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空腹がもたらす11の効果。お腹がすいている方が健康になれる?

Date:2017.12.05

空腹を感じるというのは体にとってとても大切なことだということはあまり知られていません。

特にお腹がすいていなくても、時間になったら食事をしないと!と思っている人が多いのではないでしょうか。

1日3食食べないといけない、というのはもしかしたら現代人の誤った思い込みかも知れません。

空腹がもたらす健康と美容の効果についてまとめました。これを読んだら、ちょっとお腹がすいたくらいでは、食べ物に手が伸びなくなるかもしれないですよ。


空腹は健康にいい!その11の理由

お腹がすいていることが健康にいいなんて思いませんでしたよね。

でも長い人間の歴史からすると、飢餓の心配がなくなったのはここ最近のこと。むしろ、お腹がすいている状態が普通だったのです。

1.アンチエイジング効果

空腹になると働いてくれるサーチュイン遺伝子という遺伝子があり、若返りの効果が期待されているもの。抗老化遺伝子、若返り遺伝子とも呼ばれています。

サーチュイン遺伝子は細胞の中にいるミトコンドリアの働きを活性化させ、身体のエネルギー効率を良くしてくれます。

ミトコンドリアは加齢とともに減少し、それが老化の原因になりますから、サーチュイン遺伝子を働かせることでミトコンドリアを元気にして老化を予防できる、というわけです。

ただし、細胞レベルでの若返りですから、少しお腹がすいたくらいで劇的に若返るわけではありません。

身体に害のない程度に空腹でいることが、寿命を延ばしていくので、長期的な計画が必要なアンチエイジング法です。

2.成長ホルモンを分泌して代謝をアップ

お腹がすくと、グレリンというホルモンが分泌されます。グレリンは食欲増進作用のあるホルモンですが、成長ホルモンの分泌を促進することでも知られています。

成長ホルモンは子どもが成長するために必要なだけでなく、大人の新陳代謝にも必要なホルモンです。

成長ホルモンの分泌が促進されると新陳代謝が活発になります。新陳代謝が良くなるということは、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるサイクルが早まるということですね。

  • 身体はもちろん、肌がキレイになる
  • 疲労回復が早くなる
  • 病気の治りも早くなる

などの効果が期待できます。

3.ダイエットの効果が出やすくなる

同じ運動をするのでも、空腹時に行った方が効果は高いといわれますね。ですから、趣味ではなくダイエットのために運動をするなら、お腹がすいている時にやった方がいいですよ。

私たちは身体を動かすと、エネルギーとしてまず糖質から使っていきます。しかし空腹の時にはそもそも血液中の糖分は少ないので、血糖値が低くなっています。

そうすると、血液中の大事な糖質をそれ以上減らさないように、身体に溜め込んでいた脂肪を糖分の代わりにエネルギーとして使おうとします。

ですから、満腹の状態(=血糖値が高い状態)で運動をするよりも効率的に脂肪を燃焼できるわけです。

4.病気や疲労の回復効果

代謝が良くなるのは成長ホルモンのおかげもありますが、体内の酵素を余計な消化に使わずにすむ、というのもその理由の一つです。

体内の酵素は年齢とともに減少すると言われていますが、食べ物を消化したり、代謝したりと色々なところで使われています。

空腹の時間が長ければ食べ物を消化する時間も少なく、その分代謝が盛んになります。

代謝に使う酵素を温存することが出来るおかげで、

  • 病気
  • ケガの修復
  • 疲労などの回復

が早くなるといわれています。

5.脳を活性化して記憶力をアップ

適度に空腹だと、頭が冴えてるなと感じたことはありませんか。空腹の状態は脳を活性化し、記憶力をアップさせる作用があるといわれています。

空腹だということは血糖値が低い状態ですが、インスリンの分泌が低下してくると、インスリンによって抑えられていた「CRTC」というタンパク質が活性化されて記憶力が上がる、という研究結果があります。

