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妊娠中に便秘になってしまう原因と妊婦さん向け便秘対策

Date:2016.05.06

shutterstock_123052459妊娠に気づくと、今までお通じが快調だった人も、便秘気味になったり、頑固な便秘になる事があります。

妊娠は本来、新しい命が宿った事に喜びと嬉しさを感じるものです。同時に不安になる事もありますが、その1つに便秘があるのです。

いろいろな体の変化と共に、便秘がどんどんひどくなってどうしたらいいのかと悩む女性も多くいます。

妊娠中の便秘は、普段の便秘よりもつらく感じるものです。特に妊娠初期には、赤ちゃんの状態が不安定なので、トイレで頑張る事も不安になります。

妊娠初期を含めて妊娠中の便秘の原因と対策について考えて行きます。

妊娠中はどうして便秘になるの?その原因を徹底解明!

女性の体は妊娠をすると、体の中では妊娠を維持しようとして、急激なホルモンバランスの変化があります。

これは、女性ホルモンの中でも、黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれるホルモンが、多く分泌されるようになるためで、黄体ホルモン(プロゲステロン)は便秘とも深く関わりがあるのです。

黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠の継続には欠かせないホルモンで、妊娠が成立するために、受精卵が着床しやすくなるように子宮内膜を柔らかくふかふかの状態にする働きがあります。同時に体温を上げる働きもあるので、妊娠の継続には欠かせないホルモンです。

妊娠が成立すると乳腺にも働きかけます。これは後々に赤ちゃんを出産して母乳を与えるためです。乳腺の発達を助けるので妊娠すると胸が張ったような感じがしたり、脇の下から胸にかけて痛みを感じる事があるのです。

黄体ホルモンは腸の蠕動を抑制するから便秘になりやすい

黄体ホルモン(プロゲステロン)は先にも述べたように妊娠を維持するためには欠かせないホルモンです。

しかし同時に妊娠の維持を助けるために、腸の蠕動(ぜんどう)運動も抑制する働きがあるのです。

これは、過剰に腸が動くと妊娠の継続が難しくなり、子宮収縮を促したり、流産を引き起こす可能性があるからです。

腸の排泄に関わる運動そのものを抑制してしまうので、どうしても便秘になりやすく、特に妊娠初期には便秘がつらく感じる事が多くなります。

体の変化とつわりによる運動不足も便秘の原因になる!

妊娠すると子宮は日々大きくなります。自覚症状が無くても日々成長しているのです。妊娠初期には個人差があるものの、つわりが発生します。

つわりは空腹時に吐き気や胃部不快感を感じることがありますが、その他にも

  • 特定の食べ物が食べたくて仕方ない
  • 酸っぱいものが食べたい
  • 大量に食べたい

ということが多々あります。

つわりがある場合は、大半の人が体調不良を感じるので、自然と運動不足にもなり、これが便秘の原因になるのです。

また、妊娠初期は眠気を感じる女性も多いので、基本的な運動量自体が減る傾向があり、これによっても便秘になりやすくなるのです。

運動量自体が減る事で、腹筋は日々衰えて行きますから、排便時にいきむ力も弱くなります。こうした事も便秘の原因として挙げられます。

ストレスで自立神経がコントロールを失って便秘になる

全身の働きは自律神経がコントロールをしている事をご存知でしょうか?

体の中の各器官は、24時間この自律神経によってコントロールされています。

妊娠と言う大きなイベントは、体にとってストレスの原因になるもので、つわりや眠気、その他の諸症状が知らぬ間に体にとってはストレスになっている事があります。

そうなると、自律神経もコントロールを失ってしまい、胃腸の働きを鈍らせて体をストレスから守ろうとするのです。

これが便秘の原因になると言うわけです。

妊娠初期の頃は、体の中でも通常の女性から妊婦へと変化している時なので、自然とストレスを抱えている事があります。妊娠や出産への不安感もストレスになっている事があるのです。

こうした気づかないうちのストレスが便秘の原因としても大きな影響を与える事になります。

妊娠中の便秘を少しでも解消するためにやるべき事とは?

