• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

肌荒れの原因は日常に潜んでる。栄養不足や何気ない癖に注意

Date:2018.04.10

この記事のタイトルとURLをコピーする
肌荒れの原因は日常に潜んでる。栄養不足や何気ない癖に注意|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/baikintaisaku7894/

肌荒れとは、肌の調子が悪くなって

  • 肌がカサカサorベタベタする
  • かゆみや赤みが出る
  • ニキビや吹き出物が出来やすくなる

などのトラブルが起きる状態を言います。肌荒れを放っておくと肌がますますダメージを受け、汚くボロボロになってしまいます…。

肌荒れが起きる原因は様々ありますから、まずは自分の身に起きた肌荒れの原因が何なのかを突き止めることが大切です。スキンケアに力を入れるのも大切ですが、習慣を変えるだけで肌質が改善することもありますよ。

この記事では、肌荒れが起きてしまういくつかの原因についてご紹介していきます。


黒ずみに角質…肌荒れと深い関係があるターンオーバーとは?

肌荒れの原因として、絶対に関わってくるのが「ターンオーバー」という言葉です。知名度の高い言葉ですが、その意味を知っている人は実は多くありません。

ターンオーバーとは、肌の細胞が古いものから新しいものに入れ替わる代謝のサイクルのことを言います。

皮膚の一番上は角質層が、一番下は真皮層が存在しています。古くなった細胞は角質にまで押し上げられて、最終的に排出されていく…というのがターンオーバーの一連の流れ。

ところが、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと、本来なら剥がれ落ちるはずの角質が皮膚にとどまってしまいます。その結果、

  • 毛穴が詰まる
  • ニキビや吹き出物ができる
  • 皮脂が過剰に分泌される

といった肌荒れの原因を招いてしまうのです。

もちろん「ターンオーバーの乱れ」と言っても、その原因は様々です。原因が分からないとターンオーバーは正常化できませんから、肌のターンオーバーを乱すくわしい原因をチェックしていくのが大切ですよ。

乾燥やストレスなど…皮脂が多くなることで起きる肌荒れ

肌のターンオーバーを乱す要因の一つが、皮脂の過剰な分泌です。皮脂は本来なら肌のうるおいを守る働きをしますが、必要以上の量になると肌荒れを招いてしまうのです。

皮脂の分泌量が必要以上に増えてしまう具体的な原因は次の通りです。

保湿不足で肌が乾燥している

肌のうるおいやバリア機能を守るために分泌される皮脂は、「肌が乾燥している」と感じたときに多く分泌されます。

  • スキンケアをしていない
  • もともと乾燥肌である
  • 肌を保湿する回数が少ない

などの傾向がある人は、肌が乾燥してしまっている可能性が考えられます。

肌の乾燥は皮脂を過剰分泌させて毛穴を詰まらせたり、汚れを吸着させやすくして刺激への耐性を低下させてしまいます。

保湿は化粧水だけではなく、乳液やクリームを使って油で蓋をするなど…日々のスキンケアにちょっと力を入れてみましょう。

食事の栄養バランスが崩れている

肌質は日頃の食生活が深く関係しています。肌を構成している細胞達は、食事から得られた栄養で健康を保っているのです。

肌質が悪くなってしまうのは、ビタミンB群やビタミンCの不足が主な理由です。

ビタミンB群は、肌細胞の代謝であるターンオーバーを促す働きを持っています。また、ビタミンCは「美肌ビタミン」とも言われる栄養素で、肌をうるおす作用を持っているのです。

ビタミン類の他にも、次の栄養素が肌荒れに関わっています。

  • タンパク質
  • 脂質
  • ミネラル類(カルシウムや亜鉛など…)
  • パテントン酸

これらの栄養素が不足すれば、ターンオーバーが乱れたり肌の乾燥で皮脂が過剰分泌されたりして、肌荒れが起きやすくなってしまいます。

野菜・肉類・魚類・穀物と、まんべんなくいろんな食材を食べることが美肌の秘訣。お惣菜やファストフードばかりの食生活になっている人は要注意ですよ。

ホルモンバランスが乱れている

女性は毎月排卵や月経を繰り返す上、妊娠や出産を経験することから、ホルモンバランスが常に乱れやすくなっています。

女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。生理前になると分泌量が増えるプロゲステロンは、皮脂の分泌量を増やす働きがあります。

生理前や排卵期になると肌が荒れやすくなるのは、女性ホルモンの分泌バランスが起因しているというわけですね。

▼生理前の肌荒れについてはコチラを参考にしてください!