東京都医学総合研究所の研究によって空腹が記憶力を上げるメカニズムが発見され、今後の薬の開発などに活かされることが期待されているのです。

また、お腹がいっぱいになると眠くなると思いますが、これは消化のために胃腸に血液が集中して脳への血流が少なくなるためです。

適度に空腹の方が頭はスッキリ働きますよ。

6.ストレスを感じにくくなる

満腹だと確かに幸せな気分になりますが、同時にやる気がなくなってだらけてしまったりしませんか。

それは、消化にエネルギーを使っているので、どうしても頭の働きが弱まってしまうからです。そうすると何をするにも面倒になったりするんです。

でも、適度に空腹だと精神も研ぎ澄まされて頭がスッキリしているので、ストレスを感じることなく仕事や勉強に身が入るのです。

7.白血球を強化して免疫力アップ

空腹状態だと白血球が活性化して免疫力がアップするといわれています。

空腹になると栄養が足りないと思うのは白血球も同じこと。白血球にはリンパ球やマクロファージといった種類がありますが、これらは何を食べて生きているかご存知ですよね。

そうです、細菌やウィルスなど私たちの身体に有害なものです。

つまり、空腹になった方が白血球の働きが活発になり、それらの有害なものをたくさん食べてくれるので、免疫力が高まるというわけです。

動物はこの自然治癒力を本能で知っているため、ケガをした時などは何も食べずに治るまで待つそうですよ。その方が早く治ることを知っているんですね。

8.胃腸の働きを活性化させることが出来る

私たちは空腹が我慢できない、というほどお腹をすかせることは少なくなっていると思います。どちらかというと常に食べているような人も多いのではないでしょうか。

だらだらと食べていると、ずっと胃腸が働きっ放しでとても負担がかかっているんですね。

ですから、適度に空腹の時間を作ってあげるということは、その分胃腸がしっかり休むことが出来る、ということです。

働き過ぎだった胃腸が休んでその機能が回復すると、食べたものの消化吸収も良くなります。

同じものを食べても、栄養の吸収が違ってきますから、より効率的に栄養を摂ることが出来るようになりますね。

サプリメントなども空腹の時に飲むといいと言われているのは、成分の吸収が良くなるからです。

9.胃の中の掃除がしっかりできる

お腹がすくと、ぐーっと音が鳴ることがありますね。これは胃が収縮する時の音なんですが、胃は空の時の方が強く収縮することが出来るんです。

胃は1分間に3回ほどのペースで収縮しています。

食事をしてからだいたい70~80分位するとすべての食べ物を十二指腸に送り出す作業が終わるのですが、この、胃の中に食べ物がなくなった状態の時に収縮が最も強くなると言われています。

