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英語は勉強ではなく運動?大人になってからの英語勉強方法

Date:2017.01.18

shutterstock_306854033「今年こそは英語を話せるようになりたい!」

毎年毎年、そんな事を思っていませんか?とはいえ仕事や家事でただでさえ忙しいのに、その上苦手な事の勉強なんて、やる前から思いつくのはネガティブな事ばかり。

話せるようになる気がしません。無理に決まっています。

では「毎日1時間体を動かす」。こんな目標なら続けられる気がしませんか?

そう思ったあなたは、もしかしたら英会話も習得できるかも。実は英語を話すという事は、勉強というよりもよりスポーツに近いのです。

今回は、英語を話せるようになるために本当に必要な事を、脳の仕組みを交えて紹介します。

今までの英語に対する考え方が変わって、今年こそは取り組む気持ちになれるかもしれませんよ。


英語を話せるようならない理由は「勉強」をしているから

英語を話せるようになりたいと思ったら、まずはおすすめの参考書や教材を探して、おすすめの勉強法を調べていたりしませんか?恐らく多くの人がそうだと思います。

なぜなら英語は「勉強」だと思っているから。それなら勉強ができる人は英語を話せるでしょうか?

むしろ英語の勉強が良くできる人ほど、実際に話そうと思っても話す事ができずに、「英語は無理」という苦手意識が芽生えやすかったりします。

英語は「勉強」。本当にそうなのでしょうか?

そもそもなぜ英語が勉強だと思っているのか?それは学校の英語教育のせい

ではなぜ英語を勉強だと思っているのでしょうか?

それは完全に、学校教育の授業内容に理由があります。

現在では英語は小学生から授業に取り入れられているそうですが、私たちの多くは中学生から英語の授業が始まりました。内容は以下のものが中心ですね。

  • 単語
  • 文法
  • 英文和訳または和文英訳
  • 音読
  • リスニング

英単語を覚え、基礎文法は例文ごと暗記したりして、そうして一生懸命記憶力を働かせて覚えた知識で和訳や英文を作る。

リスニングは少し苦手、なぜなら授業ではいつも先生の発音に続いての音読ばかりでネイティブの発音には慣れていないから。

「話す練習」がない授業 伸びるのは記憶力と理解力だけ

テストで点数を取るためには、とにかく単語帳と参考書片手に問題集を解きまくる。記憶力がものをいう教科。

少なくとも私の周りでは英語学習というとこんな感じでした。

気が付いた人はいるでしょうか。「話す、スピーキング」練習がないという事を。

日本の英語教育とは、暗記と理解力を伸ばすためだけのもので、英語を「話す」ためのものでは残念ながらないのです。

それにも関わらず、英語は高校・大学入試では得点が重要視される傾向にあるため、私たちは一生懸命英語を「勉強」していたのです。

本当に勉強は必要ない?答えはあなたが知っています

とはいっても、必要がない事を本当に勉強させられていたのでしょうか?これは、イエスとノーのどちらとも言えます。

というのは、英語を単に相手に伝わるように話すだけなら勉強は必要ありません。
しかし、より上手く正確に、豊かな語彙で話したり書いたりできるようになるためには勉強が必要です。

そしてそれはあなたが日本語を習得したステップと同じなのです。

言語習得のステップは常に同じ。言語の種類や年齢も関係ない!

言葉を話し始めた赤ちゃんの頃。勉強なんてしなくても、どんどん新しい言葉や表現を吸収して使っていたはずです。

そして自然に文字を覚え自分で本を読み語彙を増やし、学校で国語を習って正しい文章の書き方を学び、論理的な思考を学んで読解力を身に付ける。

もちろん赤ちゃんや子供の脳は新しい事を吸収する上で特別な能力がありますし、さらには聞き取るための耳の良さも大人とは比べ物になりません。

しかし言語を習得する上で必要なステップは、年齢や言語の種類によって変わる事はありません。

英語と日本語、赤ちゃんや子供、大人とで変わる事はありません。同じなのです。

英語はスポーツ!?言語習得と脳の働きを知ればその理由が分かります

言語習得の正しいステップを紹介する前に、先に脳の働きについて説明します。

言葉を話すようになる時に、脳のどの部分がどのような働きをするか。難しい事はありません。きっと意外な働きをしている事に驚くはずです。

人間にしかない脳の部屋、言語野。バイリンガルは2部屋あり

ことばの理解や表現をつかさどる脳の部分を言語野と言います。

日本人は日本語の言語野を持っていて、英語を話す人は英語の言語野を持っています。日本語と英語を話すバイリンガルの人はそれぞれ1つずつ、計2つの言語野を持っています。

