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あなたの敏感肌の原因は?生活習慣を見直せば治るケース増!

Date:2019.06.21

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あなたの敏感肌の原因は?生活習慣を見直せば治るケース増!|女性の美学
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敏感肌の人が増えています。敏感肌向けの化粧品も増えています。いったいいつの間に、こんなにも敏感肌人口が増えたのでしょうか。

答えは現代女性の生活スタイルにあるようです。敏感肌の人が増えたといっても、生まれつき肌の弱い人が増えているわけではなく、生活習慣や環境が原因で、大人になってから敏感肌になる人が増えているようなのです。

生まれつきの体質は治すことが難しいですが、後天的なもの、一時的に肌が過敏になっているだけのものは治る可能性があります。

敏感肌とは何か、自分の敏感肌を引き起こしている原因は何かを知り、根本的な解決を目指してみませんか?


そもそも敏感肌って何?敏感肌の症状とは?原因とは?

普通の人には刺激にならないような物質にも敏感に反応して、皮膚トラブルを起こしてしまう敏感肌。その原因は何なのでしょうか。

そもそも敏感肌とはどんな肌のことを言うのでしょう?敏感肌の症状には、どんなものがあるのでしょう?

医学的な定義はない!敏感肌って何?

今この記事を読んでいる人の中にも「私も敏感肌です」という人は多いと思いますが、病院で敏感肌だと診断された人は、ひとりもいないと思います

なぜなら、「敏感肌」という言葉は皮膚医学の学術用語ではなく、医学的な定義がないからです。皮膚科を受診しても、「敏感肌」と診断されることはないのです。

肌は本来、外的刺激から肌を守る「バリア機能」を備えていますが、何かしらの原因でバリア機能が低下してしまうと、わずかな刺激にも反応して肌トラブルを起こしてしまいます。

バリア機能が損なわれ、外的刺激に過剰反応を起こしてしまう、そんな肌状態のことを敏感肌と呼ぶのです。

当てはまる症状はある?敏感肌の主な症状

敏感肌には明確な定義はありませんが、敏感肌だと感じている人に多い症状として、以下のようなものがあります。

  • 顔に赤みが出る
  • 肌が乾燥しやすい
  • 肌に湿疹が出る
  • 肌がかぶれたり、かゆみが出たりする
  • ヒリヒリしみることがある
  • カミソリ負けしやすい
  • 洗顔後に肌がつっぱる、ピリピリする
  • ニキビや吹き出物ができやすい、なかなか治らない
  • 紫外線に当たると肌が真っ赤になる
  • 絆創膏など肌に触れるものでかぶれやすい

症状には個人差がありますが、上記に当てはまる項目が多く、それが子供のころからある人は、生まれつき肌が弱い可能性が高いです。

子どものころには何ともなかったのに、大人になってから上記のような症状が表れだした人は、「生活敏感肌」の可能性が高いと言われています。

「生活敏感肌」「ライフスタイル敏感肌」とは?

ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなど、生活環境の影響を受けて、肌トラブルや肌荒れを繰り返してしまう肌状態を、「生活敏感肌」と言います。大手化粧品メーカー資生堂では「ライフスタイル敏感肌」と呼んでいます。

仕事やプライベート、家事や育児と、現代女性は多忙な毎日を送っています。多忙なあまり、生活は乱れがち、ストレスもたまりがち。肌のコンディションも崩しやすい環境にあるのです。

生活敏感肌は生まれつきの体質ではないため、その原因さえ取り除けば、肌状態が改善される可能性も高くなります。

ライフスタイルが原因で敏感肌になったなら生活習慣を見直して!

ライフスタイルが原因で肌トラブルが起きてしまった場合、その原因となる生活習慣や生活環境を変えずにいると、肌トラブルが治らないのはもちろんのこと、どんどんひどくなることも考えられます。

敏感肌は顔にだけ表れるわけではなく、かかとがひび割れたり、脛が乾燥してかゆくなったりと体のあちこちに影響が表れることも。頭皮が敏感肌になると、しみたり、かゆみが出たりしないシャンプーを見つけるのにも苦労することになります。

こじらせると大変な生活敏感肌ですが、生まれつきのものと違って、病院に行かなくても、生活を見直すことで治ることもあります。肌に悪影響を及ぼす生活習慣、生活環境がないか、自分の生活スタイルを一度チェックしてみましょう。

睡眠不足はお肌の大敵!

