夢ノートの書き方やコツ!書いて読んでモチベーションアップ
Date:2017.11.12
あなたは「夢ノート」を知っていますか?
名前だけ聞くとマンガの世界か魔法のような話と感じるかもしれませんが、実は最近注目を集めている自己啓発系ノートのひとつです。
- 日々の感謝を綴る「感謝ノート」
- 自分磨きのための「シンデレラノート」
- ビジネスに生かせる「PDCAノート」
など様々な分野から登場しています。
そんな中でも今回は夢や願いを綴る「夢ノート」についてご紹介します。
ノートとペンを用意したらすぐにでも取り掛かれる夢ノート、あなたもやってみてはいかがでしょうか?
この記事の目次
夢ノートはなぜ効果的なのか?使うことで意識と行動が変わる
夢ノートの基本的な使い方は2つ。
- ノートに夢を書く
- ノートを見返す
誰でも簡単に始めることが出来そうですが夢を綴ることがなぜ夢を叶えることになるのでしょうか?
その理由は夢ノートを使うことで起きるこうした変化にあります。
夢が明確になる
↓
イメージがしやすくなる
↓
潜在意識への植え付けができる
↓
チャンスやヒントに気が付くようになる
↓
行動に変化が起きる
つまり、夢の実現に向けての意識や行動の変化につながるということです。
まずは夢ノートが効果的な理由について知っておきましょう。
夢を書き出すことが夢を叶えるためのスイッチになる
普段の生活の中で、
- やることが多すぎて混乱した時
- 考えがごちゃごちゃでまとまらない時
などは考えを紙に書き出して頭の中を整理することがあります。こうすることで理解しやすくなったり行動しやすくなりますよね。
これと同じ原理が夢ノートにもあります。
夢ノートに夢を書き出すということはそれまで頭の中にぼんやりとした形で眠っていた夢の種を目覚めさせるということです。
言葉にならなかった夢を文章として形にする、つまり自分に対して”見える化”(可視化)するという作業なんですね。
夢ノートに夢を書き出すということは単に「書く」という作業ではなく、夢を叶えるスイッチになります。
強烈なイメージは意識や行動の変化をもたらす
ノートに夢を書くとき、ノートを見返すとき…つまり、夢ノートに向き合っている時間は常にイメージトレーニングをしていることになります。
潜在意識までアプローチできると次は何が変わるのかというと、夢を叶えるためのヒントに気づくことができるようになるんですね。
これは心理学的メカニズムの「カラーバス効果」というものです。
例えば「新しいバッグが欲しい」と思ったら道行く人のバッグばかりが目に入ってくる…といった経験はありませんか?
普段、私たちの脳にはたくさんの情報が伝わっています。しかし、あまりに多いため脳は無意識のうちに必要な情報だけを選んでいます。意識することで見つけやすくなるというメカニズムがカラーバス効果です。
夢の実現に向けたアンテナがピンと立ってそれまで見過ごしていたようなことや気にも留めなかったことに意識が向くようになります。
気付くこと、意識が変化することで、夢の実現に向けた具体的な行動を起こすチャンスも増えるでしょう。
夢ノートは引き寄せの法則を利用したもの
「引き寄せの法則」というものをご存知でしょうか?簡単に言うと「想像したことが現実になる」という法則のことです。
その引き寄せの法則の手法のひとつに「アファメーション」というものがあります。
アファメーション=affirmation、断言・肯定という意味です。
「結婚したい」「旅行したい」と願うのは~したいと思っている自分を手に入れることで、願いの実現にはならないということです。引き寄せの法則は既に夢が叶って幸せな自分を引き寄せるものなので、この場合は「結婚した」「旅行した」という完結の言葉で断言します。
夢ノートはこのアファメーションを繰り返す作業でもあります。
夢や願いをポジティブな言葉で明るい気持ちで綴ることで、自分自身に繰り返し肯定的な言い聞かせをしていきます。
夢ノートの始め方!モチベーションアップのための準備とは
夢ノートは自分自身の意識や行動を変えていくキッカケになるということが分かりましたね。
「じゃあとりあえずいつも使っている手帳のすみに書いてみようかな」
「続くか分からないしメモ帳にリストアップしてみようかな」
そう思った人はちょっと待って!
