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見逃さないでCOPDの症状!煙草を吸わない女性も要注意!

Date:2016.07.25

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あなたは煙草を吸いますか?あなたの彼は喫煙者ですか?あなたの家族に煙草を吸う人はいますか?

公共の場では禁煙が当たり前となり、喫煙者の数も年々減ってきていますが、どうしても煙草をやめられない人、やめる気がない人もまだまだいますね。あなたの周りはどうですか?

自分自身は煙草を吸わなくても、身近な人が煙草を吸えば悪影響を受けてしまう煙草の煙。父親や彼氏がヘビースモーカーなら、あなたの身にも知らず知らず病魔が忍び寄っているかも!?

全世界における死亡原因第4位であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は別名「たばこ病」。原因のほとんどが煙草ですが、非喫煙者であっても受動喫煙によりCOPDになってしまう場合もあるのです。

自覚がない人も多い!COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

COPDとは一つの病気の名前ではなく、肺気腫や慢性気管支炎など、長い時間をかけてじわじわと呼吸障害が進行する病気の総称です。

難しい病気の名前を聞くと自分とは無関係と思う人もいるでしょうが、その症状としては、咳や痰、息切れなど、実によくあるもの。

ゆっくりと時間をかけて進行すること、症状がCOPDに限ったものではない(風邪や加齢からくるものと思い込んでいる人も多い)ことから、初期段階で気づくことが難しい病気なのです。

40歳以上の8.5%、人口にして約530万人がCOPDであると言われていますが、そのうち治療を受けているのは約22万人。ほとんどの人が自覚せずに生活していることになります。

重症化すれば死の危険も!知っておくべきCOPDの怖さ

咳や痰や息切れの何が怖いの?と思うかもしれませんが、徐々に症状が重くなり、最初は階段の上り下りで息切れしていたものが、歯磨きや服の着替えでも息切れが起きるようになります。

日常的に正常に呼吸が行えなくなれば、酸素ボンベに頼る生活を余儀なくされますし、さら悪化すると、呼吸不全や心不全で死に至ることになります。

また、COPDには合併症状の怖さもあります。

  • 全身の筋力低下
  • 骨粗しょう症
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 糖尿病
  • うつ状態

など、さまざまな病気を併発する恐れがあるのです。

煙草を吸わなくても油断は禁物!非喫煙者にも忍び寄る魔の手!

以前から問題になっている、受動喫煙による被害。

煙草の先から立ち上る副流煙は、煙草を吸う時の煙より有害物質が多いと言われていますし、喫煙者が吐く息にも有害物質は含まれています。

周囲に煙草を吸う人がいるなら要注意!受動喫煙の危険性

喫煙の際に出る有害物質を含んだ煙には3種類あります。

  • 主流煙 … 煙草から直接吸い込む煙
  • 副流煙 … 煙草が燃焼する時の、煙草の先から立ち上る煙
  • 呼出煙 … 喫煙者の吐く息から出ている煙

このうち、副流煙+呼出煙を受動喫煙と言います。

受動喫煙でまず問題視されるのが、副流煙の有害性です。副流煙は主流煙よりも有害物質が多く含まれているのです

有害物質 含有量(主流煙有害物質を1とした場合)
ニコチン(依存性薬物) 2.8倍
タール(強力な発がん物質) 3.4倍
ベンツピレン(発がん物質) 3.4倍
一酸化炭素(酸素欠乏状態) 4.7倍
ベンゼン(発がん物質) 10倍
ナフチルアミン(膀胱発がん物質) 39倍
アンモニア(粘膜への刺激) 46倍
ホルムアルデヒド(目・鼻・気道の刺激) 50倍
ニトロソアミン(強力な発がん物質) 52倍

換気の悪い部屋での喫煙は、同じ部屋にいる非喫煙者の健康をも害しかねないのです。

また、呼出煙(吐煙、排出煙とも言います)は、煙草を吸い終わった後も、一酸化炭素等の有害物質を含んだまま。

一酸化炭素は吸い終わってから最低8時間は息から出続けるため、ベランダや玄関の外で吸う程度の家庭内禁煙では十分とは言えません

特に気をつけたい!女性・乳幼児・学童の受動喫煙

肺機能が同程度である男女を比較した場合、女性の方が

  • 少ない喫煙量でもCOPDを早期発症してしまう
  • COPDの急性増悪(急な症状の悪化)の頻度が高い
  • QOLの低下(COPDにより日常生活がしづらくなる程度)が大きい
  • 呼吸困難が強い