良質な睡眠は美肌づくりに欠かせません。健やかな髪や美肌をつくる成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。とくに深い眠りであるノンレム睡眠中に分泌されると言われています。

睡眠不足が続いたり、眠りが浅いなど、睡眠の質が悪い状態が続けば、美肌が遠ざかるどころか、ニキビや乾燥肌などの肌トラブルを起こすことに。

まずは十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。できれば、同じ時刻に寝て、同じ時刻に起きる、規則正しい睡眠を

次に睡眠の質をよくしましょう。眠りが浅くならないように、就寝前のスマホやパソコンはやめて、照明を落として。リラックスできる環境の中、眠りに入って行けるようにしましょう。

体の健康同様、健やかな肌づくりにも食生活は重要!

体の健康同様、健やかな肌をつくるためにも、食生活には気をつけなくてはなりません。

  • 忙しくて外食、スーパーやコンビニのお惣菜、レトルト、インスタントものが多い
  • 毎日3食きちんと食べていない
  • つい甘いものを食べ過ぎてしまう
  • 偏食、ダイエットなどで、栄養バランスのよい食事がとれていない

など、食生活が乱れていると、お肌のバリア機能は低下しやすく、肌の状態も悪くなってしまいます。

毎日しっかり食べることができていない人は、まずは1日3食規則正しく食べるようにしてください。美容にいいからと同じものばかり食べるのも厳禁です。いろいろなものをバランスよく食べましょう。

栄養を手っ取り早く摂りたいからとサプリに頼りすぎるのも、おすすめではありません。栄養は食事から。どうしても不足しがちなものだけ、サプリで補うようにしましょう。

ストレスがたまると肌が荒れる!

ストレスがたまると、肌のバリア機能が低下します。過度なストレスが、自律神経とホルモン分泌のバランスを乱し、肌にダメージを与えることは科学的にも証明されています。

ストレスをなくすことは不可能ですが、ストレスをためこまずにすむように、自分なりのリラックス法や、癒し効果のあるアイテムなどを見つけるようにしましょう。

  • 深呼吸をする
  • ヒーリング効果のある音楽を聴く
  • スポーツを楽しむ
  • モフモフな動物と触れ合う

など。ストレスは心の問題のような気がしますが、体を動かしたり、聴覚や触覚を刺激したり、新鮮な空気を吸い込んだり。何かしらのアクションを起こすことで、心にも変化が起きるものです。

いろいろ試して、自分にピッタリなストレス解消法を見つけましょう。

肌が乾燥しやすい状況・環境は避けて!

ひどい肌乾燥から敏感肌になるケースは多いので、乾燥しやすい状況・環境はできるだけ避けるようにしなければなりません。

  • エアコンのきいた場所で過ごすことが多い
  • シャワーや浴槽のお湯の温度が高め
  • 冬場、寒いからとお湯で洗顔する
  • お風呂上りや洗顔後、すぐに肌ケアしない

など、肌の乾燥を招く習慣・環境に思い当たるものがある人は、今すぐにでも対策が必要です。

乾燥を避けられない場合は、保湿ケアを忘れないようにしましょう。

肌に合わない化粧品やシャンプーの使用は悪化の一途

近頃、オンラインショップの普及もあり、アドバイザーに相談することもなく、自分の判断で化粧品を選び、使用する人も増えています。そのため、自分の肌に合っていない化粧品を使ってしまうことも。

すぐに使用を中止すればまだよいのですが、捨てるのはもったいないからと、多少の違和感なら無視して使い続ける人もいます。悪化する危険性があるのでやめましょう。

顔だけでなく体全体が敏感肌になってしまえば、化粧品だけでなく、シャンプーやボディソープ、洗濯洗剤や柔軟剤にまで反応するようになることも。

少しでも肌に異常を感じるものは、すぐに使用を中止して。肌に合わない成分の入ったものは使用しないようにしましょう。

こじらすと面倒なことに!症状が軽いうちに早め早めの対策を

自称敏感肌の人は多く存在しますが、その多くは後天的なもので、生まれつきの体質など先天的なものは2割程度だと言われています。

症状がひどくならないように、低刺激の化粧品を使ったり、やさしい洗顔を心がけたりと、敏感になっている肌をいたわることはもちろん大切ですが、根本的な解決を目指すには、生活スタイルを見直すことが重要になります。

敏感肌の原因はひとつとは限りません。いくつかの要因が重なって肌状態が悪化していることもあります。思い当たることは、ひとつずつ、ゆっくりとでも改善していきましょう。

ただ、改善が間に合わず、肌状態がひどくなった場合は、受診を検討することも必要です。

肌の乾燥がひどくなり、湿疹やひび割れなどが出てきた場合、ニキビや吹き出物が化膿して、赤ニキビや黄色ニキビになった場合など、肌状態が明らかに悪化してきている場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

最初は「ただ、ちょっと敏感肌なだけ」程度でも、化粧品選びを間違えたり、生活スタイルや環境による悪影響が重なると、塗り薬や飲み薬による治療が必要になることもあります。気になる症状が表れた場合は早めに受診してくださいね。

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ライター:iroha

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