男性が好きな香りとは?香水がいいとは限らない!
Date:2018.09.11
雑誌やテレビなどでもよく特集されるものに、「男性のグッとくる好きな香り」というのがあります。
よく香水などの香りが男性には人気で好きと思われていますが、男性の中には香水や少し強めの香りが苦手という人もいます。
また、男性の好きな香りの中には、自分が身につける香りと同じだから好きというものもあれば、女性らしい香りでグッとくるから好きという香りまで様々なものがあります。
男性は香りでどういった印象を女性に感じるのでしょうか。
また、男性が好きな香りの中で、男性がグッとくる好きな香りや女性には人気だけど男性には人気のない香りなどについて紹介します。
この記事の目次
好感度だけじゃない!?男性が好きな香りで感じる効果
女性からいい香りがすると、いいなぁと感じる男性は多くいます。
香りは、体臭などを消すだけのものではなく、付けている香りによって相手に与える印象も変わります。
男性は、女性がまとう香りで、どういった印象を感じるのでしょうか。
その1.相手との距離を近づける効果
女性も同じですが、嫌いな香りや不快な香りには近づきたいと思いません。
しかし、好きな香りやいい香りは、少しでもかいでみたいと近づいてみたくなります。
男性も同じで、自分の好きな香りや魅力的な香りがすると近づいてみたくなります。
最初は、少し香りが気になるというだけかもしれませんが、相手も距離を近づけたいと思うこともあり、会話などのコミュニケーションが生まれる可能性もあります。
その2.心がリラックスする効果
自分の好きな香りやフレッシュな香りがすると、心がスッキリとしてリラックスすることがあります。
これは果物などの香りだけでなく、女性が身に纏う香りでも同じです。
フレッシュや香りや好きな香りがすると、ふとした時に「リラックスするな」と感じるようになります。
よく癒し系女子と言いますが、その人の性格や言動だけでなく香りも癒し系女性に関係していると言われています。
その3.自分の恋愛の記憶がよみがえる効果
思い出と共に覚えているものの中には香りがあります。
「自分の好きな彼氏はこんな香水つけてたな」と思い出すように、男性も女性が身にまとう香りで過去の恋愛の記憶がよみがえることがあります。
また、その時の相手と同じ香りがすると「この人もあの時の女性と同じような女性なんだろうか」と思わせることで、距離が縮まることもあるかもしれません。
その4.性的興奮や惚れてしまう効果
自分の好きな香りや魅惑的な香りには、性的興奮を強める効果があります。
特に、異性に対しては香りで興味が湧いたり、好きになってしまう・惚れてしまうという効果もあります。
よくフェロモンと言いますが、これも香りで相手を魅力的に感じることで性的興奮や惚れてしまうことに繋がります。
その5.香りで相手を不快にしてしまう効果もある
良い香りや魅惑的な香りだと、相手に対して好意的な印象を与えます。しかし、次のような香りは相手に不快な思いを与えることがあります。
- 体臭
- タバコのニオイ
- お酒のニオイ
- ホコリ臭い
女性も、上記のような香りには不快感があると思います。
体臭が残っていると、お風呂にきちんと入っているのかという印象を与えてしまいますし、衣類などがホコリ臭いと掃除をしているんだろかという印象を与えます。
また、タバコやお酒のニオイがすると生活習慣が乱れているのではという悪い印象を抱いてしまいます。
実は評価が低い!?女性が好きな香りを男性が好きとは限らない
香りといっても、様々なものがあります。女性で多いのが、「女性に人気の香りだから男性も好きだろう」と思っていることです。
女性が好きな香りでも、男性にはあまり好まれない香りというものがあります。
せっかくいい香りと思ってつけていても、男性にあまり好まれない香りだと、好感を持たれないこともあるので注意しましょう。
その1.女性に人気でサプリメントも出ている「ローズ系」
女性の中で断トツ人気なのがローズ系の香りです。
化粧品などはもちろん、最近は口臭を消したり体臭の香りを抑えるためにとローズの香りがするサプリメントなども販売されています。
それくらい女性には人気の香りですが、男性にはローズの香りが苦手という人が多くいます。
特に、ローズ系の香りがすると次のような印象を持つようです。
- トイレの芳香剤や入浴剤の香りがする
- お母さんの化粧品の香りがする
特に多いのが、トイレの芳香剤や入浴剤といったイメージです。そのため、ローズの香りはあまり好感が持てないという男性も多いようです。
その2.南国のイメージが強い「バニラ系・ココナッツ」
女性に人気の香りの中で、甘い香りで人気なのがバニラ系やココナッツです。