生理前の肌荒れの記事のトップ画像

ストレスを抱えている

何か不安なことやイライラする出来事が多いと、ストレスが溜まってしまいます。ストレスは自律神経を乱し、

  • ホルモンバランスを乱す
  • 皮脂の分泌量を増やす
  • 代謝機能(肌のターンオーバーを含む)を滞らせる

などの事態を招いて肌荒れを引き起こしてしまいます。

実際、肌荒れから大人ニキビができる原因の多くはストレスです。ストレスで神経が興奮すると、男女関係なく男性ホルモンの分泌が促されます。男性ホルモンは皮脂を促進するのです。

ストレスが原因で皮膚炎を起こしたり脂性肌になったりする人も珍しくはありませんから、自分なりのストレスケア方法を身に付けておきたいですね。

加齢に伴って肌が乾燥している

女性は年齢を重ねるうちに、どんどん分泌される女性ホルモンの量が減っていきます。女性ホルモンには肌のうるおいを保つ働きがあるため、これが減っていくと肌が乾燥しやすくなるのです。

また、うるおい成分として有名なコラーゲンの生成量も、加齢に伴って落ち込みがちです。

加齢によって肌が乾燥しやすくなるということは、加齢に伴って皮脂の分泌量が増えてくるということです。

皮脂が過剰分泌されれば毛穴が詰まりやすくなって、肌が荒れる要因になります。詰まったままの皮脂に汚れが溜まり、吹き出物やニキビといった肌トラブルが増えることも。

また、加齢であらゆる身体機能が低下してくる中で、肌のターンオーバーの周期が遅れることもあります。古い角質が剥がれずにいつまでも皮膚表面に残るため、これが原因で肌荒れが起きることも少なくはありません。

ある程度の年齢になったら若いころと同じ方法ではなく、年齢に合わせたスキンケアをしていきたいですね。

体調不良に要注意。免疫力の低下で肌荒れが起きるケース

肌荒れは、いわば肌がダメージを受けた状態です。怪我と同じで、刺激を受けたから皮膚が炎症を起こしたりカサついたりするのです。

免疫力があればある程度の刺激にも耐えられますが、何らかの理由で免役が下がっていると、バリア機能が弱って肌荒れを起こしやすくなります。

肌の免疫力が下がって肌荒れが起きるのは、次のような原因です。

風邪を引いたり病気をしたとき

風邪を引いたときに肌荒れを起こした経験のある人、少なくはありませんよね。

風邪を引いたり病気にかかったとき、免疫力はガクッと落ちます。些細な刺激でも肌がダメージを受けたり、風邪菌を殺すために肌のバリア機能が弱まったりするため、肌が荒れやすくなるのです。

実際に体調を崩したときは、いつものスキンケアで肌質が改善しないことが多いです。それどころかいつもは平気な洗顔料や化粧水も、免疫が落ちているせいで肌が受け付けなくなってしまうこともあるのです。

他にも、

  • 肌が栄養不足になる
  • 生活リズムが乱れる
  • 自律神経が乱れる

…など、風邪には肌荒れの原因がたくさんあります。

体調を崩したときの肌荒れは、スキンケアよりも療養で治していきましょう。万全な体調を整えることが最優先です。

栄養不足で免疫力が低下している

食事の栄養バランスが崩れていると、皮脂の分泌を促すだけではなくて肌の免疫力をも下げてしまいます。

栄養が不足していると肌がダメージを受けやすくなる他、受けたダメージを修復する働きまで鈍ってしまいます。

ニキビや吹き出物がなかなか治らなかったり、肌荒れ状態が続いて敏感肌になってしまうことも。

食事の栄養バランスが偏るのも問題ですが、免疫力が鈍っている状態で食欲が落ちることも大問題。免疫が落ちて身体が不調なときこそ、食欲がなくても最低限度の食事は摂るようにしたいですね。

無理なダイエットや食事制限なども、栄養不足を招く要因ですよ。

生理前や生理中の免疫力の低下

生理が近づいてくると風邪を引いたような症状が出る、と言う人はいませんか?生理前~生理の始まりは、自律神経の乱れで免疫力が低下しがちです。

そのため生理期間中は喉の傷みや倦怠感といった風邪に似た症状を抱えたり、肌の免疫低下で肌荒れを感じる人が多いのです。

生理期間中の免疫力の低下は、子宮内膜症の可能性も考えられます。肌荒れや風邪っぽい症状と一緒に、生理痛が重たくなったと感じる場合は、子宮内膜症の可能性はないか病院で検査してもらった方が良いです。

睡眠不足or睡眠の取りすぎ

「夜更かしは美肌の大敵」とよく目にしますよね。これは事実で、早寝早起きでしっかり睡眠を取ることが肌荒れを防いでくれます。

睡眠時間が足りないと、肌のターンオーバーが乱れたり免疫力が下がったりして、肌荒れを引き起こしやすくなるのです。

人は一日の疲れを睡眠で癒しています。ですからその睡眠が不足すれば、肌のダメージを修復したり、バリア機能を保ったりする免疫力が下がるのです。

また、睡眠不足は自律神経を乱します。自律神経が乱れると、ストレスに敏感になったりホルモンバランスが崩れたり…あらゆる肌荒れの要因を招いてしまいます。

睡眠不足は良くありませんが、もちろん寝過ぎも良くありません。肌のターンオーバーは寝ている間に行われますから、睡眠を取りすぎるとターンオーバーの周期が乱れてしまうのです。

