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赤ちゃん連れのお通夜やお葬式で気を付けるべきこととは?

Date:2017.09.07

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赤ちゃん連れのお通夜やお葬式で気を付けるべきこととは?|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/akatyann52730/

お葬式の知らせは大抵突然やってくるもの。

ただでさえあまり慣れない機会のうえにもし小さな赤ちゃんがいたら、どうしたら良いか色々と困ってしまうのではないでしょうか。

参列するべきか控えるべきか、もし参列するなら何を気をつければ良いのか。

そこで今回は、赤ちゃん連れのお通夜・お葬式の際に気を付けるべき事について紹介します。

事前にしっかりと準備をしておくことで周りにかける迷惑を解消でき、亡くなった方をあんなで気持ちよく送る事ができるでしょう。


赤ちゃんを連れていっても良い場合は基本親族の時

そもそも赤ちゃんを連れて行ってよいお葬式は、基本親族の時のみです。その他ではどんなに親しい人の場合でも、赤ちゃんは預かってもらうかそれが無理なら参列を控えましょう。この場合は後日お焼香に伺うなどして。

親族の際にも、自分の親や兄妹以外の場合は参列すべきか親に確認した方が良いでしょう。もし「大変だし、来なくて大丈夫」と言われた場合は控え、「ぜひ来て」「できれば来て」と言われた場合は参列するようにしましょう。

参列する際にはさらに、お通夜・お葬式両方かどちらかのみかも確認して。両方参加する場合は泊まりになるので、それによって外泊の準備も必要になってきます。

周りも親族という事で、あなたが赤ちゃんを連れて参列する事を事前に分かっている人がほとんど。「大変なのに来てくれてありがとう」と言う気持ちを持ってくれている場合が多いでしょう。

赤ちゃんがぐずっても寛容な場合が多いので、神経質になる必要はありません。とはいえもちろん、迷惑をかけないための最低限の心遣いは必要です。

参列する際の事前準備。持ち物や服装など。

通常の外出でも赤ちゃんと一緒となると持ち物の準備は大変ですよね。参列するとなると尚更、持ち物は事前にしっかりと確認しておきましょう。

持ち物リスト(1人歩きできない新生児や乳幼児の場合)

おむつ・おしりふき・おむつを捨てる袋・粉ミルクと哺乳瓶(ミルクの場合)・授乳ケープ(母乳の場合)・肌着・着替え・母子手帳・健康保険証・抱っこ紐

突然の環境変化に体調を崩す場合も考えて、母子手帳と保険証も忘れないようにしましょう。事前に近くの病院も調べておくと安心です。

お葬式時の抱っこ紐の使用は、マナー的にどうなのかと気になるかもしれませんが気にしなくて大丈夫。赤ちゃんが快適に過ごせるなら使用しましょう。

また、参列時にベビーカーを使用して良いのかも気になる所ではないでしょうか。実は、特にマナー違反というルールはありません。しかし、くれぐれも「赤ちゃんだから仕方ないでしょ」という態度は取らないように。

  • 人が通る時はよける
  • 邪魔にならないように置く

これらの事を守って、最低限の周りへの配慮を見せるようにしましょう。

歩くようになりあちこち動き回るくらいの幼児には、上の持ち物に加えて気を紛らわす事のできるおもちゃやおやつも用意しましょう。

そしてこれらを入れるマザーズバッグは、なるべくシンプルな色味とデザインのものにしましょう。黒いカバンがあればそれがベストですが、普段可愛らしいデザインのものを使っていて他に変わるものがない場合は、大きくて地味目な袋にバッグごと入れてしまってOKです。

服装はできるだけシンプルなものを選んで。

赤ちゃん用に喪服を用意する必要はありませんが、できるだけシンプルな色味とデザインを選びましょう。

  • グレー

これらやこれらに近い色味を選んで、キャラクターが大きくプリントされているようなものはなるべく避けましょう。

式当日、気を付けたい事は?過ごし方は?

ここからは当日に気を付けるべき事や過ごし方について紹介していきます。

最初に喪主や参列者に挨拶を。

当日は、初めに喪主や他の参列者へ軽く挨拶をしましょう。

「赤ちゃんを連れているので、途中で何度か退席したり迷惑をかける事があるかもしれませんが、よろしくお願いします。」

このように一言伝えて置くだけで印象は全然違います。「大変ね、気を遣わなくて良いのよ」「楽に過ごしてね」などと、さらに寛容な気持ちを持ってくれる人も増えるでしょう。

