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便秘が及ぼす影響が想像以上にこわい!腸内で便が腐った状態とは?

Date:2017.09.04

美容や健康について調べていると、必ずと言って良いほど目にする「便秘」。よく「便秘は身体に悪い」と言いますが、実際にはどのような悪影響があるのかは知っていますか?

便秘であるということは、ただでさえ不潔な印象のあるウンチを体内に抱えて持ち歩いているということです。…嫌な気分になってきますよね。

この記事では、便秘が身体に与える悪影響についてご紹介します。中には身の毛もよだつ恐ろしい悪影響もありますから、ぜひチェックしておきましょう。


まず知って欲しい便秘の定義と便秘中の身体の状態

そもそも「便秘」がどのような状態であるのかは知っていますか?便秘の捉え方は人によって様々です。だからこそ「これくらいじゃ便秘とは言わないでしょ」と危機感を持たない人がいるのが、便秘のおそろしいところ。

まずは便秘がどのような状態であるのかをサクッと見ていきましょう。

便が出づらい+排便が少ないのが便秘

実は便秘の定義は明確に決められていません。

  • 日本内科学会では「3日以上便が出ていない状態」
  • 日本消化器病学会では「排便困難や便通異常」
  • 国際消化器病学会では「排便が週に3回未満で、4回に1回は硬便」

…のように、便秘の定義は機関や人それぞれなのです。

多くの場合ではこれらの意見を総括して、便の回数が少なくて、硬便や軟便のせいで排便時に痛みや苦痛が伴う場合を「便秘」として見なすとされています。

通常であれば、人の身体は24時間以内には食べたものを消化して排出する消化機能が備わっています。つまり、丸1日便が出ていない状態でもうすでに便秘の兆しがあるのです。

また、本来であれば排便は苦痛を伴う行為ではありません。スルッと出るのが普通なのですから、便が硬くて肛門が切れるような苦痛が伴う排便があれば、それも便秘として見なされます。

「痛かったけど出たから便秘じゃないよね」と思っている人はいませんか?排便が苦痛であることも便秘の一環として捉えられることを覚えておいてくださいね。

便秘になったときの身体の状態

もともと便とは、体内に要らなくなった老廃物のことです。有害物質も含まれていますから、すぐに体内から排出されるべき存在なのです。

もし便が排出されずに腸内に留まってしまうと、有害物質が体内に吸収され、ガスも発生します。

便秘になっているときのおならが臭いのは、便による有害物質を含んでいるからなのです。いわば便秘は、ただでさえ有害なものを体内で更に腐らせている状態というわけです。

「ただ便が出ないだけ」と思わず、1日でも便が出なければ体調を危惧しましょう。

便秘が引き金で起こってしまう身体の内側への悪影響

便秘で体内に便が溜まると、身体の内側で悪い影響が出てしまいます。体内の変化は目に見えて確認しづらいですから、どんな悪影響がもたらされるのかをしっかりチェックしておきましょう。

血液が汚れて血管が傷つく

血液は体内を巡りながら栄養を吸収したり、運んだりしています。もし腸内に古い便が溜まっていると、腐った便の発する有害物質が大腸に吸収されてしまいます。

便から吸収された有害物質が血液に混ざることで、血液がドロドロになって汚れてしまうおそれがあるのです。

血液が汚れると、白血球が活発化して血液中の汚れを排除しようとします。白血球が活発になると血液の粘度が増してドロドロになるため、血流が悪くなったり血管が傷ついたりといったダメージを受けてしまいます。

また、血液が汚れてドロドロになるのには悪玉菌の増加もかかわっています。便による有害物質は、悪玉菌の栄養分となって善玉菌を減らし、悪玉菌を増やしてしまうのです。

便秘になるということは、知らない間に血液を汚して血管にダメージを与えているということ。目に見えて感じられない影響だからこそ見落とされがちな便秘の悪影響です。しっかり押さえておきましょう。

胃腸の機能が著しく低下してしまう

便秘になると、便が腸内に溜まってしまいます。胃腸の担っている消化機能は、食べた物の

  1. 栄養分を消化・吸収する
  2. 水分を吸収する
  3. 便(不要な部分)を排出する

といった工程をいつも行っています。

便秘で腸内に古い便が留まっていると、消化から排出までの工程で渋滞が起きて消化機能が低下してしまうのです。古い便が長く居座っているから、新たに便をつくることも排出することもできなくなってしまいます。