つまりここから推測できるように、1つの言語をネイティブ並みに習得しようとしたら、脳にもう1つ新しい言語野を作る必要があるのです。

言語野には3つの役割が。ここで分かる「英語はスポーツ」の秘密

言語野の中身をのぞいてみると、次の3つのパートに分かれています。

前言語野
運動性言語野ともいい、ことばを話す機能をつかさどっています。
後言語野
感覚性言語野ともいい、話しや文字の理解、書字の機能をつかさどっています。
上言語野
前言語野の機能を補助するはたらきをしていると考えられています。
注目して欲しいのは一つ目の前言語野。ここがまさに「英語はスポーツ」の秘密にあたる部分です。

言葉を「はなす」部分を司る言語野は、運動性言語野と呼ばれているのです。理由は簡単、相手の言葉を理解し瞬時に言葉で返す、つまり会話という行為は、運動神経や反射神経を使って行っているからです。

そして論理的な思考や、文章を書くといった高度な言葉の使用には、後言語野や上言語野を使います。

スポーツの上達の為には何が必要?そう、練習です!

つまり、英語で会話をするためにまず最初に必要な事は、運動神経や反射神経を使う事なのです。

運動神経や反射神経を使うという事で、スポーツに例えるとしましょう。

ゴルフやテニスを始めて、上達のためにする事とは何でしょう。一生懸命ゴルフやテニスの上達本を読み込んで暗記して、上達ポイントをそらんじて言えるようになる事でしょうか。

違います、練習ですよね。

とにかく体を使って練習する事で、上達していくのです。そしてそれは英語も同じです。

練習を繰り返す事で新しい部屋、英語の言語野ができる!

そして英語を話す練習を繰り返す事によって、脳に英語の言語野を作り出す事ができるのです。

ただし、この言語野を作る事は簡単ではありません。ネイティブではない人が新しい言語野を作り出すためには、個人差はあれど最低1,000時間以上をかける必要があると言われています。

しかしこの言語野ができれば、英語を英語のまま理解し、日本語を思い浮かべる事なく英語で相手に伝えるという行為が可能になるのです。

学校教育とは反対?英語習得のための正しいステップ4段階

英語を話せるようになるために一番効果的な方法は、海外留学をする事です。なぜなら言語習得のための正しいステップを踏むことができ、実際に話す練習をたくさんする事ができるから。