それは、胃の掃除をするため。食べ物をすべて送り出し、強く収縮することで食べカスや古い粘膜を外に出してくれるのです。

そんな時にぐーっとお腹が鳴ることがあるのですが、これは「お腹がすいた」というよりは「お腹の掃除が終わりましたよ」というサインだと思ってください。

ですから、お腹がなる前にまた食べてしまうと、胃の中にものが残った状態で食べ続けることになるので、胃に負担をかけますし、胃もたれが起きたりするのです。

夜は最もこの収縮が強まる時間ですから、寝る前に食べるのもいけないんですよ。夜のうちにしっかりお掃除をして、朝は便として排出する。これが自然な身体のリズムです。

10.血流のアップ効果

食べた後に眠くなるのは、消化活動のために胃腸に血液が集中するためですが、その状態が長く続くと、脳だけでなく、他の器官への血流も悪くなってしまいます。

空腹の時間が長いということは胃腸に血液が集中する時間を少なくするということですから、それだけ身体の血流が良くなる、という効果が期待できます。

11.ご飯がおいしくなる

空腹は最高のスパイスといいますよね。ものすごくお腹がすいた状態だと、たいていのものは美味しく感じます。

炊きたてのご飯にお味噌汁。そんなシンプルなご飯でも十分美味しく感じるんです。

簡単にできる、空腹健康法

空腹がもたらす健康効果が思いのほかたくさんあることがわかりましたね。でもただ食べない、食事を抜くというのは健康によくありません。

健康を増進するための空腹の保ち方についてお話ししますね。

適切な空腹時間を守ること

空腹が身体に良いからといって、ずっと食べないのはもちろんよくありません。健康効果を得るためには、適切な空腹時間というものがあります。

目安としては、お腹が鳴ってから30分~1時間は空腹をキープすること。そうすることで、若返りの遺伝子が活性化したり、免疫力がアップするなどの効果が期待できます。

もし空腹が辛いと思ったら、白湯などを飲んでごまかしましょう。

その後に食事をする時には、食べる順番がとても大事です。栄養の吸収が良くなっていますから、ご飯や麺などの糖質から摂ってしまうと太りやすくなります。

  • 野菜、海藻類など低カロリーのもの
  • 肉、魚などのタンパク質
  • 炭水化物

の順番でとるようにしてください。

朝食を食べない

もう成長期ではありませんから、過剰に栄養を摂る必要はありません。例えば、朝起きて食欲がないのなら、無理して食べる必要はないのです。

朝は排泄の時間なのに、お腹もすいていないのに無理して食事をすると、食べ物の消化にエネルギーを使ってしまうので、排泄することが出来ません。

便秘の原因は排泄のエネルギー不足である可能性もあるのです。

朝食を抜くことで、次の食事までおよそ15~18時間くらいの絶食時間を作ることができますから、しっかり空腹を感じることが出来るでしょう。

夜の間にしっかり消化して胃が収縮していますから、不要なものを体外に排出する準備が整っています。それを後押しするためには、無理して朝食は食べなくてもいいのです。

プチ断食を試してみる

朝食を抜くとお昼まで我慢できないし、夕食を抜くのも辛い、という人は週末のプチ断食にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

プチ断食は準備期間と回復期間を設けて、1日だけ食事を抜くというものですから、出掛けない日などを選べば気軽に試すことが出来ますよ。

絶食は自信がない、という方は

  • ヨーグルト断食
  • フルーツ断食

など、特定のものだけを食べる、という断食の方法もあります。

いずれも、いつもの食事と比べたら胃に入れる量がかなり少なくなりますから、十分空腹を感じることが出来ると思います。

満腹になるまで食べない

食事を抜くのがどうしても出来ない場合は、1回に食べる量を減らしましょう。大事なのは腹八分目。満腹になるまで食べ過ぎない、ということです。

特に早食いの人は注意してください。早食いは満腹中枢を刺激しづらく、お腹が一杯だと感じた時には胃の許容量を超えていることもあるのです。

胃腸に負担をかけることはもちろん、胃の中が空になるまでに時間がかかりますから空腹を感じる間もなく次の食事の時間がやってきます。

最初のうちは少しでもいいです。いつもの食事の量を8割くらいに減らし、それをゆっくり食べるように気をつけてみてください。

空腹が我慢できない時は

空腹が健康にいいと分かっても、どうしてもお腹がすいて我慢が出来ない!という時は、ほんの少しだけ甘いものを摂って、空腹を紛らわせるという方法がおすすめです。

血糖値が少し上がることで空腹感を感じにくくなるからです。

あめ玉一つとか、チョコレートをひとかけくらい口にすると、少し我慢が出来るようになると思います。

ただし、ほんの少しですよ。お腹がすいたところに甘いものを大量に食べれば、肥満への道をまっしぐらです。

適度な空腹を感じられる食事でもっと健康に

今は美味しいものが溢れていますし、空腹を感じる暇なんてありませんよね。でも、ずっとお腹がすかない状態でいるということは、体にとって決して良くないことなんです。

1日1回くらいは空腹を感じることでごはんもおいしくなりますし、身体の中の掃除も出来て美容面でもいいことづくめです。

年齢を重ねることで代謝も落ちていきますから、今のうちから少食に慣れていくことで体重管理もしやすくなりますよ。これからは、腹八分目の食事を心がけていきませんか。

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