ボディクリームなどでもバニラ系やココナッツの香りのものは多く販売されています。
南国の香りは女性には人気なのですが、男性には香りが甘すぎると苦手にしている人は多いようです。
また、ココナッツの場合は日本にはない独特な香りがダメという人も多く、香りだけでなくココナッツ自体の味もダメという人もいます。
その3.人気もあるけど苦手な人も多い「ムスク」
ムスクは、男性には人気の香りなのですが苦手な人も多い香りです。
特に、ムスク系の香水をつけている人が仕事などができる女性に多いというイメージがあるせいか、ムスクの香りがする女性は仕事ができる完璧女性と思われ、男性の中では苦手に感じる人もいます。
特に若い世代の男性はムスクの香りがあまり好きではないという人が多いようです。
思わずドキッとしてしまうことも!男性が好きな香り
苦手な香りがあるように、男性がドキッとしてしまう好きな香りというのもあります。
女性にはあまり人気がない香りでも、男性にはその香りがとても好きという人も多くいます。
男性にドキッとさせたい人は、男性が好きな香りを知っておきましょう。
その1.香りだけで清潔感が見えてくる「石鹸・ソープの香り」
男性で人気が高いのが、石鹸・ソープの香りです。石鹸の香りがすると、清潔感が見えてくると言います。
男性に人気なこともあり、柔軟剤でも「石鹸の香り・ソープの香り」というものが出るくらいです。
石鹸の香りは、他の香りと比べると人工的な香りがしないというのも人気の1つです。
香りが苦手という男性でも、石鹸の香りであれば大丈夫という人も多いので、自分が好きな男性がどんな香りが好きか分からないという時は、石鹸の香りをつけるのがオススメです。
その2.スッキリ爽やかな印象を与える「柑橘系」
男性に意外に人気なのが、柑橘系の香りです。
柑橘系の香りは、男性用の香水やボディケア用品にも多いため、身近な香りがすると男性に好感を持たれます。
女性用の柑橘系の香りの場合、少し花の香りをプラスしているものもありますが、オレンジやレモンといった柑橘系の香りが勝っているものの方が好まれるようです。
また、柑橘系は夏だけでなく季節関係なく楽しめる香りなのも嬉しい点です。
自分が気になる男性が、どんな香りが好きか分からないという時は、柑橘系の香りを使うと無難ではないでしょうか。
その3.女性らしい華やかな香りがする「フローラル系」
男性用の商品にはほとんどない香りである、フローラル系の香りも男性には人気です。
男性が身に着けることがない香りなため、とても新鮮に感じると言われています。
フローラル系の香りでも、含まれている花の割合で香りが違ってきます。
バラが強いと、ローズ系の香りになり苦手な香りに近づいてしまうので注意が必要です。
フローラル系の香りをさせたい場合は、香水よりも香りが柔らかいボディクリームや柔軟剤が効果的です。
特に柔軟剤では様々なフローラル系のものが出ているので、上手に使ってみましょう。
その4.大人な女性の香りがする「ムスク系」
ムスクは苦手な男性もいますが、大人な女性の香りが好きという男性も多くいます。
ムスクの香りをつけている女性は、仕事が完璧にできるというだけではなく、大人な女性で魅惑的というイメージを抱く男性が多いようです。
ムスクというと、香りが強いため、つけすぎると不快なイメージを与えることもあります。
また、ムスクは魅惑的な香りがするため、媚薬とも言われていています。
その5.爽やかな木の香りがする「グリーン系」
まるで、森の中にいるような木や草の香りがするものをグリーン系といいます。
グリーン系は甘ったるい香りではなく、すっきりとした香りのため柑橘系と同じように男性には好感を持たれる香りです。
香りが前に出ていないため、オフィスなどで付けていても邪魔にならない香りで、グリーン系の中でもハーブが含まれているものはリラックス効果も期待ができます。
こっそり使ってドキッとさせる、身近な香りアイテム
香りを付ける時、いろんなものをたくさん使うと香りが混ざったり、香りが強すぎていい香りのはずが、不快な香りになることもあります。
香りを付ける時は1つのアイテムに絞って使うと香りもほのかになり、良い印象を与えます。香りを忍ばせる身近なアイテムを紹介します。
その1.香りを纏うアイテムの定番「香水」
香りをつけるアイテムの中で、定番とされているのが香水です。香水といってもいくつかの種類があります。
- オーデパルファン(オードパルファム)
- オーデトワレ(オードトワレ)
- オーデコロン
上記の3つの違いは、香りの持続時間です。持続時間が違うため、付ける量やタイミングも変わってきます。
