指のむくみの原因と解消法。すらっとした指を手に入れたい!
Date:2018.02.27
気が付くと指がむくんでいた、という経験をした事がある人は多いです。指がむくんで指輪が取れなくなり、焦ってしまった、という話もよく聞きます。
指のむくみは様々な原因によって引き起こされており、場合によっては生活習慣の改善や、医師の診察が必要になるケースもあるのです。また、むくみを見つけた時はできるだけ早い対処が必要になります。
むくみの改善や予防には、まずはむくみが起きる原因を知る必要があります。たくさんある原因の中から、多くの人が陥りやすい原因と、病気の可能性等の、注意したい場合のむくみについて解説していきます。
むくみの解消法についても取り上げていきます。むくみの解消法は生活習慣の改善等、時間がかかる方法から、マッサージやストレッチ等、その場ですぐにできて即効性のある方法もあります。
むくみ解消に役立てて下さい。
指が”むくんでつらい…考えられる原因
指がむくむ原因は、複数の原因が考えられます。特に多い原因から順番に紹介していくので、まずは心当たりがないかチェックしてみましょう。
体内の水分が多い
むくみとは、体内の水分が必要以上に増加した状態の事を指します。指のむくみも例外ではなく、何らかの原因により、指の中に水分が必要以上にあると指のむくみとなります。
むくみになる原因はたくさんありますが、
- 普段から水分をたくさん取っている
- 飲酒中、飲酒後
等、水分を大量にとっているとむくみができる事が多いです。むくみができやすい人は、まずは1日に摂取している水分を振り返ってみて下さい。
むくみはこれ以外にも、体内の水分を排出するのがうまくいっていない場合や、体が水分をため込もうとしている為に起こる事があります。
塩分の多い食事をしていると、自然と体内の塩分濃度も高くなります。体はこの高くなった塩分濃度を下げようとして、水分を体にため込むようになるのです。結果、細胞に水分が溜まり込むようになり、むくみとなります。
普段摂取している水分量に問題がないようなら、何らかの原因で体内の水分排出がうまくいってない可能性があるのです。
長時間同じ姿勢をとり続ける
デスクワークや電車の中でつり革を持ち続ける等、同じ体制でいる事が多いと、体にむくみができる事があります。これは、長い間同じ姿勢を続けた為に体が血行不良を起こし、むくみを生み出している状態です。
水分の取りすぎに心当たりがないようなら、
- 通勤や仕事中に同じ姿勢をとり続けていないか
- 指や指につながる部分を酷使するような作業をしていないか
こうした事がないか普段の生活を振り返ってみて下さい。
血流やリンパの流れが悪い
血液やリンパの流れが悪い場合も、指にむくみを作り出してしまいます。体内にある余分な水分をうまく排出できなくなるので、指をはじめとした体の末端に水分が溜まってしまい、むくみとなるのです。
血液やリンパの流れが悪くなる原因はたくさんあります。
- 運動不足
- 筋力の低下
- 冷え性
- 栄養バランスの悪い食事
- 睡眠不足
血液やリンパの流れが悪くなる原因の中には、むくみの原因となる物もあります。血液やリンパの流れは、むくみのメカニズムと密接に関係しているのです。
ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、生理周期や更年期を迎えた事によってむくみが起こる事があります。これはホルモンのバランスが崩れる事によって、血行不良やリンパの流れが滞る為に起きています。
女性は筋肉量が少なく、体が冷えやすいです。その為、血流やリンパの流れも悪くなりやすいのです。
- 生理が近付くとむくんでしまう
- 更年期を迎えてからむくみやすくなった
こうしたむくみの場合は、ホルモンバランスの乱れが原因である可能性があります。
この他、生理や更年期障害以外の原因では、妊娠によってむくみが生じている場合もあります。妊娠するとホルモンの働きによって、体内に水分が溜まりやすい状態になります。
