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コンサバがモテる時代は終わり!コンサバ系の変遷と今のモテる服とは

Date:2016.10.21

shutterstock_149736389ファッションのジャンルで「コンサバ系」というワードをご存知ですか。

とくに30代の方々なら20代の頃見たり聞いたりあるいは纏ったりしていて懐かしく感じるのではないでしょうか。

コンサバ系と聞くとあなたはどんなファッションを想像しますか?

またコンサバ系って男性ウケはどうなのでしょう。


今更だけどコンサバってどんなファッション?

コンサバ、コンサバって聞くけれど、今更ですがコンサバってどんなファッションを指すのでしょう?

コンサバがコンサバティブという言葉からきているのはよく知られている事実ですね。

保守的、と訳されますがもっと言うと「淑女的なファッション」、つまり礼装の略服のようなものを指していたようです。

例えば胸元の詰まったトップスやパールのネックレス、ひざ丈スカートのワンピースやスーツ、いわゆるファーストレディたちが公式の場に現れるときの装いを思い浮かべてもらえばよいのではないでしょうか。

「コンサバ」と聞いて思い浮かべるアイテム

筆者は今コンサバ系と聞くと真っ先にファッション誌CanCamから飛び出してきたOLのようなファッションを想像してしまいます。

王道アイテムは

  • アンサンブルのニット
  • 裾がふわりと広がった膝上スカート
  • ヒールのパンプス
  • ニットワンピース
  • 乗馬ブーツ

といったところでしょうか。

そのイメージを表現するとすれば「キレイ系」「きちんと系」という言葉が思い浮かびます。

今でももちろん「キレイ目な服装」は存在していますが、それはあの頃「コンサバ系」と呼ばれていたファッションとはちょっと違う気がします。

さて、この「コンサバ」という言葉がもともとどんなところから来たのか、そしてどうやってファッション用語になったのか、実はこんな流れがありました。

1970年代から始まったこれまでのコンサバの変遷

コンサバの歴史は今から約40年も前に遡り、もともとは「ニュートラ」と呼ばれるファッションのジャンルがその原型だったようです。

コンサバの原型は神戸のお嬢様のイメージから

1975年ころ、「ニュートラ(ニュートラディショナル)」と呼ばれる、いわゆる神戸のお嬢様をイメージしたスタイルが流行りだします。

ニュートラのコーディネートからよく見受けられるアイテムはこんな感じ。

  • ひざ丈のスカート
  • ダブルボタンのブレザー
  • ブラウスにカーディガン

確かに「お嬢様」とつくだけあり露出が少なくきちんとした印象を受けますが、今のコンサバのイメージからするとやや地味な感じもします。

バブル景気の到来でコンサバはより華やかに

1987年ころ、バブル景気の真っ最中には女子大生ブームが到来、あの太い眉やおでこが透けるような薄い前髪、タイトスカート、そして肩パッドの入ったスーツが流行りだします。

これに加えてハイブランドの流行もありコンサバファッションはお嬢様のイメージからかけ離れ、だんだんと華やかさを増していきます。

コンサバはファッション誌によって進化した

そんな80年代に

  • ViVi
  • JJ
  • CanCam

などのファッション誌が女子大生やOLをターゲットとして次々に創刊、コンサバファッションはこれらの紙面でモデルやスタイリストの手によって進化を遂げてきました。

ファッション誌の作り手たちによって進化した「コンサバ」は本来の意味でのコンサバティブー淑女的なファッションとは違って、

  • デニム
  • 茶髪
  • 胸元の広く開いた服

などカジュアルなアイテムも登場します。

それでいながらパールのネックレスや白シャツ、テーラードジャケットを組み合わせたりしてエレガントで女性らしいコーディネートはモード系、カジュアル、ユニセックスやギャル系といった他ジャンルと識別するために「コンサバ」と呼ばれています。

コンサバファッションから時代はカジュアルに

ところで一時期は「コンサバ」という言葉をよく耳にしたのに最近ちょっと聞かなくなりましたよね。

近年では80年代ファッションの流行プチプラブランドの台頭など、流行も目まぐるしく変わってしまい、かつてコンサバ系OLを対象に売り出していたアパレルブランドのいくつかはデパートから姿を消してさえいます。

いまファッションの主流はカジュアルに、コンサバ系ファッション誌もベーシックなアイテム(パールやブラウス、上質なニットなど)は残しつつボーイフレンドデニムやスニーカーを取り入れることで「くずし」「遊び」を演出するようになってきました。

ピンヒールのパンプスにスカートとジャケット、完璧に巻いた髪と頭の先からつま先まで隙の無いファッションの時代は終わったのです。

コンサバのモテ神話も終わり?今のモテファッションとは?