オーデパルファン(オードパルファム) | 5~7時間 |
---|---|
オーデトワレ(オードトワレ) | 3~5時間 |
オーデコロン | 1~2時間 |
香水は、熱を持つ部分に付けると香りが広がると言われています。
付ける部分はいくつかありますが、ほのかに香りを纏う場合は、次のような部分がオススメです。
- 手首
- 耳の後ろ
- 胸
- 肘の内側
- 腰
- 太ももの内側
なるべく汗をかきにくい部分につけると香水の香りも引き立ちます。
香水の場合、香りに段階があります。
- トップ
- ミドル
- ラスト
上記の3段階に分かれていますが、トップの時は香水に含まれるアルコールが揮発するため、香りが強く良い香りはしません。
トップは10分程度あり、そこから香りが変わっていきます。
ミドルからが香水の良い香りになるので、外出する際などは、その時間に合わせて付けるようにしましょう。
その2.香水よりも香りが柔らかく簡単に付けられる「練り香」
香水よりも香りが柔らかく、外出先でも簡単に香りを楽しむことができるのが練り香です。
練り香も香水同様、体温が高い部分につけていきます。香水ほど香りの広がりはありませんが、体温が高い部分に付けることで良い香りを楽しむことができます。
また、練り香は少し固めなので、付けにくいと感じることがありますが、少量で香りはするので付けすぎには注意が必要です。
香水を使いたいけれど香水の強い香りが苦手という人でも、練り香であれば手軽に使うことができます。
また香りの持続も香水ほど長くないので、ちょっとした時に香りを楽しむ時にもオススメです。
その3.髪からほんのり香りがする「シャンプー・ヘアオイル」
歩く時に髪の毛からふんわりと香るシャンプーの香りが好きという男性は多く、好きな香りを聞かれると、「シャンプー」と答える人も多くいいます。
シャンプーの香りといっても様々な香りがありますが、シャンプーは香水のように香りが強くないため、どのシャンプーでもふんわりとした香りがいいという人も多いようです。
シャンプーの場合、ある程度すると香りは薄れていきます。そのため夜使っても、朝には香りが落ちていることがほとんどです。
朝シャンをしている人は、日中もいい香りがしていますが、朝からシャンプーをする時間がないという人にオススメなのがヘアオイルです。
ヘアオイルやヘアスプレーでも、ほのかな香りがするものが増えています。
朝、髪のセットをする時にヘアオイルなどを使うと、ほのかな香りがするのでおススメです。
その4.今や香りのアイテムとして使われている「柔軟剤」
昔は、柔軟剤というと似たような香りのものが多かったり、衣類の柔軟として使うため香りにあまり特化したものはありませんでした。
しかし、ここ数年で柔軟剤も香りに配慮したものがたくさん販売されるようになりました。
- 汗などに反応して香りがするもの
- 香水のように香りが持続するもの
- 衣類を触ると香りが際立つもの
上記のような、香りを楽しむものもたくさん販売されています。
柔軟剤の場合、洗濯で使った時に思ったような香りがしなかったからと、次の洗濯時に大量に使って香りを衣類につけている人もいますが、柔軟剤もあまり使いすぎると香りが強くなり、いい香りがしなくなることもあります。
柔軟剤で香りを身に纏いたい場合は、1度どのくらいの香りがするかをチェックして、使う量を微調整するようにしましょう。
また、自分では香りがあまりしないと思っていても周りにはかなり香りが広がっていることもあるので、知人などにどのくらい柔軟剤の香りがするかチェックしてもらうのもいいかもしれません。
その5.ボディケアをしながら香りも楽しめる「ボディクリーム・ボディバター」
肌が乾燥しやすい人や、乾燥する季節に肌が乾燥しないようにとお風呂上がりにボディクリームやボディバターを使うという女性も多いと思います。
ボディクリームやボディバターも様々な香りがあり、付けると長時間香りが楽しめるため、香りを纏うアイテムの1つとなっています。
ボディクリームやボディバターは香水より香りは薄いですが、クリームを付けることで全身から好きな香りがしてきます。
また、香りだけでなく保湿効果もあるので、肌のケアにも最適です。
ボディクリームやボディバターは入浴後の温かい体に付けることで伸びも良くなりますし、乾燥を予防することができます。
また、ボディクリームであれば、入浴後だけでなく乾燥しやすい肘や膝につけて保湿をすることもできます。
ボディクリームの場合、爽やかな香りというより甘めの香りが多いため、男性の好き嫌いがあるので、香り選びは慎重にしましょう。
また、日中はボディクリームと同じ香りのハンドクリームなどを使うと、常に良い香りを纏うこともできます。
