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「すみません」より「ありがとう」!感謝の心の素敵な伝え方

Date:2017.12.01


何かをしてもらったとき、あなたは「ありがとう」と言いますか?「すみません」と言いますか?

普通に考えると感謝の気持ちは「ありがとう」ですが、日本人は「ありがとう」の意味を含んだ「すみません」も多用します。

ストレートに「ありがとう」と伝えるよりも謙虚さが感じられるからか、目上の人や見知らぬ人に何かをしてもらった場合に「すみません」をよく使います。

謙虚なことはよいことです。ただ、なんでもかんでも「すみません」というのはどうなのか。素直に「ありがとう」と言うべきでは?という反対意見も少なからずあるようです。

感謝の気持ちは、どう伝えるのがよいのでしょう。もはや癖のように「すみません」「すみません」と言っている人も、日本語の持つ謙虚さや「すみません」と「ありがとう」という言葉の印象について、一度しっかり考えてみませんか。

そして、言われた側も幸せな気持ちになる、そんな素敵な感謝の伝え方を探してみましょう。


日本語は謙虚な言葉。感謝の代わりに「すみません」も自然なこと?

謙虚さを美徳と考える日本では、人だけでなく、言葉もまた謙虚です。

日常的に使う「お茶が入った」「ご飯ができた」「お風呂が沸いた」という言い回しも、みんな何も気に留めることなく普通に使っていますが、実はとても謙虚!

「私が」お茶を入れたのに、私はそっと姿を消して、まるで勝手にお茶が入ったかのように差し出します。「ご飯が」「お風呂が」と人ではないものを主において、動作した本人はそれを一切主張することがない、なんとも素敵な表現です。

そんなふうに、もともとが謙虚な言葉である日本語です。日常的に謙虚な言い回しを用い、加えて幼少のころから大人たちに「相手の気持ちになって」と教えらて育った私たちには、謙虚なものの考え方がベースにあるのかもしれません。

誰かに何かをしてもらったときに「すみません」と言ってしまうのも、自分よりも相手を主として考えるところからきているのです。日本人らしい、言葉の選び方と言えますね。

多用は禁物?卑屈!暗い!「すみません」の持つマイナス要素

「ありがとう」の代わりに「すみません」と言ってしまうのは、

  • 手を煩わせてしまってすみません
  • 面倒をおかけしてすみません
  • 何のお返しもできずにすみません

などの申し訳ない気持ちから来るのでしょう。

「ありがたい」という自分の気持ちよりも、相手の立場を思うことからくるのですから、やはり謙虚な言葉です。

ただ、使い方によってはマイナスのイメージが強くなってしまうため、「すみません」を多用することをよく思わない人もいます。

「すみません」とペコペコ頭を下げすぎる日本人は卑屈?

「すみません」は謝罪の言葉というイメージが強いからか、日本人は「すみません」「すみません」と言いすぎて卑屈じゃないか、という意見もあります。

たしかに、「謝罪」「感謝」の上に、「ちょっと、すみません」などの呼びかけに使われる「すみません」も含めれば、街中に「すみません」の声が聞こえてきそうです。

時代とともに、日本人の価値観や美徳が変化している、ということもあります。海外の文化に触れ、謙虚であることよりも、きちんと自己主張できることが大切だと思う人も増えているようです。

本来「ありがとう」と言うべきところまで、どうして謝らなければならないんだ、という意見があっても仕方がないのかもしれません。

「すみません」は声も顔も暗くする?

謙虚な一面を持つ「すみません」が批判されるのには、卑屈だからという理由のほかに、「すみません」の持つ空気感が関係するのではないかと思います。

前向きな言葉は心も明るくするものだとよく言いますが、「すみません」の持つマイナスなイメージが、声や表情も曇らせてしまうのでしょうか。

道を空けてもらったり、物を拾ってもらったりしても、うつむいて無表情で「すみません」とぼそりとつぶやいている人をよく見かけます。感謝の気持ちどころか、申し訳ない気持ちすら見えづらく、とても残念な気持ちになります。

暗い表情とともに発せられる「すみません」の言葉は、それこそ卑屈なイメージ。「すみません」を使う場合は、言い方に気をつけた方がよさそうです。

「すみません」と言われた側の気持ちもいろいろ

感謝の気持ちを伝える「すみません」は、相手のことを思っての言葉だと述べました。では、「ありがとう」の代わりに「すみません」と言われたときの、言われた側の気持ちはどうでしょう。

もちろん、謙虚で丁寧でよろしい、という年配の方もいるでしょうし、日本語の奥ゆかしさがあっていいと思う人もいるでしょう。

でも、人によっては、

  • 「すみません」という気持ちにさせてしまって、こちらこそすみません!
  • 気を遣わせてしまってすみません!