妊娠中の便秘を少しでも解消するための対策は、いろいろな方法があります。

妊娠前のように便秘だから便秘薬を飲むと言うのは、お腹の赤ちゃんに影響がある可能性がありますから、特に市販薬は使わないようにする事がベターです。

市販薬よりも、産婦人科に相談して処方してもらった便秘薬の方がお腹の赤ちゃんへの影響にも配慮されたものが処方されますから、より体に優しいです。

それ以外の妊娠中の便秘を解消するための対策にはどのようなものがあるのでしょうか。

定番の水分摂取は妊娠中でも安全で有効な便秘対策です

妊娠していない時でも便秘がちな女性は朝起きたらすぐにお水をコップ1杯飲むと良いと言われますが、妊娠中でもこの方法はとても有効な対策です。

定番中の定番と言う印象がありますが、定期的に水分補給をすると言う意味でもとても良い事です。

ただの水道水を朝一番で飲むのも良いですし、毎日ではなくてもオリゴ糖を少し加えて飲むと言うのも良い方法です。

オリゴ糖は腸内のビフィズス菌の餌になるので、腸内環境を良い状態へと整える働きがあります。しかし、摂取しすぎると下痢になる事があるので、時々摂取する事がおすすめです。

1日の水分摂取量としては出来れば1リットルくらいを意識的に飲むと良いです。

水を1リットル飲むのがつらい方は、湯冷ましにしたり、先ほどのオリゴ糖水にしたり、工夫をすると良いでしょう。

食事は和食で食物繊維を積極的に摂取する事がおすすめ

便秘と言えば食物繊維を摂取しよう!と言うイメージがある方もいる事でしょう。

妊娠中も例外ではなくて、出来るだけ食物繊維を食品から摂取するようにする事がとても重要視されています。

便秘の対策としても、いろいろな種類の食物繊維を摂取する事で、便の柔らかさや腸の働きが良くなるなどの効果が見込めます。

例えば、水溶性食物繊維は、便を柔らかくする働きがあり、不溶性食物繊維は腸の働きを良くする・活発にすると言う働きがあります。

これらを上手く組み合わせて摂取するようにすれば、妊娠中の便秘も毎日ではなくてもつらさを感じる程では無くなる可能性があります。

■便秘に効果的な食物繊維を多く含む食品類

  • 海藻類
  • イモ類(こんにゃく含む)
  • 豆類
  • 根菜類
  • きのこ類
  • 果物(ドライフルーツを含む)

上記のような食品を積極的に摂取してみてくださいね。

発酵食品を積極的に食べて腸内環境を整えて便秘対策!

