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パウダーやファンデーションに必ず入ってる「タルク」って何?

Date:2013.11.28

最近増えていますよね、コスメのパッケージに「タルクフリー」の文字。フリーを謳うからには、タルクは肌に悪いとメーカー側は考えているのでしょう。

しかし、成分オタクの私としては、タルクが今もさまざまな商品に使用されているのを見てきているので、「体に悪いのに使われ続けているの?」「本当に悪いの?」という疑問を抱いてしまうわけです。

今回はそんな「タルクフリー」の謎について、ご紹介します。

タルクは化学成分か?

タルクフリーと書かれた化粧品が増えると、タルクって肌に悪いんだ~と、イメージばかりが定着してしまいますよね。

じゃあ、今まで使っていたタルク入りのフェイスパウダーやファンデーションで体にダメージを蓄積しているのか?という不安を抱いても不思議ではありません。その辺りを解決するために、まずは、タルクとはなんたるかについて調べてみました。

まず、タルクとは、滑石(かっせき)という鉱物を粉末にしたものです。いわゆるミネラル成分の一種ですね。滑石自体はヨーロッパで産出されることが多く、天然成分と言えます。また、化粧品業界ではクレイ(泥)の一種として扱われることが多いようです。

どうしてファンデにタルクなのか?

このタルク、実に古い時代から人間は利用してきました。鉱物の中でも非常に柔らかく、粉末が滑らかで均一なので、乳化剤のような働きをして素材をムラなく混ぜ合わせる役割をします。

その粒子の細かさ、滑らかさを利用したのが、おしろい(ファンデーション)でした。また、製品の色を白くする役割もあるので、より肌色に近い化粧品を作るために欠かせない材料でもあり、それは現在でも変わりません。

タルクフリーの根拠って?

化粧品作りには欠かせない、しかも天然成分と言えそうなタルク。では、どうして今「タルクフリー」がもてはやされているのでしょうか。

実は、タルクの中に「アスベスト」が含まれている前例があったのです。アスベストと言えば、大量に吸い込むことで肺ガンなどの病気を引き起こす鉱物、別名石綿ですね。

そんな成分がファンデーションやフェイスパウダーなど、直接肌につけたり、パフでぱたぱたとはたくようなものに入っているのかと思うと、避けたくなるのは無理もありません…。

今のタルクは良いタルク?

詳細を調べてみると、80年代にタルクを使用したベビーパウダーからアスベストが検出され、回収になった事件がありました。そこから、全国のアスベストの危険性について注目され、法規制が進められることになります。

つまり、実は現在、アスベストが含有されたタルクの製造は、法律で禁止されているのです。(アスベスト含有率0,1%以上は製造禁止)

そもそも、アスベストが検出されたタルクというのは約30年前の低い品質のものだったとされています。

アスベストに関する法律も整備され、タルクを製産する技術もあがっている現在では「タルクにアスベストが混入しているからよくない」という主張は古い、というのがタルクメーカーそしてタルクを使用した製品を作っているコスメメーカーの主張です。

あなたはどうする?

タルクフリーにする根拠であるアスベストが入っていないのなら、タルクフリーとは意味がないのか? という気持ちになってくると思います。

ここでタルクフリー推奨派の根拠としてあがるのが、「タルクとアスベストは構造式が非常に似ている」という事実です。

タルクにアスベストが含まれることがあるというのも、それぞれが作られる過程が非常に似通っているからだそうです。似た成分であるなら、タルクもアスベストと同様の危険性があるのでは?というのが、タルクフリーのもうひとつの根拠になります。

とは言え、やはり二つは違う成分です。アスベストが問題視されているのは、吸い込むことで肺に突き刺さりとれない、という性質があるからですが、タルクは粒子が細かく吸い込んだとしても体外に排出されるそうです。

疑わしきは罰せず?罰せよ?タルクフリーの表示を、メーカーのネガティブキャンペーンととるか、それとも安心を買う指標にするか、あなたはどうしますか?

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