と、申し訳ないような気持ちになる人も。

「すみません」という言葉は感謝のシーンで使ったとしても、やはり謝罪の意味を含んでしまいます。言われた側が無条件にハッピーになる言葉ではないと考えた方がよいでしょう。

「ありがとう」は誰もを幸せな気持ちにする温かい言葉

「すみません」の謙虚さは日本人の美徳とするところですが、少々複雑で、使うのが難しい言葉でもあります。

その点、「ありがとう」は、誰もが安心して使える、温かいイメージを持った言葉です。謙虚で奥ゆかしい言葉を扱う自信がない人は、「ありがとう」を使うことをおすすめします。

「ありがとう」は感謝の気持ちを伝える一番簡単な手段

何かをしてもらってうれしいと思ったのなら、「ありがとう」と言ってみましょう。素直にうれしい気持ちを伝える、一番簡単な手段です。

「ありがとう」と聞いて感謝以外の意味に受け取る人は、まずいないでしょう。言った相手にも、周りの人にも悪いイメージを与えることがなく、好意的に受け取ってもらえる言葉です。

目上の人でも知らない人でも、「ありがとうございます」と頭を下げれば、丁寧な感謝の気持ちが伝わります。

「ありがとう」の持つ温かな空気は相手も自分も幸せな気分に

「ありがとう」にはマイナスのイメージはどこにもなく、言った方も、言われた方もうれしい気持ちになる不思議な言葉です。口を大きく開ける「あ」の響きにも明るいイメージがあり、自然と顔も笑顔になります。

たとえ、うつむきがちに言ったとしても、無表情に見えたとしても、「ありがとう」という言葉であれば、「照れているのかな」と好意的に受け止めてもらえるかも。印象をプラスに動かす力さえあるような言葉です。

温かい言葉を口にしていると、自分を取り巻く空気も幸せな色を帯びてきます。自分も周囲の人も幸せにする、「ありがとう」は多用も大いに結構です!

「すみません」も使い方次第!上級ナデシコ目指してワンランク上の表現も

時代の流れを考えても、「すみません」の言葉の持つ特性からも、感謝の気持ちはストレートに「ありがとう」と伝える方がよいという意見が多いようです。実際、本記事の流れもそんな感じになってしまいましたね。

でも、なんでもストレートになりすぎな今の時代、「すみません」の持つ奥ゆかしさも捨てがたい、という人も中にはいるでしょう。

「すみません」も素敵な言葉です。表現の仕方に気をつけさえすれば、謙虚さもなくさず温かな感謝を示すことも可能です。

感謝の「すみません」はうれしい笑顔とともに

「すみません」に負のイメージがあるのなら、陽の空気いっぱいに伝えましょう。大切なのは「ありがとう」の気持ちです。喜んでいるということが伝わる「すみません」を言えばいいのです。

「すみません」を使うならば、ぜひ笑顔と共に。うれしい気持ちを明るい笑みにこめるのです。

お手を煩わせてしまって・ご面倒をおかけして・何のお返しもできなくて「すみません」と、言葉では相手の立場を慮り、表情で思いきり感謝の気持ちを伝えるのです。

言葉と表情(もしくは声色)で、申し訳なくもうれしい気持ちを同時に伝えることができれば、上級ナデシコ間違いなしです。

「すみません」と「ありがとう」のダブルづかいもアリ!

謝罪の言葉を笑顔で言うのはむずかしい!という人は、「すみません」と申し訳なさそうな顔で言ってから、満面の笑みで「ありがとうございます!」と言うのもアリです。

表情で感情を表すのが苦手な人は、真面目な顔で「すみません」と「ありがとうございます」を両方言えばよいのです。「ありがとう」で最後を締めくくることで、感謝の響きが残ります。ちゃんと両方伝わります。

感謝は一言で述べなければならないというルールはないのですから、うまく伝わるように言葉を尽くせばよいのです。

感謝の度合いも種類もいろいろ!その時々の心が伝わる感謝表現を

「ありがとう」はその言葉自体にプラスの力があるため、万人におすすめできる感謝表現です。

ただ、その一言では自分の気持ちが伝わらない!と思う人は、自分の思いが伝わる言葉をその都度探せばよいと思います。

私の場合は、人に道を譲ってもらったり、自分のために誰かがわざわざ動いてくれることがあったりすれば、やはり「すみません!」と言いたい気持ちを抑えられません。「ありがとう」だけでは言い足りない!結局ダブルづかいです。

相手の心づかいの程度や、自分の感謝の度合いにもよります。相手の手を煩わせてしまったと強く感じた場合にのみ、「ありがとう」に加えて「すみません」の気持ちも一緒に伝える。そんなふうに使い分けするのもよいかもしれませんね。

決まり文句と思わずに、その時々の感謝の気持ちを伝えるにふさわしい言葉を、自分らしい言い方を、見つけてみてくださいね。

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