効果的な夢ノートを書くためにはモチベーションを高める準備も必要です。
お気に入りのノートとペンを用意する
夢ノートを始めようと思ったらまず用意したいのがこの2つ。
- ノート
- ペン
安いものでももちろん構いませんが、夢ノートは長期間使うことになります。
せっかく夢を描くなら使うのが楽しくなるような、手に取った時にワクワク、ウキウキするような、お気に入りのものを用意しましょう。
リラックスして心を穏やかにする
夢ノートを書く時間は自分と向き合う時間です。
頭の中にあるものを紙に書き出すという作業は、一見簡単なようですが、心がザワザワしていては難しいこと。
- 集中しやすい朝に書く
- テレビや音楽など気になる雑音は消す
- 深呼吸をする
など工夫をしましょう。
もちろん自宅でなくてもOK!ゆったりした気分になれる場所、落ち着いた雰囲気のカフェなどもおすすめです。
夢ノートの書き方、3つのポイント!ハッピーな気分で書こう
グッズや環境の準備が出来たらいよいよ夢ノートを書き始めます。
ぜひ忘れずに書いて欲しいのが日付です。
日付を書いたらあとは夢をどんどん書いていくわけですが、書き方にもポイントがあります。
1.「~する」という言い切り形式でリストアップする
あなたは普段お願い事をするときはどんな言葉でしていますか?
- 昇進したい
- テストに受かりますように
このように「~したい」「~しますように」という表現でする人が多いと思います。
しかし、夢ノートに書くときはこの形式では書かないように注意しましょう。
夢ノートに書く文章は「~する」「~している」という言い切り形式で書きましょう!自信に満ち溢れていて、自分自身にポジティブに言い聞かせが出来る表現を心がけます。
また、文章の頭に「私(名前)は」と主語を付けるとより強い印象になり、プラスのエネルギーも高まります。
2.数字や地名などを入れて具体的な表現で書く
例えば、「ダイエットをする」「私は痩せる」という言葉よりも「私はあと5キロ痩せる」という表現のほうがリアリティが増します。頭の中に体重計が浮かんできたり、5キロ落としたスタイルが浮かんできたりしませんか?
- 数字
- 名称
- 期限
などを入れて具体的な表現にしましょう。
また、5W1Hを意識して「いつ」「どこ」「だれ」「なに」「どう」というキーワードに当てはめていくのも良いかもしれません。最初に浮かんだ文章にどんどん肉付けしていくと書きやすいでしょう。
2つ例をご紹介します。
- 6ヶ月以内にハワイに行ってダイアモンドヘッドに登って写真を撮る
- 今年のクリスマスは彼とアメリカのニューヨークで食事をする
一緒に行く相手や行った先でしたいこと、訪れたいお店や泊まりたいホテルなども考えてみましょう。
- 1年後にはお給料が○○円になって毎年家族で海外旅行をする
- 3年で貯金を1000万円まで増やし家を買う
具体的な金額を設定して、さらにそのお金でどう過ごしたいのかということまで想像してみましょう。
イラストや写真を添えるとより具体的なイメージができるのでおすすめです。
3.「できる」というハッピーな気持ちで書く
文章自体がポジティブでも、頭の中で「できない」「どうせ無理」「叶うわけがない」など否定的な感情があってはNG!
また、真剣になりすぎて眉間にシワが寄ったり、表情がこわばってしまうのも、あまり良いことではありません。
夢や願いを書き出すのは本来とても楽しい作業のはずです。
- 「できる」「叶う」「叶って当たり前」という軽い気持ち
- 想像しただけで嬉しくなる
など明るい気持ちで書いてみてください。
誰に遠慮することでもありません。自分だけの世界に存分に浸ってしまいましょう!
どうしても浮かばない…困ったときは夢のヒントを探してみる
考えても考えても「まったく夢が浮かばない」「現実ばかりが気になって書き出せない」という人もいるかもしれません。
そんな困ったときに役立つ夢を探るための方法をご紹介します。
できる、できないの枠は外して考える
子供の頃と違って大人になると「するべきか/しないべきか」「するとどうなる/しないとどうなる」と判断基準が現実的、常識的なものになります。
しかし、夢ノートに向かったときは子供に戻った気持ちで「したい」ことだけを思い浮かべましょう!