発酵食品の代表的なものと言えば、

  • ヨーグルト
  • 漬物
  • チーズ
  • 納豆

などがあります。

こうした発酵食品は、善玉菌を増やす働きがある他、悪玉菌を撃退して腸内環境を整える働きがあります。

滑らかにするりとした便を出すためにも、お水の部分で少し触れたオリゴ糖を時々一緒に摂取する事がおすすめです。

発酵食品にはオリゴ糖と組み合わせて摂取する事で、より一層の腸内環境整備の効果があります。

目安として、自分のおならの臭いをかいでみましょう。

臭いがきつい、臭い場合には発酵食品が足りない状態で腸内環境も良くない証拠です。

さほどの臭いも無く、ほぼ無臭であれば、ちょうど良い腸内環境だと判断しても良いでしょう。

腸内環境が整ってくると妊娠中でも便秘になりにくくなります。日頃の食生活にプラスアルファするだけで良いので、少しだけ意識をして食べるようにする事がおすすめです。

妊娠中でも出来る適度な運動は?便秘対策には運動も有効

便秘対策には何よりも運動が大事と言う説もありますが、妊娠中の運動はどちらかと言うと限られてしまうものです。それでも、気分転換を兼ねて運動出来る方法はあります。

それは歩く事です。歩いたって全然効果が無いと言う方は、ちょっと目線を変えてみましょう。

例えば、妊娠中はトイレが近かったり、お腹が張ると言う事もありますから、屋外でウォーキングをするのは少々リスクが伴います。

そのため、大手ショッピングセンターを利用するのも手です。

大手ショッピングセンターならトイレは一定距離ごとにありますし、人もたくさんいます。万一体調が急変しても救急車を呼べるスタッフがいます。

お店もたくさん入っていますから、買い物しなくてもウインドーショッピングするだけでもちょっとした運動になるのです。

また、エスカレーターやエレベーターの他にも階段が必ずあります。

無理のない程度で階段を利用するようにすれば、ひざの上げ下げと言う運動が加わりますから、腸に刺激を与える事も出来ます。

疲れたら、すぐに椅子に座って休む事が出来ます。一定距離ごとにベンチがあったり、休憩所のように食事が出来るスペースもあります。

持参した水分を摂取しながら有効利用すれば、気分転換と運動を兼ねて一石二鳥の運動が出来てしまいます。

マタニティヨガもオススメです!これは妊婦さんがお腹をかばうために避けていた「ウエストをひねる」「かがむ」などの動作を取り入れることで腸に刺激を与える方法。

また歯を磨く時に腰を左右に振るといった運動も有効です。運動を行う際はかならず医師に相談のうえ始めてくださいね。

妊娠中でも使える便秘のツボはココ!少しずつ試してみて!

妊娠中、特に中期ごろから使える便秘のツボには次のようなものがあります。

手のツボ

間使(かんし)
場所:手首の付け根から指4本分の所、腕の内側
押し方:1分指圧
神門(しんもん)
場所:手のひらの付け根小指下のくぼみ
押し方:親指で軽く円を描くように指圧
三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしから上に指4本分くらいの骨と筋肉の境目
押し方:息を吐きながら押し、息を吸いながら離す。痛すぎない力で1日3回を目安に指圧
足三里(あしさんり)
場所:ひざのお皿から下に指4本分くらいのところ、やや外側
押し方:右足は右手、左足は左手でくぼみを親指と中指で優しく指圧

背中のツボ

便秘点(べんぴてん)
場所:肋骨の1番下からさらに下へ指2本分くらいのところ、背骨から指4本分外(左右)
押し方:ウエストのくびれに手を置いて親指で数回指圧
大腸愈(だいちょうゆ)
場所:腰骨の高さの背骨から指2本分外(左右)
押し方:仰向けに寝た状態でこぶしを背中の下に入れてゆっくりと体重をかけながら押す

ツボ押しは、

  • 血行促進効果
  • むくみの解消
  • 冷えの改善
  • つわりの軽減

など、便秘解消以外の効果も期待出来ます。どうしても薬を飲めない時期の妊婦さんにとっては非常に安全な対処法になります。

母子共に健康な状態なら、妊娠初期から施術する事が出来るので、とても心強い味方です。

ですが、ツボ押しの効果は人それぞれ個人差があります。刺激の強さは自分では判断しにくいものです。

そんな時は、妊婦さんにも施術を行っている整体や接骨院などの専門家に治療してもらう他、かかりつけの婦人科医に相談すると良いです。

どうしても10日以上お通じが無い場合は我慢しないで相談を

これらの便秘対策法をいくつか試して、1ケ月経過してもお通じのリズムが整わないと言う場合は、無理をしないでかかりつけの産婦人科に相談する事が何よりです。

お腹の赤ちゃんに影響がないお通じに良い成分のお薬を処方してくれます。

我慢をして便が体内で固くなった状態が長く続くと、今度はお腹が張る原因にもなりますから、無理は厳禁です。

妊娠中のつらく頑固な便秘の原因達とその対策のまとめ

妊娠中の便秘はホルモンバランスの急激な変化が原因となり、引き起こされます。

これは妊娠した経験がある女性なら誰もが1度は経験するものです。しかし、放置するのもいけませんし、市販の便秘薬を飲むのもNGです。

いくつかの対策を試して、出来るだけ自力で排便出来るように努力しても自力での排便が出来ない場合は、無理をして我慢しないで担当の産婦人科医に相談をして妊娠中でも安全な便秘薬を処方してもらう事がおすすめです。

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