妊娠中は血液も水分量が増えるので、自然とむくみやすい状態になってしまうのです。また、妊娠中は普段のように体を動かす事も難しくなりますから、これもまたむくみの原因となります。
病気の症状
指だけでなく、全身がむくんでいる場合や、原因が特に思い当たらないのにむくみがある場合、病気によってむくみが発生している可能性があります。指のむくみが病気によって起きている場合、以下の病気の可能性が考えられます。
- 貧血
- 肝不全
- 膠原病
- 甲状腺の病気
- 薬の副作用
- 腎臓の病気
- 心臓の病気
指に出るむくみの場合、全身にも症状が出ている場合があります。この場合、臓器のどこかに何らかの異常が発生している事が多いです。また、むくみ以外にも、
- 疲れやすい
- めまいがする
- 湿疹や肌荒れがひどい、治らない
等の症状が出ている場合は、一度内科で診察を受けるようにして下さい。病気でない場合でも、体質や症状に合った対処の方法を教えてもらえます。
スッキリ指になりたい!指のむくみをとる解消法
指のむくみが起きる原因がはっきりしている場合や、病気が原因でない場合、むくみをとるマッサージや体質改善を行うと、むくみを取り除く事ができます。むくみ解消に有効な改善策を紹介します。
むくみに気が付いたらマッサージ
まずは、指のむくみに気が付いたらマッサージをしましょう。マッサージによって血流やリンパの流れを促し、水分の排出を助けてあげる事ができます。むくみに有効なマッサージ方法は、以下の通りです。
- 指を1本ずつ、根元から指先に向かって丁寧に押していく。この時、指を1本ずつ伸ばしていくようなイメージで行う。
- マッサージをしていくと、指の中に押すと気持ちの良い部分が見つかる事がある。この部分はリンパの流れが滞り、水分が溜まっている部分なので、重点的にマッサージしていく。
たったこれだけで、指のむくみを解消する事ができます。いつでも手軽にできるので、指がむくんでいた時の応急処置として覚えておきましょう。
指のむくみ解消ストレッチ
指のむくみにはストレッチも有効です。ストレッチによって指の血流やリンパの流れを促してあげる事ができます。冷え性等、普血流やリンパの流れが悪くなりやすい人は、ストレッチをする習慣を身に着ける事をおすすめします。
ストレッチもマッサージ同様、とても簡単に行う事ができます。
- 手首を持ち、手の力を抜いた状態で、手をブラブラさせる。
- 手の甲にある、指の骨の間をもう片方の手で優しく押していく。押す時は手首の方へ手を引いていくようにして刺激していく。
この他、てを軽くグーパーするだけでもストレッチになります。マッサージと合わせて行うとより効果的です。
体を温め、体内の流れを促す
むくみができないように、普段からむくみにくい体を作る事もむくみ対策には大切です。普段から体を冷やさないようにし、定期的に運動をする習慣を身につけましょう。体を温めるには、以下のような工夫が有効です。
- 普段から冷たい物を避け、温かい物を食べるようにする
- お風呂に入る時はしっかり湯船につかるようにする
- 外出中は防寒具をしっかり着込む、指の場合は手袋をする
これだけでも、指がむくむのを防ぐ事ができます。
夜遅くの食事や飲酒は注意
夜遅くの食事や飲酒は、翌日のむくみを作る原因となります。睡眠中も内臓は消化活動を行う為、代謝機能が低下し、水分の排出がうまくいかなくなってしまう為です。
内臓が動いている分、疲労もたまりやすくなります。これも代謝機能の低下を招き、むくみを作り出してしまう原因となります。夜遅くの食事や飲酒はできるだけ避けるようにして下さい。
指のむくみは生活習慣から気をつけよう
指のむくみは生活習慣から生まれています。
生活の中からむくみの原因を取り除き、むくみにくいきれいな指を維持するようにして下さい。
Sponsored Link