そのため、便秘になるとお腹が張ったり、消化不良を起こして空腹を感じなくなったりといった症状があらわれます。

消化機能が低下すれば身体全体で栄養不足を起こし、体調不良を招く危険性もあります。便の渋滞を招くからこそ、便秘は起こらない方が良いのです。

腸内環境が荒れる・悪くなる

有害物質を発し続ける便が長く居座ることで、腸内環境がどんどん悪くなっていってしまいます。特に腐敗した便の発する有害物質は、悪玉菌の格好のエサですね。

悪玉菌が増えることで腸内環境が悪くなると、腸の働きも鈍くなってしまいます。つまり、

  1. 便秘になる
  2. 腸内環境が悪くなる
  3. 腸の働き(便の排出機能)が鈍くなる
  4. 便秘になる

といった負のループが引き起こされてしまうのです。

便の滞在期間が長くなればなるほど、有害物質が増えて悪玉菌が増えるリスクも高まっていきます。便秘で便秘を引き起こすループを断ち切るには、やはり便秘の解消が一番ですね。

免疫力が低下してしまう

腸内には、免疫細胞が密集しています。そんな腸は「免疫器官」とも言われるほど重要な部位なのです。

便秘で腸内環境が悪くなると、腸内の免疫細胞の働きが鈍って免疫力が低下してしまいます。

人の持つ免疫力は約7~8割が腸に依存しています。そのため便秘になることで風邪を引きやすくなったり、怪我や病気が治りにくくなってしまうのです。

また便の発する有害物質で血流が悪くなることも、免疫力の低下にかかわっています。

自律神経の乱れと直結する

便秘と自律神経はとても深い関係にあります。

まず、胃腸の働きは自律神経の働きに依存しています。そのため自律神経が乱れることで消化機能も一緒に乱れ、便秘が引き起こされるのです。

つまり便秘の状態であるということは、自律神経が乱れていることとイコールの関係性なのです。

また、自律神経は精神的ストレスによって大きく左右されています。もしも「便が出ない」ことをストレスに感じてしまったら、そのストレスで自律神経が乱れて便秘を悪化させてしまうおそれもあります。

便秘と自律神経の乱れは、新たな便秘を引き起こす「便秘ループ」を起こしやすくなるのです。便秘になっている人は、まずは自分の精神状態を客観的に見つめ直すと良いですね。

自律神経を制することは便秘を制すること。自律神経が乱れていると、便秘をはじめとして様々な病気を併発する可能性も考えられますから要注意ですよ。

血流が悪くなって冷え性になる

便秘になると血液が汚れてドロドロになり、血流が悪くなりますよね。身体の端から端まで血液が巡らなくなることで、冷え性を起こしてしまいます。

また身体が冷えることで腸の消化機能が低下して、便秘を悪化させることも考えられます。体温の低下は免疫力の低下にも繋がっています。

もちろん便秘がきっかけでなくても、身体が冷えると便秘になります。冷えで便秘になると更なる冷えを招く可能性も考えられます。

冷え性と便秘は切っても切り離せない関係にあります。便秘を感じたら積極的に身体を温めていきましょう。

便秘で頭痛が起きる

便秘になると血行不良を起こし、頭痛を起こすおそれがあります。

腸内で発せられる便の腐敗ガスは、血液で体中を巡りながら血行不良を起こします。その結果、頭に十分な酸素や栄養が運ばれてこなくなって頭痛が起きてしまうのです。

また、他にも便秘は

  • 自律神経が乱れる
  • 身体を冷やす
  • 便が出ないことでストレスが溜まる

といった理由から頭痛を引き起こす可能性もあります。

実際、頭痛を抱えているという女性の約半数が同時に便秘を抱えているというデータもあるほどです。

便が出ないため腹痛が起きる

便秘を抱えていると、次第に腹痛があらわれはじめます。本来出ていくはずのものがお腹に溜まり続けているわけですから、痛くなるのも当然ですよね。

便が溜まって発生したガスは、お腹を膨らませてお腹だけでなく周囲の臓器も圧迫してしまいます。

便秘による腹痛はこれが理由なのです。また、臓器が圧迫されることで腹痛だけでなく吐き気や気分の悪さも感じることがあります。

便秘を抱えているときに締め付けのある衣服を着ていると、余計に腹部を圧迫して腹痛が増してしまいます。

便秘は外見に出る。身体の外側にあらわれる便秘の悪影響

便秘になると身体の内側に大きな影響があらわれますが、内側の状態が悪くなることで外側にまで悪影響が及びます。

一見便秘とは関係のなさそうな症状まで起こってしまいますから、しっかりチェックしておきましょう。

有害物質で肌荒れが起きる

女性なら誰もが悩んだ経験のある肌荒れですが、便秘が原因で起こることが多いのは知っていましたか?