語学学校も良いでしょう。ただし、以下の正しいステップで教えてくれる学校でないと「学校英語」の二の舞を踏むことになるので注意です。

そしてこれが英語をはじめ言語習得のための正しい4ステップです。

  1. 聞く
  2. 話す
  3. 読む
  4. 書く

いかがでしょうか。

最初に「聞く・話す」練習がとても大切なのに、いかに学校の授業ではそれをやらずに「読む・書く」ばかりやっていたか。

もちろん一生懸命勉強すれば、英語の本をすらすらと読めるようになるでしょう。しかしもうお分かりのように、それでは会話ができるようにはならないのです。

さらにこの学校教育の弊害と言えるのが、テストで正しい読み書きを重視するばかりに、多くの人が正しい英語じゃないと話すことを躊躇してしまう傾向にあること。

間違う事を恐れずに、滅茶苦茶でもとにかく伝えようと一生懸命話す姿勢がある人の方が、たとえ英語の勉強は全くできなくても、英語の上達は速いでしょう。

聞き取れないのには理由がある!周波数と音の数の違い

英語の言語野を作るためには、とにかくたくさんの英語を聞いてマネして使い、話す練習をする事が必要です。

しかしいくらマネしようとも、まずはネイティブの英語を聞いた所でなかなか聞き取れずマネできない所が問題ではないでしょうか。

ネイティブの音が聞き取れないのには理由があります。それは聞き取りやすさを左右する周波数と音の数が違うからです。

違うと聞き取れない。日本語と英語では全然違う周波数

まずは周波数についてですが、これは空気中を音が伝わる時の振動数の事をさし、ヘルツという単位で表されます。

この周波数は、言語によって全く違うのです。日本語はとりわけ低く、英語は高い事が分かっています。

そして人は、普段自分が聞いている周波数を聞き取る事ができ、聞きなれていない周波数は聞き取る事ができないと言われているのです。

この周波数の大きな違いが、日本人が英語を聞き取る事が難しいとされる一つの理由です。

音の数の違い。日本語にはない音がたくさんあるから聞き取れない

さらに日本語と英語で大きく異なるのが、音の数。

音を作るうえで重要な母音が、日本語の場合は5つですが、英語は約30個あると言われています(数える方法によっては約20個という説もあります)。

人間の脳は過去に聞いたことのない音は発音出来ず、発音した事の無い音は聞き取る事が難しいため、日本語にはない音がたくさんある英語を聞き取る事は難しいのです。

聞き取れるようになる唯一の方法。それはとにかくたくさん聞くこと

それなら日本人に英語を聞き取るのは無理じゃないの?と思ってしまうかもしれません。

しかし最初は聞き取れなくても、とにかくたくさん聞き続けるによって、脳が段々知っている音として認識し始めるのです。

英語の音に慣れる、いわゆる「英語耳」が出来上がるという訳です。

目標は最低1,000時間以上!英語耳は一日にして成らず

では一体どれほど英語を聞き続ければ良いのでしょうか。

一般的には1,000時間以上のリスニングが必要と言われています。1年で英語耳を作ろうと思えば1日3時間以上、1日1時間で済まそうとすると3年かかる計算です。

効果的に続けるために。おすすめリスニング素材

そんなに長く続けるなんて無理、そう思うかもしれません。

逆に言えば、意気込んで勉強する必要はなく、とにかくたくさん聞き続ければ良いというのではあれば、毎日のルーティンンワークに組み込んでしまえばさほど難しくない気がしませんか?

毎日1時間ウォーキングをする、そんな感覚で良いのです。

聞く内容ですが、同じリスニングでも集中して聞くのと聞き流すのとでは効果が違います。

自分に興味のある内容だと集中しやすくなりますし、身近なシチュエーションを扱ったシーンの会話だと、普段の生活の中で「ここではこう言うんだ」と練習ができる機会も多くなります。

ここでは毎日続けるために効果的なおすすめリスニング素材を紹介します。

  • 海外ドラマ
  • ラジオ英会話講座
  • オーディオブック
  • 洋楽

それぞれ、説明していきます。

海外ドラマ:生きた会話が聞けるのはこれ。ファッションチェックも楽しい

特に海外ドラマは、すぐに使える言い回しや表現が豊富で、生きた会話のやり取りが学べる好素材です。

内容も興味を惹かれるものが多く、ファッションやライフスタイルを楽しめるのも長く続けられるポイントです。

1日1時間、海外ドラマを楽しみながらリスニングする時間を作る場合、全く分からないとモチベーションが上がらないので、最初は字幕で内容をざっと理解して。

そして特に好きな1話を何日も繰り返し見る事がポイントです。

一語一句は聞き取れなくても、そのうちになんとなく次のセリフの音が頭の中に出てくるようになり、さらには問いかけのセリフに対して答えが口をついて出てくるようになる事も。

全てのセリフを覚えてしまうくらい聞きこむのが理想ですが、飽きてしまっては続かないので、全体を通して何となく何を話しているのか分かるくらいになったら次の話を楽しむようにしましょう。

ラジオ英会話講座:基礎レベルだけど使える英語がたくさん聞ける

意外なおすすめがラジオ英会話講座。文法自体は中学程度の基礎的なレベルなのですが、英語特有の言い回しがたくさん出てきます。

つまり、簡単なのによく使える英語をたくさん聞く事ができるのです。日本人が制作している教材なので、私達が知りたいと思う点を押さえているのもポイント。

途中日本語の解説が入り英語が遮断されてしまう事が難点ですが、実はこの解説が「なるほど」といった感じで案外面白く、次へ次へと聞きたくなる魅力にもなっています。

オーディオブック:しっかり「聞く」のはこれ。簡単な内容で自信をつけて

その名の通り「聞く本」のオーディオブックは、スマートフォンやタブレットが普及している中、使わない手はありません。

中でもおすすめなのは

  • 童話
  • 児童書

で、話の内容が分かっているものが良いでしょう。

子供向けという事で難しい単語が少なく、内容も把握していることから予測して聞き取れる部分もあり、「聞けた」という実感が得られやすい素材です。

解説もなく自力で聞けるという実感は、大きな自信へと繋がりモチベーションも上がりやすくなります。

洋楽:音楽と一緒だと耳に残りやすくなる!ながら聞きにおすすめ

音楽と一緒だと英語の音やリズムが耳に残りやすくなります。

好きな曲ほど正確な歌詞が気になりますが、最初は耳から聞くだけで我慢を。はじめに歌詞を文字で見てしまうと、頭の中にカタカナ読み英語を浮かべてしまって、聞こえたままを素直に聞き取れなくなってしまいます。