- もし1億円が手に入ったらどうする?
- 働かなくても良いとしたら何をして過ごす?
- もし自由に住む場所を選べるならどこが良い?
できるかどうかの枠を取り払って自分に素直にQ&A方式で自由に発想してみましょう!
また、「子供時代に好きだったものリスト」を作ってみるのもおすすめです。
現実や常識に縛られる前に自分自身が本当に好きだったもの、憧れていたことなどが思い出せるかもしれません。
「羨ましい」の感情にヒントがある
自分にはない何かを持っている人や自分にはできないことをしている人をみて、「すごいな」「私もあんなふうだったらいいのに」と思ったことは誰にでもあるはずです。
そんなときは自分自身の夢や願望を探るチャンス!
- なぜそう感じたのか
- どこにそう感じたのか
を立ち止まって考えてみます。
「羨ましい」と思ったことには必ず何か理由がありますから、その感情に隠れた本当の気持ちや欲求を探し出しましょう。
周囲から褒められたことをリストにしてみる
自分に自信が持てないせいで夢が浮かんでこないというケースもあります。
そんな負のスパイラルを抜け出すためには、意識をネガティブからポジティブに変えることが必要です。
そこでやってみて欲しいのが褒められたことのリストアップです。
- 性格
- 容姿
- センス
- 仕事ぶり
など何でも良いので、褒められて嬉しかったことを思い出してみてください。
自分では気がつかなかった長所や得意なことが分かれば、リストができあがるころには前向きな気持ちが芽生えるでしょう。夢や願いも浮かびやすくなりますよ。
夢ノートは書いたあとが大切!繰り返し見返して夢を諦めない
先述の通り、夢ノートは夢を書いたら終わり…というものではありません。
夢に向かって意識や行動を変えるためには、夢を書いたあとの使い方がとても重要です。
1日1回見返すこと
時間をかけて丁寧に書いた夢ノートは毎日必ず見返しましょう。
今日の行動を反省する、振り返る…など深く考える必要はなく、ただひたすら夢ノートを見返すだけでOK!
「それだけ?」「見返すだけで叶うの?」と思うかもしれませんが、実は繰り返し見返すことは潜在意識の書き換え作業になります。
- やる気がわく
- 今、できることがないか考える
など夢へのアンテナが反応し始めます。
こうして意識が変化していくことで次のステップ、「行動する」ということがしやすくなります。
叶った夢にはチェックをつける
叶った夢が出てきたらペンやシールでチェックをつけて夢が叶った喜びを実感してください。
小さい夢でもひとつひとつ叶っていくのが感じられれば、その喜びや自信がさらなる夢の実現へのモチベーションになります。
時には自分自身にプチご褒美をあげるのも良いですね。
書き足しも修正もOK!
夢ノートを書いたあとに新しい夢が思い浮かんだら書き足しましょう。
小さな目標でも、些細なことでも、叶ったときのモチベーションにつながるようなことならどんどん書きます。
毎日夢ノートを見返すときに気分が落ちこんだり違和感を感じてしまうようなら、それまでの自分を認めたうえで新しい夢に意識を向けましょう!
大切なのはこだわりすぎずに楽しむこと。そのためにはノートの内容をブラッシュアップすることも時には必要です。
諦めずに続けること
夢ノートに限らず、意識や行動が変わるまでにはそれなりに時間がかかるもの。
もう一度書き直すとしても、「今度は絶対叶う」という前向きに楽しむ気持ちで、諦めずに続けてみましょう!
新しい自分が見つかる!夢ノートは明るい未来への道しるべ
夢ノートは自分自身を知るために有効な手段です。自分でも気がついていない望みや心の奥底にある夢を見つけ出すことで目標が出来たり、するべきことが分かるようになります。
今まさに叶えたい夢がある人も、自分が何をしたいのか分からないという人も、一度試してみてはいかがでしょうか。きっと明るい未来への道しるべになってくれますよ。
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