かつてはコンサバというと女性らしくエレガントで男性から見ても好印象、CanCamなどの紙面にも「モテ」のキーワードが踊る王道のモテファッションであったはずです。

そんなコンサバファッション、愛されファッションは今となっては分かりやすすぎて男性にはひかれてしまうかも、それ以前に30代で全身コンサバコーデはアイテムによっては「痛い」女に見えてしまうかもしれません。

現に著名人やスポーツ選手を射止める「モテ」の代表格である女子アナのファッションを見てみるとタイトなスカートだったりボルドーや黒といった色味だったりやや辛口なアイテムを取り入れて媚びた印象を与えません

明らかに男性ウケを狙うような王道なコンサバスタイルはせいぜい女子大生から抜擢されたお天気お姉さんくらいでしょうか。

華奢な時計よりもメンズライクな腕時計で手首の細さを強調することが流行っているいま、コンサバがモテるファッションという考え方はもう廃れつつあります。

30代、目指すべきキレイ目ファッションはもうコンサバではない

さて、いわゆる「コンサバ」という言葉は聞かなくなったものの「女性らしさ」や「きちんと感」「エレガントさ」というものは相変わらず男性には好印象を与えます。

30代のあなたがエレガントさや女性らしさといった「コンサバ」な要素を出すとすれば、きちんとアイテムをカジュアルに着くずす、またはカジュアルアイテムをエレガントにコーディネートする、という「着こなしかた」にあるのではないでしょうか。

たとえばきちんと感アイテムの代表格、白シャツならこんな着こなし方はどうでしょう。

  • オーバーサイズの白シャツの前裾をデニムにイン
  • パールの小物やクラッチバッグなどで女らしいアイテムをプラス

逆にカジュアルアイテムの代表、スニーカーをエレガントなファッションに組み合わせてみるということもできます。

  • タイトなニットスカート(ミモレ丈)にとろみのあるブラウス
  • 足元はスニーカーにし、上質なバッグを合わせて辛口に

このときスカートはハイウエストなものを、ブラウスの裾をほんの少しウエストにインして足を長く見せることを忘れずに!

カジュアルなアイテムを取り入れつつも小物や着こなし方で女性らしさを表現する、それが今の30代のモテファッションなのではないでしょうか。

時代と「モテ」の変化とファッション

ファッションの流行はその時代の価値観がよく反映されているといいますが、モテる女性像やそれに合わせたファッションも同じように変化しているのではないでしょうか。

モテる女性像もコンサバ系からカジュアル系に移行している

かつてコンサバファッションが流行ったころ、モテるのは「思わず守りたくなる」と思わせるような可憐さ、か弱さのある女性だったのではないでしょうか。

しかし経済的に先行きが見えず不安を抱える人が多いこの時代、結婚したら「家庭に入る」よりも「仕事を続ける」女性を求める男性が増えています。

実際に都会では共働き夫婦の家庭が近年急増しており、待機児童問題の対策を急ぎつつもまだ追いついていないのが現状です。

そんな今、

  • 「こんな人と一緒にいたい」
  • 「結婚したい」

と思われるのは「あなたに守ってほしい」と100パーセント依存する女性ではなく、「私もいっしょに頑張るよ!」と言ってくれるようなエネルギッシュな女性なのかもしれません。

キレイなだけの人がモテる時代も終わっている

いま、雑誌の読者モデルやテレビなどで活躍する女性をみてみると「きれいなだけ」の人というのはいません。

「美人」なのは当たり前、それに加えてステータスのある肩書や職業のある人、何かに長けている人などで溢れています。

世の中は今、見た目の美しさのみならず高い能力や意外性、多面性を兼ねそろえた女性にスポットライトが当たる時代なのではないでしょうか。

ミモレ丈の女性らしいスカートだけどスニーカー、カチっとした白いカッターシャツだけど空気を含んだようなオーバーサイズで際立つ華奢なボディライン。

いま、女性はただ「可愛く」あるだけじゃダメだということを薄々感じている、だからモテる服も「コンサバ」なままじゃなく、強さやアクティブさの加わったものに変わっていっているのではないでしょうか。

「コンサバ」は消えても「ベーシック」は残る

コンサバファッションを筆者なりに分析しましたが、あなたはどう思いましたか。

流行は繰り返すといいますが、再びコンサバに近いスタイルが流行ったとしてもそれはまたその時代に合わせて形を変えたものになっているでしょう。

でもどんな時代でもパールのネックレスやヒールのパンプス、上質なハンドバッグやトレンチコートなど普遍的に愛され、女性を美しく見せてくれるアイテム、つまり「ベーシック」なものはずっと残っています。

カジュアルが流行ればカジュアル一辺倒、モードが流行れば全身モード、ではなくやっぱりどこかにそんなベーシックなアイテムを残して女性らしさを忘れずにいたいものです。

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