ある程度フレーズが真似できるようになるまで歌詞のチェックは我慢しましょう。

通勤中や家事をしながら聴くだけで、ついつい頭に残ってしまうのも音楽ならでは。ながら聞き用に気軽に活用しましょう。

一語一句聞き取れなくて当たり前。そしてそれで良いんです!

どのリスニング素材を使っても言える事ですが、一語一句を正確に聞き取れなくて全く問題ありません。

分かる単語を拾って推測し、ざっくりと内容を把握できれば大丈夫。

「細かい事分からないけど、喧嘩して仲直りしたんだよね」
「途中全く分からない部分があっても、最後に分かる単語がたくさん聞き取れてなんとなく全体の内容が分かった!」

こんな感じで良いのです。

そしてこの「分かる部分から内容を推測する」という行為は、英語を話す上でとても大切なポイントとなるので、むしろこの経験をたくさん積んでください。

「推測する力」は、会話の上達に不可欠な運動・反射神経を鍛える!

ここまで英語を話せるようになる上で、最も大切で一番初めに取り組まなくてはならない「聞く」について説明してきました。

たくさん聞いて英語に耳が慣れてきたら、実際に真似して使う事が大切です。

そのようにして練習を重ねる事によって、前言語野にある運動神経や反射神経が鍛えられて、会話ができるようになっていくのです。

しかし、こう思われるかもしれません。

英語が聞き取れて真似できるようになっても、暗記を一生懸命している訳ではないので、分からない単語がたくさん。相手が何を言っているかいきなり分かる自信がないんですけど…

ここで「推測する力」が生きてきます。

分かる部分から推測して、自分が使える言葉を使って伝える。

この「なんとなくだけど分かってとりあえず伝える」ことに慣れる事ができれば、会話のキャッチボールがとても上手になります。

これだけざっくりしたやりとりで良いならば、英語で理解して英語で返す事ができるからです。

それこそ、後・上言語野を使って一語一句を正確に聞き取ろうとしたり伝えようとしたりすると、英語を日本語に訳して答えるための英文を作る、この作業から抜け出せません。

英語を頭の中で訳さずに使えるようになれば、反射的に口に出せるようになります。そしてそれは前言語野の運動・反射神経を使えている証拠。

ここまでくれば、後・上言語野だけを一生懸命を使っていた英語学習の呪縛から完全に開放されたと言えるでしょう。

「話す」ツール選びは色々試して。インターネットはぜひ利用を

ここまで英語を話す上で大切なステップを紹介してきましたが、いかがでしたか?

いかに私達が一生懸命「読み」「書き」をしてきたか。当たり前の事ですが、実際に使う練習をしないと話せるようにはならないのです。

話すためには聞く事がまず大切。聞くためのツールはたくさんありますが、実は難しいのが話す練習をする方法。それこそ海外留学や語学学校以外となると、なかなか機会がありません。

しかし、今や時代はグローバル。気軽に英語を試せる環境も増えています。

まずはオンライン英会話。月々定額を払えば毎日30分程度の英会話をしてくれるサービスが人気のようです。

英会話カフェもおすすめ。お茶をしながらリーズナブルな価格で英会話ができ、自分の好きな時に寄る事ができるのも人気の秘密。

その他にもインターネットのアプリで、日本語を勉強したい英語のネイティブスピーカーと通話できるものもあります。

世界と繋がっているインターネットは強い味方、使わない手はありません。

大切なのは「聞く」「話す」を続ける事!「読み」「書き」勉強はその後で

今年こそは英語を始めよう!そう思ったら「たくさん聞いて、たくさん話す」。まずはそれから。

勉強が苦手だからと思ってやる気が出なかった人も、ランニング感覚で取り組んでみて。

時間はかかりますが、正しい方法で取り組めば英語は誰でも話せるようになります。

考えてもみてください。日本語を話せるようになったあなたが、英語だから話せるようにならない、なんて事は絶対にないはずですから。

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