直接肌を傷つけている。外部からのダメージによる肌荒れ

ストレスや体調不良など、身体の内側からの肌荒れの他にも、外側から働きかけるダメージで肌荒れが起こることもあります。

肌が直接何かに触れることは、肌荒れの大きな要因。知らない間に次のような原因で肌荒れを起こしていないか、よくチェックしてみてくださいね。

紫外線、花粉…外部からのダメージによる肌荒れ

紫外線対策、しっかりやっていますか?紫外線を浴びると、肌に大きなダメージが与えられます。具体的に言えば、

  • 活性酸素を発生させ、肌細胞を老化させる
  • コラーゲンを破壊する
  • 日焼けでメラニンが発生する
  • 皮膚が炎症を起こす

といった症状が起きるのです。どれも肌荒れに繋がるものですよね。

紫外線は暑い季節に問わず、いつでも降り注いでいます。対策なしだと年中ダメージが蓄積されていくため、いつでもUVケアが欠かせないのです。

紫外線による肌荒れを放置しておくと、皮膚がんのリスクも上がるため要注意ですよ。

花粉や排気ガスによるダメージ

外出時、肌にはいろんな異物が侵入する可能性があります。花粉や排気ガスなどは、特に肌荒れとかかわりのある存在です。

花粉の種類によっては、肌がアレルギーを起こして敏感な反応を見せることもあります。細かなガスを浴びると、毛穴から異物が侵入して肌の免疫を弱らせることも考えられます。

空気中には目に見えない小さな汚れがたくさん舞っているのです。顔の肌はいつも外気にさらされていますから、いつどこで異物によるダメージを受けてもおかしくはありません。

車の多い場所を歩いた日や、花粉症の季節などは、しっかり洗顔で肌の汚れを落としましょう。

手で顔を触ることが多い

もうクセになっていて、手や指で肌を触ることが多い人はいませんか?

直接手で顔を触ると、手に付着していた小さな雑菌が毛穴から肌に侵入してしまいます。また、毛穴に詰まっていた角質を汚してしまい、毛穴の黒ずみや黒ニキビに繋がってしまいます。

吹き出物やニキビができると気になりますが、スキンケアやメイクなど必要以外では肌に触れるのはやめましょう。頬杖をついたり、目を擦ったりなどもやめた方が良いですね。

▼花粉症の肌荒れについてはコチラを参考にしてください!

花粉症の肌荒れの記事のトップ画像

枕カバーを替えていない

実は枕カバーが原因で肌荒れが起きる人、結構多くいます。

枕カバーは睡眠時間中、ずっと顔の肌に触れていますよね?もしも枕カバーに汚れがあると、肌にはたくさんの汚れが長時間付着し続けることになります。

枕カバーが清潔な状態でないと、いくらスキンケアをしていてもカバーから肌に汚れが付着、雑菌が侵入してしまうのです。

枕カバーには髪の毛や頭皮の汚れなど…あらゆる雑菌が付着しやすいです。理想は2日に1回替えることですが、最低でも5日に1回は枕カバーを変えていないと肌荒れのリスクが高まるため要注意ですね。

洗顔やクレンジングで肌を刺激している

洗顔やクレンジングのとき、「しっかり汚れを落とさないと」と肌をゴシゴシ擦っていることはありませんか?

強く肌を擦ってしまうと、皮膚に強いダメージが加わってしまいます。本来必要な分の皮脂まで剥がれ落ちて、皮脂の過剰分泌を促す結果を招くおそれもあります。

皮膚をゴシゴシ擦る以外にも、

  • 刺激が強いor肌に合わない洗顔料
  • 熱すぎるお湯で洗う
  • シャワーなど水圧の高いもので洗い流す

といったことにも要注意ですね。

もちろん優しく洗いすぎて、落とすべき汚れが残っているのも肌荒れを招きます。汚れや泡の流し残しがあれば、そこから雑菌が繁殖して肌トラブルを起こしますから、「優しく丁寧に」を意識したスキンケアをしていきましょう。

肌を労わった生活習慣が肌荒れを防ぐ一番の方法

肌荒れの原因は日々の生活習慣のいろんなところに潜んでいます。些細なことがきっかけで肌荒れを起こす可能性があるわけですから、いつだって油断は禁物ですね。

洗顔料や化粧水選びに注目するよりは、肌への負担をかけないように日々気を付けることが大切です。

健康的で無理をしない生活を目指すのが、美肌への近道。肌を労わる生活をしていれば、肌荒れのない綺麗な素肌になっていきますよ。

この記事のタイトルとURLをコピーする
肌荒れの原因は日常に潜んでる。栄養不足や何気ない癖に注意|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/baikintaisaku7894/
ライター:箸屋

この記事をシェアする

関連記事

コメント