また自分側の親戚の場合、久しぶりに会った上に赤ちゃん連れとなると、赤ちゃんに注目が集まる場合も多いかもしれません。

悪い事ではありませんがここはやはり故人を偲ぶ場。相手から色々と聞かれたら答える程度で、自分からはあまり話題にしないようにして。

途中退席した際や授乳で使える控室の確認。

通常式場には親族が使用する控室がありますが、ここを途中退席した際や授乳時に使って良いか事前に確認しておきましょう。

両親に確認し、両親から主な利用者に確認してもらうとスムーズです。

もし何らかの事情があって控室が使えない場合や控室のない火葬場などでは、授乳スペースを他に確認しておくと安心です。

泣いてしまって途中退席した場合には、廊下に出るだけでは余計響いてしまうかもしれません。外に出ても失礼にあたらないので、その場合は外で控えるようにしましょう。

控室が使えなくても、式場スタッフに赤ちゃんがいる旨を説明すると開いている部屋を他に使わせてくれる場合もあるようです。それが無理でも他の提案をしてくれる可能性もあるので、スタッフへの確認はした方が良いでしょう。

葬儀は端の席に座って。退席しても焼香の時には呼んでもらう。

いざ葬儀が始まって心配なのは、赤ちゃんが大人しくしてくれているかどうか。赤ちゃんの泣き声で怒る人はいないでしょうが、やはり騒々しくなってしまうのは申し訳ないもの。

したがってぐずり始めたら退席してしまって構いません。その際には邪魔にならないように、出入り口近くで目立たず、退席しやすい端の席に座っておくことがマナーです。

そして退席していても、焼香や出棺といった立ち合いたい場面には必ず呼んでもらうように、旦那さんか自分の両親にお願いしておきましょう。

通夜振る舞いへの参加は?無理せずに赤ちゃんを優先して。

お通夜から参加する場合は、式の後に親族などが揃って食事をする通夜振る舞いが開かれます。

お寿司や軽食などを食べながらお酒を飲む場合がほとんど。故人の話や昔話に花を咲かせるリラックスした場です。

式よりも比較的赤ちゃんがいても楽な気持ちで過ごす事ができそうですが、赤ちゃんも一日をいつもと違う環境で過ごして疲れが出てきているかもしれません。

なので出席するかは赤ちゃんを優先しましょう。旦那さん側の親族の際には、旦那さんだけ出席してもらうのも良いでしょう。通夜振る舞いに出席しない際には、その旨を喪主に断ってから失礼して。

授乳中の喪服は大変。そんな時は途中で着替えさせてもらっても。

普段授乳しやすい洋服に慣れている分、喪服での授乳は大変に思うでしょう。そこで、機会を見てシンプルな黒やグレーの授乳用ワンピースに着替えさせてもらっても構いません。

お通夜やお葬式は喪服で過ごして、お通夜が終わって通夜振る舞いの前や出棺が終わって火葬場へ向かう前などのタイミングがおすすめ。

着替える際には両親や喪主にその旨を伝えて。喪主には、「授乳中なので申訳ないのですが、お食事の前に少し着替えさせてもらいます」と、最初の挨拶の際に着替えるタイミングを伝えておくと丁寧です。

授乳時のお葬式では、最初からシンプルな黒い授乳用のワンピースを着用していったという女性もいるようです。実際筆者が出席したほぼ親族のみの家族葬の際には、喪服でなくても黒いセーターに黒いパンツというような恰好の参列者もいました。

家族葬のような場合は、事前に両親に確認しておけば完全な喪服でなくても良いかもしれません。

お手伝いは無理にせずに赤ちゃんを優先して。

お手伝いに関してですが、自分側の親戚なら自分の両親に甘えてしまえば済みますが、旦那様側の親戚の場合は中々そうは行かない気持ちになりますよね。

しかし赤ちゃんが一緒の場合、お手伝いは無理しないで大丈夫。義両親(特に義母)には事前に「子供に手がかかるので、あまりお役に立てないかもしれません」と一言断っておきましょう。

万一そこで、手伝ってもらわないと困るという風に言われた際には、お手伝いする際には旦那さんに協力してもらいましょう。

準備と礼儀さえ逸しなければ、赤ちゃん連れでも大丈夫!

ここまで赤ちゃん連れのお通夜・お葬式の際に気をつけるべき事について紹介してきました。

まず前提なのは、赤ちゃんをお葬式へ連れていくのは親族の時に限るという事。

どんなに親しい間柄といっても、親族といったようにより故人に近い人がいる中で赤ちゃんが騒いでしまうと、その人達が不快に思う事もあるでしょう。しっかりと見送りたい気持ちはあると思いますが、そこで我慢するのも誠実な選択です。

そして赤ちゃん自身も、慣れない環境や人の出入りが多い場所で負担もかかる場合があります。なので、なるべく甘える事のできる自分や旦那さんの親族のお葬式の際に限るべきなのです。

したがって、お葬式当日は赤ちゃんをなるべく優先して動きましょう。とはいえ、「赤ちゃんがいるから仕方ない」という気持ちになってはいけません。ここまで紹介してきたマナーや礼儀はしっかりと守るようにしましょう。

挨拶をしっかりしたり謙虚な姿勢でいてこそ、途中で退席を繰り返してしまったりお手伝いができなかったりした時にも、白い目で見られるどころか、「赤ちゃんいるのに来てくれてありがとう」と優しい言葉をかけてもらえるのです。

したがって準備と礼儀さえ逸しなければ、赤ちゃん連れのお葬式は不安に思う事はありませんよ。

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ライター:AKI

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