との報告があります。

また、

  • 同じ喫煙量でも体内吸収量が大きい
  • 肺機能の低下が大きい
  • 副流煙の影響を受けやすい

と言われています。

これらの原因としては、

  • 女性の方が肺が小さい
  • 気道径が小さい
  • 肺の成長発育が早く、加齢が早い

などが挙げられています。

生まれて間もない乳幼児や、成長期の子供も感受性が強く、家庭内に喫煙者がいる場合は、気管支炎・肺炎・喘息などの発症リスクが高くなるので注意が必要です。

実際に、喫煙経験がないのに、家庭内で長年ひどい受動喫煙環境にあったり、職場が喫煙者だらけだったりした場合に、若くしてCOPDを発症するというケースもあります。

  • 父親または両親ともが喫煙者で幼い頃から煙草の煙を吸い続けてきた人
  • 分煙されていない職場で長く働いている人
  • ヘビースモーカーの彼氏と長く一緒にいる人

などは注意が必要です。

喫煙本数が少なくても危険!?喫煙の仕方にも注意が必要!

COPD発症には、喫煙本数×喫煙年数が関係し、ヘビースモーカーにそのリスクは高いと思われがちですが、そうとも言えません。

喫煙の状況により、実際吸った本数以上の有害物質が体内に取り込まれることもあるからです。

ここでいう喫煙の状況とは、換気の良し悪しのことです。

【我が家の場合】

夫は1日に10本吸うか吸わないかくらい。特に喫煙本数が多いわけでもなく、本人もCOPDなど自分には関係ないものと思っている様子でした。

が、吸っている環境に問題がありました!

実家暮らしの頃からの習慣でトイレ煙草がやめられずに、結婚してからも朝トイレにこもること30分。狭いトイレの窓を閉め切って煙草を吸う毎日でした。

案の定、日に日に痰が絡む程度がひどくなり、ゴホゴホとむせる回数も増え、ついには深夜に喘息の発作を起こし救急病院へ。

喘息はCOPDではありませんが、COPDと喘息を併発することを「オーバーラップ症候群」と言い、近年、COPDに関連した病態として気管支ぜんそくも取り上げられています。

喫煙本数は少ないものの、主流煙に加え、副流煙と呼出煙でもうもうとした狭い個室で毎日30分間、煙をたっぷり吸い続けたため、実際の本数以上の害があったものと思われます。

【煙草の影響は幼い我が子にも…】

娘は夫の後にトイレを利用することが多く、しかも、パパゆずりの長トイレで、換気できていない煙の充満したトイレに長居する毎日でした。

結果、風邪のたびに喘息のような咳、「息を吸っても息がうまくできない」と苦しむことに。

我が子への影響を見てようやく夫はトイレ煙草をやめましたが、娘の気管支は弱ったままです。

パパから娘に気管が弱い体質が遺伝しただけでは?と思う人もいるかもしれませんが、トイレ煙草が365日行われていた時期、私も同居の母も風邪をひくたび咳喘息が出るように。

トイレ煙草廃止後は私たちの咳喘息もパッタリなくなり、受動喫煙の影響は計り知れないものがあると実感した次第です。

煙草の煙の臭いと発がん物質は、無風の状態でも半径7mの範囲まで届くと言われています。

どうしても煙草の煙を避けられないのであれば、少しでも受動喫煙量を減らすべく、換気や空気清浄を強化することをおすすめします。

家族みんなの幸せな未来のためにsmoke freeの生活を

もし、あなたの彼氏が喫煙者の場合、そして、これからも人生を共にしようとしている場合は、彼にもCOPDの怖さを知ってもらい、ぜひとも禁煙してもらいましょう。

自分の心配もそうですが、将来生まれてくる子供に与える影響も計り知れません。

「自分が喫煙したわけでもないのに」と悔しい思いを抱えながら、通常の発症年齢よりも若くしてCOPDになって苦しむ可能性だってあるのです。

喫煙者である夫の体も心配です。発症するリスクは喫煙者がやはり一番高いのです。

「息を吐いてもうまく二酸化炭素を出しきれない!」
「息がうまくできない!」

そんな苦しい思いをしないですむよう、今からでも煙草についてしっかり考えてもらいましょう。

老後、酸素ボンベを携帯しての夫婦旅行にならないように、年を取ってもおいしい空気をたっぷり吸える体でいられるように、煙草の煙を遠ざける生活をぜひ心がけてください。

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