便秘になると、腸内で腐った便から有害物質が発生します。発生した有害物質は、血液に乗せられて肌にまで行き渡ります。そして汗や皮脂を通して毛穴から出ていくため、肌の状態が悪くなってしまうのです。

肌から有害物質が出ていくということは、同時に肌の新陳代謝(ターンオーバー)を妨げることも意味しています。ターンオーバーが乱れることで、肌自体に溜まっていた汚れの排出が妨げられて肌荒れを起こすリスクもあるのです。

また、便秘になることで自律神経が乱れることも肌荒れの原因です。自律神経が乱れることで女性ホルモンのバランスも崩されますから、ニキビや吹き出物ができやすくなってしまいます。

お腹がポッコリと張る

ポッコリお腹は便秘の代名詞と言っても良い症状ですよね。便秘でお腹が張るのには、中に便が溜まっていることと、腐った便がガスを発していることが由来しています。

便秘の期間が長引くほど腸の機能が低下していきますから、中のガスが排出されずにどんどんお腹が張ってしまいます。

お腹が張ると苦しくなりますし、太って見えてしまいますよね。ポッコリお腹は食欲の減退にも繋がるため要注意です。

オナラや息が臭くなる

便秘で厄介なのが、身体から放たれる異臭です。具体的に言えば、便のニオイが漂うのです。

人は自分の体臭に鈍感な生き物ですから、便秘で悪臭が出ると知らない間に周りの人に不快な思いをさせてしまいます。

自分でも気づかない内に周囲から「便秘かな?」と思われていたら嫌ですよね。便秘になると、次のような形で異臭があらわれます。

オナラのニオイ
便秘で放たれる分かりやすい異臭と言えば、オナラのニオイです。便秘中のオナラには、腸内で腐った便のガスが含まれています。そのためオナラをすると、音がなくても「ウンチのニオイがする」ことから便秘と分かりやすいのです。
口臭のニオイ
便秘の恐ろしいところが、口から吐く息から「ウンチのニオイがする」点です。溜まった便のガスは、血液に乗せられて呼吸をするときに息から吐き出されます。そのため、便臭と似た口臭を発する人もいるのです。
体臭としてあらわれる
腸内で発生したガスは、血液の流れで体中の汗や皮脂から排出される場合もあります。この場合、汗や皮脂から便の腐敗臭が漂うこともあります。そのため体臭そのものが「ウンチくさい」と感じられる可能性もあるのです。

痔になりやすくなる

現在、日本人の3人に1人は痔(じ)を発症していることがわかっています。痔とは、肛門が切れて出血したり、肛門の周囲にうっ血のふくらみができたりしてしまうことです。

便秘になると硬い便を無理やりに出そうとするときや、下痢に含まれる酸などで肛門がダメージを受けやすくなります。そのため痔になりやすくなってしまうのです。

痔になってしまうと肛門に痛みが生じるため、排便に対する恐怖が生まれます。つい便意を我慢してしまうことが増え、再び便秘を繰り返してしまうのです。

痔は妊婦さんや妊娠・出産を経験した女性が多く発症しますが、便秘がちな人も知らない間に痔を持っていることがあります。

痔はただ肛門が痛むだけではなく、再び便秘を繰り返す危険性があるため要注意です。

妊婦が便秘ならどうなる?便秘が与える胎児への悪影響

「妊娠してから便秘になった」と語る女性も少なくありません。妊娠中の赤ちゃんは母親の便秘には左右されませんが、出産時の母親の腸内環境は生まれてくる赤ちゃんの腸内環境に影響を与えます。

産道の環境は腸内環境に依存していますから、もし出産時に便秘になっていると産道にはたくさんの細菌が棲みついていることになります。

自然分娩で産道から赤ちゃんを産む場合、赤ちゃんは産道の細菌を取り込みながら出てきます。つまり出産時に便秘で腸内環境が悪ければ、産道の細菌を吸収して腸内環境の悪い赤ちゃんが生まれてきてしまうのです。

出産時、母親の便秘の影響で腸内環境が悪くなった赤ちゃんは

  • 便秘や下痢をしやすい
  • 免疫力が低い

という特徴を持って生まれてくる可能性が考えられるのです。出産が近づいている妊婦さんは、なるべく便秘にならないように対策を練っていきたいですね。便通が悪い妊婦さんは、必ず病院で相談しておきましょう。

便秘は長引きやすい!放ったらかさず早急に対処すべし

便秘は誰でも起こりやすいため「よくあることでしょ」と軽く見られがちですが、身体中に数えきれないほどの悪影響を及ぼしているのです。

便秘は放っておくと長引きやすくクセになりやすいですから、必ず早めの対処を心がけてくださいね。

排便は本来、毎日行われておかしくないものです。もし1日でも便の出ない日があれば、腸内環境を整えて便秘解消に努めましょう。

▼腸内環境改善についてはコチラも参考にしてください!

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