その6.持っているアイテムにこっそり使う「精油・アロマオイル」
香水やボディクリームなど、体に香りを使いたくないという人には、精油やアロマオイルがおススメです。
精油やアロマオイルは直接肌に付けて香りを楽しむものではなく、持ち物に数滴垂らして香りを楽しむものです。
- ハンカチ
- タオル
- ペンダントトップ
- ティッシュケース
常に、身の周りにおいている持ち物に精油やアロマオイルを数滴垂らしておくと、ほのかに香ります。
また、香水などと違い香りの持ちはあまり長くありません。
1番オススメなのはハンカチで、精油やアロマオイルを付けたハンカチを持ち歩くだけで、ほのかな香りはしてきます。
香りを楽しみたいけれど、香りが強いものや人工的な香りが嫌という人にはオイル系はとても使い勝手がいいです。
付ければいいというわけではない!香りを纏う時の注意点
良い香りがする女性が魅力的といっても、付け方や使い方を間違えると良い香りが不快な香りに変わることもあります。
香りを纏う時には、次のようなことに注意をしましょう。
その1.付けすぎは不快に繋がる!使う量を間違えない
良い香りを持続させたいからといって、香水を多めに付けたりこまめに香水をつけているという女性がいます。
香りは、ほのかに香ることで好感を持てるものになります。香りが強すぎると、不快に感じてイメージも悪くなります。
また、1度付けすぎてしまうと、適量では香りが薄いと感じてしまい、どんどん付ける量が増えていきます。
香りを付ける時は、「香りがするかな?」と思う程度の量でも十分、周りには香りが広がっています。
また、最近は柔軟剤の香りで体調を崩すという人もいますし、良い香りのはずが付けすぎでスメルハラスメントに発展することもあります。
香りを纏う場合は、付けすぎないように心がけるようにしましょう。
その2.その香り、今使って大丈夫?シチュエーションで香りは使い分ける
男性は、良い香りがすると好感を持つと言います。そのため、女性もいろんな香りを身に纏います。
しかし、この香りですがいつでもどこでも良い香りがしているから好感が持てるというものではありません。
食事に行く際、香水などを付けていると食事の味が悪くなります。お店によっては、香水など香りの強いものを付けている人の入店をお断りしているところもあります。
そういったTPOが分からない女性は、いくら良い香りを身に纏っていても男性には悪い印象しか与えません。
また、職場に魅惑的なムスク系の香水などを大量に付けていくと「仕事をする気があるのだろか」と悪い印象を与えます。
筆者も経験がありますが、葬儀に大量の香水をつけた方が参列され、線香の香りと混ざり合って気持ち悪くなる方もいらっしゃいました。
こういったTPOによって使い分けることも、香りを纏うためには知っておくことが重要です。
その3.体臭や汗のニオイを消そうと大量の香りをつけない
意外と知らないうちにやっていることが多いのが、体臭を消そうとして香りをたくさんつけていることです。
特に、汗をかきやすい時期、汗のニオイがするのが嫌だからと衣類には柔軟剤、髪にはヘアコロン、体にはボディクリームや汗を抑える制汗剤をたっぷりと付けているという人がいます。
こういう様々な香りが混ざり合うと、良い香りのはずが不快な香りに変身してしまいます。
体臭を消したい場合、体臭の香りを抑える無臭のデオドラント剤などで汗などのニオイを抑え、その後にほんの少し香りをプラスしてあげると良い香りがしてきます。
体臭や汗のニオイは香りをプラスして消すのではなく、体臭などを消す対処をすることが大事です。
その4.相手との距離感を考えて香りをつける
これは、特にデートの時などですが、少しでも良い香りをさせたいと張り切ってたくさん香水をつけてしまうことがあります。
たくさん香りを付けた状況でデートをした場合、距離が近いためせっかくの良い香りが不快な香りになってしまいます。
デートの時はどうしても張り切ってしまいますが、ほのかに香る程度の練り香や精油(アロマオイル)を忍ばせる程度で香りを楽しむようにしましょう。
男性が好きな香りとアイテムの使い方を知ってドキッとさせよう
今や香りはメイクの一部にもなっています。そのくらい身近なものになっていますし、男性でも女性の香りでドキッとしたり好感を持ったりすることもあります。
しかし、香りの種類や付け方で、せっかくの香りが好感ではなく相手を不快にすることもあります。
男性が好きな香りをチェックし、使う時は付けすぎずほのかに香らせるようにすることで男性をドキッとさせることができます。
何でも適度が大事です。TPOで使い分け、男性が振り返るような香りを身に纏って魅惑的な女性になりましょう。