼んで防水加工をしてもらうのもいいと思います。
携帯用の染み抜きを持ち歩く
ハンカチなどで汚れを拭き取るよりも効果的なのはやっぱり染み抜き。
応急処置にはなりますが、少しでもシミが残りにくくすることができます。
シミには、
- 水溶性
- 油溶性
があるので、どちらの汚れにも対応できるものがおすすめです。
汗をかいていなくても洗濯をする
寒い時期だと汗をかいていないと思って1回着たくらいでは洗濯をしないという人もいると思いますが、それはNGです。
冬でも1日に汗を300mlかくといわれていますから、自覚はなくてもけっこう汗がしみ込んでいるものなのです。
洗うときはいったんお湯につけて皮脂汚れを落としやすくしてから洗濯機に入れるといいですよ。
洗濯の時には漂白剤を使う
洗濯をする時は白いものだけでまとめて洗った方がいいですが、その時には必ず漂白剤を入れましょう。
生地に負担がかかりにくい酸素系漂白剤を毎回使うと黄ばみが残りにくいです。
白い服を白いまま着続けるためには日頃のケアが大事!
夏じゃないと何となく汚れていない気がして、また、ものによっては1回着たくらいで洗うのがもったいないなという貧乏根性が出てきてそのままにしたりしていました。
でも白い服はやっぱり毎回洗わないとダメなんですね。
また、洗う時にも先にシミや黄ばみをつまみ洗いをするなど、白さをキープするための工夫も必要です。
他の色に比べるとちょっと手間のかかる白い服ですが、それでも真っ白な服を着るのは気分がいいですよね。
白いまま着続けるにはお洗濯の仕方が大事ということがお分かり頂けたと思います。せっかくの白い服、白さをキープするためにまめにお洗濯してくださいね。
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